『化学史研究』総目次(1974-2024)

会誌『化学史研究』の総目次です。

参考:『化学史研究』第16巻(1989)〜第33巻(2006)の巻の通しページと号の対照表

第1号(1974年3月)
[-巻頭言-]玉虫文一「創刊に際して」第1号(1974年): 1
[論文]柏木肇「化学史、By whom,For whom―そのHistoriographyに関連して―」第1号(1974年): 2-10
[論文]鎌谷親善「日本における硫酸工業のはじまり―造幣寮硫酸製造所―」第1号(1974年): 11-22
[論文]塚原徳道「槌田龍太郎研究(1)―新簡易原子価論をめぐって―」第1号(1974年): 23-30
[論文]大沼正則 「化学結合論における物理学的方法と化学的方法について―LewisとBohrを中心に―」第1号(1974年): 31-37
[寄書]三井澄雄「 日本における原子論的な中等化学教育の始まり」 第1号(1974年): 38-41
[原典翻訳]藤崎千代子 「A.L.Parson磁子説による原子構造論―解説とPart 1 の訳―」第1号(1974年): 42-49
[紹介]柏木肇「 C.A.Russel(introd.): Essai sur la théorie des proportions chimiques et sur l’influence chimique de l’électricité by Jöns Jakob Berzelius.」第1号(1974年): 50-53
[広場]田中実 「科学史国際会議(第14回)化学史分科会について」第1号(1974年): 10
[広場]肱岡義人「化学史研究会への不調和感」第1号(1974年): 53-54
[会報]「化学史研究会の設立に至る経過」第1号(1974年): 54-55
「日本科学史学会化学史分科会1973年総会プログラム」第1号(1974年): 55-56
「化学史研究会会則」第1号(1974年)表表紙うら
「『化学史研究』投稿規程」第1号(1974年)裏表紙うら

第2号(1974年8月)
[-巻頭言-]仁田勇「化学史研究の健やかな発展を望んで」第2号(1974年): 1-2
[論文]田辺振太郎「量子化学への動きはじめについて」第2号(1974年): 3-10
[論文]藤井清久「久原躬弦のベックマン転移の研究」第2号(1974年): 11-15
[論文]吉田忠「斥力、空気、蒸気―ニュートン、ヘールズ、デザグリエ―」第2号(1974年): 16-23
[論文]肱岡義人「William Higgins と原子論」 第2号(1974年): 24-39
[原典翻訳]斎藤茂樹 「A.Avogadro:”物体の元素粒子の相対的質量とそれらの化合比の決定方法についての試論” ―その解説と日本語訳―」第2号(1974年): 40-50
[紹介]藤井清久「Arnold Thackray,John Dalton:Critical Assessments of His Life and Science 」第2号(1974年): 51-54
[雑報]田中実「第14回科学史国際会議(XIV CIHS)化学史分科会」第2号(1974年): 54
[雑報]「第14回科学史国際会議化学史分科会の講演者と題目一覧」第2号(1974年): 54-55

第3号(1975年8月)
[特別講演]水島三一郎「分子科学(構造化学)の始まった頃」第3号(1975年): 1-3
[論文]田辺振太郎「化学史のHistoriographyと構造主義 」第3号(1975年): 4-10
[論文]鎌谷親善「フインチの雇入れをめぐって―造幣寮硫酸工場との関連で―」第3号(1975年): 11-17
[文献解題]柏木肇「Ambix 最近の11年」第3号(1975年): 18-46
[紹介]藤井清久「T.H.Levere, Affinity and Matter: Elements of Chemical Philosophy 1800-1865」第3号(1975年): 47-49
[会員名簿]第3号(1975年): 50-55
「1974年度化学史研究会年総会プログラム」第3号(1975年): 56

第4号(1975年11月)
[-巻頭言-]小竹無二雄「桜井先生と長井先生」第4号(1975年): 1-4
[論文]藤井清久「 明治前期における原子論」第4号(1975年): 5-15
[寄書]中村馨「同志社波理須理化学校 ―明治中期一化学系私立学校の歩み―」第4号(1975年): 16-19
[解説]大岩正芳「上野彦馬の『舎密局必携』」第4号(1975年): 20-28
[原典翻訳]武藤伸「A.L.ラヴォアジェ:一般に燃焼を論ず―解説と訳―」第4号(1975年): 29-33
[原典翻訳]藤崎千代子「A.L.Parson:磁子説による原子構造論―Part II ,IIIの訳―」第4号(1975年): 34-47
[雑報]柏木肇「「Ambix最近の11年」追記」第4号(1975年): 48
[会報] 第4号(1975年): 28

第5号(1976年12月)
[研究回顧]野副鉄男「研究回顧―トロポノイド化学のおいたち―」第5号(1976年): 1-11
[論文]柏木肇「ブトレロフ―西欧との接触―」第5号(1976年): 12-28
[論文]塚原徳道「槌田竜太郎研究(2)―新簡易原子価論と電子対反発則―」第5号(1976年): 29-36
[解説]廣田鋼蔵「物理化学の研究から見た日本化学の成長」第5号(1976年): 36-43
[寄書]宗田一「第4号掲載論文によせて」第5号(1976年): 44-46
[紹介]吉野論吉「奥野久輝:『希ガスの発見と研究』」第5号(1976年): 47-48
[会報]第5号(1976年): 35
[雑報]第5号(1976年): 35

第6号(1977年6月)
木村健二郎「ハフニウムの発見とX線分光分析の創始」第6号(1977年): 1-5
[論文]河原林泰雄「アメリカの化学史運動の一側面―Edgar Fahs Smithをめぐって―」第6号(1977年): 6-19
[論文]塩川久男「R.W.アトキンソン―生涯と彼による上水水質分析について―」第6号(1977年):20-24
[寄書]竹林松二「Markownikoff 則―その背景と趣意―」第6号(1977年): 25-26
[寄書]塚原徳道「リッテルの墓をたずねて―付 マイヨの墓―」第6号(1977年): 27-28
[解説]東健一「量子化学50年の進歩―有機電子説の発展への寄与― 」第6号(1977年): 29-32
[原典翻訳]斎藤茂樹「 M.A.A.Gaudin:”限られた無機物体の内部構造の探究、および電気・熱の伝導度、・・・・”―その解説と日本語訳―」第6号(1977年): 33-39
[紹介]榊友彦「科学教育と科学の原典―小島穎男編『反応速度論―化学の原典5―』 をめぐって―」第6号(1977年): 40-42
[紹介]奥田典夫「奥野久輝編『元素の周期系―化学の原典8―』」第6号(1977年): 42-43
[紹介]高橋詢「島村修編『有機電子説―化学の原典12―』」第6号(1977年): 43-44
「新入会員名簿(付勤務先・連絡先変更)」第6号(1977年): 45-48
[雑報]「化学史研究月例会のお知らせ」第6号(1977年): 48
[会報]第6号(1977年): 39,44
「化学史研究会会則(1976年11月6日一部改正)」第6号(1977年): 5
「化学史研究 総目次(第1号〜第6号)」第6号(1977年)裏表紙うら

第7号(1978年6月)
[特別講演]小寺熊三郎「我国における分子線による研究の発展」第7号(1978年): 1-8
[論文]藤井清久「コントの実証哲学における化学」第7号(1978年): 9-19
[論文]塩川久男「明治前半期における上水水質分析について」第7号(1978年): 20-26
[寄書]大作勝・禰宣田久男「藍(青藍)―インジゴの研究を通して見た構造化学史の一断片」第7号(1978年): 27-31
[寄書]竹林松二「有機化学者Cannizzaroとその時代」第7号(1978年): 32-33
[解説]久保田尚志「小竹無二雄先生の業績リストと経歴」第7号(1978年): 34-45
[解説]肱岡義人・内田正夫・徳元琴代・小峯としえ「John Dalton(1766―1844)研究の展望」第7号(1978年): 46-52
「新入会員名簿」 第7号(1978年): 53

第8号(1978年10月)
[特別講演]玉虫文一「界面化学への道―片山正夫教授生誕100年にちなんで―」第8号(1978年): 1-6
[論文]D.M.KNIGHT「Chemistry in Britain at the End of the Nineteenth Century」第8号(1978年): 7-12
柏木肇「Knight論文の解説」第8号(1978年): 13-17
山岡望「化学史関係の蔵書目録を作って配りましょう」第8号(1978年): 18-19
[追悼]奥野久輝・井本稔・水渡英二・渡辺煕「山岡望先生を悼む」第8号(1978年): 19-23
[特別講演]山岡望「リービッヒと私」第8号(1978年): 23-26
「山岡望先生経歴・著作目録」第8号(1978年): 26-28
[新刊紹介]藤井清久「1977年発行の化学史・化学技術史関係新刊書」第8号(1978年): 28
「化学史研究会 1978年度総会プログラム・レジメ」第8号(1978年): 29
[課題講演:明治初期における日本の化学―西欧との対応―]成定薫 「英国における化学の制度化」第8号(1978年): 30-31
[課題講演:明治初期における日本の化学―西欧との対応―]藤井清久「明治期における原子論―西欧との対応において―」第8号(1978年): 32-33
[課題講演:明治初期における日本の化学―西欧との対応―]塩川久男「明治初期のお雇い外人教師たち―グリフィス、クラーク、ダイバース、アトキンソンのばあい―」第8号(1978年): 34-35
[一般講演]鎌谷親善「工業試験所の設立について」第8号(1978年): 36
[一般講演]亀山哲也・鎌谷親善「臨時窒素研究所について―日本最初の大型プロジェクトはいかにして完成されたか―」第8号(1978年): 37
[一般講演]相馬順一「わが国における高分子化学の関する初期の研究について」第8号(1978年): 38
[一般講演]熊谷陽一「Platon の物質理論」第8号(1978年): 39
[一般講演]大沢真澄「ブリューゲルの『錬金術師』について」第8号(1978年): 40
[一般講演]柏木肇「ロバート・プラット、その自然誌における化学の役割」第8号(1978年): 41
[一般講演]日吉芳朗「Scheele の実験を再現して―化学史でたどる化学実験―」第8号(1978年): 42
[一般講演]肘岡義人「近代化学の成立における気体装置の発展」第8号(1978年): 43
[一般講演]斎藤茂樹「19世紀初期のイギリスの農芸化学― H.Davy の場合―」第8号(1978年): 44
[一般講演]竹林松二「C.Fiedel と有機合成―その歴史的背景―」第8号(1978年): 45
[一般講演]藤崎千代子「原子価電子論の形成および化学構造の概念―加成性及び光学性と磁性」第8号(1978年): 46
[一般講演]河原林泰雄「初期のアメリカ化学会化学教育部会の組織と活動」第8号(1978年): 47

第9号(1979年2月)
[論文]河原林泰雄「初期のアメリカ化学会化学教育部会の組織と活動(1)」第9号(1979年): 1-8
[論文]古谷圭一 「大正前期の工業分析化学―いわゆる銑鉄一千万円訴訟事件について―」第9号(1979年): 9-18
[寄書]杉下龍一郎「科学史資料としての美術材料 」第9号(1979年): 19-22
[解説]立花太郎「鮫島実三郎の業績目録とその解説 第1部 研究業績」第9号(1979年): 23-36
[追悼]東健一・奥田典夫・内田正夫「田中 実先生を悼む」第9号(1979年): 37-38
[資料]奥野久輝「山岡先生に答えて―私の蔵書の一部―」第9号(1979年): 39-40
[資料]柏木肇「アレンビック・クラブ・リプリントの目録」 第9号(1979年): 40-41
[紹介]武藤伸「山岡望『化学史塵』」第9号(1979年): 41-42
[紹介]鎌谷親善「スプロンセン『周期系の歴史』」第9号(1979年): 42-44
「新入会員名簿」第9号(1979年): 44
[会告]「1979年度年・総会の案内」第9号(1979年): 45

