2011世界化学年記念 第5回化学遺産市民公開講座(2011)

お知らせ:震災のため,日本化学会春季年会は中止となりました。それに伴い,この市民公開講座も中止となりました。(2011.3.22)

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2011世界化学年記念 第5回『化学遺産市民公開講座』─化学遺産認定と化学史映像─
日時:2011年3月26日(土)10:30-16:45
場所:神奈川大学 横浜キャンパス
   23号館3階311教室 (横浜市神奈川区六角橋、日本化学会第91春季年会SF会場)
交通:東急東横線「白楽」駅下車、徒歩約10分 交通アクセス
参加費:無料,講演資料代:1,000円(当日徴収)
企画:日本化学会化学遺産委員会
主催:日本化学会・化学史学会
共催(予定):日本化学工業協会・化学技術戦略推進機構

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 化学遺産委員会では、平成21年度より化学関連の学術遺産あるいは化学技術・産業遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な資料を認定する『化学遺産認定制度』を開始し第1回として6件を認定・顕彰いたしました。平成22年度は新たに化学遺産認定候補を一般市民や会員諸氏より公募するとともに、委員会として認定候補に相応しいと思われるものを選び、対象候補十数件を調査いたしました。今回の市民公開講座では、世界化学年を記念して、化学史に関する映画を上映するほか第2回化学遺産として認定された内容を中心にご紹介いたします。お誘いあわせのうえふるってご参加ください。

プログラム:
(総合司会:若林文高委員)
開会挨拶・事業紹介(10:30~10:40)
「日本化学会化学遺産委員会事業のいま、これから」(化学遺産委員会委員長/岡山理大教授・京大名誉教授) 植 村 榮
化学史映像編1(担当:新井和孝委員・内田正夫委員)
 1 映像「化学語り部:芝 哲夫先生を偲んで」(10:40~11:05)
 2 映画「洪庵と1000人の若者たち」(11:05~12:00)
 —昼食—
基調講演(13:05~13:45)(座長:伊藤 卓委員)
「日本はなぜ出遅れたか、どうして追いついたか」(化学遺産委員会顧問/東工大名誉教授) 山 本 明 夫
化学史映像編2(13:45~14:45)(担当:新井和孝委員・内田正夫委員)
 3 映画「さくら さくら:サムライ化学者高峰譲吉の生涯」(ダイジェスト版)
 4 映画「アンビション(志):化学者池田菊苗」(ダイジェスト版)
 5 記録映画「セルロイドの話」
 ― 休 憩 15 分 ―
講演1(15:00~15:40)(座長: 内田正夫委員)
「認定化学遺産:日本最初の化学講義録―朋百舎密書(ポンペ化学書)と 幕末の化学者川本幸民の遺業」(青山学院女子短大教授) 八 耳 俊 文
講演2(15:40~16:10)(座長:亀山哲也委員)
「認定化学遺産:日本の板ガラス工業の発祥とその歴史的意義」(化学遺産委員会委員/日本化学会フェロー) 田 島 慶 三
講演3(16:10~16:40)(座長:新井和孝委員)
「認定化学遺産:日本のセルロイド工業の発祥とその歴史的意義」(ダイセル化学工業(株)研究統括部調査情報グル-プグループリーダ) 吉 兼 正 能
閉会挨拶(16:40~16:45) (化学遺産委員会顧問/(株)トクヤマ相談役) 三 浦 勇 一

申込方法 化学遺産市民公開講座参加希望と標記し,氏名・所属・連絡先住所・電話番号・FAX,E-mail を明記し下記宛お申し込み下さい。当日参加もできます。
申込先 (社)日本化学会 企画部 太田
〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
Tel 03-3292-6163 Fax 03-3292-6318
E-mail: oota@chemistry.or.jp