2008年度化学史研究発表会(年会)

日 時  2008年7月5日(土)・6日(日)
場 所  東京工業大学大岡山西9号館

ポスター

7月5日(土)

9:30 受付開始
9:55 開会の辞: 会長挨拶
10:00-12:00 シンポジウム「18世紀化学の諸相:産業・社会・ジェンダー」(前半)
  座長:隠岐さや香(電気通信大学)
 吉本秀之(東京外国語大学)「18世紀ドイツの化学:歴史記述の問題」
 大野誠(愛知県立大学)  「工芸の補助学としての化学:工芸振興協会設立時の活動から」
 河野俊哉(暁星学園)   「コーヒーハウス哲学協会と化学」

12:00-13:00 理事会・評議員会

13:00-13:50 総会

14:00-16:00 シンポジウム「18世紀化学の諸相:産業・社会・ジェンダー」(後半)
  座長:吉本秀之(東京外国語大学)
 吉田晃(明治大学)    「ラヴォワジエによる定量実験―天秤で精密に計った実験?」
 隠岐さや香(電気通信大学)「パリ王立科学アカデミーと化学」
 川島慶子(名古屋工業大学)「ラヴワジェ夫人研究の変遷に見るジェンダー問題」

16:00-17:30 特別講演
  座長:川島慶子(名古屋工業大学)
 ジャン-ピエール・ポワリエ「Balance sheet method and spirit of accountancy: Lavoisier’s hallmark」

18:00-20:00 懇親会

7月6日(日)
9:00-11:00 一般講演(1)
  座長:田中浩朗(東京電機大学)
 溝口元(立正大学社会福祉学部)「ジョンズ・ホプキンス大学時の中瀬古六郎」
 古川安(日本大学)「喜多源逸と福井謙一─工業化学から量子化学へ─」
  座長:古川安(日本大学)
 北原文雄(東京理科大学名誉教授)「ミセル概念の変遷とその背景」
 Yona Siderer(Hebrew University) 「Dr.Chaim Weizmann: a Chemist and a Statesman(1874-1952)」

11:00-12:00 特別講演
  座長:亀山哲也((財)名古屋都市産業振興公社)
 松尾博志「加藤与五郎・武井武のフェライト発明に見る科学発展の“錯綜”」

13:00-17:00 一般講演(2)
  座長:八耳俊文(青山女子短期大学)
 宮崎和英(福岡大学)「鉄の反射炉熔錬─幕末科学技術者たちの苦闘」
 東徹(弘前大学)  「杏雨書屋蔵「金属舎密加一巻」について」
  座長:吉本秀之(東京外国語大学)
 芝哲夫(大阪大学名誉教授)「榎本武揚の化学志向」
 菅原国香(東洋大学)「幕末・明治初期の化学記号及び反応式の導入過程」
  座長:内田正夫(和光大学)
 松下至(岡山学院大学)「クロマトグラフィーの先駆者、桑田敬一(2)」
 原宏(東京農工大学)「大気化学の歴史(2)」
  座長:河野俊哉(暁星学園)
 小川真理子(三重大学)「リービッヒとイングランド王立農学協会」

17:00 閉会の辞: 副会長挨拶