第10号(1979年6月)
[-研究回顧-]植村琢「UrbainとPerrin ―フランス留学の思い出―」第10号(1979年): 1-4
[論文]藤井清久「ル・シャトリエの原理の成立過程―化学における類推的想像力―」 第10号(1979年): 5-14
[論文]亀山哲也・鎌谷親善「臨時窒素研究所―設立の背景―」 第10号(1979年): 15-26
[論文]河原林泰雄「初期のアメリカ化学会化学教育部会の組織と活動(II)」第10号(1979年): 27-38
[解説]立花太郎「鮫島実三郎の業績目録とその解説 第2部 学会活動 著書 教育」第10号(1979年): 39-47
[紹介]田辺振太郎「メンデレーエフ『化学の原論』上・下」 第10号(1979年): 48-52
[雑報]柏木肇「ゲイ・リュサック討論会」第10号(1979年): 4
[雑報]柏木肇「イギリスの化学史シンポジウム」第10号(1979年): 14
「新入会員名簿」第10号(1979年): 52
第11号(1979年10月)
「化学史研究会1979年度年・総会プログラム」第11号(1979年): 1-2
[招待講演]阪上正信「桜井錠二博士とその関係諸資料について」第11号(1979年): 3-13
[招待講演]須賀操平「加賀藩における火薬の歴史」第11号(1979年): 14-15
[招待講演]寺畑喜朔「金沢における幕末から明治初期の科学書について一とくに化学書を中心にして一」第11号(1979年): 18-21
[シンポジウム:化学史と化学教育]高橋哲郎「高校理科における科学史の意義と実際」第11号(1979年): 22
[シンポジウム:化学史と化学教育]中塚五郎「生徒は化学の歴史に対して,どのような輿味と関心を示すか」第11号(1979年): 23
[シンポジウム:化学史と化学教育]米田昭二郎「成長期の子供の理科教育と化学史」第11号(1979年): 24
[シンポジウム:化学史と化学教育]大沢真澄「化学とは何か一その歴史的展開一」第11号(1979年): 26
[シンポジウム:化学史と化学教育]小塩玄也「歴史的な方法で化学の基礎を教える教科書『化学史による新基礎化学』について」第11号(1979年): 27
[シンポジウム:化学史と化学教育]紫藤貞昭「一般教育における科学史」第11号(1979年): 28
[一般講演]日吉芳朗「プルシアン・ブルーの源流をたずねて一動物油のなぞ一」第11号(1979年): 29
[一般講演]関崎正夫「電子計算機の歴史と結晶化学」第11号(1979年): 30
[一般講演]竹林松二「化学史と閣連づけた有機化学実験」第11号(1979年): 31
[一般講演]本浄高治「無機化合物の有機溶媒への抽出の歴史」第11号(1979年): 32
[一般講演]阿部裕子「L.Paulingの化学結合論とG.N. Lewis」第11号(1979年): 33
[一般講演]鎌谷親善「国立化学系試験研究機関と国家政策」第11号(1979年): 34
[一般講演]岡田登「黒色火薬の起源」第11号(1979年): 35
[一般講演]千野光芳「「舎密便覧」について」第11号(1979年): 36
[一般講演]松尾幸秊「ジャン・レイと「定量化」の間題一か■焼の際の重量増加の証明の背景一」第11号(1979年): 37
[一般講演]板垣良一「ドイツ19世紀前半の科学」第11号(1979年): 38
[一般講演]柏木肇「光のコスモロジー一ハンフリ・デーヴィの処女論文について一」第11号(1979年): 39
[一般講演]大野誠「Royal InstitutionにおけるH.Davy」第11号(1979年): 40
[一般講演]松尾幸秊「「化学革命」の修正?一デイヴィのラヴォワジェ理論への反応一」第11号(1979年): 41
[紹介]大野誠「D.M.Knight,The Transcendental Part of Chemistry 」第11号(1979年): 42-45
[紹介]梅田淳「Clioは化学と離婚すべきか一Brushの化学教育論について一」第11号(1979年): 46-48
[論文抄録]大野誠「A.Donovan, “James Hutton, Joseph Black and the Chemical Theory of Heat”, Ambix,25(1978),pp.176-190」第11号(1979年): 21
「化学史研究総目次(No.1-No.10)」第11号(1979年): 49-50
第12号(1980年3月)
奥野久輝「放射性アイソトープの発見と研究」第12号(1980年): 1-9
[論文]阿部裕子「Pauling化学結合論の形成について」第12号(1980年): 10-19
[解説]後藤良造「久原躬弦の経歴と業績(l)」第12号(1980年): 20-30
[資料]廣田鋼蔵「「物庵」とは誰の雅号か一故田中実先輩にお答えする一」第12号(1980年): 31-33
[資料]H.O.「山岡先生をしのんで 一先生のある書簡一 」第12号(1980年): 34
[資料]藤井清久「Chymiaの巻別目次と事項索引 」第12号(1980年): 36-43
[資料]武藤伸「化学史及び周辺分野の出版物(1978)」第12号(1980年): 44-46
[-広場-]玉虫文一「化学史研究会金沢大会を顧みて」第12号(1980年): 47
[会報]鎌谷親善「総会決議「東京工業試験所跡地実験施設・建造物の現状保存ならぴ国立科学技術史資料センター(仮称)の設置に関する要望(案)」について」第12号(1980年): 43
[会報]「『高校化学教育における化学史』の企画についてのお知らせ」第12号(1980年): 49
[論文抄録]大野誠「W.M.Sudduth,”Eighteenth-Century Identification of Electricity with Phlogiston “, Ambix,26(1978), pp.131-147」第12号(1980年): 46
「新入会員名薄」第12号(1980年): 48-49
第13号(1980年7月)
林太郎「池田菊苗先生の講義」第13号(1980年): 1-13
[解説]後藤良造「久原躬弦の経歴と業績(II)」第13号(1980年): 14-36
[論文]J.H.Brooke「The Chemistry of Organic and the Inorganic:a study in the dynamic interaction of concepts 」第13号(1980年): 37-56
[論文解説]柏木肇「J.H.ブルック博士論文の解説」第13号(1980年): 56-60
[紹介]大野誠「A.J.Rocke,”The Reception of Chemical Atomism in Germany”, ISIS,70(1979),519-536」第13号(1980年): 36
「新入会員名簿」第13号(1980年): 61-62
第14号(1980年I0月)
「化学史研究会1980年度年・総会プログラム」第14号(1980年): 1-2
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 村上陽一郎「科学教育の場面における科学史」第14号(1980年): 3-4
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 鳥山由子「中学校における化学史教材の取り扱いについて」第14号(1980年): 5-6
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 寺川智祐「化学教育確立期における化学教育―ドイツ・イギリスの場合―」第14号(1980年): 7-8
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 丸石照機「アメリカの化学教育の初期の状況―Lavoisierの「化学命名法」の導入と受容と定着―」第14号(1980年): 9
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 宮田光男「空気の化学史とその活用について」第14号(1980年): 10-11
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 日吉芳朗「化学史上の実験 ―天然物との取り組み―」第14号(1980年): 12-13
[シンポジウム:化学史教材と化学教育] 大沢真澄「ウランの歴史 ―一般教育における化学史導入の一例―」第14号(1980年): 14
[一般講演]千野光芳「吉雄常三著『粉砲考』 ―江戸時代化学実験書として―」第14号(1980年): 15
[一般講演]森正由「幕未から明治初期における化学実験器具の製作について」第14号(1980年): 16
[一般講演]力丸光雄 「『化学訓蒙』について 」 第14号(1980年): 17
[一般講演]廣田鋼蔵・山口達明「「味の素」の発明について」第14号(1980年): 18
[一般講演]塩川久男「近代上水道誕生小誌 ―函館のばあい― 」第14号(1980年): 19
[一般講演]岡田登「筒状(管形)火器の起源と発展 」第14号(1980年): 20
[一般講演]立入明「ゲーテと化学」第14号(1980年): 21
[一般講演]松尾幸秊「「化学現象の生成に与る諸力」 ―J.F.ダニエルの『化学哲学研究入門』の戦略―」第14号(1980年): 22
[一般講演]斉藤茂樹「19世紀前半の農芸化学 ―H.DavyとJ.A.Chaptalとの関係を中心として―」第14号(1980年): 23
[一般講演]竹林松二「遊離基概念の発展 」 第14号(1980年): 24
[一般講演]本浄高治「無機化合物の分離分析に用いられる有機試薬の歴史 ―1825〜1891―」第14号(1980年): 25
[一般講演]藤崎千代子「Bohrのスペクトル理論の形成とDrudeの分散理論 」第14号(1980年): 26
[一般講演]阿部裕子「ヨーロッバ留学期のPauling 」第14号(1980年): 27
「新入会員名簿 」第14号(1980年): 28-29
「化学史研究会会員名薄(1980年9月現在)」第14号(1980年): 31-43
第15号(1981年3月)
[特別講演]菅原健 「地球化学概念の内包と外延」第15号(1981年): 1-7
[論文]O.T.Benfey「Spinach as an Alchemical Antidote to Heavy Metal Poisoning」第15号(1981年): 8-12
中山茂「セオドア・ベンフイ紹介」第15号(1981年): 12
[論文]鎌谷親善「第一次世界大戦と工業技術の振興策」第15号(1981年): 13-28
[原典翻訳]成定薫「L.パストッール:フランス科学についての省祭」第15号(1981年): 29-41
[雑報]竹林松二「1980年度化学史研究会年会を顧みて」第15号(1981年): 44
[資料]「化学史及び周辺分野の出版物(1979)」第15号(1981年): 46
[論文抄録]大谷隆えい■「C.B.Wilde, “Hutchinsonianism ,Natural Philosphy and Religious Controversy in Eighteenth Century Britain”, Hist.Sci.,18(1980), pp.1-24」第15号(1981年): 41-42
[論文抄録]藤井清久「P.M.Heimann, ”Voluntarism and Immanence: Conceptions of Nature in Eighteenth-century Thought”, J.Hist.Ideas, 39,no.2,271-283(1978) 」第15号(1981年): 42-43
[論文抄録]小松真理子「Steneck,N.H. ”Albert the Great on the classification and localization of the internal senses “, ISIS, 64: 193-211(1974)」第15号(1981年): 43
[会報]「化学史研究会会則」第15号(1981年): 45
「新入会員名簿」第15号(1981年): 49-50
第16号(1981年7月)
竹林松二「互変異性に関する概念の発展」第16号(1981年): 1-7
[論文]鎌谷親善「造幣局硫酸製造所における事業の展開―明治8〜18年―」第16号(1981年): 8-21
[寄書]本浄高治「無機化合物の有機溶媒への抽出の歴史―1842〜1941―」第16号(1981年): 22-27
[教育シリーズ]林良重「シリーズ「化学教育における化学史」を始めるに当たって 」第16号(1981年): 28
[教育シリーズ]藤井清久「原子量と原子構造 ―プラウトの仮説の誕生・没落・復活― 」第16号(1981年): 29-38
[雑報]廖正衡(黒田真美子訳)「独自の風格を備えた化学史の大著 ―山岡先生の『化学史傳』に関する私的考察―」第16号(1981年): 39-41
[雑報]廣田鋼蔵「プラウン運動の発見を巡って ―教育に対する化学史の有用性―」第16号(1981年): 42-43
[書評]榊友彦「モーリス・クロスランド著『ゲイ・リュサック―科学者とプルジョワ』 (1978)の紹介―近代市民社会の成立と職業的化学者の誕生―」第16号(1981年): 44-47
[資料]「化学史及び周辺分野の新刊書(1980)」第16号(1981年): 48-51
[会報]第16号(1981年): 51
「『化学史研究』投稿規程(1981年4月18日改正)」第16号(1981年): 52
第17号(1981年9月)
「化学史研究会1981年度年・総会プログラム」第17号(1981年): 1-2
[特別講演]潮見浩「たたら製鉄の歴史について」第17号(1981年): 3
[シンポジウム:19世紀中葉における科学・社会・思想]藤井清久「実証主義とフランス化学―ベルトゥロー・ヴュルツ論争をめぐって―」第17号(1981年): 4
[シンポジウム:19世紀中葉における科学・社会・思想]柏木肇「ドイツ化学の形成」第17号(1981年): 5-6
[シンポジウム:19世紀中葉における科学・社会・思想]河原林泰雄「19世紀アメリカ化学の専門職業化について」第17号(1981年): 7-8
[シンポジウム:19世紀中葉における科学・社会・思想]松尾幸秊「BAASと化学」第17号(1981年): 9
[課題講演:化学と諸科学 ―学間の分化と総合化―]武森重樹「総合科学部の目指す研究・教育」第17号(1981年): 10
[一般講演]中垣良一「光音響効果と透明純液体の可視部吸収帯の発見」第17号(1981年): 11
[一般講演]竹林松二「有機金属化合物の発見」第17号(1981年): 12
[一般講演]阪上正信「環境放射能発見のいきさつ一ElsterとGeitelのあゆみ一」第17号(1981年): 13
[一般講演]本浄高治「分析化学において用いられる人名実験器具の歴史」第17号(1981年): 14
[一般講演]糸山東一「一般教育と史的視点」第17号(1981年): 15
[一般講演]村上嘉一「愛媛県における理化教育のおこり 一明治初期一」第17号(1981年): 16
[一般講演]菅原国香「『遠西医方名物考補遺』巻7,8(元素編第一,第二)の原本の一つについて」第17号(1981年): 17
[一般講演]千野光芳「小森愚堂の化学知織一「薬学早引」「気海観潤記聞」にみる一」第17号(1981年): 18
[一般講演]鎌谷親善「地質調査とコルシェルト」 第17号(1981年): 19
[一般講演]亀山哲也・鎌谷親善「臨時窒素研究所におけるアンモニア合成研究の展開」第17号(1981年): 20
[一般講演]松尾重樹「大河内正敏と科学主義工業の誕生」第17号(1981年): 21
[一般講演]横山輝雄「フロジストン理論と決定的実験」第17号(1981年): 22
[一般講演]松尾幸秊「18世紀第4・四半世紀の科学界におけるカーワンの役割」第17号(1981年): 23
[論文]井山弘幸「John Daltonと倍数比例の法則 一その発見をめぐって一」第17号(1981年): 24-32
[教育シリーズ]川井雄「質量作用の法則に関するグルペルグとヴォーゲの研究」第17号(1981年): 33-40
[紹介]小塩玄也「奥野久輝『江戸の化学』」第17号(1981年): 41-42
[紹介]山口達明「長野敬編『パストウール』(科学の名著10)」第17号(1981年): 42-43
[論文抄録]小松真理子「C.C. Hatfield and W.Epstein, “The Sensory Core and the Medieval Foudations of Early Modern Perceptual Theory”, ISIS,79(No.253), 363-384(1979) 」第17号(1981年): 43
「新入会員名簿」第17号(1981年): 44
1982年第1号(第18号)(1982年1月)
[論文]芝哲夫「ハラタマと日本の化学」第18号(1982年): 1-16
[寄書]中垣良一 「透明純液体の可視部吸収帯の発見と高振動励起状態の化学」第18号(1982年): 17-19
[教育シリーズ]小塩玄也 「反応速度の認識と反応速度論の形成―ヴィルヘルミを中心として―」第18号(1982年): 20-31
[資料]亀山哲也「1980年代のわが国の技術政策について」第18号(1982年): 32-37
[広場]廣田鋼蔵「個人広告欄の設置」第18号(1982年): 19
[紹介]柏木肇「『アイシス』文献目録について」第18号(1982年): 37-40
[紹介]藤井清久「レスター『化学と人間の歴史』 」 第18号(1982年): 40-42
「化学史研究総目次(第1号〜第17号)」 第18号(1982年): 43-47
「新入会員名簿」第18号(1982年): 47
1982年第2号(第19号)(1982年5月)
[論文]廣田鋼蔵「池田菊苗博士の後半生の活動と思想 」第19号(1982年): 49-58
[論文]鎌谷親善「工業試験所の起源 ―地質調査所の設立に至る過程―」第19号(1982年): 59-80
[解説]山崎一雄「柴田雄次先生の業績とその解説(第一部) 」第19号(1982年): 81-87
[教育シリーズ] 山口達明(訳)「ファラデー:講演者たちへのアドバイス 」第19号(1982年): 88-92
[紹介]中垣良一「J.G.Jenkin, et.al. , “The Development of X-ray Photoelectron Spectroscopy 1900-1960″, Electron Spectrosc. Relat.Phenom., 21(1977), 1-35 」 第19号(1982年): 93
[紹介]亀山哲也「飯島孝『日本の化学技術 ―企業史にみるその構造―』 」第19号(1982年): 94
[追悼]奥野久輝「追悼 故野村昭之助 教授」第19号(1982年): 95
[追悼]吉野諭吉「野村昭之助 教授を偲ぶ」 第19号(1982年): 95-96
1982年第3号(第20号)(1982年9月)
[解説]山崎一雄「柴田雄次先生の業績とその解説(第二部)」第20号(1982年): 97-103
[教育シリーズ]柏木肇「化学史文献 ―その種類と利用法について―」第20号(1982年): 104-113
[広場]玉虫文一「「化学史研究」1982年第2号(第19号)を通読しての所感」第20号(1982年): 114
[紹介]井山弘幸「F.Franks, Polywater」第20号(1982年): 115
[紹介]井山弘幸「Henry Guerlac, Newton on the Continent 」第20号(1982年): 124
[紹介]鎌谷親善 「日本薬学会百年史編纂委員会編『日本薬学会百年史』」第20号(1982年): 116
[紹介]鎌谷親善「日本分析化学会編『日本分析化学史』 」 第20号(1982年): 117
[資料]「化学史及び周辺分野の新刊書(1981)」第20号(1982年): 118-119
[会報]鎌谷親善「会則の変則について」第20号(1982年): 120
[会報]「化学史研究会会則(案) 」 第20号(1982年): 120-121
[会報]「化学史研究会細則(案) 」 第20号(1982年): 122-123
[会報]「『化学史研究』投稿規定(1981年4月18日改正)」第20号(1982年): 123
「化学史研究欧文総目次 No.1(1974)-1982 No.3(No.20)」第20号(1982年): 125-133
「1982年度年・総会プログラム」第20号(1982年): I-II
[特別講演]阿部又三「麦角アルカロイド生産・生合成研究を顧みて」第20号(1982年): III
[シンポジウム:化学史資料の収集と利用]柏木肇「化学史文献 ―化学史教材化への利用― 」第20号(1982年): IV
[シンポジウム:化学史資料の収集と利用]服部一敏「化学史資料の文献調査について 」 第20号(1982年): V-VI
[シンポジウム:化学史資料の収集と利用]安澤秀一「未刊手稿史料の整理と管理 」 第20号(1982年): VII
[一般講演]千野光芳「理科必読『気海観潤』と嘉永七年『理学提要』 」第20号(1982年): IX
[一般講演]菅原国香「明治期の化学用語の研究(II)―元素名について―」第20号(1982年): X
[一般講演]安江政一「わが国への天然物有機化学導入の経緯について」第20号(1982年): XI
[一般講演]鎌谷親善「日本におけるソーダ工業のはじまり 」第20号(1982年): XII
[一般講演]日吉芳朗「 古典的な錯塩の合成 ―生徒実験と演示実験―」第20号(1982年): XIII
[一般講演]本浄高治「化学史からみた探究のあり方 ―化学史と化学教育に対する一考察― 」第20号(1982年): XIV
[一般講演]竹林松二 「F.Wohlerの有機合成とその時代 」第20号(1982年): VX
[一般講演]廣田鋼蔵・山口達明「S.Arrheniusはアレーニウス式を提案したか」第20号(1982年): XVI
[一般講演]斎藤茂樹「農芸化学におけるラヴォアジェとフルクロア」第20号(1982年): XVII
[一般講演]梅田淳「19世紀前半のイギリスにおける教育観 ―W.ヒューエルを中心として―」第20号(1982年): XVIII
[一般講演]大野誠「「化学革命」とは何か 」第20号(1982年): XIX
[一般講演]井山弘幸「化学革命の方法論的研究序説」第20号(1982年): XX
1982年第4号(第21号)(1982年12月)
[論文]熊谷陽一「PLATONの物質理論 」第21号(1982年) : 135-142
[教育シリーズ]日吉芳朗「有機酸の研究とシェーレのとりくみ」第21号(1982年) : 143-153
[寄書]宗田一「わが国最初のサラシ粉製造 」第21号(1982年) : 154-160
[原典翻訳]山口達明「19世紀中葉におけるイギリスの科学技術教育―1851年ロンドン大博覧会に関するL.プレイフェアの講演― 」第21号(1982年) : 161-173
[紹介]古川安 「アメリカの化学史研究 ―伝統と動向―」第21号(1982年) : 174-175
[追悼]奥野久輝「前会長 玉蟲文一先生を悼む」第21号(1982年) : 176-177
[追悼]柏木肇「弔辞 」第21号(1982年) : 177-178
[追悼]永松一夫「不肖中の不肖として」第21号(1982年) : 178-180
[追悼]渡辺正雄「玉蟲文一先生を偲んで 」第21号(1982年) : 180-181
[追悼]林良重「玉蟲文一先生を偲んで 」第21号(1982年) : 181-182
[追悼]「玉蟲先生の経歴・著書・論文・総説等目録 」第21号(1982年) : 182-192
1983年第1号(第22号)(1983年3月)
[論文]安江政一「長井長義をめぐって ―帰国当初の研究業績と地位の変転―」第22号(1983年): 1-8
[寄書]本浄高治「金属イオンの分析に用いられる合成有機試薬の歴史(1825〜1953)」第22号(1983年) : 9-18
[解説]水渡英二「堀場信吉の業績と経歴 」第22号(1983年) : 19-32
[教育シリーズ]村上嘉一「近代原子論の発展 ―Daltonと原子論―」第22号(1983年) : 33-42
[広場]廣田鋼蔵「現代化学史の生き証人としての玉蟲文一博士」第22号(1983年) : 43-45
[雑報]山口達明 「1983年ヨーロッパ化学史の旅 」第22号(1983年) : 46
1983年第2号(第23号)(1983年7月)
[研究回顧]岩倉義男「―重付加反応の研究をめぐって―」第23号(1983年) : 47-55
[寄書]日吉芳朗「プルシアンブルーの源流をたずねる」第23号(1983年) : 56-60
[総説]W.H.ブロック(板垣良一 訳・解説)「リービヒ研究の現状」第23号(1983年) : 61-74
[教育シリーズ]川井雄「金属触媒作用についてのテーラーの活性中心説 」第23号(1983年) : 75-82
[紹介]小塩玄也「戸倉仁一郎著『化学のあけぼの ―化学者カンニツァロの生涯―』」第23号(1983年) : 83
[追悼]立花太郎「奥野久輝葬送式弔辞 」第23号(1983年) : 84-85
[追悼]石森達二郎「奥野久輝先生のご逝去を悼む」第23号(1983年) : 85-86
[追悼]山崎一雄「奥野さんを悼む」第23号(1983年) : 86-87
[追悼]「奥野久輝先生の経歴・著書・論文・解説等目録 」第23号(1983年) : 87-93
「アンケート」第23号(1983年) : 94
1983年第3号(第24号)(1983年9月)
[論文]鎌谷親善「阿波藍、とくに■製造技術の史的展開について(I)」第24号(1983年): 95-110
[教育シリーズ]称宜田久男「化学親和力の概念 」第24号(1983年): 111-115
[広場]成定薫「『OU科学史 I 宇宙の秩序』の刊行にあたって」第24号(1983年): 116-117
[広場]藤井清久「イギリスにおける化学史研究の動向」第24号(1983年): 118-119
[資料]「化学史及び周辺分野の新刊書(1982) 」第24号(1983年): 120-121
「新入会員名簿」第24号(1983年): 117
「1983年度年・総会プログラム」第24号(1983年): I-II
[特別講演]仁田勇「化学史周辺雑想」第24号(1983年): III
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]井上隆史「宇田川榕菴の燃焼理論に関する考察 ―「酸素」・「酸化」の概念の翻訳と明治初等理科教科書への影響―」 第24号(1983年): IV
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]千野光芳「本木昌造『秘事新書』と河野禎造『農家備要』―幕末明治初期の環境化学―」第24号(1983年): V
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]大沢真澄「イギリス留学時代の市川盛三郎・杉浦重剛の事蹟 」第24号(1983年): VI
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]藤田英夫「大坂舎密局の遺産に関する化学史的調査」第24号(1983年): VII
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]永松一夫「明治初期の化学者像・事例研究(i) 永松東海と,その『定性化学試験要領』(I)予備的調査」第24号(1983年): VIII
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]力丸光雄「O.ケルナー ―駒場における彼の講義について― 」第24号(1983年): IX
[シンポジウム:幕末明治初期の西欧科学の受容について]宗田一「江戸時代後期の製薬化学技術 ―駆梅用水銀剤製造を中心に―」第24号(1983年): X
[一般講演]安江政一 「中世ヨーロッパにおける薬局技術の化学史的意義」第24号(1983年): XI
[一般講演]横山輝雄「酸素の発見と同時発見論 」第24号(1983年): XII
[一般講演]大野誠「C.Daubenyの『原子論序説』(1831)の再評価 」第24号(1983年): XIII
[一般講演]松尾幸秊「C.W.シェーレの『空気と火の化学的論考』とその註をめぐって」 第24号(1983年): XIV
[一般講演]熊山陽一「 Boyleの粒子説 」第24号(1983年): XV
[一般講演] 斎藤茂樹「R.カーワンの農芸化学 ―土壌の問題を中心として―」第24号(1983年): XVI
[一般講演]竹林松二「白寿を迎えたSandmeyer反応」第24号(1983年): XVII
[一般講演]塩川久男「近代上水道敷設と上水水質分析制度の確立 」第24号(1983年): XVIII
[一般講演]本浄高治「機器分析の歴史 ―定性・定量分析からの状態分析・キャラクタリゼーションへ―」第24号(1983年): XIX
[一般講演]藤崎千代子「T.Heulingerのバンド構造の研究(1918〜1920)」第24号(1983年): XX
1983年第4号(第25号)(1983年12月)
仁田勇「化学史周辺雑感 」第25号(1983年) : 123-126
[論文]鎌谷親善「 阿波藍、とくに■製造技術の史的展開について(II) 」第25号(1983年) : 127-139
[解説]橋本哲太郎・加藤秋男・山岡正和 「油脂化学者辻本満丸先生 ―人となりと研究業績―」第25号(1983年) : 140-153
[教育シリーズ]廖正衡(小川郁夫訳)「化学史と化学教育の結合について」第25号(1983年) : 154-160
[広場]立花太郎「1983年の年会に出席して」第25号(1983年) : 161
[広場]亀山哲也「MITで見た化学と技術と社会の一断面 」第25号(1983年) : 162-163
[紹介]藤崎千代子「「引用文献数の統計処理が意味するもの」ハート論文 」第25号(1983年) : 164-165
[資料]廣田鋼蔵「池田菊苗のRoyal Institution滞在」第25号(1983年) : 166-167
「新入会員名簿」第25号(1983年) : 160
1984年第1号(第26号)(1984年3月)
[論文]廣田鋼蔵「丸沢常哉の大正デモクラシィ期の活躍 」第26号(1984年): 1-9
[論文]横山輝雄「化学革命と科学方法論 」第26号(1984年): 10-16
[寄書]竹林松二「Sandmeyer反応の100年に当たって ―発見の経緯と反応の解明―」第26号(1984年): 17-20
[教育シリーズ]藤井清久「化学における類比的想像力の働き―ファント・ホフと近代溶液理論の成立―」第26号(1984年): 21-29
[解説]柏木肇 「プリーストリーは何故に化学への道を歩んだか」第26号(1984年): 31-39
[紹介]小塩玄也 「立花太郎著『化学を創ってゆく道すじ』」第26号(1984年): 41-42
[雑報]島原健三「1984環太平洋国際化学会議( PAC CHEM ‘89)について」第26号(1984年): 20
「化学史研究総目次(第1号〜第25号)」第26号(1984年): 42-48
1984年第2号(第27号)(1984年7月)
[論文]安江政一「アルケミー、ファルマシー、錬金術および贋金造りの系譜―中世ヨーロッパにおける薬局技術の化学史的意義をめぐって―」第27号(1984年): 49-56
[論文]メアリ・ジョー・ナイ(古川安訳・解説 )「フランス物理化学の出現とジャン・ペランの成功」第27号(1984年): 57-67
[教育シリーズ]中川正澄「企業の研究者アービング・ラングミュア」 第27号(1984年): 68-74
[広場]廣田鋼蔵「池田菊苗博士のお墓と彼の知友・漱石のお墓 」第27号(1984年): 75-76
[追悼]阪上正信「奥野久輝先生と山岡望伝 」第27号(1984年): 77-80
[紹介]井山弘幸「Allen G.Debus:The Chemical Philosophy: Paracelsian Science and Medicine in the Sixteenth andSeventeenth Centuries」第27号(1984年): 81-82
[紹介]小塩玄也 「紫藤貞昭著『自然科学の歴史 ―物質とエネルギー―』 」第27号(1984年): 83-84
[資料]藤井清久「アメリカ化学史学位論文の入手法について」第27号(1984年): 85-86
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1983)」第27号(1984年): 87-88
「新入会員名簿」第27号(1984年): 74
1984年第3号(第28号)(1984年9月)
[論文]菅原国香 「明治期における有機元素分析」第28号(1984年): 89-96
[論文]安江政一「推定構造式と仮想式(作業仮設) ―エフェドリンの構造解明をめぐって― 」 第28号(1984年): 97-105
[紹介]鎌谷親善「廣田鋼蔵著・刊『旨味の発見とその背景 ―漱石の知友・ 池田菊苗伝―』」 第28号(1984年): 106
[紹介]島原健三「阪上正信・米田昭二郎・日吉芳朗著『たのしい化学実験―化学史でたどる―』」第28号(1984年): 107-108
「化学史研究会会員名簿 (1984年9月)」第28号(1984年): 110-122
「1984年度年・総会プログラム」第28号(1984年): I-II
[特別講演]畑一夫「わが国における化学用語制定の歴史と現状」第28号(1984年): III-IV
[特別講演]廣田鋼蔵「片山正夫博士の文筆活動」第28号(1984年): V-VI
[一般講演]安江政一「過渡期の人長井長義―わが国への有機化学導入の経緯―」第28号(1984年): VII
[一般講演]木下圭三・後藤良造「吉田彦六郎の業績」第28号(1984年): VIII
[一般講演] 永松一夫「明治初期の化学者像・事例研究(II) 瓜生泰と非鉄金属工業(i)予備調査」第28号(1984年): IX
[一般講演]赤平清蔵「ロバート・ボイル『鉱泉水の自然誌・実験誌』(1685)について」第28号(1984年): X
[一般講演]日吉芳朗「有機酸とシェーレのとりくみ ―とくに酒石酸とシュウ酸―」第28号(1984年): XI
[一般講演]大野誠「アヴォガドロ分子説の再検討 ―1811年論文を中心として―」 第28号(1984年): XII
[一般講演]竹林松二「L.Gattermannと合成反応 ―その発見をめぐって―」第28号(1984年): XIII
[一般講演]本浄高治「分析化学において用いられる天然有機試薬の歴史 」第28号(1984年): XIV
[一般講演]阪上正信「Vladimir I.Vernadskyのあゆみ ―ロシアからソ連へ― 」第28号(1984年): XV
[一般講演]古川安「カロザースとアメリカ高分子化学の出現 」第28号(1984年): XVI
1984年第4号(第29号)(1984年12月)
[-巻頭言-]柏木肇「研究会から学会へ」第29号(1984年): 123-124
[-巻頭言-]立花太郎「化学史学会に対する私のヴィジョン ―会長退任の辞に代えて―」第29号(1984年): 125
[論文]John H. Wotiz and Susanna Rudofsky「Kekule’s Dreams:Facts or Fiction?」 第29号(1984年): 126-133
[論文]藤田英夫「大阪舎密局の化学史的遺産に関する一考察 」第29号(1984年): 134-145
[寄書]本浄高治「人名化学実験器具の起源」第29号(1984年): 146-155
[教育シリーズ]竹林松二「有機化合物に関する概念の発展 」第29号(1984年): 156-160
[広場]永松一夫「年・総会に参加して」第29号(1984年): 161
[紹介]小塩玄也「山本大二郎著『歴史をたどる 化学』」第29号(1984年): 162-163
[論文紹介]中垣良一「Samuel A.Forman, “The Dynamic Interplay between Photochemistry and Photography”, J.Chem.Educ., 52(1975), 629-631 」第29号(1984年): 163
[雑報]「第1回化学史研究「春の学校」開催の御案内」 第29号(1984年): 160
「第8回ヨーロッパ化学史の旅御案内」第29号(1984年): 163
[会報] 第29号(1984年): 164-167
「化学史学会会則・細則(1984年10月13日改訂)」第29号(1984年): 168-170
「『化学史研究』投稿規程(1984年10月12日改訂)」裏表紙うら
「新入会員名簿」第29号(1984年): 146
1985年第1号(第30号)(1985年3月)
岡村誠三「基礎科学として重要な化学史研究」第30号(1985年): 1
「化学史研究会10周年記念年会シンポジウム」第30号(1985年): 2
[10周年記念年会シンポジウム]鎌谷親善・藤井清久・大沢真澄「公開座談会「化学史研究会10年の歩み」」 第30号(1985年): 3-6
[10周年記念年会シンポジウム]柏木肇「課題講演「最近の化学史研究の動向」海外における化学史研究」第30号(1985年): 7-14
[10周年記念年会シンポジウム]飯島孝・岩本振武・川井雄・横山輝雄「パネル討論「化学史の研究に何を求めるか」」 第30号(1985年): 15-28
「会員の声」第30号(1985年): 29-30
[論文]中島三喜男「アミノトリアリジン化合物の構造化学 」第30号(1985年): 31-46
[解説]川井雄「非化学量論化合物の展開 -原子価制御理論を中心に― 」第30号(1985年): 47-56
[紹介]島尾永康「最近の中国化学史研究から 」第30号(1985年): 57-67
[紹介]井山弘幸「Th.Thomson,The History of Chemistry(1830-31)」第30号(1985年): 68-69
[広場]藤井清久「日本における近代化学の父E.ダイヴァースの墓を訪ねて 」第30号(1985年): 70-73
[会報]第30号(1985年): 74-75
1985年第2号(第31号)(1985年6月)
潘吉星(大沢眞澄・塚原東吾共訳)「近代の考古学的発見とその科学的研究による製紙の起源について」第31号(1985年): 77-80
[寄書]竹林松二「L.Gattermannと有機合成 ―その発見をめぐって― 」第31号(1985年): 81-85
[解説]木下圭三・後藤良造「吉田彦六郎と彼の研究」第31号(1985年): 86-94
[教育シリーズ]大野誠「アヴォガドロの1811年論文の再検討 」第31号(1985年): 95-107
[技術資料]亀山哲也「化学技術研究所の歴史的記念物 ― わが国化学工業の近代化のあけぼのを物語る―」第31号(1985年): 108-110
[広場]大野誠「化学史研究第1回「春の学校」を終えて 」第31号(1985年): 111-118
[紹介]小塩玄也「 高宮信夫・山口達明著『化学の方法』」第31号(1985年): 119-120
[紹介]鎌谷親善「柏木肇・柏木美重編著『科学史入門』」第31号(1985年): 120-121
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1984)」第31号(1985年): 122-123
「新入会員名簿」第31号(1985年): 85
1985年第3号(第32号)(1985年9月)
[論文]廖正衡(八耳俊文訳)「化学史研究に関する理論問題 」第32号(1985年): 125-135
[教育シリーズ] 藤井清久「ベルトゥレ―プルースト論争」考 ―定比例の法則の成立―」第32号(1985年): 136-144
[紹介]島原健三「田中豊助他共訳『ファント・ホッフ立体化学・カント火について』」第32号(1985年): 145-146
[広場]古川安「第17回国際科学史会議に出席して」第32号(1985年): 147-148
[資料]「海外学会短信」第32号(1985年): 149
「新入会員名簿」第32号(1985年): 146
「1985年度年・総会プログラム」第32号(1985年): 150-151
[特別講演]潘吉星「Outline Description on Chemistry in Ancient China 」第32号(1985年): 152
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]鎌谷親善「京都市陶磁器試験場 ―その創立から国立移管まで― 」第32号(1985年): 153
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]松尾重樹「大河内正敏と大陸科学院 」第32号(1985年): 154
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]林良重「舎密開宗(主に宇田川榕菴)の実験の再現とその教育的活用」第32号(1985年): 155
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]島尾永康「中国化学史研究の展望 」第32号(1985年): 156
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]大沢真澄・塚原東吾「Ph.F.フォン・シーボルトの日本産鉱物・岩石および和漢薬などの調査」第32号(1985年): 157
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]木下圭三「江戸時代の製糖についての一考察」第32号(1985年): 158
[シンポジウム:日本の化学・中国の化学]千野光芳「天学初函『西学凡』そして英文付『格物入門』 」第32号(1985年): 159
[一般講演]和田武「HarriesとPicklesのゴム構造論争 」第32号(1985年): 160
[一般講演]永松一夫「ツェッペリン飛行船の化学史的側面 」第32号(1985年): 161
[一般講演]斎藤茂樹「アーチボールド・コクランの農業化学 」第32号(1985年): 162
[一般講演]佐藤正平「化学革命に対するニュートン気体観の影響についての一考察」第32号(1985年): 163
[一般講演]安江政一「エイキマンかエイクマンか、外国人名のカナがきについて」第32号(1985年): 164
[一般講演]竹林松二「ヴァルデン反転 ―その発見と解明の経過― 」第32号(1985年): 165
1985年第4号(第33号)(1985年12月)
[論文]立花太郎「夏目漱石の『文学論』のなかの科学観について 」第33号(1985年): 167-177
[解説]矢部一郎「宇田川榕菴と生化学」第33号(1985年): 178-185
[討論]唐木田健一「我々にとってアヴォガドロとは何か? 」第33号(1985年): 186-192
[技術資料]立入明「島津製作所創業記念資料館 ―我国の理化学器械製作事始― 」第33号(1985年): 193-200
[広場]村上嘉一「年・総会に参加して」第33号(1985年): 201
[広場]阪上正信「第8回国際化学教育会議と化学史」第33号(1985年): 202-204
[広場]藤井清久「化学史センター(CHOC)」訪問記 」第33号(1985年): 205-207
[紹介]古川安「「ケクレの夢」論争」第33号(1985年): 208
[紹介]大野誠「 Robert P.Multhauf, The History of Chemical Technology; An Annotated Bibliography 」第33号(1985年): 209
「新入会員名簿」第33号(1985年): 204
[会報]第33号(1985年): 210-211
「化学史研究1985年総目次」第33号(1985年): 213
1986年第1号(第34号)(1986年3月)
柏木肇「化学と化学史 」第34号(1986年): 1-2
潘吉星(島尾永康訳)「古代中国の化学の概説」第34号(1986年): 3-8
楊根述(島尾永康訳)「中国の近代化学の先駆者徐寿の生涯と貢献」第34号(1986年): 9-14
[寄書]竹林松二「ヴァルデン反転 ―その発見と解明の経過―」第34号(1986年): 15-20
[解説]畑晋「飯盛里安先生の業績とその解説」第34号(1986年): 21-31
[資料]内田高峰・沖久也・目不二雄・伊佐公男・中田隆二「グリフィスの化学講義ノート」第34号(1986年): 32-42
[技術資料]永山升三「脂肪酸工業創成期のオートクレーブ 」第34号(1986年): 43-45
[紹介]中原勝儼 「 日本化学学会編、化学の原典 第II期1、『錯体化学』 」第34号(1986年): 46-47
「新入会員名簿」第34号(1986年): 8
1986年第2号(第35号)(1986年6月)
[論文]鎌谷親善「明治初期における陶磁器業の近代化政策」第35号(1986年): 49-71
[総説]島尾永康「中国化学史研究の展望 」第35号(1986年): 72-81
[技術資料]阿部芳郎「日本の油しめ具とろうしめ具 」第35号(1986年): 82-87
[紹介]小塩玄也「大学教育研究会編、古畑 威著『化学 ―物質と人間の歴史―』」第35号(1986年): 88
[資料]古川安「海外学会短信」第35号(1986年): 89-91
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1985)」第35号(1986年): 91-93
「日本学術会議だより」第35号(1986年): 94-95
「新入会員名簿」第35号(1986年): 71
1986年第3号(第36号)(1986年9月)
[論文]吉本秀之「ロバート・ボイルの質の理論 ―一次性質・二次性質の区別の分析― 」第36号(1986年): 97-113
[広場]林良重「『舎密開宗』(主に宇田川榕菴)の実験を現代風にアレンジした演示実験」第36号(1986年): 114-120
[広場]山口達明「アメリカ化学会・化学史部門の年会プログラムをながめて 」第36号(1986年): 121-122
[広場]廣田鋼蔵「チェルノブイリ原子炉事故に想う」第36号(1986年): 123-124
[紹介]島尾永康「楊根編『徐寿和中国近代化学史』」第36号(1986年): 124-126
「1986年度化学史研究発表会プログラム」第36号(1986年): 127-128
[特別講演]劉学銘「現代中国における科学史研究方法の三動向 」第36号(1986年): 129-130
[シンポジウム:なぜ化学だったのか]吉本秀之「17世紀の化学の伝統 」第36号(1986年): 131
[シンポジウム:なぜ化学だったのか]大野誠「産業革命のイギリスにおける化学に対する社会的関心―Society of Artsの活動に寄せて― 」第36号(1986年): 132
[シンポジウム:なぜ化学だったのか]梅田淳「19世紀のイギリス化学者の位相 ―伝記的分析―」第36号(1986年): 133
[シンポジウム:なぜ化学だったのか]鎌谷親善「第1次大戦と科学技術動員 ―化学工業調査会を中心として」第36号(1986年): 134
[一般講演]三輪宗弘「海軍燃料廠の取り組んだメタノール工業化とその展開 」第36号(1986年): 135
[一般講演]木下圭三・田中和男「天保以後の日本の製糖法について」第36号(1986年): 136
[一般講演]千野光芳「『舎密開宗』漢字音訳化学名と中野柳圃遺教『西音発微』」第36号(1986年): 137
[一般講演]山口達明・劉学銘「中国当代量子化学者唐敖慶教授の研究業績」第36号(1986年): 138
[一般講演]小森田精子「インド古代化学における硫化水銀について 」第36号(1986年): 139
[一般講演]日吉芳朗・中山政紀「赤血塩とZeise塩の発見をめぐって」第36号(1986年): 140
[一般講演]竹林松二「フェーリング液とトレンス試薬 」第36号(1986年): 141
[一般講演]鶴田治之「カルルスルーエ会議について ―ヴュルツによる報告書の紹介―」第36号(1986年): 142
[一般講演]阪上正信・天野良平「Becquerel一家と放射能発見90年 」第36号(1986年): 143
1986年第4号(第37号)(1986年12月)
[論文]廣田鋼蔵「明治期の日本国民の化学観 ―桜井錠二を巡る東京化学会の諸事件― 」第37号(1986年): 145-158
[論文]安江政一「化学者長井長義の業績再吟味 ―伝説的人物評を批判する―」第37号(1986年): 159-168
[寄書]田中穆「H.Staudinger一門によるポリオキシメチレンの研究について ―高分子化学開拓史の一断面― 」第37号(1986年): 169-185
[広場]大野誠「化学史研究第2回「春の学校」の報告 」第37号(1986年): 186-191
[広場]芝哲夫「黎明期における日本の化学」第37号(1986年): 190
[広場]野中靖臣「年・総会に参加して」第37号(1986年): 192
[会報]第37号(1986年): 193-195
[雑報]T.T. 「化学の論文誌が歴史ノート欄を新設」第37号(1986年): 191
[雑報]島原健三「講座「化学史・常識のウソ」を化学教育誌に連載」第37号(1986年): 191
1987年第1号(第38号)(1987年3月)
[-巻頭言-]柏木肇「化学史、ディシプリンへの道 」第38号(1987年): 1-3
[論文]O.T.ベンフィー( 田坂興亜訳)「現代科学への東洋の貢献 ―科学機器の発明と明治期の科学者をめぐって―」第38号(1987年): 4-15
[論文]和田武「Harries-Picklesゴム構造論争(I) 」第38号(1987年): 16-28
[論文]菅原国香「「化学」という用語の本邦での出現・使用に関する一考察」第38号(1987年): 29-40
[広場]永松一夫 「化学史サロン ―夏の集い’86」の記 ―きわめて個人的な印象メモから― 」第38号(1987年): 41-43
[紹介]山口達明・劉学銘「共鳴理論批判問題の再認識」第38号(1987年): 44-47
[会報]第38号(1987年): 40
1987年第2号(第39号)(1987年6月)
[論文]和田武「Harries-Picklesゴム構造論争(II)」第39号(1987年): 49-60
[寄書]立花太郎「物理化学のこの百年(1887〜1987) ―論文誌の変遷からの考察―」第39号(1987年): 61-72
[寄書]竹林松二「フェーリング液とトレンス試薬」第39号(1987年): 73-76
[解説]川井雄「常磁性緩和 ―核磁気共鳴への発展―」第39号(1987年): 77-85
[紹介]島尾永康「中国煉丹術の冶金学的化学的成果 ―文献考証と模擬実験による研究― 」第39号(1987年): 86-89
[紹介]島原健三「デービット・アボット編・竹内敬人監訳『世界科学者事典2 化学者』 」第39号(1987年): 90-92
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1986) 」第39号(1987年): 92-94
「新入会員名簿」第39号(1987年): 95
1987年第3号(第40号)(1987年8月)
[論文]鎌谷親善「京都市陶磁器試験場 ―明治29年〜大正9年―(I) 」第40号(1987年): 97-115
[紹介]中辻慎一「R.Huisgen, “Adolf von Baeyers wissenschaftliches Werk – ein Vermä chtnis “」第40号(1987年): 116-123
「新入会員名簿」第40号(1987年): 123
「1987年度化学史研究発表会プログラム」第40号(1987年): 124-125
[特別講演]難波恒雄「本草のなかの化学」第40号(1987年): 126-127
[特別講演]廖正衡(金路訳)「化学方法の発展を論ず」第40号(1987年): 128-129
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]戸田一郎「高校理科から見た『舎密開宗』の実験 」第40号(1987年): 130
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]日吉芳朗「化学史上の諸実験と化学教育」第40号(1987年): 131
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]高橋哲郎「理科教育において科学史の活用を妨げているものは何か」第40号(1987年): 132
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]藤井清久「非国教徒学校(Dissenting Academy)における化学教育 」第40号(1987年): 133
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]柏木肇「19世紀初期イギリスの科学教育運動 ―メカニクス・インスティテュートに関連して― 」第40号(1987年): 134
[シンポジウム:化学史研究と化学教育]河原林泰雄「19世紀アメリカの化学教育に対するドイツの影響」第40号(1987年): 135
[一般講演]石田純郎、ハルム・ボイケルス「19世紀のオランダの化学・薬学の学統―幕末の蘭書・オランダ医の学統を探る―」第40号(1987年): 136
[一般講演]千野光芳「蘭文『格致問答』6冊(図1冊を含む)と本屋の責任 」第40号(1987年): 137
[一般講演]赤平清蔵「ロバート・ボイル『懐疑的な化学者』の第2版(1680年)について」第40号(1987年): 138
[一般講演]川崎勝「ピーター・ショウとシュタール化学のイギリスへの導入 」第40号(1987年): 139
[一般講演]大野誠「職業としてのChymist ―18世紀中葉のロンドンにおいて―」第40号(1987年): 140
[一般講演]本浄高治「宇田川榕庵と温泉化学 」第40号(1987年): 141
[一般講演]木下圭三・田中和男「元京都帝国大学理工科大学教授織田顕次郎について」第40号(1987年): 142
[一般講演]竹林松二「アセチレンの水和反応 ―その発見と解明の検討― 」第40号(1987年): 143
[一般講演]古川安「Staudingerの科学活動と政治的葛藤」第40号(1987年): 144
[一般講演]藤崎千代子「分子軌道の実在の認識について(1925〜1926)」第40号(1987年): 145
「会員名簿(1987年8月現在)(14頁)」別冊挿入
1987年第4号(第41号) (1987年12月)
[論文]鎌谷親善「京都陶磁器試験場 ―明治29年〜大正9年―(II) 」第41号(1987年): 147-163
[論文]三輪宗弘「海軍燃料廠の石炭液化研究 ―戦前日本の技術開発―」第41号(1987年): 164-175
[広場]廣田鋼蔵「三角野郎の弁 ―化学史研究の参考に―」第41号(1987年): 176-178
[広場]菅原国香「中国を訪れて」第41号(1987年): 179-182
[広場]藤井清久「化学史学会10周年記念出版:原典集『原子論・分子論の原典』(全3巻)について」第41号(1987年): 183-186
[広場]大野誠「化学史研究第3回「春の学校」の報告」第41号(1987年): 186-187
[紹介]立花太郎「日本化学会編 化学の原典 第II期4 『光化学』」第41号(1987年): 188
[紹介]野田四郎「ジョン・ドルトン著、田中豊助・原田紀子・相悠紀江共訳『ドルトン 化学の新体系』(古典化学シリーズ7)」第41号(1987年): 189-191
[会報]第41号(1987年): 192-194
「化学史研究1987年総目次」第41号(1987年)裏表紙うら
1988年第1号(第42号)(1988年3月)
高橋健「日本におけるバイオテクノロジーの源流」第42号(1988年): 1-7
[寄書]竹林松二「アセチレンの水和反応 ―その発見と解明の経過― 」第42号(1988年): 8-12
[教育シリーズ]日吉芳朗・中山政紀「酒石酸とシュウ酸の単離実験 ―その歴史的実験から―」第42号(1988年): 13-20
[解説]丹羽淳「分子軌道法への大型コンピュータの導入と有機化学方法論の新しい展開」第42号(1988年): 21-28
[特集ラヴワジェ研究入門]大野誠・古川安・柏木肇「特集ラヴワジェ研究入門をはじめるにあたって」第42号(1988年): 28-29
[特集ラヴワジェ研究入門第1回]大野誠「伝統的なラヴワジェ像とその問題点」第42号(1988年): 30-42
[広場]川崎勝「錬金術をめぐる偶想 「化学史サロン ―夏の集い’87」 に参加して 」第42号(1988年): 43-46
[広場]野中靖臣「年・総会に参加して」第42号(1988年): 46-47
[紹介]古川安「CHOCの高分子化学史資料 」第42号(1988年): 47-49
[紹介]小塩玄也「渡辺啓・竹内敬人『読み切り 化学史』」第42号(1988年): 49-51
[雑報] Y.F.「海外学会短信 」第42号(1988年): 51
「『化学史研究』投稿規程(1985年12月7日改訂)」第42号(1988年):裏表紙うら
1988年第2号(第43号)(1988年6月)
[寄書]木下圭三・田中和男「江戸時代および明治初期の砂糖の製造について(第1報)―気候の重要性と肥料の使用法について―」第43号(1988年): 53-62
[寄書]本浄高治「化学分析において用いられた天然有機試薬の起源―定性分析試薬、酸・塩基指示薬、酸化・還元指示薬について―」第43号(1988年): 63-66
[特集ラヴワジェ研究入門第2回]大野誠「文献案内(1963〜1985)」第43号(1988年): 67-73
[特集ラヴワジェ研究入門第3回]杉山滋郎「ラヴワジェとラプラスの共同研究 」第43号(1988年): 74-85
[広場]居谷滋郎「 欧洲化学史研修8週間の旅」第43号(1988年): 86-88
[広場]川崎勝「ストックホルム国際青年科学セミナーに参加して ―ノーベル賞管見― 」第43号(1988年): 89-92
[紹介]廖正衡(島原健三訳)「中国における化学哲学研究の動向」第43号(1988年): 93-96
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1987)」第43号(1988年): 97-99
1988年第3号(第44号)(1988年9月)
[論文]金森修「分析への認識論的障害」第44号(1988年): 101-111
[教育シリーズ]日吉芳朗・中辻慎一「赤血塩の発見をめぐって」第44号(1988年): 112-118
[特集ラヴワジェ研究入門第4回]川崎勝「シュタール化学の原像 ―18世紀化学の一つの出発点―」第44号(1988年): 119-134
「新入会員名簿」第44号(1988年): 134
「1988年度化学史研究発表会プログラム」第44号(1988年): 135-136
[特別講演]井口洋夫「分子科学研究の歩み」第44号(1988年): 137
[シンポジウム:近代科学と原子論・分子論]古川安「ボスコヴィチの原子論」 第44号(1988年): 138
[シンポジウム:近代科学と原子論・分子論]山口達明「結晶と物質の基本的構造に関するアユイの理論」第44号(1988年): 139
[シンポジウム:近代科学と原子論・分子論]井山弘幸「19世紀前半の原子量計算法について」第44号(1988年): 140
[シンポジウム:近代科学と原子論・分子論]大野誠「分子概念はいつ、どのようにして形成されたのか」第44号(1988年): 141
[シンポジウム:近代科学と原子論・分子論]川合智・川合章子「形成期の分子論・原子論は化学工業に寄与したか―工業装置及びプロセス面からの考察― 」第44号(1988年): 142
[一般講演]菅原国香「工部大学校における「応用化学科」・「化学科」の名称に関 する一考察 」第44号(1988年): 143
[一般講演]藤崎千代子「T.Heurlingerの研究日記(1915〜1919)について」第44号(1988年): 144
[一般講演]斎藤茂樹・松尾幸秊「19世紀第四・4半期の西欧における化学研究の動向(I) ―フランスを中心として― 」第44号(1988年): 145
[一般講演]千野光芳「『蘭薬鏡原』と『和蘭薬鏡』 ―文政三年、実務派への翻訳派の攻撃― 」第44号(1988年): 146
[一般講演]鎌谷親善「幕末期著作にみる酸・アルカリ工業について 」第44号(1988年): 147
[一般講演]安江政一「『長井長義伝』における業績表の検討」第44号(1988年): 148
[一般講演]本浄高治「ノーベル賞と基礎化学(1901〜1987)―分析化学につながりの深い業績について― 」第44号(1988年): 149
[一般講演]大作勝「「メンデレーエフからエルレンマイヤーへの手紙」について」第44号(1988年): 150
[一般講演]阪上正信「Noosphere考 ―V.I.Vernadsky生誕125年と関連して―」第44号(1988年): 151
[一般講演]竹林松二「シス・トランスの命名百周年に当たって」第44号(1988年): 152
「化学史学会の沿革と現況 (1988年9月現在)」第44号(1988年): 153
1988年第4号(第45号)(1988年12月)
[寄書]立花太郎「原子説論争に関するRucker教授の講演(1901)―「夏目漱石の『文学論』のなかの科学観」補記― 」第45号(1988年): 155-162
[総説]藤井清久「ドールトン原子論の形成過程 ―「ドールトンの謎」をめぐって― 」第45号(1988年) : 163-184
[討論]唐木田健一「科学史におけるのりこえの視点」第45号(1988年): 185-190
[広場]大野誠「化学史研究第4回「春の学校」の報告 」第45号(1988年): 191-195
[紹介]島尾永康「「化学」の初出についての新説」第45号(1988年): 196-197
[紹介]菅原国香「板倉聖宣『模倣時代(上・下)』」第45号(1988年): 198-200
[会報]第45号(1988年): 200-201
「新入会員名簿」第45号(1988年) : 162
「化学史研究総目次 第1号(1974年3月)〜1988年4号(通巻第45号)」 第45号(1988年)に別冊挿入
第16巻第1号(1989)
[巻頭言]柏木肇「化学史と化学教育 」第16巻(1989): 1-3
[雑報]森正由「化学史研究資料の海外からの入手法」第16巻(1989): 3
[寄書]竹林松二「シス・トランスの命名百周年に当たって」第16巻(1989): 4-10
「新入会員紹介」第16巻(1989): 10
[解説]川井雄「古くて新しき問題―ガラスの構造について― 」第16巻(1989): 11-19
編集委員会「「講演要旨」の書き方についての要望」第16巻(1989): 19
[特集ラヴワジェ研究入門第5回]島原健三「ラヴワジェとカロリク説 」第16巻(1989): 20-29
[広場]日吉芳朗・中山正紀「古典的な錯塩の教材化―合成実験を中心として―」第16巻(1989): 30-34
[広場]飯島孝「夏のサロン 報告記 」第16巻(1989): 35-37
[紹介]大作勝「H.G.Hummel,ワルター・レッペの遺産 」第16巻(1989): 38-45
[紹介]大野誠「石田純郎『蘭学の背景』・『江戸のオランダ医』 」第16巻(1989): 46-47
「化学史学会の沿革と現状(1989年1月現在)」第16巻(1989)第1号裏表紙
第16巻第2号(1989)
[寄書]唐木田健一「定量的科学におけるあいまいさについての考察」第16巻(1989): 49-54
[解説]藤井清久「非国教徒学校における化学教育 」第16巻(1989): 55-71
[特集ラヴワジェ研究入門第6回]鶴田治之・大野誠「ラヴワジェの酸理論」第16巻(1989): 72-83
[討論]山口達明 「分子概念の形成に関するもう一つの論考」第16巻(1989): 84-86
[広場]井山弘幸「88年度年会に出席して」第16巻(1989): 87
[紹介]亀山哲也「 鎌谷親善『技術大国百年の計』」第16巻(1989): 88-90
[紹介]立花太郎「日本化学学会編『化学史・常識を見直す』」第16巻(1989): 90-92
[紹介]島尾永康「化学史学会編『原子論・分子論の原典』 」第16巻(1989): 92-94
第16巻第3号(1989)
[教育シリーズ]日吉芳朗「発見時の方法によるMagnus塩とZeise塩の合成―教材化とZeise塩の発見における疑問点―」第16巻(1989): 97-103
[討論]大野誠 「分子概念の成立に関する拙考への批判に答えて I 」第16巻(1989): 104-110
[雑報]「遼寧師範大学自然弁証法自然科学史研究所設立」第16巻(1989): 110
[広場]古川安「第18回国際科学史会議に出席して 」第16巻(1989): 111
[広場]川崎勝「化学の社会的次元―第5回化学史「春の学校」に参加して―」第16巻(1989): 112-119
[紹介]藤井清久「『ドルトン』(科学の名著) 」第16巻(1989): 120-121
[紹介]大野誠「 D.M.ナイト著(藤井清久訳)『化学の超経験的部分』」第16巻(1989): 121-123
[紹介]安江政一「宗田一ほか著『医学近代と来日外国人』 」第16巻(1989): 123-125
[紹介]大野誠「新着科学史書から」第16巻(1989): 125-126
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1988) 」第16巻(1989): 127-128
「1989年度化学史研究発表会プログラム」第16巻(1989): 129
[特別講演]渡辺正雄「近代科学とキリスト教」第16巻(1989): 131
[特別講演]川島昭夫「イギリス重商主義と植物園」第16巻(1989): 132
[シンポジウム:アレニウスをめぐって]小塩玄也「アレニウスと電離説―その成果と限界―」第16巻(1989): 133
[シンポジウム:アレニウスをめぐって]山口達明「反応速度学的発展史におけるアレニウスの占める位置」第16巻(1989): 134
[シンポジウム:アレニウスをめぐって]横山輝雄「アーレニウスと生命宇宙起源説」第16巻(1989): 135
[シンポジウム:アレニウスをめぐって]成定薫「アーレニウスとノーベル賞」第16巻(1989): 136
[シンポジウム:ラヴワジェ『化学原論』200年]川崎勝「フランス・シュタール主義とラヴワジェ」第16巻(1989): 137
[シンポジウム:ラヴワジェ『化学原論』200年]吉田晃「『化学原論』成立の過程」第16巻(1989): 138
[シンポジウム:ラヴワジェ『化学原論』200年]柴田和子「伝統的ラヴワジェ像に残された疑問点に答えて」第16巻(1989): 139
[シンポジウム:ラヴワジェ『化学原論』200年]松尾幸秊「ラヴワジェ、カーワン、ドゥ・ラ・メトリ」第16巻(1989): 140
[シンポジウム:ラヴワジェ『化学原論』200年]大野誠「「二重革命」(「化学革命」とフランス革命)への対抗」第16巻(1989): 141
[一般講演]日吉芳朗「G.W.Scheeleにかかわる7つの疑問」第16巻(1989): 142
[一般講演]河合智「初期液体論の歴史的役割―1900〜1930年代前半における研究の位置づけ―」第16巻(1989): 143
[一般講演]竹林松二「酸アジドのクルチウス転位―その発見と経過―」第16巻(1989): 144
[一般講演]松尾幸秊「化学者とエネルギー保存則―1840年代前半の不可秤量流体の問題との関連において―」第16巻(1989): 145
[一般講演]安江政一「朝比奈泰彦先生の有機化学的業績とその意義」第16巻(1989): 146
[一般講演]鎌谷親善「日本陶磁器業における近代化と技術」第16巻(1989): 147
第16巻第4号(1989)
[寄書]竹林松二「酸アジドのクルティウス転位―その発見と解明の経過―」第16巻(1989): 149-153
[教育シリーズ]柴田和子「化学における定量化問題―ラヴワジェの定量分析の手法とは―」第16巻(1989): 154-172
[特集ラヴワジェ研究入門第7回]内田正夫「ラヴワジェの元素表(単一物質表) 」第16巻(1989): 173-183
[広場]亀山哲也「化学史―夏のサロン(’89)―の報告」第16巻(1989): 184-186
「新入会員紹介」第16巻(1989): 186
[紹介]大野誠「「科学の社会史」の現段階―化学史学会を結節点として― 」第16巻(1989): 187-195
第17巻第1号(1990)
[-巻頭言-50号発刊を迎えて]立花太郎「化学者による化学者のための化学史」第17巻(1990): 1-2
[-巻頭言-50号発刊を迎えて]柏木肇「50号までの足跡 」第17巻(1990): 3-7
[論文]岡本達明「合成化学労働の初期形態について」第17巻(1990): 8-29
[教育シリーズ]中原勝儼「酸と塩基 」第17巻(1990): 30-49
[広場]田中浩朗「1989年総会に参加して 」第17巻(1990): 50
[広場]川島慶子「「フランス」便り―国立植物園より―」第17巻(1990): 51-52
[雑報]島原健三 「「日中における科学技術発展の比較」シンポジウム予告 」第17巻(1990): 52
[紹介]林良重「筏 英之著『百万人の化学史』」第17巻(1990): 53-54
[紹介]芝哲夫「鎌谷親善著『日本近代化学工業の成立』」第17巻(1990): 55-56
[資料]吉本秀之「最近のボイル研究:文献リスト」第17巻(1990): 56-59
第17巻第2号(1990)
[論文]飯島孝「わが国のアセチレン法アセトアルデヒド製造技術の発展(その1)」第17巻(1990): 61-79
[広場]廣田鋼蔵 「ボーア原子説を巡っての仮想対話 」第17巻(1990): 80-82
[広場]田中浩朗「第6回化学史「春の学校」に参加して」第17巻(1990): 83-90
[紹介]藤井清久「廣田鋼蔵著『満鉄の終焉とその後―ある中央試験所員の報告―』」第17巻(1990): 91
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1989)」第17巻(1990): 92-94
「第1回化学史シンポジウムプログラム」第17巻(1990): 95
[化学史シンポジウム:特別講演]宗像英二「研究―特に探究について―」第17巻(1990): 96-97
[化学史シンポジウム:ノーベル賞の成立と化学]成定薫「創設期のノーベル財団と化学賞」第17巻(1990): 98
[化学史シンポジウム:ノーベル賞の成立と化学]川崎勝「ノーベル賞選考過程をめぐって」第17巻(1990): 99
[化学史シンポジウム:ノーベル賞の成立と化学]鬼頭秀一「鈴木梅太郎とノーベル賞」第17巻(1990): 100
[化学史シンポジウム:日本近代化学工業の成立と特徴]津田覚「温室効果の動向」第17巻(1990): 101-102
[雑報]Y.F.「海外学会短信 1990年夏—1991年春」第17巻(1990): 102
[化学史シンポジウム:日本近代化学工業の成立と特徴]飯島孝「わが国のアセトアルデヒド製造技術の発展―水俣病と関連して―」第17巻(1990): 103
[化学史シンポジウム:日本近代化学工業の成立と特徴]神保元二「わが国における化学工学の発展―化学工業の近代化の一側面―」第17巻(1990): 104
[化学史シンポジウム:日本近代化学工業の成立と特徴]鎌谷親善「日本近代化学工業の成立期における特徴」第17巻(1990): 105
第17巻第3号(1990)
[研究回顧]宗像英二「研究―特に探究について(体験に基づく見解)―」第17巻(1990): 107-113
[論文]飯島孝「わが国のアセチレン法アセトアルデヒド製造技術の発展(その2)」第17巻(1990): 114-125
[広場]古川安「国際シンポジウム「現代世界における化学」について」第17巻(1990): 126-127
[広場]吉本秀之「化学史談話会第1回の報告」第17巻(1990): 128-129
[資料]吉本秀之「ボイル全集の引用索引」第17巻(1990): 129-141
「1990年化学史研究発表会プログラム」第17巻(1990): 142-143
[ベンゼン祭100年記念特別講演]原田馨「ヨーロッパ化学巡礼―ケキュレとその周辺をたずねて―」第17巻(1990): 144
[一般講演]藤田英夫「京都舎密局の表札をめぐる化学史的調査過程」第17巻(1990): 145
[一般講演]阪上正信「川本幸民『化学新書』の源流 J.A.Stockhardt」第17巻(1990): 146
[一般講演]千野光芳「漢学者と西欧科学の関係―その行為、反発、偽態―」第17巻(1990): 147
[一般講演]竹林松二「ゴイターの「2塩化炭素」―ジクロロカルベンの化学の始まりと進展―」第17巻(1990): 148
[一般講演]赤平清蔵「ロバート・ボイルの「空気」研究」第17巻(1990): 149
第17巻第4号(1990)
[論文]飯島孝「わが国のアセチレン法アセトアルデヒド製造技術の発展(その3)」第17巻(1990): 151-172
[広場]大野誠「ロンドン図書館訪問記?手稿史料の探索」第17巻(1990): 173-180
[広場]亀山哲也「化学史―夏のサロン(’90)―の報告」第17巻(1990): 181-182
[紹介]大野誠「 E.P.トムスン他(近藤和彦他編訳)『歴史家たち』」第17巻(1990): 183
[紹介]大野誠「 R.P.マルソーフ(市場泰男訳)『塩の世界史』」第17巻(1990): 184-186
「化学史研究第17巻(1990年)総目次」第17巻(1990)第4号裏表紙うら
第18巻(1991年)
[巻頭言]芝哲夫「新会長に就任して」第18巻(1991): 1-3
[第1回化学史シンポジウム特別講演]福井謙一「わが研究を顧みて 」 第18巻(1991): 51-63
[論文]鎌谷親善「明治期日本における化学工業―人造肥料製造業―(その1)」第18巻(1991): 115-136
[論文]杉山滋郎「ジョン・ティンダルの粒子論的物質観と化学への寄与」第18巻(1991): 179-192
[寄書]竹林松二「ゴイターの「二塩化炭素」―ジクロロカルベンの化学の始まりと進展―」第18巻(1991): 4-10
[寄書]廣田鋼蔵・大岩正芳「積極と消極―蘭学書に語源を尋ねて― 」第18巻(1991): 193-196
[総説]島尾永康 「下村孝太郎―その先駆的業績と人物像―」第18巻(1991): 197-210
[教育シリーズ]日吉芳朗「シューレにかかわる7つの疑問 」第18巻(1991): 11-18
[特集ラヴワジェ研究入門第8回]藤井清久「「化学革命論」の諸位相」第18巻(1991): 64-80
[特集ラヴワジェ研究入門第9回]川崎勝「文献案内Part2(1985-1990)―ラヴワジェ『化学原論』200周年祭を終えて―」第18巻(1991): 137-143
[特集ラヴワジェ研究入門第10回]金森修「化学認識の言語束縛性 」第18巻(1991): 211-220
[特集技術史シリーズ第1回]寺田裕「高圧法ポリエチレン―その発見と開発の歴史― 」第18巻(1991): 221-231
[広場]田中泰夫「 岡田家武さんの思い出」第18巻(1991): 19-20
[広場]野中靖臣「1990年度化学史研究発表会に参加して」第18巻(1991): 21-22
[広場]吉本秀之「1991年度化学史「春の学校」に参加して 」第18巻(1991): 81-83
[広場]山口達明「新企画・化学史シンポジウムについて 」第18巻(1991): 84
[広場]柏木肇「化学教育フォーラム常設の提案」第18巻(1991): 144-150
[広場]田中泰夫「櫻井錠二先生から聞いたことなど」 第18巻(1991): 232-234
[広場]亀山哲也・飯島孝「 化学史―夏のサロン(’91)―の報告」第18巻(1991): 235-237
[資料]佐佐木行美・立花太郎「東京帝国大学理学部旧制化学科における卒業研究発表会のプログラム(1916-1953)I・II 」 第18巻(1991): 23-32,85-91
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1990)」第18巻(1991): 164-166,246-247
[紹介]吉本秀之「R.ホーイカース(藤井清久訳)『宗教と近代科学の勃興』」第18巻(1991): 33-36
[紹介]小川真里子「D.E.アレン(阿部 治訳)『ナチュラリストの誕生』」第18巻(1991): 37-40
[紹介]藤田英夫「紫藤貞昭・矢部一郎『近代日本 その科学と技術―原典への招待―』」第18巻(1991): 41-42
[紹介]大野誠「18世紀イギリス科学のプロソポグラフィーに関する2著」第18巻(1991): 43-45
[紹介]島尾永康「曹元宇(木田茂夫、山崎昶訳)『中国化学史話』」第18巻(1991): 92-94
[紹介]金森修「パオロ・ロッシ(伊藤和行訳)『哲学者と機械』科学史研究叢書1」第18巻(1991): 95-98
[紹介]板垣良一「横山輝雄、井山弘幸、橋本毅彦編著『科学における論争・発見―科学革命の諸相―』」第18巻(1991): 151-152
[紹介]鎌谷親善「Barbara Malony, Technology and Investment: The Prewar Japanese Chemical Industry 」第18巻(1991): 153-156
[紹介]小川真里子「Joel Mokyr, The Lever of Riches: Technological Creativity and Economic Progress」第18巻(1991): 157-161
[紹介]田中浩朗「伊東俊太郎・村上陽一郎共編『講座科学史2 社会から読む科学史』」第18巻(1991): 238-239
[紹介]佐藤道洋「丸石照輝著『原典から学ぶ化学の本質』」第18巻(1991): 240-241
[紹介]杉山滋郎「小野周・槌田敦・室田武・八木江里編『熱学第二法則の展開』」第18巻(1991): 242-243
[紹介]大野誠・川崎勝「新着科学史書から」第18巻(1991): 46-47,99,162-163,244-245
[雑報]「ニュース」 第18巻(1991): 48-49,248-249
「第2回化学史シンポジウム プログラム」第18巻(1991): 100
[第2回化学史シンポジウム特別講演]高木徳二「触媒学会の歴史―原点から現在までの歩み―」第18巻(1991): 101-102
[第2回化学史シンポジウム特別講演]廣田鋼蔵「触媒研究回顧―1960年まで―」第18巻(1991): 102-103
[第2回化学史シンポジウム]延与三知夫「触媒化学研究センターの歴史」第18巻(1991): 104-105
[第2回化学史シンポジウム]山口達明「ラングミュアによる水の熱分解―温度勾配系における表面反応の先駆的研究―」第18巻(1991): 106
[第2回化学史シンポジウム]市原昭一「自動車触媒の歴史」第18巻(1991): 107-108
[第2回化学史シンポジウム]高宮信夫「小林久平の酸性白土の発見」第18巻(1991): 109-110
[第2回化学史シンポジウム]八嶋建明「ゼオライト触媒30年」第18巻(1991): 111
[第2回化学史シンポジウム]山崎一雄「柴田桂太・柴田雄次の均一系錯体触媒の発見」第18巻(1991): 112
[第2回化学史シンポジウム]尾崎萃「触媒の発見と発展」第18巻(1991): 113
「1991年度化学史研究発表会プログラム」第18巻(1991): 167-168
[シンポジウム:日本化学の伝統―大学の役割―]佐佐木行美・立花太郎「東大・理・化学科の卒業研究題目から見た大正・昭和前期の日本の化学」第18巻(1991): 169
[シンポジウム:日本化学の伝統―大学の役割―]藤田英夫「京都大学の創設と化学の伝統・役割―東京理学社と我等の化学者を中心として」第18巻(1991): 170
[シンポジウム:日本化学の伝統―大学の役割―]鎌谷親善「大正期における大学附置研究所―京大化学研究所の場合―」第18巻(1991): 171
[一般講演]高橋求「江戸時代末期における細倉鉱山「生吹」復元実験について」第18巻(1991): 172
[一般講演]日吉芳朗「貝紫と化学教育」第18巻(1991): 173
[一般講演]吉本秀之「若きボイルの化学研究」第18巻(1991): 174
[一般講演]川崎勝「ヘイルズ研究の新視点」第18巻(1991): 175
[一般講演]藤崎千代子「 Lundの原子物理学会について」第18巻(1991): 176
[一般講演]吉野諭吉「元素の発見―確認と単離」第18巻(1991): 177
「新入会員」第18巻(1991): 94,172,243
「『化学史研究』投稿規程(1991年3月23日改訂)」第18巻(1991)第1号裏表紙うら
「化学史学会―沿革と現況―(1991年7月現在)」第18巻(1991)第2号裏表紙うら
第19巻(1992年)
[論文]立花太郎「液晶研究の初期とその背景および現代化学への寄与 」第19巻(1992): 1-13
[論文]鎌谷親善「明治期日本における化学工業―人造肥料製造業―(その2)・(その3)」第19巻(1992): 14-35,73-104
[論文]川崎勝「ヘイルズ研究の新視点―18世紀イギリス科学史の革新のために―」第19巻(1992): 159-171
[論文]田中穆「H.Staudingerの研究とドイツ高分子化学工業の誕生―Staudingerのゴムに関する研究と合成ゴムへの道―(その1)・(その2)」第19巻(1992): 172-187,247-261
[論文]吉本秀之「初期ボイルの化学 ―ヘルモント主義の位相と種子原理―」第19巻(1992): 233-246
[寄書]竹林松二「フェントン試薬を用いる酸化反応―その発見と解明― 」第19巻(1992): 36-39
[寄書]竹林松二「アルミニウム・アルコキシドを用いる還元反応―Meerwein-Ponndorf-Verley還元の発見と解明の経過―」第19巻(1992): 105-109
[寄書]竹林松二「L.クライゼンとその人名反応」第19巻(1992): 262-266
[特集技術史シリーズ第2回]木岡護・広瀬敬治・柏典夫「チーグラー触媒によるポリエチレンの製造法」第19巻(1992): 40-49
[特集技術史シリーズ第3回]佐伯康治「合成ゴムの技術とその工業 」第19巻(1992): 267-281
[特集ラヴワジェ研究入門第11回]川島慶子「ラヴワジェ伝の中のラヴワジェ夫人像」第19巻(1992): 188-204
[科学史研究の新潮流]小川眞里子「Women in Scienceことはじめ 」第19巻(1992): 110-122
[研究回顧]高木俊夫「ウプサラのバイオ分離科学学派の研究史事始」第19巻(1992): 205-211
[解説]田中泰夫「工業化学会満洲支部と「満洲」における化学工業 I 」第19巻(1992): 282-289
[広場]芝哲夫「ベックマン化学史研究センターの組織と活動」第19巻(1992): 50-51
[広場]小森田精子「“中日科学技術発展比較双辺学術討論会”に参加して 」第19巻(1992): 52-56
[広場]林良重「1991年度化学史研究発表会に出席して」第19巻(1992): 123-126
[広場]大野誠「第8回「春の学校」・第1回化学教育フォーラムの報告 」第19巻(1992): 127-131
[広場]柏木肇「コップとホフマン 歿後100年によせて 」第19巻(1992): 290-293
[広場]日吉芳朗「貝紫と化学教育」第19巻(1992): 294-301
[広場]大野誠・内野若菜「マンガと科学史」第19巻(1992): 302-305
[広場]藤井清久「「1992年度化学史研究発表会」傍聴記」第19巻(1992): 306-309
[紹介]芝哲夫「藤野明『銅の文化史』」第19巻(1992): 57
[紹介]下坂英「渡辺正雄『文化としての科学―この人間的な営み』 」第19巻(1992): 58-62
[紹介]大野誠「Christine Macleod,Inventing the Industrial Revolution: The English Patent System,1660-1800 」第19巻(1992): 59
[紹介]藤崎千代子「R.Norman Jones,”Analytical Applications of Vibrational Spectroscopy: A Historical Review” 」第19巻(1992): 63-65
[紹介]大野誠・川崎勝「新着科学史書から」第19巻(1992): 66-68,136-138,214-216,219
[紹介] 横山輝雄「D.S.L.カードウェル著(金子務監訳)『蒸気機関からエントロピーへ―熱学と動力技術』」 第19巻(1992): 132-133
[紹介] 橋本毅彦「高橋憲一・佐藤 徹他著『自立する科学史学―伊東俊太郎先生還暦記念論文集―』 」第19巻(1992): 133-135
[紹介]橋本毅彦「大野誠・小川真里子編著『科学史の世界』 」第19巻(1992): 133
[紹介]小塩玄也「丸石照機著『アメリカ初期の化学教育から―化学と化学教育の源泉』 」第19巻(1992): 135-136
[紹介]三浦伸夫「上智大学中世思想研究所編『中世の自然観』」第19巻(1992): 212-214
[紹介]大野誠「科学・技術と社会の会編『年報 科学・技術・社会』創刊号 」第19巻(1992): 310-311
[紹介]川島慶子「Nicole et Jean Dhombres,Naissance d’un nouveau pouvoir 」第19巻(1992): 312
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1991)」第19巻(1992): 217-219
[ニュース]第19巻(1992): 138
[会報]第19巻(1992): 69-70
「第3回化学史シンポジウムプログラム」第19巻(1992): 139
[第3回化学史シンポジウム]渡辺其久男「石油開発の歴史―太古から現代までの歩み―」第19巻(1992): 14-141
[第3回化学史シンポジウム]山崎豊彦「石油天然ガス回収技術研究を顧みて」第19巻(1992): 142-143
[第3回化学史シンポジウム]三輪宗弘「人造石油と対米開戦経緯」第19巻(1992): 144
[第3回化学史シンポジウム]鎌谷親善「京都大学附置化学研究所と燃料研究」第19巻(1992): 145-146
[第3回化学史シンポジウム]山本為親「放電による天然ガスよりアセチレンの製造とイソオクタンの合成の工業化計画」第19巻(1992): 147-148
[第3回化学史シンポジウム]森田義郎「炭素質燃料利用技術の変遷と展望」第19巻(1992): 149
[第3回化学史シンポジウム]石川新一郎「新津油田の発見とその盛衰」第19巻(1992): 150-151
[第3回化学史シンポジウム]石川文三「殖産協会の系譜と人脈―日本石油誕生の背景―」第19巻(1992): 152-153
[第3回化学史シンポジウム]高宮信夫「蒲原粘土と石油精製」第19巻(1992): 154-155
[第3回化学史シンポジウム]森島宏「我が国石油鉱業技術の発展」第19巻(1992): 156-157
「1992年化学史研究発表会プログラム」第19巻(1992)第3号表表紙うら
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]宗田一「宇田川蘭学三代と化学」第19巻(1992): 220
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]松田清「彦根井伊家所蔵『依氏広義』の書誌的考察」第19巻(1992): 221
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]大岩正芳「『舎密』に至るまで―陰陽五行の説から元素へ―」第19巻(1992): 222
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]菅原国香「 Atomの訳語「原子」への過程をめぐって」第19巻(1992): 223
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]大沢眞澄・土井康弘「舎密開宗についての二,三の考察」第19巻(1992): 224
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]八耳俊文「清末期における漢訳西洋科学書の出版と日本への影響」第19巻(1992): 225
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]塚原東吾「「舎密」とオランダの化学」第19巻(1992): 226
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]阪上正信「 Stö ckhardt原著「 Die Schule der Chemie 」と「化学新書」を比較して」第19巻(1992): 227
[シンポジウム:日本化学の伝統―舎密から化学へ―]芝哲夫「ハラタマ書簡について」第19巻(1992): 228
[一般講演]米田昭二郎・関崎正夫「燐寸と清水誠の生涯」第19巻(1992): 229
[一般講演]林良重「『舎密開宗』の実験とその教材化」第19巻(1992): 230
[一般講演]日吉芳朗「モーベインの発見」第19巻(1992): 231
[一般講演]川合智「19世紀における分子間力の研究―古典的アプローチの意義―」第19巻(1992): 232
「新入会員名簿」第19巻(1992): 281,293,301,305
第20巻(1993年)
[論文]古川安「シュタウディンガーの科学活動と政治的葛藤」第20巻(1993): 1-19
[論文]鎌谷親善「肥料礦物調査所―その設立・事業・廃止―」第20巻(1993): 65-92
[論文]斎藤喜彦「わが国における錯体の構造研究の歴史」第20巻(1993): 141-160
[論文]和泉ちえ「古代ギリシア原子論再考」第20巻(1993): 233-242
[論文]田中穆「H.Staudingerの研究とドイツ高分子化学工業の誕生―ポリ酢酸ビニルの研究開発をめぐるStaudingerとドイツ化学工業界の人たち―」第20巻(1993): 243-258
[寄書]竹林松二「シッフ塩基とシッフ試薬 」第20巻(1993): 20-24
[寄書]大野誠「「化学革命」とフランス革命への対抗―ロバート・ ハリントン著『フランス化学理論への死刑執行令状』(1804年)をめぐって― 」第20巻(1993): 93-106
[特集技術史シリーズ第4回]城島俊夫「尿素肥料の開発の歴史 」第20巻(1993): 161-200
[特集技術史シリーズ第5回]川合智「硝酸製造技術の歴史―工業物理化学の視点から―」第20巻(1993): 259-282
[科学史研究の新潮流]鈴木晃仁「魔女狩りと近代ヨーロッパ 」第20巻(1993): 37-53
[科学史研究の新潮流]橋本毅彦「実験と実験室(ラボラトリー)をめぐる新しい科学史研究」第20巻(1993): 107-121
[研究回顧]山本為親「放電による天然ガスよりアセチレンの製造とイソオクタンの合成の工業化」第20巻(1993): 122-128
[解説]田中泰夫「工業化学会満洲支部と「満洲」における化学工業 II」第20巻(1993): 25-36
[広場]亀山哲也・飯島孝「第8回化学史―夏のサロン(’92)の報告―」第20巻(1993): 54-56
[広場]大野誠第「9回「春の学校」・第2回化学史・教育フォーラムの報告 」第20巻(1993): 129-131
[広場]大野誠「『化学史研究』20年間の歩み―回顧と展望―」第20巻(1993): 283-293
[広場]原田馨「アグリコラ生誕500年」第20巻(1993): 294-296
[広場]川崎勝「西日本支部の誕生―支部設立会議と1993年度研究講演会の報告―」第20巻(1993): 297-301
[紹介]川島慶子「ロンダ・シービンガー著(小川真里子、藤岡伸子、家田貴子訳)『科学史から消された女性たち』」第20巻(1993): 57-58
[紹介]大野誠「渡辺正雄編著『ケプラーと世界の調和』」第20巻(1993): 58-59
[紹介]宗田一「石田純郎編著『緒方洪庵の蘭学』」第20巻(1993): 132
[紹介]大野誠「遅塚忠躬・近藤和彦編『過ぎ去ろうとしない近代―ヨーロッパ再考―』」第20巻(1993): 58
[紹介]植松英穂「P.M.ハーマン(杉山滋郎訳)『物理学の誕生―エネルギー・力・物質の概念の発達史―』 」第20巻(1993): 201-202
[紹介]家田貴子「富坂キリスト教センター編『エコロジーとキリスト教』」 第20巻(1993): 203-204
[紹介]鵜浦裕「渡辺正雄『科学の歩み・科学との出会い―世界観と近代科学―』」第20巻(1993): 205-206
[紹介]大野誠「D.M.Knight,Ideas in Chemistry:A History of the Science. 」第20巻(1993): 302-303
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1992) 」第20巻(1993): 208-209
[会報]第20巻(1993): 60-63,304-307
[雑報]「西日本支部の設立について」第20巻(1993): 139
[雑報]「化学会館展示「黎明期のわが国の大学化学教育」」 第20巻(1993): 207
[第4回化学史シンポジウム]竹内敬人「ファント・ホッフとウェルナー―有機化学の立場から―」第20巻(1993): 134-135
[第4回化学史シンポジウム]山寺秀雄「配意結合の理論の変遷」第20巻(1993): 136-137
[第4回化学史シンポジウム]斎藤喜彦「わが国における錯体の構造研究の歴史」第20巻(1993): 138
「1993年化学史研究発表会プログラム」第20巻(1993)第3号表表紙うら
[一般講演]大野誠「『化学史研究』20年間の歩み―回顧と展望―」第20巻(1993): 210
[一般講演]田育誠(橋本南都子訳)「中国に於ける化学史研究について」第20巻(1993): 211
[一般講演]川合智「硝酸製造技術の歴史―工業技術の視点から―」第20巻(1993): 212
[一般講演]佐伯康治「企業におけるR&Dの役割と問題点―わが国のポリマー技術開発を中心にして―」第20巻(1993): 213
[特別講演]江崎正直「国産・導入技術の工業化―三井東圧化学・彦島工業所の変遷―」第20巻(1993): 214
[特別講演]高島直一「プラスチックの成型加工―成形加工技術の歴史的考察」第20巻(1993): 215
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]鎌谷親善「シンポジウム「日本における伝統技術と化学」を開催するにあたって」第20巻(1993): 216
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]野原建一「近世・近代期のたたら製鉄業」第20巻(1993): 217-218
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]藤野明「銅の伝統技術―特徴とその変容―」第20巻(1993): 219-220
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]仲野泰裕「19世紀の窯業―伝統と西欧技術の受用―」第20巻(1993): 81-82
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]村上正祥「19世紀の日本塩業」第20巻(1993): 223-224
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]川越重昌「19世紀の日本硝石・火薬技術」第20巻(1993): 225-226
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]熊野谿從「伝統漆工の科学技術―序論―」第20巻(1993): 227-228
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]鎌谷親善・加藤百一「酒造技術の変遷―灘酒を中心にして―」第20巻(1993): 229-230
[シンポジウム:日本における伝統技術と化学]鈴木ゆり子「醤油醸造と技術」第20巻(1993): 231-232
「化学史学会会則(1992年11月14日改訂)」第20巻(1993): 65-67
「『科学史研究投稿規程』(1992年3月21日改訂)」第20巻(1993): 68
「新入会員名簿」第20巻(1993): 301
「化学史研究第20巻(1993年)総目次」第20巻(1993): 308
第21巻(1994年)
[論文]鎌谷親善「京都帝国大学附置化学研究所―創立期―」第21巻(1994): 1-37
[論文]鎌谷親善「京都帝国大学附置化学研究所―戦時期―」第21巻(1994): 109-151
[論文]鎌谷親善「江戸時代初期における酒造技術 」第21巻(1994): 309-332
[総説]山寺秀雄「配位結合の理論の変遷 」第21巻(1994): 219-233
[寄書]日吉芳朗「パーキンと人口紫色染料モーベインの発見と研究」第21巻(1994): 345-357
[特集日本における伝統技術と化学]野原建一「近世〜近代期のたたら製鉄業の展開」第21巻(1994): 38-46
[特集日本における伝統技術と化学]村上正祥「製塩業」第21巻(1994): 47-59
[特集日本における伝統技術と化学]仲野泰裕「19世紀の窯業―伝統と西欧技術の受容―」第21巻(1994): 152-171
[特集日本における伝統技術と化学]藤野明「銅の伝統技術―近世・江戸期から明治維新へ―」第21巻(1994): 172-185
[特集技術史シリーズ第6回]田中直「石油脱硫技術の歴史をめぐって 」第21巻(1994): 60-69
[特集技術史シリーズ第7回]太田静行「うま味調味料の歴史 」第21巻(1994): 186-202
[特集技術史シリーズ第8回]佐藤正弥「ポリ塩化ビニリデンフィルムの社会史 」第21巻(1994): 234-249
[特集技術史シリーズ第9回]江崎正直・大谷真夫「メタノール合成技術」第21巻(1994): 250-277
[特集技術史シリーズ第10回]佐伯康治「企業における研究開発 ―ポリマー企業を中心にして―」第21巻(1994): 333-344
[研究回顧]廣田鋼蔵「理学界から工学界にわたる私の触媒研究遍歴」第21巻(1994): 278-296
[追悼]稲本直樹「竹林松二先生を偲んで―東京帝国大学理学部・旧制大阪高等学校時代を中心に―」第21巻(1994): 297-298
[追悼]井畑敏一「竹林松二先生を偲んで」第21巻(1994): 299-301
[広場]林良重・小塩玄也「第3回化学史・教育フォーラムの報告」第21巻(1994): 203-204
[広場]大野誠「1994年度年会を終えて」第21巻(1994): 205
[広場]吉田晃「ラヴォワジェ没後200年記念シンポジウム」第21巻(1994): 206-207
[広場]大西寛「Berzeliusの呼び方の変遷 」第21巻(1994): 302-303
[広場]上仲博「愛知県陶磁資料館訪問記 」第21巻(1994): 364-365
[広場]大西寛「van’t Hoff か van ‘t Hoffか?」第21巻(1994): 366-367
[紹介]伊藤和行「D.P.ウオーカー著(田口清一訳)『ルネサンスの魔術思想―フィチーノからカンパネッラへ―』」第21巻(1994): 70-71
[紹介]大野誠「M.ジェイコブ著(中島秀人訳)『ニュートン主義者とイギリス革命』 」第21巻(1994): 72-74
[紹介]大野誠「新着科学史書から 」第21巻(1994): 75-78
[紹介]吉田晃「M.Goupil,P.Bret,F.Masson: Lavoisier et la révolution chimique(SABIX,1992).」第21巻(1994): 208-210
[紹介]大野誠「渡辺正雄監修・犬上博史作・石田おさむ画『ニュートン―近代科学を築いた知の巨人』」第21巻(1994): 211
[紹介]西村秀雄「高橋憲一訳・解説『コペルニクス・天球回転論』」第21巻(1994): 368-369
[会報]「1994年度総会報告」第21巻(1994): 216-218
[会報]「1994年理事会報告」第21巻(1994): 370-371
[雑報]「化学会館展示 日本における化学工業の近代化と東京工業試験所」第21巻(1994): 80-81
[雑報]田丸謙二「化学会館展示 Haberと亡父について」第21巻(1994): 304-305
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1993)」第21巻(1994): 306-307
[資料]川上行蔵「満洲国大陸科学院 」第21巻(1994): 358-361
[資料] 佐佐木行美「東京帝国大学理学部旧制化学科における卒業研究発表会のプログラム(1916〜1953)(補記)」第21巻(1994): 362-363
「1994年化学史研究発表会プログラム」第21巻(1994)第1号 表表紙うら
[一般講演]日吉芳朗「プルシアンブルーの化学」第21巻(1994): 82
[一般講演]塚原東吾「化学史をめぐる西洋と日本分野の研究の対話の可能性―ヘンリーによる「舎密開宗」原本の書誌を例として―」第21巻(1994): 83
[一般講演]佐藤正弥「ポリ塩化ビニリデンフィルムの社会史」第21巻(1994): 84
[一般講演]飯島孝「わが国におけるエンジニアリング産業の成立」第21巻(1994): 85-86
[一般講演]米田昭二郎・関崎正夫「化学点火法の発達―マッチについて―」第21巻(1994): 87
[一般講演]八耳俊文「 D.J.Macgowanと長崎」第21巻(1994): 88
[招待講演]中西啓「長崎の化学史」第21巻(1994): 89
[招待講演]楠本寿一「長崎製鉄所の舎密所について」第21巻(1994): 90-92
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]芝哲夫「長崎の御用時計師御幡家の化学史資料」第21巻(1994): 93-94
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]川嶌眞人「中津藩の蘭学について」第21巻(1994): 95-96
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]山口隆男「シーボルトの日本の動物学への貢献」第21巻(1994): 97-98
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]宮坂正英「ブランデンシュタイン家文書に見られるシーボルトと桂川甫賢、宇田川榕庵との交流に関する記述資料について」第21巻(1994): 99-100
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]鎌谷親善「江戸時代における火薬について―硝石を中心に―」第21巻(1994): 101-102
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]土井康弘「宇田川榕庵の薬物認識―音訳との関わりを通して―」第21巻(1994): 103-104
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]菅原国香「太田雄寧訳纂『新式化学』の原書について」第21巻(1994): 105-106
[シンポジウム:蘭学研究の現状と今後の課題]石田純郎「前期近代(17―19世紀)のオランダの医療システムの変遷―医政、医療職そして病院―」第21巻(1994): 107-108
[第5回化学史シンポジウム]高瀬勉「変革の時代における企業のR&D」第21巻(1994): 212
[第5回化学史シンポジウム]平野二郎「筑波における企業研究所のR&D」第21巻(1994): 213
[第5回化学史シンポジウム]神保元二「粉体光学の形成と粉体技術における研究開発」第21巻(1994): 214
[第5回化学史シンポジウム]佐伯康治「企業におけるR&Dの課題―ポリマー素材メーカーを中心にして―」第21巻(1994): 215
「新入会員名簿」第21巻(1994): 79,218
「化学史研究第21巻(1994年)総目次」第21巻(1994): 裏表紙うら
第22巻(1995年)
[論文]立花太郎「トーマス・グレアムのコロイド研究再考」第22巻(1995): l-14
[論文]鎌谷親善「江戸後期における酒造技術―灘酒の出現と特徴―」第22巻(1995): 85-113
[論文]川島慶子「『フロギストン論考』仏訳におけるラヴワジェ夫妻の協力」第22巻(1995): 163-179
[論文]坂野徹「パラオ熱帯生物研究所―その誕生から終焉まで―」第22巻(1995): 180-196
[論文]川田勝「メルセンヌの学問擁護論」第22巻(1995): 263-287
[特集技術史シリーズ第11回]江崎正直「アンモニア合成技術(I)」第22巻(1995): 15-49
[特集技術史シリーズ第12回]刈米孝夫「合成洗剤の歴史」第22巻(1995): 114-126
[特集技術史シリーズ第13回]大場健吉・武井玲子「環境間題からみた合成洗剤の技術開発史」第22巻(1995): 127-141
[特集技術史シリーズ第14回]江崎正直「アンモニア合成技術(II)」第22巻(1995): 197-225
[特集技術史シリーズ第15回]上仲博「1-アミノアントラキノン製造法の変遷―日本における無公害型製造法の開発―」第22巻(1995): 288-299
[特集日本の化学者第1回]坪井正道「水島三一郎先生の研究足跡」第22巻(1995): 142-151
[特集日本の化学者第2回]前田侯子「黒田チカ―天然色素研究におげる業績とわが国初の女性化学者としての生涯」第22巻(1995): 226-238
[広場]大西寛「質量作用の法則という名称の初期の使われ方」第22巻(1995): 252-254
[広場]原田馨「レントゲン線発見100年」第22巻(1995): 300-308
[紹介]吉本秀之「Piyo Rattansi and Antonio Clericuzio(eds.),Alchemy and Chemistry in the 16th and17th Centuries」第22巻(1995): 152-154
[紹介]芝哲夫「J.M.トーマス著,千原秀昭・黒田玲子訳『マイケル・ファラデー―天才科学者の軌跡―』」第22巻(1995): 155
[紹介]塚原東吾「Ekmeleddin lhsanoglu(ed.),Transfer of Modern Science & Technology to the Muslim World 」第22巻(1995): 156-157
[紹介]小塩玄也「竹内敬人,山田圭一著『化学の生いたち』日本化学会編,新化学ライブラリー(全30巻)」第22巻(1995): 158
[紹介]鎌谷親善「藤田英夫著『大阪舎密局の史的展開―京都大学の源流―』」第22巻(1995): 255
[紹介]梅田淳「William H.Brock,The Fontana History of Chemistry 」 第22巻(1995): 256-259
[紹介]塚原東吾「クラウス・ハフナー著,中辻慎一訳『化学の建築家ケクレ―ベンゼンいまむかし』」第22巻(1995): 260-261
[紹介]田中浩朗「松本三和夫著『船の科学技術革命と産業社会―イギリスと日本の比較社会学―』」第22巻(1995): 359
[会報]「1995年度総会報告」第22巻(1995): 159-160
[雑報]鶴田禎二「旧制高校教師 山岡望先生について」第22巻(1995): 50-52
[資料]芝哲夫「長崎におけるA.F.ボードウィンの舎密学傅習講義録」第22巻(1995): 239-251
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1994)」第22巻(1995): 309-311
[資料]八耳俊文「清末期西人著訳科学関係中国書および和刻本所在目録」第22巻(1995): 312-358
「1995年度化学史研究発表会プログラム」第22巻(1995)第1号表表紙うら
[シンポジウム:回想:日本の高分子化学]岩倉義男「高分子学会の歴史と役割」第22巻(1995): 53-55
[シンポジウム:回想:日本の高分子化学]岡村誠三「櫻田一郎と日本の高分子化学―科学史の一つの見方―」第22巻(1995): 56-58
[シンポジウム:回想:日本の高分子化学]古川淳二「日本の合成ゴム研究史」第22巻(1995): 59-62
[シンポジウム:回想:日本の高分子化学]大島敬治「わが国のプラスチック時代到来までの慨要」第22巻(1995): 63-66
[シンポジウム:回想:日本の高分子化学]丹沢宏「日本の高分子産業史のひとこま―化学繊維技術成立事情―」第22巻(1995): 67-68
[一般講演]鎌谷親善「東北大学金研の設立事情、とくに臨時理化学研究所について」第22巻(1995): 69
[一般講演]芦田玉一「ライナス・ポーリング―20世紀最大の化学者」第22巻(1995): 70
[一般講演]吉本秀之「文化史におけるボイル―ボイル研究の新動向―」第22巻(1995): 71
[一般講演]柏木肇「イングランド科学の環境について―若干のコメント―」第22巻(1995): 72
[一般講演]塚原東吾「イギリス北部、エディンバラ・マンチェスター・グラスゴーの科学と日本の舎密―ヘンリー本のグランド・デザインが1798年のマンチェスターで行われた連続講演のシラバスにあることについて―」第22巻(1995): 73
[一般講演]土井康弘「佐賀藩武雄領における科学摂取―木村仲兵衛関係文書を中心として―」第22巻(1995): 74
[一般講演]橋本南都子「魯迅とラジウム」第22巻(1995): 75
[一般講演]田丸謙二「父田丸節郎とハーバー」第22巻(1995): 76-77
[一般講演]佐藤正弥「ハーバー一族と日本」第22巻(1995): 78-80
[一般講演]上仲博「1-アミノアントラキノンの無公害型製法の開発とそれをめぐる研究者たち」第22巻(1995): 81-82
[一般講演]鶴田利行「硝酸式硫酸製造プロセスの盛衰」第22巻(1995): 83
[一般講演]江崎正直「アンモニア合成の低圧化」第22巻(1995): 84
「第22巻(1995年)総目次」第22巻(1995): 361
「新入会員名簿」第22巻(1995): 52,157
第23巻(1996)
[論文]田中穆「H.Staudinger の研究とドイツ高分子化学工業の誕生―ポリスチロールおよびポリ塩化ビニルの工業化に至るまで(その1)」第23巻(1996): 1-14
[論文]鎌谷親善「東北大学理科大学臨時理化学研究所―その設立から廃止まで―」第23巻(1996): 119-146
[論文]田中穆「H.Staudinger の研究とドイツ高分子化学工業の誕生―ポリスチロールおよびポリ塩化ビニルの工業化に至るまで(その2) 」第23巻(1996): 147-166
[論文]鎌谷親善「東北大学附属鉄鋼研究所―その設立と事業―」第23巻(1996): 205-234
[論文]川田勝「メルセンヌの初期アカデミー思想(1623-1634)―メルセンヌアカデミー研究 (I )―」第23巻(1996): 285-301
[寄書]日吉芳朗「プルシアンブルーの化学」第23巻(1996): 54-67
[特集技術史シリーズ第16回]江崎正直「アンモニアの合成技術( III )」第23巻(1996): 15-53
[特集技術史シリーズ第17回]佐藤正弥「国産技術によるポリ塩化ビニリデン樹脂の製造・加工の企業化」第23巻(1996): 235-250
[特集技術史シリーズ第18回]徳田晉吾・勝村龍雄「日本における苛性ソーダの製法転換とその社会的背景」第23巻(1996): 311-331
[特集日本の化学者第3回]斎藤信房「放射化学領域における木村健二郎の業績」第23巻(1996): 302-310
[広場]芝哲夫「日独コロキウムの報告」第23巻(1996): 68-69
[広場]阪上正信「H.Becquerel と放射能の発見100年」第23巻(1996): 167-170
[広場]原田馨「ヘルムホルツ像フンボルト大学に戻る」第23巻(1996): 171-180
[広場]丹沢宏「Antonio Minelli―日本の初期レーヨン工業に貢献したお雇い外国人技術者―」第23巻(1996): 181-185
[広場]中垣良一「磁気化学・磁気共鳴の発展―ゼーマン効果の発見から百年―」第23巻(1996): 251-257
[広場]江崎正直・日吉芳朗「秋の学校(’96)の報告」第23巻(1996): 258-260
[広場]上仲博「灘の水車と震災」第23巻(1996): 332-334
[広場]川島慶子「「化学者、科学者、学者」―18世紀フランスにおける<>の意味と科学記事」第23巻(1996): 335-338
[紹介]和泉ちえ「G.E.R.ロイド『初期ギリシャ科学』」第23巻(1996): 70
[紹介]羽片俊夫「田中一郎『ガリレオ 庇護者たちの網の中で』」第23巻(1996): 71
[紹介]川田勝「吉本秀之他『科学と国家と宗教』」第23巻(1996): 72-73
[紹介]橋本毅彦「Anthony S.Travis,The Raibow Makers他」第23巻(1996): 74-76
[紹介]八耳俊文「芝哲夫『オランダ人の見た幕末・明治の日本―化学者ハラタマ書簡集―』」第23巻(1996): 77-78
[紹介]金森修「J.バルトルシャイティス『鏡』 」第23巻(1996): 79
[紹介]金森修「E.カッシーラー『シンボルとスキエンティア』」第23巻(1996): 80
[紹介]猪野修治「笹本征男『米軍占領下の原爆調査』」第23巻(1996): 81-84
[紹介]橋本毅彦「Pamera H.Smith, The Business of Alchemy,」第23巻(1996): 186-187
[紹介]石田純郎「ロイ・ポーター『健康売ります』」第23巻(1996): 188
[紹介]鎌谷親善「徳永光俊校注・解題『農稼肥培論・培養秘録』」第23巻(1996): 189-190
[紹介]菊池好行「Mikael Hard, Machines Are Frozen Spirit 」第23巻(1996): 191-192
[紹介]川島慶子「デサンカ・トルブホヴィッチ=ギュリッチ『二人のアインシュタイン』」第23巻(1996): 193-194
[紹介]加藤茂生「佐伯修『上海自然科学研究所』」 第23巻(1996): 195-196
[紹介]坂野徹「ジョジアンヌ・オルフ=ナータン編『第三帝国下の科学』」第23巻(1996): 197-198
[紹介]橋本毅彦「ラルフ・W・モス『がん産業』上下」第23巻(1996): 199-200
[紹介]原田馨「石田純郎『ヨーロッパ医学史散歩』」第23巻(1996): 275-277
[紹介]小川眞里子「シャロン・バーチュ・マグレイン『お母さん、ノーベル賞をもらう』;ウラ・フェルシング『ノーベル・フラウエン』」第23巻(1996): 278-279
[紹介]吉田晃「エドアール・グリモー『ラボアジェ 1743-1794』」第23巻(1996): 280
[紹介]八耳俊文「鬼頭秀一『自然保護を問いなおす』」第23巻(1996): 281
[紹介]坂口勝彦「伊藤博明『神々の再生―ルネサンスの神秘思想』」第23巻(1996): 282
[紹介]林真理「エヴリン・フォックス・ケラー『機械の身体』」第23巻(1996): 339-340
[紹介]亀山哲也「飯島孝『技術の黙示録』 」第23巻(1996): 341
[紹介]島原健三「島尾永康『中国化学史』 」第23巻(1996): 342-344
[紹介]加藤茂生「金森修『バシュラール ─科学と詩─』」第23巻(1996): 345-346
[会報]「1996年度総会報告」第23巻(1996): 201-203
[雑報]芝哲夫「化学会館展示上野彦馬―わが国写真化学の先覚者―」 第23巻(1996): 261-264
[資料]立花太郎「旧「日本化学会」および「工業化学会」の歴代会長の生没年月日」第23巻(1996): 265-268
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1995)」第23巻(1996): 269-274
「1996年化学史研究発表会プログラム」第23巻(1996)第1号表表紙うら
[一般講演]鎌谷親善「東北大理科大学臨時理化学研究所の設立経過と事業」第23巻(1996): 85
[一般講演]亀井修「「性能」と「環境」の視点から見る自動車用ガソリンの変遷」第23巻(1996): 86
[一般講演]河合智「戦後における石炭液化の研究―研究開発の成果と実用化への前進」第23巻(1996): 87-88
[一般講演]佐藤正弥「国産技術によるポリ塩化ビニリデン樹脂製造・加工の企業化」第23巻(1996): 89
[シンポジウム:実験室の成立]川崎勝「実験売ります―18世紀英国における実験の普及」第23巻(1996): 90-91
[シンポジウム:実験室の成立]柿原泰「19世紀における大学実験室教育の展開」第23巻(1996): 92-93
[シンポジウム:実験室の成立]橋本毅彦「化学史と実験の新しいヒストリオグラフィー」第23巻(1996): 94-95
[特別講演]潮木守一「ドイツ大学と化学」第23巻(1996): 96-97
[一般講演]石田純郎「ヨーロッパの医・化学史博物館」第23巻(1996): 98
[一般講演]阪上正信「 J.W.Gunning と W.C.Röntgen 」第23巻(1996): 99
[シンポジウム:科学と世界観]川田勝「「科学と宗教」問題序説―科学史学の立場から―」第23巻(1996): 100-101
[シンポジウム:科学と世界観]芦名定道「科学と世界観―現代神学の視点から―」第23巻(1996): 102-103
[シンポジウム:科学と世界観]柏木肇「回想の科学史、宗教そして世界観」第23巻(1996): 104-106
[特別講演]鈴木啓志「日本の洋食器の歴史」第23巻(1996): 107-109
[シンポジウム:ジェンダーと科学]塚原東吾「「科学とジェンダー」というテーマはどのような研究領域として設定が可能であるかという問題をめぐる試論」第23巻(1996): 110
[シンポジウム:ジェンダーと科学]小川眞里子「ジェンダーと博物学」第23巻(1996): 111-112
[シンポジウム:ジェンダーと科学]杉山滋郎・伊藤伸子「『婦人公論』にみる「科学」―方法としての「ジェンダーと科学」の試み―」第23巻(1996): 113-115
[シンポジウム:ジェンダーと科学]斎藤光「「男女」研究の明治―澤田順次郎の「博物」的アプローチ」第23巻(1996): 116-117
「新入会員名簿」 第23巻(1996): 84,198,283,344
「化学史学会会員名簿(1996年4月現在)」別冊挿入
「化学史研究第23巻(1996)総目次」第23巻(1996): 347-348
第24巻(1997年)
[論文]鎌谷親善「東北大学附置金属材料研究所―成立から体制の整備まで―」第24巻(1997): 1-32
[論文]鎌谷親善「伝染病研究所―最初の帝国大学附置研究所―」第24巻(1997): 105-147
[論文]川島慶子「デュ・シャトレ夫人とヴォルテールの「化学」研究:「火の本性と伝播についての論考」第24巻(1997): 261-280
[科学史研究の新潮流]三浦伸夫「アラビア錬金術史の研究動向」第24巻(1997): 193-204
[特集技術史シリーズ第19回]佐藤公彦「旭硝子イオン交換膜法食塩電解技術の開発」第24巻(1997): 148-156
[特集技術史シリーズ第20回]砂川茂「ヨウ素生産の歴史」第24巻(1997): 281-294
[特集日本の化学者第4回]阪上正信「西洋近代科学の移植・育成者:桜井錠二」第24巻(1997): 157-168
[特集日本の化学者第5回]辻和一郎「繊維・高分子化学における桜田一郎先生の業績点描」第24巻(1997): 205-217
[特集日本の化学者第6回]吉原賢二「小川正孝の栄光と挫折」第24巻(1997): 295-305
[寄書]佐藤正弥「塩化ビニリデン技術の二つの系譜」第24巻(1997): 33-41
[広場]原田馨「ゲーテとパストゥールを結ぶ―『ヴェルテル』のヒロインの子供達―」第24巻(1997): 42-56
[広場]岩倉義男「わが国におけるナイロンの化学構造の決定について」第24巻(1997): 218-219
[広場]廣田鋼蔵・ 荒木恒夫 「宇田川榕菴訳『舎密開宗』の題名についての考察―出版当時の榕菴の環境をめぐって―」第24巻(1997): 220-225
[広場]原田馨「デスマスクを残した科学者たち」第24巻(1997): 226-231
[広場]原田馨「絵を残した科学者たち」第24巻(1997): 306-313
[資料]菊池好行「ヴィルヘルム・オストヴァルト遺稿に含まれる日本人化学者関連資料 」第24巻(1997): 232-248
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1996)」 第24巻(1997): 329-337
[原典翻訳]中辻慎一・日吉芳朗「レオポルド・グメリンによる赤血塩の発見」第24巻(1997): 316-328
[紹介]岡本拓司「渡辺徳二他『生産力構造転換のダイナミズム』」第24巻(1997): 57-59
[紹介]川島慶子「J.P.Poirier, Lavoisier ; E.Grison et al., A Scientific Correspondence during the Chemical Revolution,」第24巻(1997): 60-62
[紹介]大野誠「M.Hunter ,The Royal Society and its Fellows 1660-1700,」第24巻(1997): 63-64
[紹介]鴻野わか菜「S.G.セミョーノヴァ、A.G.ガーチェヴァ編著『ロシアの宇宙精神』」第24巻(1997): 65-66
[紹介]吉田健太郎「小林道夫『デカルトの自然哲学』」第24巻(1997): 169-171
[紹介]小松真理子「バーバラ・エーレンライク他『魔女・産婆・看護婦』;ジーン・アクターバーク『癒しの女性史』」第24巻(1997): 171-173
[紹介]川田勝「Annibale Fantoli, Galileo per il Copernicanesimo e per la Ciesa.他 」第24巻(1997): 173-175
[紹介]三浦伸夫「F.スペンサー『ピルトダウン 化石人類偽造事件』」第24巻(1997): 249-251
[紹介]斎藤憲「エヴリン・F・ケラー『生命とフェミニズム:言語・ジェンダー・科学』」第24巻(1997): 251-254
[紹介]渡辺慶昭・大野誠「新着科学史書から」第24巻(1997): 175-177, 254-257
[会報]「1997年総会報告」第24巻(1997): 178-179
[雑報]大野誠「『ボイル著作集・書簡集』の予約購入注文書について」第24巻(1997): 258
[追悼]米澤貞次郎「福井謙一先生を偲んで」第24巻(1997): 314-315
「1997年度化学史研究発表会プログラム」第24巻(1997): 67
[特別講演]吉海正憲「産業技術歴史展と産業技術政策」第24巻(1997): 68-69
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]林良重「日本のヨウ素発見者嶋立甫(玄澄)」第24巻(1997): 70
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]明石護「千葉県の水溶性天然ガス開発の歴史」第24巻(1997): 71
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]砂川茂・諌山宗生「ヨウ素生産の歴史と我が国の工業的利用」第24巻(1997): 72-73
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]芝崎勲「 ヨウ素系環境殺菌剤の話題」第24巻(1997): 74-75
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]入江実「ヨード欠乏症とその取り組み」第24巻(1997): 76-77
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]松岡敬一郎「化学者の目から見たヨウ素」第24巻(1997): 78-79
[シンポジウム:千葉県の天然ガス・ヨウ素の生産と利用の歴史]杉原博「X線造影材の進歩」第24巻(1997): 80
[シンポジウム:博物館と科学技術史]亀井修・高安礼士「科学技術史を伝える博物館」第24巻(1997): 81-86
[シンポジウム:博物館と科学技術史]永嶋正春「日本の漆文化とその変遷」第24巻(1997): 87-88
[シンポジウム:博物館と科学技術史]新井英夫「文化財保存科学と生物学」第24巻(1997): 89-90
[シンポジウム:Cultural Studies と20世紀科学技術史]加藤茂生「カルチュラル・スタディーズと科学技術史」第24巻(1997): 91-92
[シンポジウム:Cultural Studies と20世紀科学技術史]藤垣裕子「科学の分野ごとのCultural Difference―差異反復の論文産出と知識のモード論―」第24巻(1997): 93-95
[シンポジウム:Cultural Studies と20世紀科学技術史]南泰裕「表現としての科学技術―都市・建築デザインの視点から―」第24巻(1997): 96-97
[一般講演]阪上正信「『化学新書』を生んだStö ckhardtとGunningを育てた環境」第24巻(1997): 98
[一般講演]阪上信次「志賀泰山と「化学最新」」第24巻(1997): 99
[一般講演]佐藤正弥「塩化ビニリデン技術開発史覚書」第24巻(1997): 100
[一般講演]鎌谷親善「日本のソーダ工業100年」第24巻(1997): 101
[一般講演]古川安「化学から歴史へ」第24巻(1997): 102
[一般講演]飯島孝「川崎製鉄千葉製鉄所の建設をめぐる鞍山製鉄所の二つの流れ」第24巻(1997): 103
[1997年度化学史シンポジウム]吉田忠「ヘンリーのもう1つの翻訳書」第24巻(1997): 180
[1997年度化学史シンポジウム]芝哲夫「岩手県の生んだ科学者大島高任」第24巻(1997): 181-182
[1997年度化学史シンポジウム]鎌谷親善「近世日本における酒造り」第24巻(1997): 183-184
[1997年度化学史シンポジウム]力丸光雄「宮澤賢治と科学・化学」第24巻(1997): 185-186
[1997年度化学史秋の学校]後藤実「伝承薬物研究の一軌跡」第24巻(1997): 187
[1997年度化学史秋の学校]上仲博「第一次世界大戦が大阪に生み出した化学企業」第24巻(1997): 188
[1997年度化学史秋の学校]青木允夫・野尻佳与子「和漢洋薬索引の編集について」第24巻(1997): 189
[1997年度化学史秋の学校]芝哲夫「杏雨書屋蔵書中の宇田川榕庵の化学関係資料について」第24巻(1997): 190
[1997年度化学史秋の学校]鎌谷親善「伊丹の酒―近世日本酒の原型―」第24巻(1997): 191
[1997年度化学史秋の学校]柴田承二「正倉院薬物―その化学的再検討―」第24巻(1997): 192
「新入会員」第24巻(1997): 168,258,305
「投稿規程の一部改定のお知らせ」第24巻(1997): 104
「化学史研究第24巻(1997年)総目次」第24巻(1997): 339
『化学史研究』投稿規程(1997年3月1日改訂)第24巻(1997)第4号裏表紙うら
第25巻(1998年)
[論文]井上尚之「ナイロンの日本上陸経路と絹の駆逐」第25巻(1998): 93-107
[論文]川田勝「メルセンヌアカデミーの思想と展開―メルセンヌアカデミー研究 (II) ―」第25巻(1998): 108-125
[論文]田中穆「H.Staudingerの研究とドイツ高分子化学工業の誕生:Staudingerおよびドイツ化学工業界の化学者たちによるポリインデン、ポリイソブチレン、ポリアクリレート等の重合物に関する研究開発」第25巻(1998): 177-194
[寄書]立花太郎「 初期のコロイド化学と寺田寅彦の物理学」 第25巻(1998): 229-240
[特集技術史シリーズ第21回]大庭成一「日本の写真工業の発展史 I ―感光材料― 」第25巻(1998): 1-19
[特集技術史シリーズ第22回]上仲博「住友化学グループにおけるm,p-クレゾールの工業的製造法の開発」第25巻(1998): 126-138
[特集技術史シリーズ第23回]安部田貞治「日本における新染料開発の歴史」第25巻(1998): 139-145
[特集日本の化学者第7回]山田祥一郎「槌田龍太郎―わが国の錯体化学研究の先駆者― 」第25巻(1998): 146-158
[特集日本の化学者第8回]関集三「仁田勇先生と結晶化学」第25巻(1998): 241-255
[討論]川島慶子「「ロージー」のめがね―試論:科学者伝における「言説」と「ジェンダー」 」第25巻(1998): 194-209
[広場]上仲博「灘の酒と震災」第25巻(1998): 20-22
[広場]日吉芳朗「Zeise 塩は1827年に発見されたのか」第25巻(1998): 23-25
[広場]廣田鋼蔵「地球化学者岡田家武の思い出」第25巻(1998): 159
[広場]大西寛「周期表と周期律表 」第25巻(1998): 256-258
[広場]八耳俊文「川本幸民とその足跡展 報告記 」第25巻(1998): 259-263
[資料]芝哲夫「長崎におけるK.W.ハラタマの舎密学講義録」第25巻(1998): 26-40
[資料]八耳俊文「 川本幸民著作解説」第25巻(1998): 41-54
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1997)」第25巻(1998): 264-269
[紹介]本間栄男「科学史とレトリック」第25巻(1998): 160-170
[紹介]芝哲夫「井上尚之『科学技術の発達と環境問題』 」第25巻(1998): 170-171
[紹介]三浦伸夫 「竹下節子『ノストラダムスの生涯』」第25巻(1998): 210-211
[紹介]三浦伸夫「児玉善仁『病気の誕生―近代医療の起源』」第25巻(1998): 212-213
[紹介]唐木田健一「都城秋穂『科学革命とは何か』」第25巻(1998): 214-216
[紹介]渡辺慶昭「W.H.Brock, Justus von Liebig 」第25巻(1998): 217-219
[紹介]渡辺慶昭「新着科学史書から」第25巻(1998): 171-173,220-222
[雑報]吉川あきら■ 「化学会館展示第16回」第25巻(1998): 223-225
「1998年化学史研究発表会プログラム」第25巻(1998): 56
[シンポジウム:宇田川榕菴研究の新潮流]塚原東吾「宇田川榕菴の舎密学研究」第25巻(1998): 57-58
[シンポジウム:宇田川榕菴研究の新潮流]塚原康子「宇田川榕菴の楽律研究」第25巻(1998): 59-60
[シンポジウム:宇田川榕菴研究の新潮流]東徹「『舎密開宗』の参考文献『葛氏舎密』について」第25巻(1998): 61-62
[シンポジウム:宇田川榕菴研究の新潮流]幸田正孝「宇田川榕菴の伝記的研究史」第25巻(1998): 63-65
[シンポジウム:宇田川榕菴研究の新潮流]芝哲夫「宇田川榕菴『舎密開宗』未完部分の復元」第25巻(1998): 66-68
[シンポジウム:放射性元素発見100年]笹川澄子・荒谷美智「初期女性核化学者にみる放射能研究の歴史と人文社会科学」第25巻(1998): 69-70
[シンポジウム:放射性元素発見100年]糸魚川忠平「わが国の放射性希元素鉱物研究の歴史」第25巻(1998): 71-72
[シンポジウム:放射性元素発見100年]坂巻幸雄「戦後放射能探査と日本の地質」第25巻(1998): 73-74
[シンポジウム:岡山の洋学]下山純正「美作の洋学―洋学者輩出とその地域特性を中心に―」第25巻(1998): 75-76
[シンポジウム:岡山の洋学]中山沃「備前の洋学―児玉順蔵と山川正朔」第25巻(1998): 77-78
[シンポジウム:岡山の洋学]石田純郎「緒方洪庵とロイトル」第25巻(1998): 79
[一般講演]菅原国香「宇田川榕菴の造語『舎密加』と『舎密』の典拠とその使用例について」第25巻(1998): 80
[一般講演]土井康弘「蕃書和解御用勤務以後の宇田川興斎―「勤書」の検討から―」第25巻(1998): 81
[一般講演]菊池好行「桜井錠二と日本の物理化学」第25巻(1998): 82
[一般講演]宇野友章「明治大正時代の化学者:平賀義美博士」第25巻(1998): 83
[一般講演]藤田英夫「三高化学班「舎密」誌の化学的考察」第25巻(1998): 84
[一般講演]吉本秀之「ボイル化学の理論的背景」第25巻(1998): 85
[一般講演]川島慶子「パリ王立科学アカデミーの懸賞論文と18世紀科学」第25巻(1998): 86
[一般講演]大野誠「18世紀中葉のイギリス染色業に関する史料について」第25巻(1998): 87
[一般講演]梶雅範「メンデレーフと日本―息子ヴラジーミルを通してのつながり―」第25巻(1998): 88
[一般講演]飯島孝「ソーダ工業の製法転換と第三水俣病」第25巻(1998): 89-90
「1999年度化学史研究発表会プログラム」第25巻(1998): 270
[1999年度特別講演]山田光男「航空研究所と山田延男」第25巻(1998): 272-273
[1999年度シンポジウム:私と科学史・技術史]柏木肇第25巻(1998): 274-275
[1999年度シンポジウム:私と科学史・技術史]井山弘幸第25巻(1998): 276
[1999年度シンポジウム:私と科学史・技術史]田中浩朗第25巻(1998): 277-278
[1999年度シンポジウム:私と科学史・技術史]菊池好行第25巻(1998): 279-280
[1999年度シンポジウム:私と科学史・技術史]江崎正直第25巻(1998): 281-282
[1999年度一般講演]吉本秀之「ボイル化学における物質分類」第25巻(1998): 283
[1999年度一般講演]三時真貴子「ウォリントン・アカデミーの教育と科学―カリキュラムと学生の進路を中心に―」第25巻(1998): 284
[1999年度一般講演]河野俊哉「実験哲学としてのプリーストリの化学」第25巻(1998): 285
[1999年度一般講演]中村征樹「フランス革命と化学―兵器の『革命的製造』の展開―」第25巻(1998): 287
[1999年度一般講演]松尾幸李「理論交替期の化学親和力(1780-1820)の問題―ラヴワジェ理論との関連における再考察―」第25巻(1998): 288
[1999年度一般講演]阪上正信「ドイツの先駆的放射線化学者F. O.ギーゼル」第25巻(1998): 289
[1999年度一般講演] 日吉芳朗「川本幸民の『化学新書』―教科書としての歴史的意義と実験の教材化―」第25巻(1998): 290
[1999年度一般講演]菅原国香「馬場貞由(佐十郎)訳述『泰西七金訳説』の原本とその化学語彙について」第25巻(1998): 291
[1999年度一般講演]橋本毅彦「航空研究所と山口文之助」第25巻(1998): 292
[1999年度一般講演]芝哲夫「長井長義の化学志向の時期について」第25巻(1998): 293
[1999年度一般講演]菊池好行「化学者共同体発展の数量的把握を巡る諸問題 ―明治・大正期日本の場合―」第25巻(1998): 294
[1999年度一般講演]大沢真澄「文化財と化学―交流・研究史上の人々―」第25巻(1998): 295
[会報]「1998年総会報告」第25巻(1998): 174-175
「化学史研究第25巻(1998年)総目次」第25巻(1998): 296
化学史研究第26巻(1999年)
[論文]マイケル・ハンター(吉本秀之訳・解説)「新しいボイル像」第26巻(1999): 125-141
[寄書]阪上正信「山田延男博士のパリーでの研究とその科学史的意味」第26巻(1999): 152-157
[特集技術史シリーズ第24回]大庭成一「日本の写真工業発展史 II ―感光材料―」第26巻(1999): 2-9
[特集技術史シリーズ第25回]大庭成一「 日本の写真工業発展史 III」第26巻(1999): 142-151
[特集評伝西洋の化学者]大野誠「特集評伝西洋の化学者を始めるにあたって」第26巻(1999): 10
[特集評伝西洋の化学者第1回]I.S.ドミートリエフ(梶雅範訳・解説)「化学者メンデレーエフの生涯と業績―その社会的・経済的側面」第26巻(1999): 11-33
[特集評伝西洋の化学者第2回]渡辺慶昭 「リービッヒの師カール・ヴィルヘルム・ゴットロープ・カストナーについて」第26巻(1999): 79-95
[科学史研究の新潮流]三時眞貴子「ウォリントン・アカデミー( Warrington Academy, 1757-86) の新たな研究に向けて」第26巻(1999): 65-78
[解説]藤瀬裕「貝紫と生物」第26巻(1999): 34-44
[広場]島尾永康「リービッヒの顕彰・普及に励むリービッヒの子孫レヴィツキ氏」第26巻(1999): 96-98
[広場]山田光男「航空研究所と山田延男」第26巻(1999): 158-167
[広場]原田馨「顔に傷あとを残した科学者達」第26巻(1999): 168-176
[資料]大西寛「岡田家武の人と仕事に関する文献」第26巻(1999): 99-101
[資料]菊池好行「東京(帝国)大学化学科卒業生の初職一覧(1877-1926)」第26巻(1999): 102-112
[紹介]ピーター・モリス著(菊池好行訳)「エッセイ・レヴュー:プラスチックと高分子化学に関する最近の歴史研究」第26巻(1999): 45-54
[紹介]川島慶子「Anna Hurwic, Pierre Curie, Paris,1995. 」第26巻(1999): 55-57
[紹介]塚原東吾「新着科学史書から」第26巻(1999): 122
[紹介]渡辺慶昭「新着化学史雑誌から」第26巻(1999): 178-184
[紹介]三時真貴子「ハンター(大野誠訳)『イギリス科学革命』」第26巻(1999): 177-178
[-巻頭言-]亀山哲也「会長就任にあたって」第26巻(1999): 1
[追悼]日吉芳朗「林良重先生を偲んで」第26巻(1999): 119-121
[雑報]川島慶子他「ラヴワジェ研究目録日本編作成への協力のお願い」第26巻(1999): 58-59
[雑報]第26巻(1999): 60,61
[雑報]堀勇治「化学会館化学史資料展示第17回 黒田チカ」第26巻(1999): 113-118
[会報]「1999年年会報告」第26巻(1999): 61-62
[会報]「理事会報告:理事会における会長候補者選挙について」第26巻(1999): 63-64
第27巻(2000)
[論文] マルコ・ベレッタ(吉本秀之訳)「化学実験室の図像表示―ルネサンスからラヴォワジェまで―」第27巻(2000): 1-15
[論文]菊池好行「『舎密便覧』の原著者ヘンドリク・クラーメル・ホメス-オランダにおける化学実験操作の図表化の社会的背景-」第27巻(2000): 129-155
[特集 日本の化学者 第9回] 田丸謙二「田丸節郎」第27巻(2000): 16-22
[特集 日本の化学者 第10回] 浅尾豊信「野副鐵男 非ベンゼン系芳香族化学の開拓者」第27巻(2000): 23-41
[特集 技術史シリーズ 第26回] 大庭成一「日本の写真工業の発達史IV ―感光材料―」第27巻(2000): 65-73
[特集 技術史シリーズ 第27回] 山中信夫「日本における燐酸製造プロセスの変遷」第27巻(2000): 156-168
[特集 技術史シリーズ 第28回] 籏崎由記「ヨウ素利用の歴史―ヨウ素系殺菌・消毒剤の歴史―」第27巻(2000): 197-209
[討論]唐木田健一「理論評価におけるいわゆる「社会的要因」の関与について」第27巻(2000): 169-175
[研究回顧] 岩倉義男「わが研究回想 ポリウレタン系合成繊維ポルランを創る」 第27巻(2000): 42-46(42-46)
[広場]梶雅範「ピッツバーグでのアメリカ科学史学会に参加して」第27巻(2000): 74-76
[広場]渡辺慶昭「Jane Marcet の『化学談義』とそのアメリカ版」第27巻(2000): 176-183
[広場]日吉芳朗「川本幸民の「化学新書」-教科書としての意義と実験の教材化」第27巻(2000): 210-217
[広場]山口達明「フミン酸の分子構造に関する貴志二一郎の先駆的提案」第27巻(2000): 218-222
[広場]伊藤憲二 「ハーバード大学における科学史の大学院プログラム」第27巻(2000): 223-230
[紹介]猪野修治「高木仁三郎『市民科学者として生きる』」第27巻(2000): 47-51
[紹介]平井浩「ディーバス『近代錬金術の歴史』」第27巻(2000): 80-82
[紹介]武村政春「カーペンター『壊血病とビタミンCの歴史』」第27巻(2000): 83-84
[紹介]川島慶子「スーザン・クイン『マリー・キュリー』 」第27巻(2000): 85-87
[紹介]菊池好行「Barkan, Nernst」第27巻(2000):88
[紹介]渡辺慶昭「D.Stoltzenberg, Fritz Haber; M.S.-Janze, Fritz Haber 」第27巻(2000):88-90
[紹介]渡辺慶昭「新着科学史雑誌より」第27巻(2000):90-94
[紹介]土井康弘「沈国威編著:『六合叢談』1857‐58の学際的研究」第27巻(2000): 184-187
[紹介]内田正夫「Sheldon Krimsky, Hormonal Chaos 」第27巻(2000): 187-189
[紹介]田中浩朗「吉岡斉著『原子力の社会史』」第27巻(2000): 189-190
[紹介]島本実「工藤章『現代ドイツ化学企業史』(ミネルヴァ書房、1999年)」第27巻(2000): 233-235
[紹介]松村紀明「柴田鉄治『科学事件』」第27巻(2000): 235-236
[紹介]大野誠「Yasu Furukawa, Inventing Polymer Science」第27巻(2000): 236-238
[紹介]大野誠「石田純郎『アジア医科学史散歩』」第27巻(2000): 238(42)
[紹介]唐木田健一「板倉聖宣『科学と科学教育の源流』」第27巻(2000): 238-240
[紹介]平井 浩「Claus Priesner & Karin Figala (eds.), Alchemie : Lexikon 」第27巻(2000): 240-242
[紹介]西村名穂美「アラン・ソーカル、ジャン・ブリクモン『「知」の欺瞞:ポストモダン思想における科学の濫用』」&「金森修『サイエンス・ウォーズ』」第27巻(2000): 242-244
[紹介]吉本秀之「ジョンH.ハモンド『カメラ・オブスクラ年代記』」第27巻(2000): 244-246
[紹介]菊池好行「渡辺正雄著『科学史事始』」第27巻(2000): 246-247
[紹介]渡辺慶昭「新着科学史雑誌より」第27巻(2000): 247-251
[資料]「化学史および周辺分野の出版物(1998)」第27巻(2000): 52-57
[資料]吉本秀之「総目次補遺」第27巻(2000): 191-192
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(1999 )」第27巻(2000): 252-258
[ニュース]芝哲夫「第18回化学会館化学史資料展示(3月1日〜8月中旬)舎密局とハラタマ」第27巻(2000): 77-79
[ニュース] 芝哲夫「日蘭交流400年記念ハラタマワークショップ報告」第27巻(2000): 231-232
[追悼]亀山哲也「元会長柏木肇先生を悼む」第27巻(2000): 58
大野誠「柏木肇先生作品一覧 」第27巻(2000): 59-61
[追悼]大野 誠「柏木科学史の足跡―追悼の辞にかえて」第27巻(2000): 95-97
梅田淳「柏木先生の思い出 」第27巻(2000): 97-99
[会報]「2000年総会報告」第27巻(2000): 193-195
[投稿規程]第27巻(2000): 62-63
[年会特集]芝哲夫「杏雨書屋所蔵の宇田川榕菴化学資料について」第27巻(2000): 101
[一般講演]菅原国香「宇田川玄随訳『西説内科撰要』の化学的語彙 ―原本との対比を中心に―」第27巻(2000): 102
[一般講演]菊池好行「河野禎造訳『舎密便覧』の原本―オランダにおける化学実験操作の図表化の背景」第27巻(2000): 103
[一般講演]石田純郎「チェコのプラハ城火薬塔の錬金術師伝説」第27巻(2000): 104
[一般講演]山崎一雄「地球化学者岡田家武の生涯と研究」第27巻(2000): 105
[一般講演]吉本秀之「化学史研究、インターネット、データベース」第27巻(2000): 106-109
[シンポジウム尾張・美濃の洋学]幸田正孝「美濃洋学の起源―江馬蘭斎の杉田玄白あての手紙から―」第27巻(2000): 110-111
[シンポジウム尾張・美濃の洋学]遠藤正治「尾張美濃の写真術」第27巻(2000): 112-114
[シンポジウム尾張・美濃の洋学]土井康弘「尾張藩における西洋兵学研究の指導者上田仲敏とその周辺」第27巻(2000): 115-116
[シンポジウム尾張・美濃の洋学]八耳俊文「洋学と漢学―在華英米人の漢文書をめぐって―」第27巻(2000): 117-118
[シンポジウム近代陶磁器技術の変遷]島尾永康「中国陶磁の化学と芸術」第27巻(2000): 119-120
[シンポジウム近代陶磁器技術の変遷]仲野泰裕「万国博覧会と工芸―陶磁技術を中心として―」第27巻(2000): 121-123
[シンポジウム近代陶磁器技術の変遷]植田哲哉「陶磁器試験所の果たした役割」第27巻(2000): 124-125
[シンポジウム近代陶磁器技術の変遷]森田直文「陶磁器製造技術の変遷」第27巻(2000): 126-127
[特集]「公開講演会要旨」第27巻(2000): 259(63)
第28巻(2001)
[特集 尾張・美濃の洋学] 幸田正孝「美濃洋学の起源」第28巻(2001): 2-17
[特集 尾張・美濃の洋学] 遠藤正治「尾張美濃の写真術」第28巻(2001): 18-24
[特集 尾張・美濃の洋学] 八耳俊文「洋学と漢学―在華英米人の漢文書をめぐって―」第28巻(2001): 25-37
[特集 近代陶磁器技術の変遷]仲野泰裕「万国博覧会と陶磁技術」第28巻(2001): 38-44
[特集 近代陶磁器技術の変遷] 植田哲也 「陶磁器試験所の果たした役割」第28巻(2001): 45-55
[特集 近代陶磁器技術の変遷] 森田直文「陶磁器製造技術の変遷」 第28巻(2001): 56-62
[特集 近代陶磁器技術の変遷]松島茂「陶磁器産業と産業技術政策」第28巻(2001): 63-66
[特集 研究開発の神髄と歴史]上仲博「m,p-クレゾール物語」第28巻(2001): 215-225
[特集 研究開発の神髄と歴史]江崎正直「アンモニア合成と工業触媒」第28巻(2001): 226-237
[特集 研究開発の神髄と歴史]森田桂「会社の中の開拓研究者―大型新薬はM&Aより強し―」第28巻(2001): 238-247
[特集 評伝西洋の化学者 第3回] 日吉芳朗 「カール・ウィルヘルム・シェーレ―その生涯と業績―」第28巻(2001): 69-85
[特集 評伝西洋の化学者 第4回] 川島慶子「変貌する聖女:マリー・キュリーと20世紀の女性科学者伝」第28巻(2001): 145-162
[特集 評伝西洋の化学者 第5回]マルコ・ベレッタ(吉本秀之訳)「アントワーヌ・ローラン・ラヴォワジェ」第28巻(2001): 205-214
[特集 日本の化学者 第11回] 山崎一雄「地球化学者岡田家武の研究と生涯」第28巻(2001): 163-170
[研究回顧] 岩倉義男「ポリメチレンジイソシアナートと水との反応 多員環状尿素化合物を創る―わが研究回想―」第28巻(2001): 86-90
[討論]唐木田健一「「パラダイム転換」からの転換の必要について 」第28巻(2001): 171-174
[討論]荒谷美智「『Harriet Brooks Pioneer Nuclear Scientist ハリエット・ブルックス生涯―マタイ効果と女性科学者』の担うメッセージについて 」第28巻(2001): 248-152
[広場]渡辺慶昭「アメリカの Chemical Heritage Foundation (化学遺産財団)について」第28巻(2001): 175-179
[広場]渡辺慶昭「アレキサンダー・マーセット―『化学談義』の著者ジェーン・マーセットの夫―」第28巻(2001): 253-261
[広場]古川安・菊池好行「 国際科学史会議に参加して」第28巻(2001): 262-264
[紹介]吉本秀之「エッセイレビュー:新しいボイル全集」第28巻(2001): 91-100
[紹介]奥嶋文章「L.ウィナー『鯨と原子炉』」第28巻(2001): 101-102
[紹介]川島慶子 「M.F.& G.W. Rayner-Canham, Harriet Brooks」第28巻(2001): 102-106
[紹介]野村浩康「『21世紀の科学を読む』」 第28巻(2001): 106-107
[紹介]唐木田健一「嶋橋美智子『息子はなぜ白血病で死んだのか』」第28巻(2001): 107-108
[紹介]島原健三「斎藤美奈子『紅一点論』」第28巻(2001): 109-111
[紹介]菊池好行「新着科学史書から 」第28巻(2001): 112-113
[紹介]渡辺慶昭「新着科学史雑誌より」第28巻(2001): 113-117
[紹介]島原健三「ゲーツェル『ポーリングの生涯』」第28巻(2001): 180-183
[紹介]西條敏美 「小柳公代『パスカルの隠し絵』」第28巻(2001): 183-184
[紹介]西村名穂美 「井山弘幸・金森修『ワードマップ 現代科学論』」第28巻(2001): 184-186
[紹介]西村名穂美 「 C. ウィットベック『技術倫理I』 」第28巻(2001): 187-189
[紹介]小川真里子「プロクター『がんをつくる社会』」第28巻(2001): 189-190
[紹介]三浦伸夫「R・ターナー『図説 科学で読むイスラム文化』」第28巻(2001): 191-192
[紹介]吉本秀之「名和小太郎『起業家エジソン』」第28巻(2001): 192-193
[紹介]三浦伸夫「S・ホール『火器の誕生とヨーロッパの戦争』」第28巻(2001): 193-194
[紹介]吉本秀之「 A.Clericuzio, Elements, Principles, and Corpuscles」第28巻(2001): 194-196
[紹介]渡辺慶昭「新着化学史雑誌より」第28巻(2001): 196-197
[紹介]吉本秀之「H.コリンズ・T.ピンチ『迷路のなかのテクノロジー』」第28巻(2001): 276-277
[紹介]「川島昭夫『植物と市民の文化』 」第28巻(2001): 278
[資料]大西寛「『理化学辞典』と『理科年表』にみるクラーク数の変遷」第28巻(2001): 265-268
[資料] 「化学史および周辺分野の新刊書(2000)」第28巻(2001): 269-275
[会報]「2001年度総会報告 」第28巻(2001): 198-201
[会報]「役員選挙に関する内規 学会賞に関する内規」第28巻(2001): 202-204
[年会特集]山口直樹「近代日本の科学・技術と反動的モダニズム―清水芳太郎の科学・技術論をめぐって―」 第28巻(2001): 118
[年会特集]園部利彦「米誌 Science の Molecule of the Year 」第28巻(2001): 119
[年会特集]内田正夫「殺虫剤DDTの初期における毒性研究」第28巻(2001): 120
[年会特集]島本実「技術政策と産業発展―ファイン・セラミックス産業を事例として―」第28巻(2001): 121
[年会特集]阪上正信・横田徳郎「Stoeckhardt とLiebigの関係」第28巻(2001): 122
[年会特集]菅原国香「宇田川榕庵の化学用語の選択と使用及び造語に関する研究 (I)」第28巻(2001): 123
[年会特集]芝哲夫「雲班図書中に発見されたポンペの化学講義録」第28巻(2001): 124
[年会特集]菊池好行「池田菊苗の「唯エネルギー論」再考」第28巻(2001): 125
[年会特集]井上和子「エントロピー発見史におけるランキンの役割」第28巻(2001): 126
[年会特集]本間栄男「Cornelis van Hogelande (1590-1662) と医化学」第28巻(2001): 127
[年会特集]松尾幸秊「化学革命期の理論観―理論交代を中心とした再考察―」第28巻(2001): 128-9
[年会特集]大野誠「プロソポグラフィー考」第28巻(2001): 130
[年会特集]西村名穂美「懐疑主義と実験的方法」第28巻(2001): 131
[年会特集]古川安「20世紀化学のヒストリオグラフィー」第28巻(2001): 132-135
[年会特集]亀山哲也「20世紀の日本の化学工業:「技術史シリーズ」を振り返って」第28巻(2001): 136-8
[年会特集]常石敬一「戦争と化学」第28巻(2001): 139-141
[年会特集]中島貴子「化学と環境問題―レギュラトリーサイエンスの視点から―」第28巻(2001): 142-3
第29巻(2002)
[論文]隠岐さや香「18世紀パリ王立アカデミー終身書記における「科学の有用性」をめぐる言説の変遷とその背景」第29巻(2002): 154-171.
[論文]吉原賢二・中井泉・寺田靖子・梶雅範「小川正孝・英次郎父子のニッポニウム研究」第29巻(2002): 209-221
[論文]本間栄男「デカルトと胃での消化」第29巻(2002): 222-236.
[研究ノート]唐木田健一「マイケル・ポラーニの進化思想」第29巻(2002): 31-42
[研究ノート]板垣英治「P.J.スロイス、近代化学のあけぼのをもたらした来日オランダ人 医師 」第29巻(2002): 172-183.
[総説]立花太郎・北原文雄・妹尾 学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第1部」第29巻(2002): 237- 246.
[シリーズ:日本の化学者 第12回] 朽津耕三「森野米三による分子構造の研究」第29巻(2002): 1-15
[シリーズ:日本の化学者 第13回]千田貢「志方益三とポーラログラフィー」第29巻(2002): 16-30
[シリーズ 評伝 西洋の化学者 第6回] 菊地原洋平「伝記パラケルスス―パラケルススにおける著作とテクストをめぐる問題―」第29巻(2002): 69-99.
[研究回顧]岩倉義男「わが研究回想4–その1– ポリメチレンビスエチレン尿素との出会いから反応性接着剤、開環重合付加反応、反応性高分子開発への途」第29巻(2002): 43-48
[討論]唐木田健一「理論の<科学的>構築:40年後の水俣病原因究明の場合」第29巻(2002): 100-107.
[100号記念特集]古川安「100号刊行に際して」第29巻(2002): 145
[100号記念特集]Thacklay & Morris「海外からのメッセージ」第29巻(2002): 146.
[100号記念特集]「会員の声」第29巻(2002): 146-151.
[100号記念特集] 「高校教員アンケート」第29巻(2002): 152-153.
[広場]山口達明「熱拡散反応管の原点–温故知新 hot wire reactor–」第29巻(2002): 49-55
[広場]渡辺慶昭「ジェーン・マーセットの『化学談義』と同時代の化学啓蒙書について」第29巻(2002): 247-253.
[広場]大西寛「モルの過去と現在」第29巻(2002): 254- 258.
[紹介]江崎正直「L.F.ハーバー、佐藤正弥訳『魔性の煙霧―第1次世界大戦の毒ガスの攻防戦史』」第29巻(2002): 56-57
[紹介]唐木田健一「学研『大人の科学シリーズ』」第29巻(2002): 58-59
[紹介]渡辺慶昭「Cavendish The Experimental Life」第29巻(2002): 59-61
[紹介]渡辺慶昭 新着化学史雑誌より第29巻(2002): 61-62
[紹介]梶雅範「飯沼和正・菅野富夫『高峰譲吉の生涯』」第29巻(2002): 108-110.
[紹介]菊池好行「ベルケル『オランダ科学史』」第29巻(2002): 111-112.
[紹介]梶雅範「Trevor H. Levere, Transforming Matter」第29巻(2002): 184-186.
[紹介]野村浩康「豊田市郷土資料館『舎密から化学技術へ』」第29巻(2002): 186-188
[紹介]渡辺慶昭 「The Chemist’s Club One Hundred Years」第29巻(2002): 188-189
[紹介]渡辺慶昭「Holmes & Levere(eds.), Instruments and Experimentation」第29巻(2002): 189-190
[紹介]徳元琴代「Benfey &Morris (eds.),Robert Burns Woodward 」第29巻(2002): 190-193
[紹介]西村名穂美「『ジェンダーは科学を変える!?』」第29巻(2002): 193-195
[紹介]林真一郎「ペトロスキー『橋はなぜ落ちたのか』」第29巻(2002): 195-196
[紹介]大野 誠「長尾伸一『ニュートン主義とスコットランド啓蒙』」第29巻(2002): 197-199
[紹介]吉田 晃「Alan J. Rocke, Nationalizing Science」第29巻(2002): 199-201
[紹介]吉本秀之「相馬伸一『教育思想とデカルト哲学』」第29巻(2002): 201-204
[紹介]菊池好行「新着化学史書から」第29巻(2002): 204
[紹介]渡辺慶昭 「新着化学史雑誌より」第29巻(2002): 204-206
[紹介]吉本秀之「新しいボイル書簡集、2001」第29巻(2002): 261-262.
[紹介]林真一郎「橋本毅彦・栗山茂久編『遅刻の誕生』」第29巻(2002): 263-264
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(2001)」第29巻(2002): 265-270
[追悼]中西孝「阪上 正信 先生 を偲ぶ」第29巻(2002): 259-260
[会報]「2002年度総会報告」第29巻(2002): 206-207
[特別講演講演]片山憲一(北九州市企画・学術振興局) 「モノづくりの歴史と未来を語る産業技術博物館構想」第29巻(2002): 114-5
[シンポジウム]鈴木恒夫(学習院大学) 「戦前の福岡県における化学工業の歴史」第29巻(2002): 116-118
[シンポジウム]石井正則(元三井鉱山) 「団琢磨と大牟田重化学工業」第29巻(2002): 119-121
[シンポジウム]大塩 武(明治学院大学)「黎明期日本の化学工業と野口遵」第29巻(2002): 122-124
[一般講演]芝 哲夫(大阪大学名誉教授) 「宇田川榕菴の舎密開宗手沢本の頭注」第29巻(2002): 125
[一般講演]菅原国香(東洋大学) 「宇田川榕菴の化学用語の選択と使用及び造語に関する研究(II)」第29巻(2002): 126
[一般講演]山口直樹(学振特別研究員) 「近代科学と革命―魯迅の科学技術論をめぐって―」第29巻(2002): 127
[一般講演]八耳俊文(青山学院女子短期大学) 「イギリス東インド会社広州商館医と中国近代医学史」第29巻(2002): 128
[一般講演]吉原賢三(東北文化学園大学)・中井 泉(東京理科大学)・寺田靖子(高輝度光科学研究センター)                「小川正孝の遺品ルツボの分析」第29巻(2002): 129
[一般講演]菊池好行(上智大学) 「日本の応用物理化学と電気化学協会」第29巻(2002): 130
[一般講演]横田徳郎(京都大学名誉教授) 、阪上正信(金沢大学名誉教授) 「窒素肥料に関するLiebigとLawesらの論争」第29巻(2002): 131
[一般講演]尾崎利彦、亀山哲也(産業技術総合研究所) 「産業王国愛知を支えた国立工業試験所 I. 設立の経緯」第29巻(2002): 132
[一般講演]菊地原洋平(九州大学大学院) 「西欧初期近代の怪物学」第29巻(2002): 133
[一般講演]大野 誠(愛知県立大学) 「イギリス産業革命前夜の工芸と産業:工芸振興協会の 染色業振興策」第29巻(2002): 134
[一般講演]三時真貴子(尚絅大学) 「ウォリントン・アカデミーにおける商人のための教育―徒弟制と教養教育―」第29巻(2002): 135
[一般講演]井上和子(京都大学大学院) 「エントロピー発見史におけるランキンの役割(2)」第29巻(2002): 136
[一般講演]松尾幸秊(同志社大学)「学問と実用の間:「村上英俊と科学」再考―「実学」としての洋学(2)―」第29巻(2002): 137
[一般講演]成定 薫(広島大学) 「文学作品の中の科学者像」第29巻(2002): 138
[一般講演]徳元琴代(東京理科大学) 「Robert Robinsonの合成研究の意義―1917年のトロピノンの 生合成をめぐって」第29巻(2002): 139
[一般講演]原 宏(国立公衆衛生院) 「酸性雨研究の歴史 (1) R. A. Smithの仕事」第29巻(2002): 140
[一般講演]内田正夫(和光大学) 「DDTと生物濃縮」第29巻(2002): 141
[一般講演]瀬戸口 明久(京都大学大学院) 「殺虫剤と化学兵器―日本の場合、1918-1945」第29巻(2002): 142
[一般講演]田中浩朗(福岡教育大学) 「日本陸軍における化学兵器研究体制」第29巻(2002): 143
第30巻(2003)
[論文]瀬戸口明久 「殺虫剤と化学兵器―日本の場合、1918-1945―」第30巻(2003): 1-10
[論文]尾崎利彦・亀山哲也「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割 I.   機械試験所及び東京工業試験所の名古屋両支所設立の経緯(第1回)」第30巻(2003): 11-25
[論文]吉原賢二 「小川正孝と弟子たち―白金族元素とX線分光―」第30巻(2003): 69-83
[論文]尾崎利彦・亀山哲也「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割 I.   機械試験所及び東京工業試験所の名古屋両支所設立の経緯(第2回)」第30巻(2003): 141-158
[論文]荒尾 美代「宝暦(1751-1763)年間における長府藩の砂糖生産方式について」第30巻(2003): 205-217
[総説]立花太郎・北原文雄・妹尾 学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第2部」第30巻(2003): 26-35
[総説]立花太郎・北原文雄・妹尾 学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第3部」第30巻(2003): 84-92
[シリーズ 日本の化学者第14回] 久保田尚志「日本の有機化学の開拓者真島利行(第1回)」第30巻(2003): 36-51
[シリーズ 日本の化学者第14回] 久保田尚志「日本の有機化学の開拓者真島利行(第2回)」第30巻(2003): 93-105
[シリーズ 日本の化学者第14回] 久保田尚志「日本の有機化学の開拓者真島利行(第3回)」第30巻(2003): 159-176
[シリーズ 日本の化学者第14回] 久保田尚志「日本の有機化学の開拓者真島利行(第4回)」第30巻(2003): 231-255
[教育シリーズ]河野俊哉「化学教育のための化学史」第30巻(2003): 177-183
[広場]大野誠「2003年度(金沢)年会報告記」第30巻(2003): 184
[紹介]荒木恒夫「小関哲也『舎密学の人』」第30巻(2003): 52-53
[紹介]山口直樹「阿部潔『彷徨えるナショナリズム』」第30巻(2003): 53-56
[紹介]山口直樹「青木澄夫『日本人のアフリカ「発見」』」第30巻(2003): 56-58
[紹介]猪野修治「デーヴァ・ソベル『ガリレオの娘』」第30巻(2003): 58-60
[紹介]渡部智博「吉原賢二『科学に魅せられた日本人』」第30巻(2003): 60-61
[紹介]園部利彦「島尾永康『人物化学史』」第30巻(2003): 62
[紹介]渡辺慶昭「新着化学史雑誌より」第30巻(2003): 63-67
[紹介]三浦伸夫「ディミトリ・グタス『ギリシア思想とアラビア文化』」第30巻(2003): 187-88
[紹介]猪野修治「松本哉『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』」第30巻(2003): 189-191
[紹介]川島慶子「山崎美和恵『パリに生きた科学者 湯浅年子』」第30巻(2003): 191-193
[紹介]塚原東吾 「小川真里子『フェミニズムと科学/技術』」第30巻(2003): 193-196
[紹介]塚原東吾「フェミニズム的観点からの科学論についての新刊6点」第30巻(2003): 196-197
[紹介]長尾伸一「金森修・中島秀人編『科学論の現在』」第30巻(2003): 198-199
[紹介]唐木田健一「村井実『教育の理想』」第30巻(2003): 199-202
[紹介]猪野修治「里深文彦『人間的な産業の復活』」第30巻(2003): 202-204
[紹介]梶 雅範「Simon Garfield, Mauve」第30巻(2003): 256
[紹介]吉本秀之「Newman & Principe , Alchemy Tried in Fire 」第30巻(2003): 256-259
[紹介]川合 智「高橋幹男『ホルマリン誕生の物語』』」第30巻(2003): 259-260
[資料]「2002年度化学史及び周辺分野の新刊書」第30巻(2003): 261-267
[会報]「2003年度年・総会報告」第30巻(2003): 185-6
[年会特集:一般講演]菅原 国香(東洋大学) 「ニューウェンホイス『学芸技術百科事典』の『舎密開宗』」第30巻(2003): p.107
[年会特集:一般講演]東 徹(大阪府教育センター) 「『舎密開宗』とカステレインの化学書」第30巻(2003): p.108
[年会特集:一般講演]芝 哲夫(大阪大学名誉教授) 「明治初期の化学者西川虎之助」第30巻(2003): p.109
[年会特集:一般講演]吉原 賢二(東北文化学園大学) 「小川正孝ニッポニウムX線スペクトル写真乾板の発見と解析および白金族研究の評価」第30巻(2003): p.110
[年会特集:一般講演]菊池 好行(Open University) 「桜井錠二とイギリス化学者ネットワーク」第30巻(2003): p.111
[年会特集:一般講演]松下 至(岡山学院大学) 「M.S.Tswettが発案した吸着クロマトグラフィとJ.Porath, P.Flodinが発案したゲルクロマトグラフィの基本的原理の違い」第30巻(2003): pp.112-3
[年会特集:一般講演]原 宏(国立保健医療科学院) 「酸性雨研究の歴史: (2)日本における降水化学のはじまり」第30巻(2003): 114
[年会特集:一般講演]山口 直樹(東北大学大学院) 「怪獣の科学技術史―水爆怪獣ゴジラをめぐって」第30巻(2003): 115
[年会特集:一般講演]尾崎利彦・亀山哲也(産業技術総合研究所中部センター) 「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割: (2) 戦時研究」第30巻(2003): 116
[年会特集:一般講演]李 旭(韓国・釜慶大学校) 「朝鮮化学会の活動、1929-1943年:(1) 概観」第30巻(2003): 117
[年会特集:一般講演]宮崎 和英(福岡大学) 「近代西欧における研究開発者たちのドライヴィング・フォース」第30巻(2003): 118-9
[年会特集:特別講演]田中 一郎(金沢大学)「貢ぎ物としての近代科学」第30巻(2003): 120-1
[年会特集:シンポジウム]板垣 英治(金沢大学名誉教授)「オランダ人医師スロイスとホルトルマンによる最新化学の講義」第30巻(2003): 122-4
[年会特集:シンポジウム]日吉 芳朗(輪島高校)「輪島塗とその伝統技術の科学性」第30巻(2003): 125-7
[年会特集:シンポジウム]本康 宏史(石川県歴史博物館)「大野弁吉の写真術と加賀の理化学」第30巻(2003): 128-30
[年会特集:シンポジウム]関崎 正夫(金沢大学)・米田 昭二郎(元金沢大学) 「清水誠とマッチ」第30巻(2003): 131-4
[年会特集:シンポジウム]米田 昭二郎(元石川県教育センター) 「阪上正信先生の教育としての化学史観」第30巻(2003): 135-7
[年会特集:小シンポジウム]Michael D. Gordin (Harvard University) 「『化学雑誌』とロシアの化学者共同体」第30巻(2003): 138
[年会特集:小シンポジウム]梶 雅範(東京工業大学) 「ヴェルナツキーと日本への地球化学の導入」第30巻(2003): 139
[特別講演]鈴木恒夫「戦前の福岡県における化学工業の歴史」第30巻(2003): 218-230
第31巻(2004)
[論文]川島慶子「マリー・アンヌ・ラヴワジェ(1758-1836)―二つの革命を生きた女―」第31巻(2004): 65-95
[論文]本間栄男「『エピクロスへの注釈』(1649年)におけるガサンディの生理学」第31巻(2004): 163-178
[論文]菊池好行「桜井錠二とイギリス人化学者コネクション」第31巻(2004): 239-267
[研究ノート]板垣英治 「オランダ人医師A.C.ホルトルマンの有機化学講義 1.有機化学」第31巻(2004): 1-13
[研究ノート]板垣英治 「オランダ人医師A.C.ホルトルマンの有機化学講義 2.生化学、発酵化学、タンパク化学」第31巻(2004): 96-107
[研究ノート]荒尾 美代「田村元雄(1718-1776)の白砂糖生産について―「覆土法」を中心として―」第31巻(2004): 268-278
[解 説]横田徳郎・阪上正信「窒素肥料に関するLiebig とLawes らの論争」第31巻(2004): 14-34
[シリーズ 評伝:西洋の化学者 第7回]林真一郎「ヘンリ・キャベンディッシュ:風変わりな自然哲学者が残した業績」第31巻(2004): 179-194
[特集 技術史シリーズ 第29回] 上仲博 ・江崎正直「インジゴ合成技術の歴史 」第31巻(2004): 195-214
[特集 技術史シリーズ 第30回] 宮本真樹「日本の塩化ビニル樹脂工業の歴史(1) 」第31巻(2004): 279-296
[討論]唐木田 健一「 トーマス・クーンの『コペルニクス革命』と彼の「パラダイム論」 」第31巻(2004): 215-224
[広場] 大西寛「モル、ロシュミット数及びアボガドロ定数(または数)」第31巻(2004): 35-39
[広場] 渡辺慶昭 「Justus Liebig 生誕200年に寄せて ―ある古書目録に見るリービッヒの業績―」第31巻(2004): 40-46
[広場]渡辺慶昭 「元素ニオブの発見者 Charles Hatchett (1765-1847)について」第31巻(2004): 47-52
[広場] 大野誠 「<化学史と教育>シンポジウム(理科基礎をめぐって)報告記 」第31巻(2004): 53
[広場] 渡辺慶昭 「Justus von Liebig 生誕200年に寄せて ―記念切手と記念硬貨及び祭典― 」第31巻(2004): 108-111
[広場]川島慶子「 ラヴワジェ研究展望 」第31巻(2004): 112-115
[紹介]瀬戸口明久「ラピエール&モロ『ボーパール午前零時五分 上・下』」第31巻(2004): 54-55
[紹介]安孫子誠也「オーヴァーバイ『アインシュタインの恋、上・下』」第31巻(2004): 55-57
[紹介]月沢美代子「小高健編『長輿又郎日記 近代化を推進した医学者の記録』上」第31巻(2004): 57-58
[紹介]猪野修治 「和田耕作著『石原 純-科学と短歌の人生』」第31巻(2004): 58-62
[紹介]熊田瞳「伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』」第31巻(2004): 62-64
[紹介]野老山 喬「ノーベル賞に関する最近の著書3篇」第31巻(2004): 116-117
[紹介]但馬 亨「林知宏『ライプニッツ―普遍数学の夢―』」第31巻(2004): 118-120
[紹介]藤井清久「ブロック『化学の歴史 I』」第31巻(2004): 120-122
[紹介]佐藤卓「廣野喜幸他編『生命科学の近現代史』」第31巻(2004): 225-226
[紹介]藤田康元 「中岡哲郎編『戦後日本の技術形成』 」第31巻(2004): 226-229
[紹介]山口直樹 「猪野修治『科学を開く 思想を創る』」第31巻(2004): 229-233
[紹介]猪野修治「P.ウイリアムズ/D.ウォーレス『七三一部隊の生物兵器とアメリカ』&西里扶甬子『生物戦部隊731』」第31巻(2004): 233-235
[紹介]藤岡和男「オリヴァー・サックス『タングステンおじさん』」第31巻(2004): 297-298
[紹介]成定薫「G・L・ギーソン『パストゥール――実験ノートと未公開の研究』」第31巻(2004): 298-300
[資料]「化学史および周辺分野の新刊書(2003)」
[会報]「2004年度総会報告」
[年会特集]第31巻(2004): 123-159
[年会特集]「詳細プログラム」第31巻(2004): 123
[年会特集]教育プロジェクト「記念講演者Levere教授の紹介と主要論文の抄録」第31巻(2004): 124-133
[一般講演] 藤田康元(産業技術総合研究所)「ナノテクノロジー批評」第31巻(2004): 134
[一般講演]八耳俊文(青山学院短期大学)「千野和本コレクションと千野光芳の学問」第31巻(2004): 135
[一般講演]吉本秀之(東京外国語大学)「ロバート・ボイルの鉱物学的思考の起源と展開」第31巻(2004): 136
[一般講演]小川真里子(三重大学)「リービッヒとイギリスの屎尿処理」第31巻(2004): 137
[シンポジウム]江崎正直(元関東天然瓦斯開発(株)) 「アンモニア合成技術」第31巻(2004): 138-139
[シンポジウム]佐藤公彦(元(株)旭硝子) 「イオン交換膜法苛性ソーダの製造」第31巻(2004): 140-143
[シンポジウム]佐伯康治(元(株)日本ゼオン)「高分子企業の研究開発」第31巻(2004): 142-143
[一般講演]菅原国香(東洋大学)  「橋本宗吉『蘭科内科三法方典』の化学術語―宇田川系と比較して―」第31巻(2004): 144
[一般講演]芝哲夫(大阪大学名誉教授)  「長崎におけるポンペの化学講義録『朋百舎密書』の原典について」第31巻(2004): 145
[一般講演]山口直樹(北京大学)「満鉄中央試験所はどのように受け継がれたのか」第31巻(2004): 146
[一般講演]宮崎和英(福岡大学)「日本の乾電池工業の「父」と「義父」―― 屋井先蔵とEdward Divers」第31巻(2004): 147-148
[一般講演]松下至(岡山学院大学) 「日本におけるM.S. ツウェットの紹介と業績評価 ―日本のクロマトグラフィーの歴史的考案―」第31巻(2004): 149-150
[一般講演]原宏(東京農工大学)・石川百合子(産業技術総合研究所) 「日本における降水化学研究の歴史(1)東京西ヶ原における長期観測」第31巻(2004): 151
[シンポジウム]横山輝雄(南山大学) 「科学倫理と技術倫理」第31巻(2004): 152-153
[シンポジウム]菊地重秋(芝浦工業大学)「技術者倫理の歴史的背景――日本化学会会員行動規範の制定にも触れて」第31巻(2004): 154-155
[シンポジウム]杉山滋郎(北海道大学)「「水俣病事件」に何を学ぶか」第31巻(2004): 156-157
[シンポジウム]林真理(工学院大学)「歴史からアプローチする生命倫理学」第31巻(2004): 158-159
第32巻(2005)
[論文]Trevor H. Levere「Past and Present in the History of Chemistry」第32巻(2005): 1-19
[論文]馬路泰蔵「白川郷における江戸時代の硝石生産に関する技術史研究1 ―焔硝土およびその原料の成分からみた硝化菌による硝石生産の実態―」第32巻(2005): 75-84
[論文]河野俊哉「プリーストリの電気研究」第32巻(2005): 85-103
[論文]馬路泰蔵「白川郷における江戸時代の硝石生産に関する技術史研究2 ―硝酸の抽出効率からみた焔硝土による硝石の生産性―」第32巻(2005): 137-143
[論文]河野俊哉「実験哲学としてのプリーストリの化学」第32巻(2005): 201-216
[論文]M.D. Gordin(梶雅範訳)「フリードリッヒ・バイルシュタインと『有機化学便覧』」第32巻(2005): 217-234
[研究ノート]横田徳郎「Liebig による「大気窒素充足説」の起源―Boussingaultのマメ科による空気窒素固定現象の発見―」第32巻(2005): 144-152
[科学史研究の新潮流] 河野俊哉「プリーストリ研究の新潮流」第32巻(2005): 45-60
[シリーズ 評伝:西洋の化学者 第8回]三浦伸夫「ジャービル・イブン・ハイヤーン―初期アラビア錬金術思想史」第32巻(2005): 153-169
[日本の化学者 第16回] 北原文雄 「異色の化学者桂井富之助のこと―アカデミックな視点から 」第32巻(2005): 32-44
[特集 技術史シリーズ 第30回]宮本真樹「日本の塩化ビニル工業と技術の歴史(2)」第32巻(2005): 20-31
[技術史シリーズ 第31回]宮本真樹「日本における水銀法電解ソーダ工業技術の歴史(1)」第32巻(2005): 235-245
[広場]渡邉慶昭 「Justus Liebig 生誕200年に寄せて―「リービッヒの肉エキス」とそのレシピ―」第32巻(2005): 61-66
[広場]渡辺慶昭 「白金族元素発見200年―パラジウム、ロジウム、オスミウム、イリジウム―」第32巻(2005): 170-175
[広場]渡辺慶昭 「Justus von Liebig 生誕200年に寄せて―リービッヒの足跡を尋ねて―」第32巻(2005): 176-180
[広場]渡辺慶昭 「アメリカ化学会とJoseph Priestley」第32巻(2005): 246-249
[広場]古川安「第22回国際科学史学会に参加して」第32巻(2005): 250-251
[紹介]猪野修治「常石敬一『化学兵器犯罪』」第32巻(2005): 67-69
[紹介]渡邉慶昭「新着化学史雑誌より」 第32巻(2005): 70-73
[紹介]野老山喬「Chemiker und Biochemiker in der NS-Zeit」第32巻(2005): 104-109
[紹介]矢島道子 「ステノ『プロドロムス:固体論』山田俊弘訳・解説」第32巻(2005): 181-182
[紹介]河野俊哉「T.H.Levere and G.L’E.Turner, Discussing Chemistry and Steam」第32巻(2005): 182-184
[紹介]渡辺慶昭「Joseph Priestley: House Pennsylvania Trail of History Guide」第32巻(2005): 184-186
[紹介]山田俊弘「吉川惣司・矢島道子『メアリー・アニングの冒険』」第32巻(2005): 187-189
[紹介]板垣良一 「パイス『物理学者たちの20世紀』」第32巻(2005): 189-190
[紹介]園部利彦「NANO ナノの世界が開かれるまで説」第32巻(2005): 190-192
[紹介]猪野修治「池内了『寺田寅彦と現代』」第32巻(2005): 192-193
[紹介]橋本毅彦「馬淵浩一『日本の近代技術』」第32巻(2005): 193-194
[紹介]唐木田 健一「槌田敦+JCO臨界事故調査市民の会『東海村「臨海」事故』   望月彰『告発!サイクル機構の「40リットル均一化注文」』」第32巻(2005): 194-197
[紹介]渡辺慶昭「John Stock, Ostwald’s American Students」第32巻(2005): 252-253
[紹介]隠岐さや香「ロイ・ポーター『啓蒙主義』」第32巻(2005): 253-255
[紹介] 猪野修治 「金子務『オルデンバーグ』 」第32巻(2005): 255-256
[資料] 「2004年化学史文献リスト」第32巻(2005): 257-262
[雑報]内田正夫「科学史講義のDVD教材」 第32巻(2005): 73-74
[会 報]「2005年度総会報告」第32巻(2005): 198-199
[会 報] 渡部智博 「第2回化学史研修会報告」第32巻(2005): 200
[年会特集] 第32巻(2005): 110-134
[一般講演]石田純郎(新見公立短期大学)「『解体新書』の原著『解剖学表(いわゆる「ターヘル・アナトミア」)』の異版の研究」第32巻(2005): 111
[一般講演]菅原国香(東洋大学)「宇田川榕庵稿本中の“Atoom”の項目内容と原本について」第32巻(2005): 112
[一般講演]芝哲夫(大阪大学名誉教授)・W.ミヒェル(九州大学)「「朋百舎密書」の原典著者と日本の化学への影響」第32巻(2005): 113
[一般講演]松尾幸季(同志社大学)「福澤諭吉と科学・技術―「福澤諭吉と化学」をめぐって」第32巻(2005): 114
[一般講演]園部利彦(岐阜高校)「高等学校理科教育における科学者人物史の活用」第32巻(2005): 115
[一般講演]吉本秀之(東京外国語大学) 「ロバート・ボイルとその化学教師」」第32巻(2005): 116
[一般講演]大野 誠(愛知県立大学) 「ニュートンの『光学』「疑問31」と錬金術」第32巻(2005): 117
[一般講演]宮崎和英(福岡大学)「C.M.ホールの金属アルミニウム電解法の発明を援けた人たち」第32巻(2005): 118-120
[一般講演]松下至(岡山学院大学)「クロマトグラフィーをよみがえらせたR. Kuhnの研究とM. S. Tswettとの関係」第32巻(2005): 121
[一般講演]内田正夫(和光大学)「DDTと鳥類卵殻薄化の知見」第32巻(2005): 122
[シンポジウム]任 正赫(朝鮮大学校)「京城帝大理工学部おける『原爆開発計画』の検証」第32巻(2005): 123
[シンポジウム]加藤茂生(早稲田大学)「地球化学と帝国:岡田家武、合田史郎による微量元素―微量化合物の地球化学的研究を中心に」第32巻(2005): 124-125
[シンポジウム]山口直樹(北京大学)「「満州国」大陸科学院の戦時研究をめぐって」第32巻(2005): 126-127
[シンポジウム]宮本真樹(元カネカ)「日本の塩化ビニル樹脂工業の歴史と環境技術」第32巻(2005): 128-129
[シンポジウム]上仲 博(元住友化学)「無・低公害型有機合成化学工業の展開と問題点」第32巻(2005): 130-131
[特別講演]内林政夫(武田科学振興財団理事長)「数の感覚と炭化水素の命名」第32巻(2005): 132
[学会賞受賞記念講演]古川 安(日本大学)「高分子化学史とともに」第32巻(2005): 133-134
第33巻(2006)
[論文]馬路泰蔵「白川郷における江戸時代の硝石生産に関する技術史研究3―焔硝土中の硝酸体Nに対する人尿Nの寄与率の推定―」第33巻(2006): 1-14
[論文]尾崎利彦・亀山哲也「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割II. 機械試験所及び東京工業試験所の名古屋両支所の戦時研究」第33巻(2006): 65-90
[論文]東徹「宇田川榕菴の化学受容と「杏雨書屋資料」―カステレインの雑誌を中心として―」第33巻(2006): 129-146
[論文]河野俊哉「プリーストリにおける「歴史」と「実験哲学」―「歴史家」から「実験家」へ―」第33巻(2006): 147-160
[研究ノート]北原文雄「戦前の日本人留学生と巨大分子論争 ―櫻田一郎、野津龍三郎、落合英二について―」第33巻(2006): 160-171
[特集 技術史シリーズ 第31回]宮本真樹「日本における水銀法電解ソーダ工業技術の歴史(2) 」第33巻(2006): 15-27
[原典翻訳] 日吉芳朗・中辻慎一訳解説 「貝紫化学の源流、ウィリアム・コールの論文 」第33巻(2006): 28-39
[広場]渡邉慶昭 「Justus Liebig 生誕200年に寄せて―教師・研究者としてのリービッヒと門下生―」第33巻(2006): 40-47
[広場]渡辺慶昭「教育者としてのプリーストリーについて」第33巻(2006): 172-179
[資料]大野誠「日本における化学史文献:世界篇」第33巻(2006): 193-253
[資料]「2005年化学史文献リスト」第33巻(2006): 254-262
[紹介:エッセイレビュー]大橋喜之「H.Hirai, Le concept de semence dans les theories de la matiere a la Renaissance」第33巻(2006): 91-96
[紹介]吉本秀之「『科学大博物館―装置・器具の歴史事典―』」第33巻(2006): 48
[紹介]中澤聡「B.ジル『ルネサンスの工学者たち』『ダ・ヴィンチとルネサンスの発明家たち展』」第33巻(2006): 49
[紹介]猪野修治「シーア&アルティガス『ローマのガリレオ』」第33巻(2006): 50-51
[紹介]但馬亨「ジョン・ヘンリー『17世紀科学革命』」第33巻(2006): 51-54
[紹介]渡邉慶昭「Le Courteur & Burreson, Napoleon’s Buttons」 第33巻(2006): 54-56
[紹介]渡部智博「矢島道子・和田純夫編『はじめての地学・天文学史』」 第33巻(2006): 56-58
[紹介]亀山哲也「三輪宗弘『太平洋戦争と石油』」 第33巻(2006): 58-60
[紹介]渡邉慶昭「論文紹介(ファン・ヘルモントの肖像について)」 第33巻(2006): 60-61
[紹介]瀬戸口明久「藤原辰史『ナチス・ドイツの有機農業』」第33巻(2006): 97-98
[紹介]野村浩康「 金子務『ジパング江戸科学史散歩』『江戸人物科学史』」第33巻(2006): 98-100
[紹介]藤岡和男「松本泉『偉人と語るふしぎの化学史』」第33巻(2006): 100
[紹介]大野誠「ポンペ(芝哲夫訳)『ポンペ化学書』」第33巻(2006): 180-182
[紹介]田中浩朗「畑野勇『近代日本の軍産学複合体』」第33巻(2006): 182-184
[紹介]古林祐佳「高分子学会編『日本の高分子科学技術史 補訂版』」第33巻(2006): 184-185
[紹介]木場隆夫「小林傳司『誰が科学技術を考えるのか』」第33巻(2006): 185-187
[会報]「2006年年会報告」 第33巻(2006): 188-189
[年会特集]「年会詳細プログラム」 第33巻(2006): 101
[特別講演]山本明夫(東京工業大学名誉教授)「化学史、化学技術史と共に考える―研究・教育と科学技術力―」第33巻(2006): 102-3
[文部科学省科学技術賞受賞記念講演]日吉芳朗「化学史にもとづく化学実験教材の開発」第33巻(2006): 104-5
[シンポジウム]立川涼(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議代表、元高知大学長)「BHC、PCB、ダイオキシンそして環境ホルモン―環境化学研究私史―」第33巻(2006): 106-7
[シンポジウム]原田正純(熊本学園大学)「胎児性水俣病の教訓」第33巻(2006): 108-10
[シンポジウム]原 宏(東京農工大学)「大気汚染と化学と化学者と」第33巻(2006): 111-3
[一般講演]吉本秀之(東京外国語大学) 「化学史のデジタル・ライブラリー」第33巻(2006): 114-5
[一般講演]松尾幸秊(同志社大学)「化学史の「効用」?―化学史家山岡望の再評価をめぐって―」第33巻(2006): 116
[一般講演]菅原国香(東洋大学)「C.R.フレゼニウスのオランダ語版化学書の邦訳・抄訳書について」第33巻(2006): 117
[一般講演]芝哲夫(大阪大学名誉教授)・鈴木一義(国立科学博物館)「山口藩の化学振興に関する中島治平資料について」第33巻(2006): 118
[一般講演]石田純郎(新見公立短期大学)「『中等化学教科書訂2版』(明治36年、東京普及舎刊)の著者 守屋物四郎」第33巻(2006): 119
[一般講演]菊地原洋平 「グアヤック論争:西欧初期近代における梅毒治療をめぐる問題」第33巻(2006): 120
[一般講演]河野俊哉(暁星学園)「プリーストリにおける「歴史」と「実験哲学」―「歴史家」から「実験家」へ」第33巻(2006): 121
[一般講演]中辻慎一(兵庫県立大学)「有機ラジカル化合物の歴史について」第33巻(2006): 122
[一般講演]宮崎和英(福岡大学)「日本のアルミニウム製錬工業の苦闘百年史」第33巻(2006): 123-5

