第8回化学遺産市民公開講座(2014)

日時 2014年3月29日 (土) 13 時 30 分 ~ 17 時 15 分
会場 名古屋大学 東山キャンパス 法経本館共用館1階第2講義室(第94春季年会S6会場)
   アクセス・キャンパスマップ

主催:日本化学会 化学遺産委員会・化学史学会
共催(予定):日本化学工業協会

趣旨 化学遺産委員会では,平成21 年度から化学関連の学術あるいは化学技術遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な史料を認定する『化学遺産認定制度』を開始し,これまでの 4 回で 22 件を認定・顕彰した。平成25 年度もこれまでと同様に化学遺産認定候補を一般市民・会員諸氏より公募するとともに,委員会でも認定候補として相応しいものを選定し,対象候補 23 件の調査・検証作業を行った。今回の市民公開講座では,基調講演とともに本年度第5 回化学遺産として認定した内容を具体的に紹介する。

プログラム

司会 宮村 一夫(東理大)

13:30-13:35 開会挨拶「日本の化学教育・産業の基盤作り」(日本化学会化学遺産委員会委員長・京都大学名誉教授)植村 榮
13:35-14:25 基調講演 ノーベル賞から見た現代化学の発展(京都大学名誉教授)廣田 襄
14:25-14:50 講演1:日本の近代化学の礎を築いた櫻井錠二(日本化学会化学遺産委員会委員・国立科学博物館理工学研究部理化学グループ長)若林文高
14:50-15:15 講演2:日本薬学の始祖・長井長義(徳島大学名誉教授)渋谷雅之
15:30-15:55 講演3:125年の歴史を刻む学び舎 -日本の発展に貢献した化学者が学んだ階段教室-(熊本大学学長)谷口 功
15:55-16:20 講演4:舎密から化学技術へ 化学技術者になった武士・宇都宮三郎(地域人文化学研究所代表理事)天野博之
16:20-16:45 講演5:プラスチック成形加工業大発展の礎となったIsoma射出成形機及び金型(日本化学会化学遺産委員会委員・日本化学会フェロー)田島慶三
16:45-17:10 講演6:電気の原料化と国産技術の振興を理念に ~日本初のアルミニウム生産の工業化~(昭和電工株式会社取締役)岩崎廣和
17:10-17:15 閉会挨拶(日本化学会化学遺産委員会委員・株式会社トクヤマ相談役)三浦勇一

参加費 無料。講演資料代(予価)1,000円(当日徴収)
申込方法 下記申込フォームよりお申込下さい。当日参加もできます。
     https://event.csj.jp/form/view.php?id=25779

参考:日本化学会ウェブページ