第34巻第1号(2007)
[特集:公害・環境問題と化学の歴史]内田正夫「まえがき」第34巻(2007): 1
[特集:公害・環境問題と化学の歴史]立川涼「BHC、PCB、ダイオキシンそして環境ホルモン」第34巻(2007): 2-8
[特集:公害・環境問題と化学の歴史]原宏「大気汚染と化学と化学者と」第34巻(2007): 9-18
[技術史シリーズ]宮本真樹「メタノール製造技術の歴史―海軍法の系譜を中心に」第34巻(2007): 19-39
[広場]日吉芳朗「シェーレによる没食子酸の単離と教材化」第34巻(2007): 40-44
[広場]渡部智博「第3回化学史研修会報告」第34巻(2007): 45-46
[紹介]内田正夫「グリーンバーグ『痛快化学史』」第34巻(2007): 45-46
[紹介]湯川やよい「川島慶子『エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジェ』」第34巻(2007): 46-49
[紹介]板垣良一「安孫子誠也『アインシュタイン相対性理論の誕生』」第34巻(2007): 50-51
[紹介]瀬戸口明久「ボウラー『環境科学の歴史』」第34巻(2007): 51-53
[紹介]猪野修治「常石敬一『謀略のクロスロード』」第34巻(2007): 53-54
[紹介]渡辺慶昭「Les Woodcock, Joseph Priestley, 1733-1804」第34巻(2007): 54-56
[紹介]渡辺慶昭「Liebigshule (ed.), Festschrift der Liebigschule, 2003; Brake, Ehlers, Haering (eds), Liebig in Giessen, 2003 」第34巻(2007): 56-58
[紹介]渡辺慶昭「新着化学史雑誌より」第34巻(2007): 58-62

第34巻第2号(2007)
[論文]河口充勇「旧台湾総督府天然瓦斯研究所と新竹ガラス工業の形成」第34巻(2007): 65-78
[解説]園部利彦「Science の “Breakthrough of the Year”」第34巻(2007): 79-84
[広場]渡辺慶昭「Justus von Liebig 生誕200年に寄せて ―リービッヒとMuspratt一家について―」第34巻(2007): 85-91
[紹介]但馬 亨「斎藤憲『よみがえる天才アルキメデス』」第34巻(2007): 92-94
[紹介]山田俊弘「沓掛俊夫編訳『アルベルトゥス・マグヌス 鉱物論』」第34巻(2007): 94-96
[紹介]橋本毅彦「クロスビー『数量化革命』」第34巻(2007): 96-98
[紹介]大野 誠「A. G.Debus(ed.), Alchemy and Early Modern Chemistry」第34巻(2007): 98-99
[紹介]渡辺慶昭「Arthur Greenberg, A Chemical History Tour; Arthur Greenberg, The Art of Chemistry 」第34巻(2007): 99-101
[紹介]渡辺慶昭「The Roy G. Neville Historical Chemical Library」第34巻(2007): 101-102
[紹介]坂野 徹「 奥野正男『神々の汚れた手』」第34巻(2007): 102-103
[記念講演]菊池好行「日英化学交流史研究に取り組んで」第34巻(2007): 105-106
[シンポジウム]杉山豊彦「陶磁器技術における国研の役割」第34巻(2007): 107-108,110
[シンポジウム]松尾宗次・黒田光太郎「戦後日本における鉄鋼製造技術の技術革新」第34巻(2007): 109-110
[シンポジウム]三輪宗弘「戦時における航空機用燃料の開発」第34巻(2007): 111
[シンポジウム]金城徳幸・柿本雅明・宮寺博技術革新『半導体用ポリイミドの開発』の経緯と発展」第34巻(2007): 112-113
[シンポジウム]馬渕浩一「医療X線画像のデジタル化」第34巻(2007): 114-116
[シンポジウム]財部香枝「日米の国立博物館における技術革新展示」第34巻(2007): 117-118
[一般講演]川村範子「忘れられた「最初の」工業デザイナー: クリストファー・ドレッサーの再評価」第34巻(2007): 119
[一般講演]芝哲夫「明治初期のセメント製造にたずさわった化学技術者鈴木儀六」第34巻(2007): 120
[一般講演]柴田耕一「ポリウレタン工業についての史的一考察: ポリウレタン工業の勃興からイソシアナート新製造法検討」第34巻(2007): 121
[一般講演]宮寺博・金城徳幸・柿本雅明「技術革新「排煙脱硝用酸化チタン系触媒の開発」の経緯と発展」第34巻(2007): 122-123
[一般講演]林真一郎「ニュートンの代理人?: ライプニッツとの論争におけるサミュエル・クラークの再検討」第34巻(2007): 124
[一般講演]山田俊弘「ステノ地球論とボイル鉱物論」第34巻(2007): 125
[一般講演]菅原国香「緒方洪庵の化学訳語: Van Catz Smallenburg『舎密全書』(写本)を中心に」第34巻(2007): 126
[一般講演]石田純郎「医化学者 佐藤剛蔵(1907-1945在朝鮮)と韓国近代医学教育史」第34巻(2007): 127
[一般講演]吉原賢二「東北大学初期の化学系教授たち」第34巻(2007): 128
[一般講演]松下至「クロマトグラフィーの導入者、桑田敬一」第34巻(2007): 119-130
[一般講演]原宏「大気化学の誕生と成立」第34巻(2007): 131-132
[一般講演]宮崎和英「巨大科学の130年前の先達: H.M.S.Challengerの航跡と功績」第34巻(2007): 133-135

第34巻第3号(2007)
[論文]小川眞里子「創られた絵画―リービッヒとイングランド王立農学協会―」第34巻(2007): 137-152
[論文]吉原賢二「東北仙台に化学を築いた人々(1) 元素発見競争のなかの日本人―小川正孝」第34巻(2007): 153-159
[エッセイレビュー]アルノ・ナンタ「坂野徹『帝国日本と人類学者 1884-1952年』」第34巻(2007): 160-164
[エッセイレビュー]柴田和子「Beretta, ed., Lavoisier in Perspective」第34巻(2007): 160-164
[エッセイレビュー]大橋喜之「ペレイラ監訳『アルキミア』」第34巻(2007): 172-176
[紹介]三浦伸夫「ダニエル・ジャカール『アラビア科学の歴史」第34巻(2007): 177-179
[紹介]藤本文弘「高橋憲一『ガリレオの迷宮』」第34巻(2007): 179-183
[紹介]山田俊弘「フィンドレン『自然の占有』」第34巻(2007): 183-186
[紹介] 中沢聡「ドベル『レーベンフックの手紙』」第34巻(2007): 186-187
[紹介]瓜生洋一「 中野明『腕木通信』」第34巻(2007): 187-191
[紹介]内田正夫「C. A. Russell, G. K. Roberts, eds., Chemical History」第34巻(2007): 191-192
[紹介]廣田 襄「A. Brown, J.D. Bernal The Sage of Science 」第34巻(2007): 192-196
[紹介]田中浩朗「K.ホフマン『オットー・ハーン』」第34巻(2007): 196-198
[紹介]栗原岳史「山田朗 編『戦争II ―近代戦争の兵器と思想動員』 」第34巻(2007): 198-200
[紹介]渡辺慶昭「R.W.A. Oliver and M. Carrier, The Library of John Dalton」第34巻(2007): 200-202

第34巻第4号(2007)
[資料]吉本秀之(編)「日本における化学史文献:日本篇」第34巻(2007): 205-330

第35巻第1号(2008)
[論文]川村範子「クリストファー・ドレッサーの再評価 ―忘れられた「最初の」工業デザイナー」第35巻(2008): 1-17
[論文]吉原賢二「東北仙台に化学を築いた人々(2)真島利行をめぐるヨーロッパ留学生たち」第35巻(2008): 18-27
[広場]渡邉慶昭「プリーストリーの図表について」第35巻(2008): 28-33
[広場]渡部智博「第4回化学史研修会報告」第35巻(2008): 34
[紹介]山本明夫「D. Stoltzenberg, Fritz Haber. & D. Charles,Master Mind」第35巻(2008): 35-37
[紹介]徳元琴代「吉原賢二『化学者たちのセレンディピティー』」第35巻(2008): 37-39
[紹介]川島慶子「ロンダ・シービンガー『植物と帝国』」第35巻(2008): 39-40
[紹介]園部利彦「 松田良一『世界の科学教育』 」第35巻(2008): 41-43
[紹介]園部栄子「ポインティング『緑の世界史』 」第35巻(2008): 43-44
[紹介]金山浩司「市川浩『冷戦と科学技術』」第35巻(2008): 44-46
[紹介]横田徳郎「リービッヒ(吉田武彦訳・解題)『化学の農業および生理学への応用』」第35巻(2008): 46-49
[紹介]菊地重秋「J.コヴァック『化学者の倫理』」第35巻(2008): 49-51
[紹介]定松 淳「藤垣裕子(編)『科学技術社会論の技法』」第35巻(2008): 51-53
[資料]「2006-07化学史文献」第35巻(2008): 54-62
第35巻第2号(2008)
[論文]吉原賢二「東北仙台に化学を築いた人々(3)片山正夫のヨーロッパ留学」第35巻(2008): 65-76
[特集 公害・環境問題と化学の歴史]原田正純「胎児性水俣病の教訓」第35巻(2008): 77-86
[紹介]渡部智博「芝哲夫『日本の化学の開拓者たち』」第35巻(2008): 87-89
[紹介]河野俊哉「西條敏美『理科教育と科学史』」第35巻(2008): 89-90
[紹介]大野誠「リービッヒ(横田徳郎訳)『有機化学主要論文集』」第35巻(2008): 90-91
[紹介]川島慶子「Jean-Pierre Poirier, La Science et l’Amour, Madame Lavoisier」第35巻(2008): 91-93
[紹介]渡辺慶昭「M.L. Bowden and L. Rosner (eds.), Joseph Priestley Radical Thinker; Malcolm Dick(ed.),Joseph Priestley and Birmingham; James S. Birch and Joe Lee (eds.), Joseph Priestley」第35巻(2008): 93-95
[年会特集]第35巻(2008): 96-127.
[特別講演]ジャン-ピエール・ポワリエ「Balance sheet method and spirit of accountancy : Lavoisier’s hallmark」第35巻(2008): 97-98
[特別講演]松尾博志「加藤与五郎・武井武のフェライト発明に見る科学発展の“錯綜”」第35巻(2008): 99-101
[シンポジウム]吉本秀之「18世紀ドイツの化学:歴史記述の問題」第35巻(2008): 102-3
[シンポジウム]大野誠「工芸の補助学としての化学:工芸振興協会設立時の活動から」第35巻(2008): 104-5
[シンポジウム]河野俊哉「コーヒーハウス哲学協会と化学」第35巻(2008): 106-7
[シンポジウム]吉田晃「ラヴォワジエによる定量実験―天秤で精密に計った実験?」第35巻(2008): 108-9
[シンポジウム]隠岐さや香「パリ王立科学アカデミーと化学」第35巻(2008): 110-1
[シンポジウム]川島慶子「ラヴワジェ夫人研究の変遷に見るジェンダー問題」第35巻(2008): 112-3
[一般講演]溝口元「ジョンズ・ホプキンス大学時の中瀬古六郎」第35巻(2008): 114
[一般講演]古川安「喜多源逸と福井謙一─工業化学から量子化学へ─」第35巻(2008): 115
[一般講演]北原文雄「ミセル概念の変遷とその背景」第35巻(2008): 116
[一般講演]Yona Siderer「Dr.Chaim Weizmann: a Chemist and a Statesman(1874-1952)」第35巻(2008): 117
[一般講演]宮崎和英「鉄の反射炉熔錬─幕末科学技術者たちの苦闘」第35巻(2008): 117-120
[一般講演]東徹「杏雨書屋蔵「金属舎密加一巻」について」第35巻(2008): 121
[一般講演]芝哲夫「榎本武揚の化学志向」第35巻(2008): 122
[一般講演]菅原国香「幕末・明治初期の化学記号及び反応式の導入過程」第35巻(2008): 123
[一般講演]松下至「クロマトグラフィーの先駆者、桑田敬一(2)」第35巻(2008): 124
[一般講演]原宏「大気化学の歴史(2)」第35巻(2008): 125-6
[一般講演]小川真里子「リービッヒとイングランド王立農学協会」第35巻(2008): 127
第35巻第3号(2008)
[総説]山本明夫「フリッツ・ハーバーとその時代 第1回 ハーバーの栄光と悲劇」第35巻(2008): 129-153
[総説]山本明夫「フリッツ・ハーバーとその時代 第2回 窒素固定法の発明が世界に与えた影響」第35巻(2008): 154-165
[講演]パトリス・ブレ「エジプト研究所(カイロ学士院)ナポレオンとエコール・ポリテクニーク」第35巻(2008): 166-178
[紹介]西條敏美「東徹『エレキテルの魅力』」第35巻(2008): 179
[紹介]松村紀明「石田純郎『オランダにおける蘭学医書の形成』」第35巻(2008): 179-180
[紹介]猪野修治「小倉金之助『われ科学者たるを恥ず』」第35巻(2008): 180-82
[紹介]猪野修治「山本義隆『十六世紀文化革命』」第35巻(2008): 182-84
[紹介]田中浩朗「梶雅範編著『科学者ってなんだ?』」第35巻(2008): 184-85
[紹介]小長谷大介「『はじめて読む物理学の歴史』」第35巻(2008): 185-187
[広場]渡部智博「第5回化学史研修会報告」第35巻(2008): 186
第35巻第4号(2008)
[論文]小川眞里子「イギリスにおけるリービッヒ『農芸化学』の受容」第35巻(2008): 189-209
[解説]林真一郎「ライプニッツ-クラーク往復書簡」第35巻(2008): 210-224
[紹介]小澤実「エッセイレビュー:グラント『中世における科学の基礎づけ』」第35巻(2008): 225-229
[紹介]大野誠「エッセイレビュー:ニュートン研究の現状」第35巻(2008): 230-234
[紹介]林眞一郎「マニュエル『ニュートンの宗教』」第35巻(2008): 235-236
[紹介]園部栄子「宮田親平『毒ガス開発の父ハーバー』 」第35巻(2008): 236-237
[紹介]園部利彦「毎日新聞科学環境部『理系白書』『理系白書2』」第35巻(2008): 237-241
[会報]「2008年度総会報告」第35巻(2008): 242-243
[会報]「第2回学会賞」第35巻(2008): 244-247
第36巻第1号(2009)
[論文]菊地原洋平「梅毒とグアヤック:パラケルススとヨーロッパ初期近代をめぐって」第36巻(2009): 1-15
[論文]林真一郎「ニュートンの代理人? ライプニッツとの論争におけるサミュエル・クラークの再検討」第36巻(2009): 16-26
[論文]尾崎利彦・亀山哲也「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割 III. 機械試験所名古屋両支所の戦後復興と平和研究」第36巻(2009): 27-59 正誤表
[紹介]内田正夫「テーア『合理的農業の原理』」第36巻(2009): 60
[紹介]古川安「The Chemical Society of Japan: A 125-year Quest for Excellence」第36巻(2009): 60
第36巻第2号(2009)
[解説]島原健三「元素発見年表に見られる不一致とその原因(上)」第36巻(2009): 61-76
[広場]大西寛「小川のトリアニト中のニッポニウム発見に関する一考察」第36巻(2009): 77-78
[紹介]内田正夫「アントニオ・ネリ『ラルテ・ヴェトラリア:17 世紀初頭のガラス製造術』」第36巻(2009): 79-80
[紹介]坂本邦暢「N. Siraisi, History, Medicine and the Tradition of Renaissance Learning」第36巻(2009): 80-82
[紹介]渡辺慶昭「Anthony Travis, “Mauve and Its Anniversaries,” Bull.Hist.Chem.」第36巻(2009): 82-83
[紹介]山口真「有機合成化学協会編『化学者たちの感動の瞬間』 」第36巻(2009): 83-85
[紹介]梶雅範「落合洋文『実験室の幸福論 悩み多き大学院生への助言』」第36巻(2009): 85-86
[紹介]古谷紳太郎「中島秀人『日本の科学/技術はどこへいくのか』」第36巻(2009): 86-88
[紹介]園部利彦「馬路泰蔵・馬路明子『床下から見た白川郷 焔硝生産と食文化から』」第36巻(2009): 60
[紹介]猪野修治「増田美香子編『産学連携の祖 浅田常三郎評伝』」第36巻(2009): 88-89
[紹介]山田俊弘「金凡性『明治・大正の日本の地震学―「ローカル・サイエンス」を超えて』」第36巻(2009): 90-93
[紹介]渡辺慶昭「Arthur Greenberg, From Alchemy to Chemistry in Picture and Story」第36巻(2009): 93
[雑報]渡辺慶昭「第236回アメリカ化学会年会史部門の動向」第36巻(2009): 94-96
[年会特集]第36巻(2009): 97-119
「2009年度化学史研究発表会(年会)詳細プログラム」第36巻(2009): 97
[特別講演]金森順次郎「大阪の学問の伝統と大阪大学」第36巻(2009): 98
[特別講演]芝哲夫「私の化学史研究―日本の化学の創生期―」第36巻(2009): 99-101
[シンポジウム]江口太郎「大阪の科学技術史と博物館展示」第36巻(2009): 102-103
[シンポジウム]上仲博「第一次世界大戦が大阪に生み育てた有機合成化学工業」第36巻(2009): 104
[シンポジウム]松本和男「大阪・道修町の製薬産業史―3世紀続く田辺製薬(株)を事例として―」第36巻(2009): 105-106
[一般講演]大野誠「科学の記念樹「ニュートンのりんごの木」に関するイギリスでの史料」第36巻(2009): 107
[一般講演]菅原国香「宇田川榕菴の酸類の翻訳に関する一考察」第36巻(2009): 108
[一般講演]板垣英治「村上義茂訳著「舎密明原」とその原典,ベルゼリウス著仏訳『化学提要』」第36巻(2009): 109
[一般講演]八耳俊文「川本幸民訳稿「菲失泆羅義」」第36巻(2009): 110
[一般講演]古川安「喜多源逸と京都学派の学風の形成」第36巻(2009): 111
[一般講演]梶雅範「台湾における野副鐵男によるヒノキチオール研究」第36巻(2009): 112
[一般講演]北原文雄「亡命ロシア人化学者ワイマルンのこと」第36巻(2009): 113
[一般講演]金城徳幸・平沖敏文・柿本雅明「北大理学部の研究を見守った化学者たち―セピア色の化学者の写真―」第36巻(2009): 114
[一般講演]原宏「庄司光と大阪市立生活科學研究所環境課」第36巻(2009): 115
[一般講演]長野八久「化学熱力学における標準状態圧力の形成とIUPAC推奨」第36巻(2009): 116
[一般講演]宮崎和英「もう一人のフランシス・ベーコン」第36巻(2009): 117
[一般講演]柴田耕一「ポリウレタン工業についての史的一考察Ⅱ―IG後継2社にみる比較史」第36巻(2009): 118
[一般講演]児玉洋一「化学企業内での技術伝播」第36巻(2009): 119
第36巻第3号(2009)
[総説]北原文雄「ミセルの化学史―ミセル概念の起源とその確立まで―」第36巻(2009): 121-147
[解説]島原健三「元素発見年表に見られる不一致とその原因(下)」第36巻(2009): 148-172
[広場]吉原賢二「トリアナイトの分析について」第36巻(2009): 173-174
[紹介]渡辺慶昭「M.Archer and C.Haley (eds.), The 1702 Chair of Chemistry at Cambridge」第36巻(2009): 174-175
[紹介]内田正夫「Bulletin for the History of Chemistry, vol.33, no.1 (2008)」第36巻(2009): 176
[会報]「2009年総会報告」第36巻(2009): 177-179
[会報]「学会賞に関する内規」第36巻(2009): 180

第36巻第4号(2009)
[論文]小川眞里子「リービッヒとイギリスの農業政策:屎尿の利用と衛生政策」第36巻(2009): 181-202
[講演]松尾博志「加藤与五郎・武井武のフェライト発明に見る科学発展の“錯綜”」第36巻(2009): 203-212
[シリーズ:18世紀の化学の諸相]隠岐さや香「まえがきにかえて シンポジウム「18世紀の化学の諸相:産業,社会,ジェンダー」」第36巻(2009): 213
[シリーズ:18世紀の化学の諸相]川島慶子「ラヴワジエ夫人研究の変遷に見るジェンダー問題」第36巻(2009): 214-224
[シリーズ:18世紀の化学の諸相]吉本秀之「18世紀ドイツの化学:歴史記述の問題」第36巻(2009): 225-235
[広場]渡辺慶昭「ヴィルヘルム・オストヴァルトに対する誤解を解く―フリッツ・ハーバーの場合―」第36巻(2009): 236-238
[訃報]渡辺慶昭「Gretel Bauerさんのご逝去を悼む」第36巻(2009): 238-239
[紹介]猪野修治「高瀬正仁『岡 潔―数学の詩人』」第36巻(2009): 239-240

第37巻第1号(2010)
[論文]古川安「喜多源逸と京都学派の形成」第37巻(2010): 1-17
[報告]芝哲夫「2009年度化学史研究発表会エクスカーション報告」第37巻(2010): 18-19
[紹介]吉本秀之「フォーブス『古代の技術史 上 —金属—』」第37巻(2010): 20
[紹介]金城徳幸「山本紀夫『ジャガイモのきた道—文明・飢饉・戦争—』」第37巻(2010): 20-22
[紹介]三浦伸夫「橋本毅彦『描かれた技術 科学のかたち—サイエンス・イコノロジーの世界』」第37巻(2010): 22-23
[紹介]高田誠二「西條敏美『単位の成り立ち』」第37巻(2010): 23-24
[紹介]吉本秀之「Michael Hunter (ed.), The Boyle Papers: Understanding the Manuscripts of Robert Boyle」第37巻(2010): 24-26
[紹介]渡邉慶昭「Lawrence M. Principe (ed.), Chymists and Chymistry: Studies in the History of Alchemy and Early Modern Chemistry」第37巻(2010): 26-28
[紹介]山田俊弘「千葉県立中央博物館編『リンネと博物館—自然誌科学の源流—〔増補改訂〕』」第37巻(2010): 28-31
[紹介]水沢光「Walter E. Grunden, Secret Weapons and World War II: Japan in the Shadow of Big Science」第37巻(2010): 31-32
[紹介]亀山哲也「宮地英敏『近代日本の陶磁器業』」第37巻(2010): 33-34
[紹介]猪野修治「パトリック・ゲデス『インド科学の父 ボース—無線・植物・生命』」第37巻(2010): 34-35
[紹介]猪野修治「ブレンダ・マドックス『ダークレディと呼ばれて—二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実』」第37巻(2010): 35-37
[紹介]園部利彦「J・クレイグ・ベンター『ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝』」第37巻(2010): 37-39
[紹介]園部利彦「小林憲司ほか編著『化学の世界への招待』」第37巻(2010): 39-40
[抄録]吉本秀之「Isis, vol. 99 (2008), Focus: Laboratory History」第37巻(2010): 41-42
[抄録]内田正夫「Bulletin for the History of Chemistry, vol. 33, no. 2 (2008)」第37巻(2010): 42-43

第37巻第2号(2010)
[論文]横田陽子「日本の衛生行政における化学分析の導入」第37巻(2010): 45-57
[シリーズ 西洋の化学者]吉原賢二・梶雅範 「ウィリアム・ラムジーの足跡を考察する」第37巻(2010): 58-66
[広場]大西寛「清水卯三郎が『明六雑誌』に発表した「化学改革の大略」の一考察」第37巻(2010): 67-69
[広場]梶雅範「高峰譲吉を主人公とする映画「さくら、さくら」が公開」第37巻(2010): 70-71
[広場]園部利彦「第6回化学史研修会報告」第37巻(2010): 72
[紹介]金城徳幸「三上喜貴『インドの科学者 頭脳大国への道』」第37巻(2010): 73
[紹介]園部利彦「『世紀の新薬発見 その光と影の物語』」第37巻(2010): 73-74
[紹介]小澤実「堀越宏一『ものと技術の弁証法 (ヨーロッパの中世8)』」第37巻(2010): 74-77
[紹介]金凡性「泊次郎『プレートテクトニクスの拒絶と受容―戦後日本の地球科学史』」第37巻(2010): 77-79
[紹介]住田朋久「梶雅範・西條美紀・野原佳代子共編『科学・技術の現場と社会をつなぐ科学技術コミュニケーション入門』」第37巻(2010): 79-80
年会特集
[学術賞受賞講演]吉原賢二「ニッポニウムの再発見について」第37巻(2010): 82-83
[特別講演]齋藤憲「大河内正敏と理化学研究所」第37巻(2010): 84-85
[特別講演]別府昭郎「大学史を語る」第37巻(2010): 86
[シンポジウム 明治・大正・昭和の化学]亀山哲也「日本の化学工業と試験研究機関の役割」第37巻(2010): 87-88
[シンポジウム 明治・大正・昭和の化学]植村榮「日本化学会の歴史」第37巻(2010): 89-90
[シンポジウム 明治・大正・昭和の化学]八耳俊文「上海自然科学研究所と日中化学史」第37巻(2010): 91-92
[シンポジウム 明治・大正・昭和の化学]梶雅範「眞島利行と日本の有機化学研究伝統の形成」第37巻(2010): 93-94
[シンポジウム 明治・大正・昭和の化学]古川安「喜多源逸と日本の工業化学」第37巻(2010): 95-96
[一般講演]大野誠「ニュートン錬金術の手稿史料について:研究の現状」第37巻(2010): 97
[一般講演]小澤健志「ゲッティンゲン大学所蔵のお雇いドイツ人教師ワグネルとリッターに関する史料」第37巻(2010): 98
[一般講演]北原文雄「Selmiの擬似溶液とその化学史」第37巻(2010): 99
[一般講演]山口真「Duschinskyの足跡と光化学」第37巻(2010): 100
[一般講演]伊藤一男「ドイツ化学史の旅(1) 19世紀に活躍した化学者の足跡を訪ねて」第37巻(2010): 101
[一般講演]伊藤良一「旧制高校最後の教師 山岡望とその弟子」第37巻(2010): 102
[一般講演]石田純郎「日韓併合中の朝鮮の医育機関での医化学(生化学)者群像」第37巻(2010): 103
[一般講演]宮崎和英「鴻臚館跡出土ガラスのこんにち的実用性」第37巻(2010): 104
[一般講演]新井和孝「日産化学の源流企業にみる起業」第37巻(2010): 105
[一般講演]原宏「国境を越える大気汚染:ストックホルム会議におけるスウェーデン文書」第37巻(2010): 106

第37巻第3号(2010)
[論文]菊地原洋平「パラケルススの予言書の位置付け:ルネサンス社会における占星術とキリスト教倫理」第37巻(2010): 109-121
[シリーズ 18世紀の化学の諸相]吉田晃「ラヴォワジエによる定量実験:天秤で精密に計った実験? 」第37巻(2010): 122-129
[講演]ジャン・ピエール・ポワリエ(川島慶子訳)「貸借対照表方式と会計学の精神―ラヴォワジェの特徴 」第37巻(2010): 130-136
[広場]川島慶子「ピーター・ラビットの光と影:19世紀イギリス博物学界のジェンダー問題」第37巻(2010): 137-142
[広場]渡邉慶昭「Justus von Liebig生誕200年に寄せて―リービッヒと『化学書簡』 (Chemische Briefe)」第37巻(2010): 143-151
[広場]渡邉慶昭「化学啓蒙書の系譜:マーセットの『化学談義』改訂版と後続の啓蒙書」第37巻(2010): 152-156
[広場]園部利彦「高校理科教育の戦後復興期の状況」第37巻(2010): 157-161
[紹介]林真理「松原洋子・小泉義之編著『生命の臨界:争点としての生命』」 第37巻(2010): 162-164
[紹介]渡邉慶昭「R.Lamont-Brown, Humphry Davy: Life Beyond the Lamp 」 第37巻(2010): 164-165
[紹介]渡邉慶昭「W. Troesken, The Great Lead Water Pipe Disaster」第37巻(2010): 165-166
[英文レジメ]吉原賢二・梶雅範「ウィリアム・ラムジーの足跡を考察する」 第37巻(2010): 168

第37巻第4号(2010)
[教育シリーズ]河野俊哉「科学リテラシーの観点から考える「教養教育としての科学教育」―高等教育における物理・化学教育の事例をもとに―」第37巻(2010): 169-182
[研究ノート]小澤健志「お雇い独逸人化学及び鉱物学教師C.シェンク 」第37巻(2010): 183-187
[広場]内田正夫「F.ベーコン『大革新』の扉絵に描かれているのは入り船である」第37巻(2010): 188-190
[広場]梶雅範「国際会議にみる周期律の現代的な位置づけ」第37巻(2010): 191-192
[広場]吉原賢二「広島原爆の放射能を測った人々」第37巻(2010): 193-195
[広場]江口太郎「化学教育と博物館に携わって:日本化学会化学教育賞を受賞して」第37巻(2010): 196-198
[広場]首藤郁夫「2010年度化学史研究発表会エクスカーション報告」第37巻(2010): 199-200
[紹介]坂本邦暢「平井浩編『ミクロコスモス』」第37巻(2010): 201-203
[紹介]川島慶子+奥村大介「ハーディング『科学と社会的不平等―フェミニズム、ポストコロニアリズムからの批判』」 第37巻(2010): 203-206
[紹介]渡邉慶昭「Jack Meadows, The Victorian Scientist」 第37巻(2010): 206
[紹介]渡邉慶昭「Anderson, Morris & Robinson (eds.), Chymica Acta An Autobiographical Memoir by Frank Greenaway 」第37巻(2010): 206-207
[紹介] 園部利彦「太田浩一『物理学者のいた街1,2,3』」第37巻(2010): 207-208
[紹介]園部栄子「トーマス・ヘイガー『大気を変える錬金術 ハーバー、ボッシュと化学の世紀』」第37巻(2010): 208-209
[紹介]渡邉慶昭「Bulletin for the History of Chemistry, vol.32, No.2 (2007)」第37巻(2010): 209-211
[紹介]内田正夫「Bulletin for the History of Chemistry, vol.34, No.1 (2009)」第37巻(2010): 211-212
[資料]「紹介候補一覧(出版年代順)」第37巻(2010): 213-215
[追悼]亀山哲也・八耳俊文・塚原東吾・菊池好行「前会長芝哲夫氏を悼む」第37巻(2010): 216-223
[会報]「2010年度総会報告」第37巻(2010): 224-225

第38巻第1号(2011.3.15)
[巻頭言]古川安「新会長に就任して」第38巻(2011): 1
[論文]古川安「化学から歴史へ:日本の化学史家とそのコミュニティ」第38巻(2011): 2-17
[論文]児玉洋一・藤村修三「化学企業内での技術伝播—三井化学における半導体表面保護テープ開発の事例—」第38巻(2011): 19-27
[資料]小澤健志「お雇いドイツ人理化学教師G.ワグネルの生い立ちと修学歴について」第38巻(2011): 28-36
[広場]渡邉慶昭「化学啓蒙書の系譜:19世紀ドイツの啓蒙書」第38巻(2011): 37-41
[表紙絵解説]金城徳幸「Max Joseph von Pettenkofer (1818-1901)」 第38巻(2011): 41
[広場]内田正夫「カールスルーエ化学者国際会議150周年」第38巻(2011): 42-43
[寄書]大西寛, 第38巻(2011): 43
[紹介]菊地原洋平「パラケルスス『医師の迷宮』」第38巻(2011): 44-46
[紹介]三時眞貴子「大野誠編『近代イギリスと公共圏』」第38巻(2011): 46-48
[紹介]和田正法「天野郁夫『大学の誕生』上下」第38巻(2011): 48-50
[紹介]内田正夫「入口紀男『メチル水銀を水俣湾に流す』 」第38巻(2011): 50-51
[紹介] 大野誠「村上陽一郎編『日本の科学者 101』 」第38巻(2011): 52

第38巻第2号(2011.6.15)
[シリーズ 明治・大正・昭和の化学]亀山哲也「日本の化学工業と試験研究機関の役割」第38巻(2011): 55-65
[シリーズ 明治・大正・昭和の化学]植村榮・田巻博「日本化学会の歴史」第38巻(2011): 66-73
[表紙絵解説]金城徳幸「Arthur Rudolf Hantzsch (1857-1935)」 第38巻(2011): 73
[研究ノート]北原文雄「セルミの擬似溶液とその時代」第38巻(2011): 74-84
[紹介]東徹「『緒方洪庵全集 第1巻 扶氏経験遺訓 上』『緒方洪庵全集 第2巻 扶氏経験遺訓 下』」第38巻(2011): 85-86
[紹介]東慎一郎「金森修編著『科学思想史』」第38巻(2011): 86-88
[紹介]内田正夫「加藤僖重『シーボルトが蒐集したシダ標本』 」第38巻(2011): 87
[年会特集] 「2011年度化学史研究発表会(年会)詳細目次」第38巻(2011): 89
[年会特集:特別講演] 松木明知「空白の27時間-歩兵第五連隊八甲田雪中行軍遭難事件の謎- 」第38巻(2011): 90-91
[年会特集:特別講演] 吉原賢二「 原子核分裂の夜明けから-木村健二郎の足跡- 」第38巻(2011): 92-93
[年会特集:シンポジウム] 吉田忠「蘭学とLavoisier 化学」第38巻(2011): 94-95
[年会特集:シンポジウム]米田該典「緒方洪庵と門下生に見る舎密と究理」第38巻(2011): 96-97
[年会特集:シンポジウム] 石田純郎「19世紀の来日オランダ医自身が医学校で受けた化学教育について―シーボルトからハラタマまで―」第38巻(2011): 98-99
[年会特集:シンポジウム]八耳俊文「川本幸民とオランダ化学書」第38巻(2011): 100-101
[年会特集:シンポジウム] 東徹「宇田川榕菴の自筆稿本」第38巻(2011): 101-102
[年会特集:一般講演] 大野誠「ニュートン『光学』の成立について」第38巻(2011): 104
[年会特集:一般講演] 宮崎和英「元寇の化学技術史的一考察」第38巻(2011): 105-6
[年会特集:一般講演] 武山高之「ドイツ化学史の旅(2)―リービッヒ一門の発展と文部科学政策―」第38巻(2011): 107
[年会特集:一般講演] 北原文雄「グレアムとWo.オストワルトの狭間:19世紀末のコロイド研究」第38巻(2011): 108
[年会特集:一般講演] 内田正夫「三崎嘯講述『新式近世化学』(明治6年)について」第38巻(2011): 109
[年会特集:一般講演] 和田正法 「工部大学校における化学科の位置付け:実地教育の分析から」第38巻(2011): 110
[年会特集:一般講演] 原宏「外国人が見た日本の酸性雨の科学と政策:“Acid Rain Science and Policy in Japan”を読む」第38巻(2011): 111
[年会特集:一般講演] 伊藤良一「旧制六高科学会とそのOB会の会誌『六稜科学』の96年」第38巻(2011): 112
[年会特集:一般講演] 金城徳幸「紙幣に登場した科学者たち」第38巻(2011): 113

第38巻第3号(2011.9.15)
[シリーズ 日本の化学者]伊藤良一「旧制高校最後の生徒から見た創造的化学教育者 山岡望」第38巻(2011): 115-124
[表紙絵解説]金城徳幸「キュリー夫妻の描かれたフランス紙幣」 第38巻(2011): 125
[総説]金城徳幸「科学者の写真を用いた科学教育に関する一考察」第38巻(2011): 126-142
[総説]大野 誠「ニュートン錬金術手稿の研究現状」第38巻(2011): 143-153
[広場]渡邊慶昭「化学啓蒙書の系譜:19世紀フランスの啓蒙書」第38巻(2011): 154-157
[広場]河野俊哉・渡部智博「第7回化学史研修会報告」第38巻(2011): 158-160
[紹介]金城徳幸「石原あえか『科学する詩人ゲーテ』」第38巻(2011): 161-162
[紹介]田中浩朗「藤井浩樹『ドイツ化学教授学の成立に関する研究』」第38巻(2011): 163
[資料]「博士号リスト(国内) 博士号リスト(海外)」第38巻(2011): 164-166
[資料]「博士論文概要(隠岐さや香、河野俊哉)」第38巻(2011): 167-172

第38巻第4号(2011.12.15)
[論文] 梶雅範「日本の有機化学研究伝統の形成における眞島利行の役割」第38巻(2011): 173-185
[論文]川村範子「クリストファー・ドレッサーの日本視察旅行と大久保利通」第38巻(2011): 186-199
[研究ノート]唐木田健一「「力への意志」と生命論」第38巻(2011): 200-209
[総説]田中浩朗「日本の毒ガス戦の歴史」第38巻(2011): 210-220
[広場]川島慶子「フランス化学史クラブ」第38巻(2011): 221-224
[広場]三浦勇一「2012年度化学史研究発表会開催地山口県について」第38巻(2011): 225-226
[表紙写真解説]金城徳幸「マリー・キュリーの描かれたポーランド紙幣」第38巻(2011): 227
[紹介]山田俊弘「Avramov, Hunter and Yoshimoto, Boyle’s Books 」第38巻(2011): 228-229
[紹介]住田朋久「『科学の真理は永遠に不変なのだろうか サプライズの科学史入門』」第38巻(2011): 229-230
[会報]「2011年総会報告」第38巻(2011): 231-232

第39巻第1号(2012.3.15)
[論文]古川安「繊維化学から高分子化学へ―桜田一郎と京都学派の展開―」第39巻(2012): 1-40
[論文]宮地英敏「猪苗代水力電気と輸入碍子―近代日本における碍子国産化の背景―」第39巻(2012): 41-49
[紹介]大野誠「石橋悠人『経度の発見と大英帝国』」第39巻(2012): 50
[紹介]園部利彦「Beyer,THE GREATEST SCIENCE STORIES NEVER TOLD; Ellyard,WHO INVENTED WHAT WHEN 」第39巻(2012): 51
[紹介]梶雅範「日本産業技術史学会編『日本産業技術史事典』」第39巻(2012): 52
[表紙絵解説]金城徳幸「Johannes Adolf Wislicenus (1835-1902)」第39巻(2012): 53

第39巻第2号(2012.6.15)
[論文]和田正法「工部大学校における化学科の位置付け―実地教育の分析から」第39巻(2012): 55-78
[講演]吉原賢二「核分裂の夜明けから:木村健二郎・シラードの核の時代」第39巻(2012): 79-87
[広場]渡邉慶昭「リービッヒ肉エキス製造会社とリービッヒの絵札シリーズ」第39巻(2012): 88-90
[紹介]坂本邦暢「隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』」第39巻(2012): 91-94
[紹介]野村恒彦「コリアー『チャールズ・バベッジ コンピュータ時代の開拓者』」第39巻(2012): 94-95
[紹介]小川眞里子「横田陽子『技術からみた日本衛生行政史』」第39巻(2012): 95-96
[年会特集]「詳細プログラム」 第39巻(2012): 97
[年会特集]兼重宗和(徳山大学)「徳山海軍燃料廠について」 第39巻(2012): 98-99
[年会特集]台信富寿(元太平洋セメント)「小野田セメント徳利窯が語るもの」 第39巻(2012): 100-101
[年会特集]鈴木謙二(日産化学)「日産化学工業株式会社小野田工場の歴史」 第39巻(2012): 102-104
[年会特集]三浦勇一(トクヤマ)「(株)トクヤマの歴史に見る環境と経営」 第39巻(2012): 105-106
[年会特集]大田康博(徳山大学)「周南コンビナート構成企業の生産合理化と事業展開」 第39巻(2012): 107
[年会特集]大野誠(愛知県立大学)「ニュートンの化学実験ノートの研究(1):ボイルの寄与」 第39巻(2012): 108
[年会特集]西村三千男(京大アイソマーズ)「ドイツ化学史の旅(3) -19世紀、ドイツの化学と化学工業立国」 第39巻(2012): 109
[年会特集]内田正夫(和光大学)「三崎嘯講述『新式近世化学』(1873)とGeorge F. Barker, A Text-book of Elementary Chemistry(1870) について」第39巻(2012): 110
[年会特集]伊藤良一(六稜科学同友会関西支部長)「山岡望の著作レビューの試み」 第39巻(2012): 111
[年会特集]北原文雄(東京理科大学 名誉教授)「亡命ロシア人 化学者ワイマルン再訪」 第39巻(2012): 112
[年会特集]石田純郎(岡山大学・広島大学)「日本窒素肥料の朝鮮進出(1924〜1945)」 第39巻(2012): 113
[年会特集]柴田耕一「非ホスゲンプロセスの奇跡 -イソシアネートからポリカーボネートへ」第39巻(2012): 114
[年会特集]黒田光太郎(名城大学)「日本における電子顕微鏡の無機物研究への導入期」 第39巻(2012): 115
[年会特集]原 宏(東京農工大学)「外国人が見た日本の酸性雨の科学(1) “湿性大気汚染”」 第39巻(2012): 116
[表紙解説]金城徳幸「ウァント・ホッフ」 第39巻(2012): 117

第39巻第3号(2012.9.15)
[総説]北原文雄「グレアムのコロイドとその系譜」第39巻(2012): 119-132
[総説]川島慶子「科学アカデミー院長:エカテリーナ・ダーシコワ(啓蒙期ヨーロッパにおける科学アカデミーと女性、その1)」第39巻(2012): 133-149
[総説]川島慶子「科学アカデミー会員:ラウラ・バッシとイタリアの才女たち(啓蒙期ヨーロッパにおける科学アカデミーと女性、その2)」第39巻(2012): 150-164
[広場]渡邉慶昭「19世紀中葉の実験器具」第39巻(2012): 165-169
[紹介]新井和孝「西條敏美『測り方の科学史 I : 地球から宇宙へ 」第39巻(2012): 170
[紹介]猪野修治「西尾成子『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』」第39巻(2012): 170-173
[紹介]渡邉慶昭「Susanne Poth, Carl Remigius Fresenius (1818-1897) 」第39巻(2012): 173-174
[紹介]渡邉慶昭「D.S. Nickell( ed.), Guidebook for the Scientific Traveler 」第39巻(2012): 174-175
[資料]「博士論文概要(菊地原洋平)」 第39巻(2012): 176-177

第39巻第4号(2012.12.15)
[総説]川島慶子「山田延男と湯浅年子:キュリー家の人々に師事したふたりの日本人科学者」第39巻(2012): 179-190
[資料]沖久也「グリフィス講述『化学筆記』」第39巻(2012): 191-198
[広場]小澤健志「お雇い独逸人化学及び鉱物学教師 C. シェンクの後半生」第39巻(2012): 199-202
[広場]渡部智博・河野俊哉「2011年化学史研修会報告」第39巻(2012): 203-205
[広場]田中浩朗「化学史学会の動画活用について」第39巻(2012): 206-207
[会報]「2012年総会報告」第39巻(2012): 208-209
[追悼]小塩玄也「藤井清久氏を悼む」第39巻(2012): 210-214
[紹介]吉本秀之「エッセイレビュー:中川保雄『放射線被曝の歴史』 」第39巻(2012): 215-219
[紹介]柴田和宏・下野葉月・坂本邦暢「特集「錬金術と科学史」ISIS 102(2011)」第39巻(2012): 220-222
[紹介]吉田晃「ブロック『化学の歴史 II』 」第39巻(2012): 222-223
[紹介]新井和孝「西條敏美『測り方の科学史II 原子から素粒子へ』」第39巻(2012): 223
[紹介]園部利彦「サム・キーン『スプーンと元素周期表』」第39巻(2012): 223-224
[紹介]小松丈晃「松本三和夫『テクノサイエンス・リスクと社会学』」第39巻(2012): 224-227

第40巻第1号(2013.3.15)
[論文]川島慶子「科学アカデミーに挑んだ女:エミリー・デュ・シャトレと『火の論文』出版の意味」第40巻(2013): 1-19
[総説]川島慶子「ジェンダーの視点から見た、「科学者」マリー・キュリーの「成功」」第40巻(2013): 20-33
[総説]大野誠「プロソポグラフィ考」第40巻(2013): 34-41
[広場]古谷圭一「分析機器・科学機器遺産認定制度の発足」第40巻(2013): 42-45
[紹介] 柴田和宏・工藤璃輝・ 坂本邦暢「 Isis特集:科学における教科書」第40巻(2013): 46-47
[紹介]大野誠「The Correspondence of Joseph Black 」第40巻(2013): 47-48
[紹介]古谷圭一「ハミルトン『電気事始め マイケル・ファラデーの生涯』」第40巻(2013): 48-49
[ニュース]内田正夫「イギリス王立化学会歴史グループ(RSCHG)ニュースレターの電子化」第40巻(2013): 49

第40巻第2号(2013.6.15)
[技術史シリーズ]台信富寿「明治・大正期におけるセメント製造技術の変遷(1) 我が国におけるセメント製造方式の変遷」第40巻(2013): 51-61
[技術史シリーズ]台信富寿「明治・大正期におけるセメント製造技術の変遷(2) 小野田セメントにおけるセメントの品質推移」第40巻(2013): 62-73
[紹介] 中尾暁・藤本大士・住田朋久・ 坂本邦暢・矢野厚・ 柴田和宏「 Isis特集:応用科学」第40巻(2013): 74-76
[紹介] 柴田和宏・坂本邦暢・下野葉月・藤本大士・松村一志・山口まり「Kusukawa, Picturing the Book of Nature」第40巻(2013): 76-79
[紹介]新井和孝「『風雪の百年 チッソ株式会社史』 」第40巻(2013): 79-80
[年会特集]「詳細プログラム」第40巻(2013): 81
[年会特集]亀山哲也「化学史学会―創設から40年―」第40巻(2013): 82-83
[年会特集]吉本秀之「ハリス『技術事典』の起源」第40巻(2013): 84-85
[年会特集]河野俊哉「18世紀の百科事典における「化学」」第40巻(2013): 86-87
[年会特集]寺田元一「『百科全書』と化学」第40巻(2013): 88-89
[年会特集]岡本拓司「科学・技術・倫理百科事典の翻訳・編集について」第40巻(2013): 90-91
[年会特集]大野誠「『化学史事典』編纂の現状と今後」第40巻(2013): 92-93
[年会特集]梶雅範「日本化学の転換点としての1930〜60年代」第40巻(2013): 94-95
[年会特集]大野誠「20世紀イギリスにおけるエリート科学者の輩出基盤」第40巻(2013): 96-97
[年会特集]古川安「福井謙一と日本の量子化学」第40巻(2013): 98-99
[年会特集]内田正夫「日本化学会認定「化学遺産」で語る日本の化学史・化学技術史」第40巻(2013): 100
[年会特集]北原文雄「ミセル誕生100年を迎えて――「ミセルの化学史:後編」の試み」第40巻(2013): 101
[年会特集]五島綾子「ナノテクノロジーの化学史(1)ナノテクノロジーの萌芽とその背景」第40巻(2013): 102
[年会特集]亀井修・大田博樹「産業技術史資料情報の社会的な知としての共有化について――「技術の系統化調査・農薬」を中心にして」第40巻(2013): 103
[年会特集]島原健三「事例研究・小学会の誕生まで――日本キチン・キトサン学会の場合」第40巻(2013): 104
[年会特集]伊藤一男「ドイツ化学史の旅(4)――わが国近代化学の源流はリービッヒ学派にあり」第40巻(2013): 105
[年会特集]中辻慎一「Paul Friedlaenderの生涯と研究について」第40巻(2013): 106
[年会特集]Yona Siderer「19世紀中葉の日本における化学言語の発展(英語)」第40巻(2013): 107
[年会特集]山口真「Duschinskyの足跡と光化学(その2)」第40巻(2013): 108
[年会特集]黒田光太郎「電子顕微鏡法の化学物質研究への展開」第40巻(2013): 109
[年会特集]原宏「オゾンとRobert Angus Smith」第40巻(2013): 110-111

第40巻第3号(2013.9.15)
[論文]尾崎利彦「中部に設立された国立工業試験所の果たした役割IV.—東京工業試験所名古屋支所の戦後復旧と復興研究—」第40巻(2013): 113-159
[追悼]新井和孝「金城徳幸さんとの思い出 」第40巻(2013): 160-161
[追悼]宮寺博「金城徳幸さんへの感謝」第40巻(2013): 161-163
[追悼]「金城徳幸氏の略歴・活動歴・主要業績」第40巻(2013): 163-165
[資料]和田正法「博士論文概要」第40巻(2013): 166-167
[資料]川村範子「博士論文概要」第40巻(2013): 168-170

第40巻第4号(2013.12.15)
[総説]亀山哲也「化学史学会―創設から40年―」第40巻(2013): 171-188
[論文]東 徹「杏雨書屋所蔵資料を通して見た宇田川榕菴の化学受容(I) ―イペイの化学書を原典とする資料 ―」第40巻(2013): 189-209
[広場]北原文雄「二人のトラウベ―「トラウベの規則」の発見者は?― 」第40巻(2013): 210-212
[広場]川島慶子「マリー・キュリーの庭―キュリー博物館訪問記―」第40巻(2013): 213-215
[紹介]園部利彦「 ヘイガー『サルファ剤、忘れられた奇跡』」第40巻(2013): 216-217
[紹介]内田正夫「丸浜江里子『原水禁署名運動の誕生』」第40巻(2013): 217-218
[紹介]藤本大士,坂本邦暢,柴田和宏,北村紗衣,有賀暢迪「特集「リストマニア」Isis 103(2012)」第40巻(2013): 218-220
[紹介]坂本邦暢,伊藤憲二,吉田善哉,藤本大士「特集「科学,歴史,そして近代インド」Isis 104(2013) 」第40巻(2013): 220-222
[会報]「2013年度総会報告」第40巻(2013): 223-225
[会報]「化学史国際ワークショップ発表者募集」第40巻(2013): 226-227
[会報]「Call for Papers IWHC Tokyo 2015」第40巻(2013): 228-229

第41巻第1号(2014.3.15)
[論文]東徹「杏雨書屋所蔵資料を通して見た宇田川榕菴の化学受容(II):土類に関する2つの稿本」『化学史研究』第41巻(2014): 1-19
[論文]吉本秀之「ハリス『技術事典』の起源」『化学史研究』第41巻(2014): 20-36
[技術史シリーズ]岡畑恵雄「水晶発振子の歴史とバイオセンサへの応用『化学史研究』」第41巻(2014): 37-47
[広場]伊藤良一「創造的化学教育者山岡望の著作に学ぶ I 」『化学史研究』第41巻(2014): 48-55
[紹介]川島慶子「Natalie Pigeard-Micault, Les femmes du laboratoire de Marie Curie, 2013」『化学史研究』第41巻(2014): 56-58
[紹介]新井和孝「ダンマー&スラッキン『液晶の歴史』2011」『化学史研究』第41巻(2014): 58-59

第41巻第2号(2014.6.15)
[論文]寺田元一「『百科全書』における化学」第41巻(2014): 61-78
[研究ノート]李麗「近代化学の漢訳書における化学元素名に関する研究」第41巻(2014): 79-85
[広場] 川島慶子「エミリー・デュ・シャトレ『火の論文』(1744)異本について」第41巻(2014): 86-89
[解説]ロナルド・K.スメルツァー「初期ヨーロッパ書籍入門:エミリー・デュ・シャトレ『火の本性と伝搬について論考』(1744) 」第41巻(2014): 90-93
[紹介]森脇江介、住田朋久、橋本雄太、伊藤憲二、坂本邦暢,藤本大士「 Isis特集:「科学史の未来」」第41巻(2014): 94-96
[紹介]園部利彦「ポンティング『世界を変えた火薬の歴史』」第41巻(2014): 96
[年会特集]「年会詳細プログラム」第41巻(2014): 97
[特別講演]廣田襄「20世紀化学史の試み:『現代化学史』を書いて」第41巻(2014): 98-100
[特別講演]山内正之「日本陸軍の化学兵器製造-大久野島毒ガス工場の実態-」第41巻(2014): 101-102
[シンポジウム]菊池好行「水島三一郎をめぐる国際関係」第41巻(2014): 103-104
[シンポジウム]古谷紳太郎「前期量子論の起点としての1911年第1回ソルヴェイ会議について」第41巻(2014): 105-106
[シンポジウム]和田正法「1929年東京で開催された万国工業会議にみる日本の化学界」第41巻(2014): 107-108
[シンポジウム]山口まり「機器分析の国際展開:1930年から1950年代における気体電子線回折法」第41巻(2014): 109-110
[シンポジウム]梶雅範「天然物化学における歴史的転換点を探る:眞島利行から1964年国際天然物化学会議へ」第41巻(2014): 111
[一般講演]森響一「アボガドロ数決定法の歴史とその意義」第41巻(2014): 112
[一般講演]北原文雄「コロイドの安定性をめぐる化学史」第41巻(2014): 113
[一般講演]山口真「1930年代の多原子分子の研究における東欧の科学者の貢献」第41巻(2014): 114
[一般講演]黒田光太郎「電子顕微鏡その場観察による化学反応の研究事始め」第41巻(2014): 115
[一般講演]武山高之「ドイツ化学史の旅(5) 1850年代および60年代のドイツ化学」第41巻(2014): 116
[一般講演]河野俊哉「東京大学理学部化学教室における化学教育の伝統とその影響:「化学史」科目の変遷をもとに」第41巻(2014): 117
[一般講演]石田純郎「岡山医大 清水多栄教授医化学講義(1924-1925)の三木良定筆記の講義録」第41巻(2014): 118
[一般講演]三浦勇一「岩瀬徳三郎と越智圭一郎―トクヤマにおけるアンモニアソーダ工業史」第41巻(2014): 119
[一般講演]原宏「乾性沈着研究の歴史」第41巻(2014): 120

第41巻第3号(2014.9.5)
[研究ノート]北原文雄「ロシア人からの移住化学者ワイマルン―その生涯と業績―」第41巻(2014): 121-130
[広場]岩村秀「東京大学理学部化学科発祥の地」第41巻(2014): 131-135
[広場]伊藤良一「創造的化学教育者山岡望の著作に学ぶ II」第41巻(2014): 136-150
[広場]川島慶子「『これはあなたのもの』―ノーベル化学賞受賞者が紡ぎ出す戦争と平和の詩」第41巻(2014): 151-155
[広場]園部利彦「高等学校「理科基礎」の十年」第41巻(2014): 156-159
[紹介]吉田善哉、齋藤響、安西なつめ、藤本大士、平井正人「初期近代における動物の表象:Annals of Science 67(2010)」第41巻(2014): 160-162
[紹介]柴田和宏「グリーンブラット『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』」第41巻(2014): 162-164
[紹介]村瀬天出夫「菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』」第41巻(2014): 164-169
[紹介]皆川卓「エヴァンズ『バロックの王国』」第41巻(2014): 169-174
[紹介]飯島亜衣「ディクソン『科学と宗教』」第41巻(2014): 174-176
[紹介]ダニエル・フォーク「Keiko Kawashima, Emilie du Chatelet et Mari-Anne Lavoisier」第41巻(2014): 176-177
[紹介]大野誠 「Miller, James Watt, Chemist」第41巻(2014): 177-179
[紹介]丸浜江里子「佐々木英基『核の難民』」第41巻(2014): 179-180

第41巻第4号(2014.12.15)
[論文]古川安「燃料化学から量子化学へ―福井謙一と京都学派のもう一つの展開―」第41巻(2014): 181-233
[会報]「2014年度総会報告」第41巻(2014): 234-236
[会報]「化学史国際ワークショップ「1920年代から1960年代における化学の変容」一般参加の案内とプログラム(英文)」第41巻(2014): 237-240

第42巻第1号(2015.3.15)
[巻頭言]吉本秀之「150号刊行に際して」第42巻第1号(150号)(2015): 1
[研究ノート]菊池好行「造幣寮硫酸技師フィンチの国際遍歴―系譜学的調査法による―」第42巻第1号(150号)(2015): 2-8
[研究ノート]沖久也「グリフィスの福井日記中の”Misaki(三崎)”は誰か?」第42巻第1号(150号)(2015): 9-20
[資料]東徹「早稲田大学図書館所蔵宇田川榕庵化学関係資料」第42巻第1号(150号)(2015): 21-30
[紹介]下野葉月「ヒロ・ヒライ&小澤実編著『知のミクロコスモス』中央公論社、2014」第42巻第1号(150号)(2015): 31-34
[紹介]中尾暁・脇本圭輔・坂本邦暢・霜川優「ISIS 特集「科学のグローバル・ヒストリー」 ISIS 101(2010)」第42巻第1号(150号)(2015): 34-37
[紹介]坂本邦暢・柴田和宏・中尾暁・住田朋久・中野弘喜「ISIS 特集「科学のナショナル・ヒストリーにおける国際的動向」 ISIS 104(2013)」ISIS 101(2010)」第42巻第1号(150号)(2015): 37-39
[紹介]園部利彦「ベルーベ『ナノ・ハイプ狂騒』上下、みすず書房、2009」第42巻第1号(150号)(2015): 39-40
[紹介]吉本秀之「『現代科学史大百科事典』2014」第42巻第1号(150号)(2015): 41-42
[紹介]山田理絵「平川秀幸『科学は誰のものか』NHK出版、2010」第42巻第1号(150号)(2015): 42-44
[紹介]吉本秀之「『日独交流150年の軌跡』雄松堂書店、2013」第42巻第1号(150号)(2015): 44-46
[紹介]内田正夫「遠藤正治・加藤僖重・幸田正孝・松田清(執筆)『杏雨書屋所蔵 宇田川榕菴植物学資料の研究』杏雨書屋、2014」第42巻第1号(150号)(2015): 46-48
[追悼]古川安・亀山哲也・田島慶三「三浦勇一さんを悼む」第42巻第1号(150号)(2015): 49-52

第42巻第2号(2015.6.5)
[研究ノート]吉原柚紀「Liebig の根についての研究:1832年の苦扁桃油論文を精査する」第42巻(2015): 53-68
[研究ノート]平野恭平「国産合成繊維ビニロンの熱処理をめぐって―鐘淵紡績のカネビヤンを中心に―」第42巻(2015): 69-76
[紹介]島津俊之「リヴィングストン『科学の地理学』」第42巻(2015): 77-80
[紹介]平井正人・柴田和宏・藤本大士・橋本雄太「ISIS(2013) 特集「学問領域を整理する」」 」第42巻(2015): 80-82
[年会特集]「詳細プログラム」第42巻(2015): 83
[年会特集]原雄次郎「郷土葉山発世界企業Ajinomoto」第42巻(2015): 84-86
[年会特集]大野誠「近代イギリスにおける科学の制度化:イギリス史研究者の視点から」第42巻(2015): 87
[年会特集]坂下史「地方都市における農業協会の活動と草の根啓蒙」第42巻(2015): 88-89
[年会特集]石橋悠人「国営天文台と科学の制度化―19世紀のグリニッジ天文台を事例に―」第42巻(2015): 90-91
[年会特集]高林陽展「医学研究委員会から医学研究評議会へ―大戦期の経験と医学研究の制度化―」第42巻(2015): 92-93
[年会特集]奥田伸子「ノーベル賞を受賞した「主婦」―20世紀中葉イギリスにおける女性科学者と社会―」第42巻(2015): 94-95
[年会特集]稲葉肇「19世紀末から1920年代における化学と気体運動論・統計力学」第42巻(2015): 96-97
[年会特集]中根美知代「杉浦義勝と新量子力学の応用:物理学史と化学史のはざまで」第42巻(2015): 98-99
[年会特集]山口真「1930年代ドイツにおける振動分光学と分子構造研究」第42巻(2015): 100-101
[年会特集]西村三千男「ドイツ化学史の旅(6)-総集と補遺-」第42巻(2015): 102
[年会特集]堤憲太郎「フッ素の化学技術史」第42巻(2015): 103
[年会特集]河野俊哉「「非国教徒アカデミーにおける化学教育」再考」第42巻(2015): 104
[年会特集]廣田襄「G.N.Lewisとアメリカ化学の発展(1)」第42巻(2015): 105
[年会特集]中辻慎一「アウグスト・ケクレの足跡とボン大学の化学史跡について」第42巻(2015): 106
[年会特集]北原文雄「疎水コロイドの化学史概論」第42巻(2015): 107
[年会特集]原宏「乾性沈着研究とウインズケール原子炉火災」第42巻(2015): 108
[年会特集]山口達明「Svante Arrhenius (1895-): 大気中の炭酸ガスが地上の温度に及ぼす影響」第42巻(2015): 109
[年会特集]東徹「宇田川榕庵の『舎密開宗』の未刊原稿」第42巻(2015): 110
[年会特集]石田純郎「歴史的病院の諸相-『病院』、『大塚薬報』の連載(2013-16, 計41回)から」第42巻(2015): 111
[年会特集]黒田光太郎「黒田チカにとっての佐賀、九州」第42巻(2015): 112
[年会特集]山口達明、滝口泰之「『日本化學總覧』による日本化学史の発掘」第42巻(2015): 113
[年会特集]松本邦男「和製ペニシリン誕生70年から何が学べるか」第42巻(2015): 114
[会告]「今期(2015年1月1日〜2016年12月31日)の役員体制について」第42巻(2015): 115
「第12回化学史研修講演会のご案内」第42巻(2015): 116

第42巻第3号(2015.9.15)
[総説]三浦勇一「岩瀬徳三郎と越智主一郎―トクヤマにおけるアンモニアソーダ工業史」第42巻(2015): 117-130
[総説]小松真理子「見える歴史と見えない歴史によせて:産婦人科学と産婆術の歴史」第42巻(2015): 131-154
[広場]梶雅範「化学史国際ワークショップ(IWHC 2015 in Tokyo)開催報告」第42巻(2015): 155-162
[広場]山口まり「化学史国際ワークショップ(IWHC 2015)参加報告」第42巻(2015): 162-163
[広場]和田正法 「化学史国際ワークショップ報告記」第42巻(2015): 163-164
[紹介]片岡雅知・脇本圭輔・飯島和樹・霜川優・坂本邦暢「ISIS(2014) 特集「ニューロ・ヒストリー(神経歴史学)と科学史」 」第42巻(2015): 165-167
[紹介]片岡雅知・藤本大士・中尾暁・住田朋久「ISIS(2014) 特集「海洋を知る:科学史における役割」 」第42巻(2015): 167-169
[紹介]中尾暁・坂本邦暢・平井正人・丸山隆一・霜川優 ・片岡雅知「ISIS(2014) 特集「自然主義的誤謬の奇妙な存続」」第42巻(2015): 169-171
[紹介]佐藤桃子・平井正人・藤本大士・森脇江介・中尾暁「ISIS(2014) 特集「人種を再定位する」」第42巻(2015): 171-173

第42巻第4号(2015.12.15)
[論文]寺山のり子「ナチス体制下におけるドイツ化学界と<ドイツ化学>」第42巻(2015): 175-190
[総説]北原文雄「疎水コロイド安定性の化学史」第42巻(2015): 191-205
[広場]吉原賢二「ニッポニウムについて― Eric Scerri への反論―」第42巻(2015): 206-209
[広場]伊藤良一「旧制第六高等学校科学会とそのOB会の会誌『六稜科学』の百年」第42巻(2015): 210-222
[広場]ヨナ・シードラー「高田誠二先生を偲んで」第42巻(2015): 223-224
[紹介]石橋悠人 「T. Ito, London Zoo and the Victorians 1828-1859 」第42巻(2015): 225-227
[紹介]菊地原洋平「山本義隆『世界の見方の転換』」第42巻(2015): 228-230
[会報]「2015年度総会報告」第42巻(2015): 231-234

第43巻第1号(2016.3.15)
[論文]Mary Jo Nye 「先端研究のリーダーであり続けた研究経歴:ライナス・ポーリングと20世紀における化学の変容」第43巻(2016): 1-13
[論文]井上尚之「高分子産業のオールジャパン体制を作った男-荒井溪吉」第43巻(2016): 14-35
[評伝]川島慶子「マリー・キュリー:ポロニウムの発見と失われた祖国」第43巻(2016): 36-45
[広場]江頭和宏 「分光法で最初に発見された元素セシウムとルビジウムの名称の由来」第43巻(2016): 46-49
[紹介]小俣めぐみ・片岡雅知・住田朋久・平井正人「ISIS特集「人文学史と科学史」」第43巻(2016): 50-51
[紹介]桃井陵太朗「西條敏美『虹の科学』 」第43巻(2016): 52-53
[紹介]大平哲生「橋本毅彦『近代発明家列伝』」第43巻(2016): 54-56
[紹介]新井和孝「堤憲太郎『スイスと日本の近代化学』」第43巻(2016): 56
[会報]「第13回化学史研修講演会のご案内」第43巻(2016): 58

第43巻第2号(2016.6.8)
[特集]菊池好行「「分子科学への道―物理学と化学の界面―」序文」第43巻(2016): 59-61
[特集]稲葉肇「1870年代から1920年代における化学と気体運動論・統計力学」第43巻(2016): 62-71
[特集]中根美知代「杉浦義勝と新量子力学の応用:物理学史と化学史のはざま」第43巻(2016): 72-81
[特集]山口真「1930年代ドイツにおける振動分光学と分子構造研究―コールラオシュによるラマン効果の研究―」第43巻(2016): 82-95
[年会特集]「詳細プログラム」第43巻(2016): 96
[年会特集]小川眞里子「19世紀イギリスの生理学や衛生学の発展に貢献した化学者」第43巻(2016): 97-98
[年会特集]武田時昌「長生の煉丹術」第43巻(2016): 99-100
[年会特集]大野 誠「近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏」第43巻(2016): 101
[年会特集]伊東剛史「19世紀のロンドン動物学協会からみた動物学の専門分科」第43巻(2016): 102-103
[年会特集]川村範子「19世紀イギリスにおける科学・工芸局の設立」第43巻(2016): 104-105
[年会特集]松波京子「19世紀イギリスにおける公益性概念―1868年イギリス電信国有化法の議会議論からー」第43巻(2016): 106-107
[年会特集]菊池好行「イギリス化学の制度化の重層性と国際的文脈」第43巻(2016): 108-109
[年会特集]伊藤一男「ドイツ化学史の旅(7)―リービッヒ学派と英国」第43巻(2016): 110
[年会特集]寺山のり子「パウル・ヴァルデンの化学史―化学史家ヴァルデンの再評価」第43巻(2016): 111
[年会特集]中辻慎一「ヘルマン・コルベの足跡とラーデボイルの化学史跡について」第43巻(2016): 112
[年会特集]廣田襄「G.N.Lewisとアメリカ化学の発展(II)」第43巻(2016): 113-114
[年会特集]堤憲太郎「フグ毒の有機化学研究史」第43巻(2016): 115
[年会特集]黒田光太郎「黒田チカにとってのケルチンCの開発」第43巻(2016): 116
[年会特集]松本邦男「東洋レーヨン(株)における国産ペニシリン開発史」第43巻(2016): 117-118
[年会特集]松本邦男「村尾澤夫と加藤嵩一の業績――ペニシリンアミダーゼの発見とペニシリン母核存在の提唱」第43巻(2016): 119
[年会特集]Yona Siderer「Udagawa Youan’s (1798-1846) Translation of Kouso Seimika 光素舎密加(1830): An Experiment on the Combination of Light Element and Warmth Element with Substances」第43巻(2016): 120
[年会特集]山口達明、金賢雄、滝口泰之「日本初の有機電子論研究:戦時中(1940〜45)の李泰圭(京都帝大)」第43巻(2016): 121
[年会特集]石田純郎「歴史的病院の諸相(2)――『大塚薬報』2015年4月〜16年7月連載」第43巻(2016): 122
[年会特集]井上尚之「高分子産業のオールジャパン体制を作った男――荒井溪吉」第43巻(2016): 123
[年会特集]原宏「『社會問題煙害論』を読む」第43巻(2016): 124-125
[年会特集]大野誠・加藤貴広「『化学史事典』の編纂を終えて:成果と今後の課題」第43巻(2016): 126

第43巻第3号(2016.9.15)
[特集]大野誠「特集をはじめるにあたって」第43巻(2016): 127-128
[特集]坂下史「近代イギリスにおける「科学知」伝達の経路―バースおよび西イングランド協会の活動に見る草の根啓蒙の一断面」第43巻(2016): 129-142
[特集]石橋悠人「近代イギリスにおける国立天文台と科学の制度化」第43巻(2016): 143-155
[特集]高林陽展「第一次世界大戦期イギリスにおける医学の制度化―生理学の興隆をめぐって―」第43巻(2016): 156-169
[特集]奥田伸子「ノーベル賞を受賞した「主婦」―20世紀中葉における女性科学者と科学の制度―」第43巻(2016): 170-183
[紹介]武山高之「小野輝道『溶融紡糸の原点―Nylon 新紡糸技術の誕生と足跡―』」第43巻(2016): 184-185
[紹介]吉本秀之「松本三和夫『科学社会学の理論』」第43巻(2016): 185-187
[ニュース]川島慶子「ホフマン『これはあなたのもの』上演とシンポジウム『ノーベル賞と産業』開催のお知らせ」第43巻(2016): 187-188

第43巻第4号(2016.12.15)
[技術史シリーズ] 永安直人「日本の近代化と戦後復興における繊維産業の足跡―生糸、綿紡績そしてレーヨンから合成繊維へ」第43巻(2016): 189-213
[紹介]大野誠「Y. Kikuchi, Anglo-American Connections in Japanese Chemistry」第43巻(2016): 214-216
[紹介]菊池好行「Kaji et al ed., Early Responces to the Periodic System」第43巻(2016): 216-217
[紹介] 安西なつめ「William Bynum『医学の歴史』」第43巻(2016): 217-219
[紹介]大野誠「S. ガース『薬局:17世紀末ロンドン医師薬剤師大戦争』」第43巻(2016): 219
[紹介]大野誠「 園部利彦『日本の鉱山を巡る――人と近代化遺産――』」第43巻(2016): 219-220
[紹介]新井和孝「中尾麻伊香『核の誘惑』 」第43巻(2016): 220-222
[会報]「2016年総会報告」第43巻(2016): 223-227
[追悼]古川安「梶雅範さんの思い出」第43巻(2016): 228-229
[追悼]和田正法「梶雅範先生への感謝を込めて」第43巻(2016): 229-231
[追悼]吉原賢二「梶雅範東京工業大学教授の逝去」第43巻(2016): 231-232
[追悼]Nathan Brooks「Obituary about Professor Masanori Kaji 」第43巻(2016): 232-234
[追悼]Yona Siderer「In Memory of Prof. Kaji」第43巻(2016): 234-236

第44巻第1号(2017.3.15)
[巻頭言]大野誠「会長に就任して」第44巻(2017): 1
[論文]川島慶子「『湯浅文書』に見る,科学者湯浅年子の終戦直後」第44巻(2017): 2-20
[日本の化学者]大山秀子「田丸節郎: アンモニア合成と学術振興」第44巻(2017): 21-38
[紹介]古俣めぐみ・坂本邦暢・住田朋久・藤本大士・中尾暁「 ISIS 特集「概念をつなぐ―科学史・技術史・経済史の結合とグローバル化」」第44巻(2017): 39-41
[紹介] 藤本大士・住田朋久・平井正人・伊東真知子・古俣めぐみ・升元健太郎「ISIS 特集「アーカイブズの歴史と科学史」」第44巻(2017): 41-43
[紹介]大野誠「Peter Morris, The Matter Factory: A History of Chemistry Laboratory, Reaktion Books Ltd.,2015 」第44巻(2017): 43-45
[紹介]中澤聡「シェイピン&シャッファー『リヴァイアサンと空気ポンプ』柴田和宏・坂本邦暢共訳,吉本秀之監訳, 名古屋大学出版会,2016」第44巻(2017): 45-47
[紹介]山田俊弘「ギリスピー『創世記と地質学 』島尾永康訳,晃洋書房,2016 」第44巻(2017): 47-50
[紹介]大野誠「小川眞里子『病原菌と国家』名古屋大学出版会,2016」第44巻(2017): 50-51
[紹介]新井和孝「西條敏美『知っていますか?西洋科学者ゆかりの地 IN JAPAN』恒星社厚生閣,Part 1, 2013, Part 2, 2014 」第44巻(2017): 52-54
[会報] 川島慶子「ホフマン『これはあなたのもの』公演案内 」第44巻(2017): 55
[会報]「第14回化学史研修講演会案内」第44巻(2017): 56

第44巻第2号(2017.6.8)
[論文]古谷紳太郎「アインシュタインによる古典論の限界の発見:光量子仮説から固体比熱理論へ 」第44巻(2017): 57-70
[総説]梶雅範「ウラジーミル・ヴェルナツキーの外国での影響」第44巻(2017): 71-81
[紹介]田中浩朗「 杉山滋郎『「軍事研究」の戦後史』 」第44巻(2017): 82
[年会特集] 「詳細プログラム」第44巻(2017): 83
[年会特集] 大山秀子「田丸節郎:アンモニア合成と学術振興」第44巻(2017): 84-87
[年会特集] 若林文高「日本の博物館創世期-科博を中心として-」第44巻(2017): 88-60
[年会特集]内田正夫「希土類元素発見の歴史」 第44巻(2017): 91-92
[年会特集] 古川安「『未知なる元素を求めて』―化学史教材としてのDVD―」第44巻(2017): 93
[年会特集] 佐藤道洋(愛知県立新城高等学校)「デイヴィは何個の元素を「発見」したのか?元素発見の概念上の整理」第44巻(2017): 94-96
[年会特集] 武山高之「「ドイツ化学史の旅」(8)番外編英国の旅で思うロンドン大学化学教授A・W・ウィリアムソン‐主に、その社会思想的背景と日本への影響‐」第44巻(2017): 97
[年会特集] 川合智「物性化学の開発における現場観察と物理化学的直感の役割」第44巻(2017): 98
[年会特集] 堤憲太郎「フグ毒研究と分離分析技術の進歩」第44巻(2017): 99
[年会特集]北原文雄「スヴェドベリのノーベル賞受賞の不思議」 第44巻(2017): 100
[年会特集] Yona Siderer「Historical, Cultural and Linguistic Study on Translation of Science」第44巻(2017): 101
[年会特集] 山口達明「明治初頭の有機化学教科書:丹波敬三、下山順一郎、柴田承敬桂纂譯『有機化學』(前編 明治12年8月 後編 同年10月」第44巻(2017): 102
[年会特集] 黒田光太郎「「黒田チカ資料」の現状」第44巻(2017): 103
[年会特集] 吉原柚紀「「環境問題」はいつできたのか:隅田川・多摩川の事例に見る意識の変遷」第44巻(2017): 104
[年会特集] 金山浩司・齋藤宏文・ 市川浩「梶雅範(1956-2016)の化学史研究―V. I. ヴェルナツキー/梶雅範訳『ノースフェーラー惑星現象としての科学的思考―』刊行にあたって―」第44巻(2017): 105
[年会特集] 河野俊哉「図像化学史試論:プリーストリの『透視画法の理論と実践入門』からファラデーの『化学操作法』まで」第44巻(2017): 106
[年会特集]中辻慎一「Moses Gomberg の足跡と有機ラジカル化学の変遷」 第44巻(2017): 107
[年会特集] 廣田襄「G. N. Lewisとアメリカ化学の発展 (III)」第44巻(2017): 108
[年会特集] 原宏「大気化学の歴史(3): Cauer 論文」第44巻(2017): 109
[年会特集] 加藤貴広・大野誠「『化学史事典』の刊行」第44巻(2017): 110
[会員の出版物]第44巻(2017): 111
[会告]「2017〜2018年役員体制」第44巻(2017): 112

第44巻第3号(2017.9.15)
[論文]東徹「Henry の化学書と宇田川榕庵の化学認識―『舎密開宗』の未完稿本の確定と他の化学書をベースとして稿本の検討を通して―」第44巻(2017): 113-127
[紹介] 栢木清吾「カピル・ラジ『近代科学のリロケーション』」第44巻(2017): 128-131
[紹介] 新井和孝「岩瀬 昇『日本軍はなぜ満州大油田を発見できなかったのか』」第44巻(2017): 131-132
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] 川島慶子「序文」第44巻(2017): 133
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] 川島慶子「ノーベルの夢の体現か?―マリー・キュリーのノーベル賞受賞―」第44巻(2017): 134-139
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] 古川安「燃料化学から量子化学へ―福井謙一と創造性―」第44巻(2017): 140-143
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] 中村修一「理論科学から化学産業へ:医薬品類の発展」第44巻(2017): 144-149
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] ホフマン「現代化学における緊張関係:理論と応用,大学と産業界」第44巻(2017): 150-157
[シンポジウム:ノーベル賞と産業] 池内了「総括コメント―ノーベル賞と科学・技術のあり様―」第44巻(2017): 158-160

第44巻第4号(2017.12.15)
[特集 近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏] 大野誠「特集をはじめるにあたって」第44巻(2017): 161-163
[特集 近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏] 伊東剛史「19世紀のロンドン動物学会からみた動物学の制度化 」第44巻(2017): 164-175
[特集 近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏] 川村範子「19世紀イギリスにおける科学・工芸局の設立」第44巻(2017): 176-190
[特集 近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏] 松波京子「イギリ ス電信事業国有化と公共性 ―1868年イギリ ス電信国有化法議会討論から― 」第44巻(2017): 191-199
[特集 近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏] 菊池好行「イギリス化学の制度化の国内的・国際的次元 」第44巻(2017): 200-210
[紹介] 古川安 「 ロアルド・ホフマン『これはあなたのもの 1943―ウクライナ』 」第44巻(2017): 211
[会報] 「2017年度総会報告」第44巻(2017): 214-217

第45巻第1号(2018.3.15)
[論文] ジェフリー・アラン・ジョンソン「 生物有機化学から分子生物学と合成生物学へ―エミル・フィッシャーの夢の実現― 」第45巻(2018): 1-14
[解説] 佐藤正弥 「 ハーバー博士と日本 前編―駐日ドイツ大使ゾルフと共に 日独学術・文化交流に遺した足跡―」第45巻(2018): 15-26
[解説] 佐藤正弥 「 ハーバー博士と日本 後編―駐日ドイツ大使ゾルフと共に 日独学術・文化交流に遺した足跡―」第45巻(2018): 27-39
[広場] 新井和孝 「2017年度年化学史研究会発表会(化学史年会)報告 」第45巻(2018): 40-42
[紹介] 山田俊弘 「ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』講談社学術文庫、2017 」第45巻(2018): 43-44
[紹介] 升元健太郎,齊藤万丈,藤本大士, 片岡雅知,住田朋久 「ISIS 特集「なぜ科学博物館が重要なのか」 」第45巻(2018): 44-47
[紹介] 大野誠「Agusti Nieto-Galan, Science in the Public Sphere: A History of Lay Knowledge and Expertise, 2016 」第45巻(2018): 43-44
[紹介] 橋本毅彦「水沢光『軍用機の誕生―日本軍の航空戦略と技術開発』吉川弘文館、2016 」第45巻(2018): 49-51

第45巻第2号(2018.6.5)
[総説] 堤憲太郎「フグ毒の有機化学研究の歴史―テトロドトキシンの構造決定― 」第45巻(2018): 53-69
[教育シリーズ] 佐藤道洋「デイヴィは何個の元素を「発見」したと言えるのか? ―元素発見の概念上の整理とともに― 」第45巻(2018): 70-79
[紹介] 寺山のり子「フィリップ・ボール『ヒトラーと物理学者たち』」第45巻(2018): 80-81
[紹介] 寺山のり子「ヒルマン、エルトル=ヴァグナー、ヴァグナー『アインシュタインとヒトラーの科学者』 」第45巻(2018): 81-83
[紹介] 内田正夫「江頭和宏『元素の名前辞典』 」第45巻(2018): 83
[紹介] 新井和孝「太田浩司、勝盛典子、酒井シヅ、鈴木一義監修『江戸の科学大図鑑』 」第45巻(2018): 84
[年会特集] 第45巻(2018): 85-115
[特別講演]菊池好行「日米英化学交流史と明治維新150年」 第45巻(2018): 86-87
[特別講演] 長尾伸一「早すぎた宇宙時代 18世紀の複数世界論」第45巻(2018): 88-90
[シンポジウム] 大野誠「シンポジウム趣旨」第45巻(2018): 91
[シンポジウム] 八耳俊文「江戸の化学と史料調査」第45巻(2018): 92-93
[シンポジウム] 水沢光「公文書の探し方―主要文書館の資料概要およびデジタル化の現状」第45巻(2018): 94-95
[シンポジウム] 亀井修「化学工業史料についての博物館の調査方法 ー現代の史料を中心としてー」第45巻(2018): 96-98
[シンポジウム] 古川安「化学史研究におけるオーラルヒストリー」第45巻(2018): 99-100
[一般講演] 山口達明「有機化学教科書の進化―亀高徳平著『有機化學』(明治34年)から『理論應用有機化學』(昭和2年)」第45巻(2018): 101
[一般講演] 松本邦男「国産ペニシリン製造第1号―森永食糧工業(株)と三島高等女学校学徒動員―」第45巻(2018): 102
[一般講演] 戸田準「平賀義美博士―「石松」の時代」第45巻(2018): 103
[一般講演] Yona SIDERER 「Japanese Scientific Language Studies: Examples from Udagawa Youan Publications 1830-1846」第45巻(2018): 104
[一般講演] 黒田光太郎「日本の女性科学者の先駆け―明治150年に考える―」第45巻(2018): 105
[一般講演] 新井和孝「日本の化学起業家の先駆け 高峰譲吉」第45巻(2018): 106
[一般講演] 武山高之「高分子新製品開発と物性研究―私の身近な事例―」第45巻(2018): 107
[一般講演] 堤憲太郎「天然有機化合物研究と分離分析技術―核磁気共鳴(NMR)の進歩―」第45巻(2018): 108
[一般講演] 北原文雄「戦中戦後のミセルコロイドの発展―『コロイド化学史』の補遺として―」第45巻(2018): 109
[一般講演] 西村三千男「ドイツ化学史の旅(9)―総集と補遺その2」 第45巻(2018): 110
[一般講演] 中辻慎一「ヨハン・トロンムスドルフとエマニュエル・メルクの仕事と生涯について」第45巻(2018): 111
[一般講演] 石田純郎「バルト3国の医薬学系博物館とラトビア化学史博物館」第45巻(2018): 112
[一般講演] 落合洋文「化学認識論における affordance 概念の有効性と歴史的背景」第45巻(2018): 113
[一般講演] 原宏「湿性大気汚染(酸性降水)」 第45巻(2018): 114
[一般講演] 多久和理実「ニュートンが実験に使ったプリズムの材質について」第45巻(2018): 115
「化学史学会会員の出版物2015-2018」 第45巻(2018): 116

第45巻第3号(2018.9.15)
[論文] 山口真「Fritz Duschinskyの足跡と光化学」第45巻(2018): 117-138
[紹介] 大野誠「日本薬学史学会編『薬学史事典』」第45巻(2018): 139
[紹介] 新井和孝「『紙の世界史』『紙と人との歴史』 」第45巻(2018): 140-142
[紹介] 安西なつめ「山田俊弘『ジオコスモスの変容』 」第45巻(2018): 142-144
[紹介] 川村範子「藤原隆男『明治前期日本の技術伝習と移転』」第45巻(2018): 144-147
[紹介] 寺山のり子「Maier, Chemiker im “Dritten Reich”」第45巻(2018): 147-148
[会報]「2018年度総会報告」 第45巻(2018): 149-164

第45巻第4号(2018.12.15)
[論文] 田中祐理子「レーウェンフックの顕微鏡観察と物質観―〈血球〉と〈イースト〉の説明をめぐって」第45巻(2018): 165-178
[総説] 橋本毅彦「18世紀における顕微鏡観察研究をめぐって」第45巻(2018): 179-193
[教育シリーズ] 佐藤道洋 「元素発見通史における元素・単体概念のあり方について―元素発見年表の混乱解消を求めて」第45巻(2018): 194-198
[紹介] アダム・タカハシ「エッセイレビュー:W.R. Newman, Atoms and Alchemy」第45巻(2018): 199-204
[紹介] 大野誠「並松信久『農の科学史』 」第45巻(2018): 204-205
[紹介] 東徹 「荒尾美代『江戸時代の白砂糖生産法』 」第45巻(2018): 205-207
[紹介] 八耳俊文「諏訪兼位『岩石はどうしてできたか』;諏訪兼位『地球科学の開拓者たち―幕末から東日本大震災まで』 」第45巻(2018): 208-211
[紹介]田中浩朗「岡本拓司『科学と社会―戦前期日本における国家・学問・戦争の諸相』 」第45巻(2018): 212-213
[紹介]菊池好行「古川安『化学者たちの京都学派―喜多源逸と日本の化学』」第45巻(2018): 213-216
[会報]「会則・細則・役員選挙内規・投稿規程」 第45巻(2018): 217-223
[会報]「次期役員選挙の結果・2019年度会費納入のお願い」第45巻(2018): 224

第46巻第1号(2019.3.15)
[特集 日本化学史――史料の調査法] 大野誠「特集をはじめるにあたって」第46巻(2019): 1-2
[特集 日本化学史――史料の調査法] 八耳俊文「江戸の化学と資料調査」第46巻(2019): 3-10
[特集 日本化学史――史料の調査法] 水沢光「公文書の探し方―主要文書館の資料概要およびデジタル化の現状―」第46巻(2019): 11-16
[特集 日本化学史――史料の調査法] 亀井修「化学工業史料についての博物館の調査方法―現代の史料を中心として―」第46巻(2019): 17-24
[特集 日本化学史――史料の調査法] 古川安「化学史研究におけるオーラル・ヒストリー」第46巻(2019): 25-29
[広場] 新井和孝・鈴木美保・高島加代子 「化学者高山義太郎の関係文書紹介 」第46巻(2019): 30-35
[紹介] 大野誠「エッセイレビュー:ニュートン研究の現状 2008-2017」第46巻(2019): 36-40
[紹介] 工藤璃輝 「ペジック『近代科学の形成と音楽』 」第46巻(2019): 40-41
[紹介] 大野誠「高林陽展『精神医療、脱施設化の起源』 」第46巻(2019): 41-42
[紹介] 新井和孝「『幕末佐賀藩の科学技術』上下巻 」第46巻(2019): 42-45
[会告] 「『化学史への招待』を会員の皆さんに献本しました」「会誌バックナンバーのWeb公開を始めました」「投稿方法の変更について」第46巻(2019): 46

第46巻第2号(2019.6.5)
[研究ノート]北原文雄 「戦中戦後のミセルコロイド小史」第46巻(2019): 47-62
[広場] 河野俊哉「『化学史への招待』発行を記念して」第46巻(2019): 63-64
[紹介] 三時眞貴子「安原義仁,ロイ・ロウ『「学問の府」の起源』 」第46巻(2019): 65-70
[紹介] 古林祐佳 「井上尚之『日本ファイバー興亡史』 」第46巻(2019): 70-71
[紹介] 古林祐佳 「こうじや信三『天然ゴムの歴史』;池田裕子,加藤淳,粷谷信三,高橋征司,中島幸雄『ゴム科学』 」第46巻(2019): 71-73
[紹介] 桑木野幸司 「アン・ブレア『情報爆発』 」第46巻(2019): 73-75
[紹介] 新井和孝「岩村秀監修,岩村秀・吉田隆著『分子は旅をする』」第46巻(2019): 75-76
[年会特集] 「2019年度化学史研究発表会(年会)詳細プログラム」第46巻(2019): 77
[特別講演] 玉尾皓平(豊田理化学研究所所長)「国際周期表年2019を機に伝えたい「一家に1枚周期表」に込めた三つの情報」第46巻(2019): 78-80
[特別講演] 安原義仁(広島大学名誉教授)「「学問の府」の起源:「大学」誕生以前の知の拠点」第46巻(2019): 81-83
[シンポジウム]大野誠(立正大学)「イギリス産業革命とArts―新奢侈品テーゼの検証を通じて:シンポジウム趣旨」 第46巻(2019): 84-85
[シンポジウム] 松坂雅子(京都服飾文化財団)「18〜19世紀イギリスにおけるartsと絹織物」第46巻(2019): 86-87
[シンポジウム] 真保晶子(芝浦工業大学)「産業革命期の家具製造における新奢侈品とArtsの関係ーー「特許」家具を例としてーー」第46巻(2019): 88-89
[シンポジウム]大橋里見(立教大学)「18世紀ブリテンの消費社会と「モノ」認識ーーオークションをてがかりに――」 第46巻(2019): 90-91
[シンポジウム]大野誠(立正大学)「転機を迎えた18世紀後半のイギリス美術・工芸界:展覧会体団体の設立」第46巻(2019): 92-93
[一般講演] 武山高之(京大アイソマーズ)「桜井錠二と雑誌会」第46巻(2019): 94
[一般講演] 原田雅博(広島大学大学院博士課程)「物理学者・桑木あや雄の自然観ーー自然科学と哲学の交流に視点をあててーー」第46巻(2019): 95
[一般講演] 山口達明「我国に於ける「有機化学構造論」教科書(電子論以前):久原躬弦『立体化學要論』(明治40年)から山岡望『有機化學構造論(上、下)』(昭和7,9年)」第46巻(2019): 96
[一般講演] 齊藤正巳(日本化学会)「切手でひもとく周期表」第46巻(2019): 97
[一般講演] 菊池好行(名古屋経済大学)「IUPACと日本人化学者たち」第46巻(2019): 98
[一般講演] 石田純郎(岡山大学)「古代ギリシア文化圏のアスクレピオス神殿と医薬のシンボル蛇」第46巻(2019): 99
[一般講演] 工藤璃輝(東京工業大学大学院博士課程)「ニュートンの音楽手稿の図の解読」第46巻(2019): 100
[一般講演] Yona Siderer(Hebrew University)「Chemical Investigation of Hot Spring by Udagawa Youan (1798-1846)」第46巻(2019): 101
[一般講演] 松本邦男(神奈川工科大学名誉教授)「国産ペニシリン開発史ーー表面培養から深部培養へ」第46巻(2019): 102
[一般講演] 黒田光太郎(名古屋大学名誉教授)「分析電子顕微鏡の開発と発展」第46巻(2019): 103
[一般講演] 堤憲太郎(科学史技術史研究所)「日本のNMR研究ーー有機化学を中心にーー」第46巻(2019): 104
[一般講演] 廣田襄(京都大学名誉教授)「磁気共鳴の発展における必然と偶然、そして運、不運」第46巻(2019): 105
[一般講演] 西村三千男(元デンカ)藤井信彦(デンカ)「残照なお続くカーバイド工業」第46巻(2019): 106
[一般講演] 藤井信彦(デンカ)西村三千男(元デンカ)「ーバイドアセチレン法CR」第46巻(2019): 107
[会告]「第5回学術賞候補著作の推薦について」第46巻(2019): 108
[会告]「補足と訂正」第46巻(2019): 108
[会報]「第16回化学史研修講演会の案内」第46巻(2019): 109
[会告]「今期(2019年4月1日〜2021年3月31日)の役員等について」第46巻(2019): 110

第46巻第3号(2019.9.15)
[論文] 菊地原洋平「ウィリアム・ダンピア(1651-1715)のフィールドワークと旅行記―博物学と科学知識の生産」第46巻(2019): 111-128
[広場] 新井和孝・鈴木美保・高島加代子「味の素創業者 二代鈴木三郎助の古フィルム解読」第46巻(2019): 129-133
[広場] 河野俊哉「科学博物館・特別展『人体』・親子実験ワークショップを企画して」第46巻(2019): 134-135
[追悼]北原文雄 「立花太郎先生の追悼記」第46巻(2019): 136-138
[追悼]山口達明「立花太郎先生『化学を創ってゆく道すじ」第46巻(2019): 139-140
[追悼]古川安「立花太郎先生を偲んで」第46巻(2019): 140-142
[追悼]菊池好行「立花太郎先生著作リスト」第46巻(2019): 143-148
[紹介] 山田俊弘「ボヌイユ&フレソズ『人新世とは何か』 」第46巻(2019): 149-151
[紹介] 新井和孝「趙匡華『中国古代化学』」第46巻(2019): 152-153
[紹介] 工藤瑠輝「塚原東吾編『科学機器の歴史』」第46巻(2019): 153-154
[紹介] 住田朋久「隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』 」第46巻(2019): 154-156
[紹介]西條敏美「四宮義正『寺田寅彦の光跡を求めて』 」第46巻(2019): 156-157
[紹介] 田中浩朗「木下健蔵『日本の謀略機関 陸軍登戸研究所』」第46巻(2019): 157-158
[会報] 「2019年度通常総会報告 」第46巻(2019): 159-162

第46巻第4号(2019.12.15)
[論文] 川島慶子 「小野田忠―企業家になったマリー・キュリーの日本人弟子第二号」第46巻第4号(2019): 163-174
[解説] 園部利彦「米誌Science  Molecule of the Year及びBreakthrough of the Yearの30年」第46巻第4号(2019): 175-183
[広場] 江頭和宏「ナトリウム,窒素及びアンチモンの元素記号のもとになった古代エジプト語」第46巻第4号(2019): 184-185
[広場] 川島慶子「キャリアの実現―湯浅年子とフレデリック・ジョリオ=キュリーの往復書簡―フランス化学史学会便り」第46巻第4号(2019): 186-190
[シリーズ:画像科学史]吉本秀之 「家としての人体」第46巻第4号(2019): 191-193
[紹介] アダム・タカハシ「プリンチーペ『錬金術の秘密』 」第46巻第4号(2019): 194-197
[紹介] 大野誠「W.R. Newman, Newton the Alchemist」第46巻第4号(2019): 198
[紹介] 山口真「金山浩司『神なき国の科学思想』」第46巻第4号(2019): 198-199
[紹介] 齊藤正巳「古川安『科学の社会史』 」第46巻第4号(2019): 199-202
[紹介]有賀暢迪「化学史学会編『化学史への招待』 」第46巻第4号(2019): 202-203
[紹介] 田中浩朗「化学史学会編『化学史への招待』」第46巻第4号(2019): 204-205
[紹介] 吉本秀之「編集委員会による補足」第46巻第4号(2019): 206
[紹介] 吉田晃「Lavoisierはいつ「酸素」の造語を発表したのか」第46巻第4号(2019): 206
[会報] 「『化学史研究』投稿規程 」第46巻第4号(2019): 207-208

第47巻第1号(2020.3.15)
[特集:産業革命とBritish Arts:新奢侈品テーゼの検討] 大野誠「特集をはじめるにあたって」第47巻第1号(2020): 1-3
[特集:産業革命とBritish Arts:新奢侈品テーゼの検討] 松坂雅子「 18〜19世紀イギリスにおける”arts”と絹織物」第47巻第1号(2020): 4-18
[特集:産業革命とBritish Arts:新奢侈品テーゼの検討] 真保晶子 「 イギリス産業革命期の家具製造における新奢侈品と「art」の概念との関係 」第47巻第1号(2020): 19-30
[特集:産業革命とBritish Arts:新奢侈品テーゼの検討] 大橋里見「18世紀ブリテンの消費社会と「モノ」認識:オークションをてがかりに」第47巻第1号(2020): 31-41
[特集:産業革命とBritish Arts:新奢侈品テーゼの検討] 大野誠 「18世紀後半のロンドンで美術展覧会を開催した3団体:出品者の分析」第47巻第1号(2020): 42-53
[シリーズ:図像科学史] 田中祐理子「ベルリン・コッホ研究室の北里柴三郎」第47巻第1号(2020): 54-56
[広場] 新井和孝「科学者肖像リスト(日本,金城コレクションA)のホームページ公開」第47巻第1号(2020): 57-58

第47巻第2号(2020.6.6)
[シリーズ:図像科学史] 吉本秀之 「ベッヒャーのポータブル・ラボラトリー」第47巻(2020): 59-63
[紹介]小川眞里子「ヨハンセン他『コレラ、クロロホルム、医の科学 近代疫学の創始者ジョン・スノウ』」第47巻(2020): 64-66
[紹介]武正泰史「佐藤靖『科学技術の現代史』2019」第47巻(2020): 66-68
[紹介]田島慶三「鎌倉夏来『研究開発機能の空間的分業』2018 」第47巻(2020): 68-70
[紹介]新井和孝「小山慶太『〈どんでん返し〉の科学史』2018」第47巻(2020): 70-71
[年会特集]「2020年度化学史学会年会詳細プログラム」第47巻(2020): 72
[特別講演]若尾祐司「Robert Jungkの日本とヒロシマ―1940~1993年―」第47巻(2020): 73-75
[シンポジウム]北村陽子・市川浩・小島智恵子・和田喜彦「やっかいな随伴者―世界史における放射線、放射線物質の扱われ方―」第47巻(2020): 76
[シンポジウム]北村陽子「世界大戦期ドイツにおける戦場医学とX線」第47巻(2020): 77-78
[シンポジウム]市川 浩「1950年代ソ連における放射線影響研究」第47巻(2020): 79-80
[シンポジウム]小島智恵子「フランスにおける放射性廃棄物再処理の歴史」第47巻(2020): 81-83
[シンポジウム]和田喜彦 「アメリカのウラン鉱山・製錬所とナバホ先住民居留地」第47巻(2020): 84-85
[シンポジウム]大野誠「化学企業における経営と研究:企画の趣旨」第47巻(2020): 86
[シンポジウム]楠正夫「企業経営と研究開発」第47巻(2020): 87-89
[シンポジウム]鎌倉夏来「日系化学企業における研究開発機能の空間的分業に関する経済地理学的考察」第47巻(2020): 90-91
[シンポジウム]平野恭平「化学産業・化学企業をめぐる経営史研究の現状と展望」第47巻(2020): 92-93
[シンポジウム]田中祐理子「原子の可視化・再考:理論負荷性から直観の復権へ?」第47巻(2020): 94-96
[シンポジウム]橋本毅彦「L. ポーリングとW. L. ブラッグの分子構造研究と視覚表現技法」第47巻(2020): 97-98
[シンポジウム]河野俊哉「『舎密開宗』周辺の図像とラヴォワジエ前後の西欧化学史」第47巻(2020): 99-101
[シンポジウム]吉本秀之「化学文献における図像:中世からラヴォワジェまで」第47巻(2020): 102-103
[一般講演]Victoria Lee「アフラトキシンと麹菌の分類学史」第47巻(2020): 104
[一般講演]石田純郎「ビルマ・バガン朝(850-1284)期の錬金術師 シン・イッサゴーナについて―ウェイザー(超能力者)信仰の一神―」第47巻(2020): 105
[一般講演]東徹「宇田川榕菴における化学へのアプローチと温泉の泉質分析」第47巻(2020): 106
[一般講演]原宏「日本の「酸性雨対策調査」」第47巻(2020): 107
[一般講演]山口達明・滝口泰之「戦前の我が国おける核酸化学研究」第47巻(2020): 108
[一般講演]山口真「F. ラゼッティとラマン分光」第47巻(2020): 109
[一般講演]松本邦男「国産ペニシリン開発史―重要科学技術史資料への登録―」第47巻(2020): 110
[一般講演]武山高之「産学共同医療用具開発事例(1)高機能透析膜」第47巻(2020): 111
[一般講演]中辻慎一「エドモン・ベクレルとガストン・プランテの研究と生涯について」第47巻(2020): 112
[一般講演]山口まり「それははたして原子像なのか―ミュラー型放射顕微鏡によるバリウムの観察―」第47巻(2020): 113
[会告]「第17回化学史研修講演会の案内」第47巻(2020): 114

第47巻第3号(2020.9.15)
[論文]八巻俊憲「 武谷三男の思想形成(1938年の検挙まで)」第47巻(2020): 115-127
[シリーズ:図像科学史] 吉本秀之 「デカルトのカメラ・オブスクラ」第47巻(2020): 128-131
[科学史の名著]大野誠・新井和孝「新シリーズをはじめるにあたって」第47巻(2020): 132
[科学史の名著]大野誠「Morris Berman, Social Change and Scientific Organization」第47巻(2020): 133-135
[科学史の名著]八耳俊文「吉田光邦『日本科学史』(朝倉書店、1955年)」第47巻(2020): 136-137
[化学史と私]荒木恒夫「化学史は面白かった」第47巻(2020): 138-139
[化学史と私]山口達明「化学史と私のたのしみ(1)」第47巻(2020): 140-142
[紹介]川村文重「井田尚『百科全書:世界を書き換えた百科事典』」第47巻(2020): 143-144
[紹介]松坂雅子「デーヴィッド『死を招くファッション』 」第47巻(2020): 144-146
[紹介]小澤健志「矢島道子『地質学者ナウマン伝』」第47巻(2020):147-148
[紹介]鶴田想人・横井謙斗・菱木風花・山銅康弘・横田拓也・杉本光衣「ISIS特集「科学史における説明」」第47巻(2020): 148-150
[紹介]鶴田想人・横田拓也・藤原諒祐・横井謙斗・山銅康弘・杉本光衣「ISIS特集「コンピュータを用いた科学史・科学哲学」」第47巻(2020): 150-153
[会報]「オンライン年会プログラム報告」第47巻(2020): 154-156
「投稿規程」第47巻(2020): 157-158

第47巻第4号(2020.12.15)
[研究ノート]吉原柚紀「日本の酸性雨はいつ始まったか:新聞から見えてきた認識の断絶」第47巻(2020): 159-169
[広場]江頭和宏「19世紀前半・民族再生運動の時代のチェコの科学者J. S. Preslによる元素の命名」第47巻(2020): 170-178
[科学史の名著]小川眞里子「ジェンダーが拓く新しい科学史:Schiebinger, The Mind has no Sex?」第47巻(2020): 179-181
[科学史の名著]堤憲太郎「私にとっての化学史の名著:田中実『日本の化学と柴田雄次』1975」第47巻(2020): 182-183
[化学史と私]山口達明「化学史と私のたのしみ(2)―化学史をやっててよかったこと―」第47巻(2020): 184-185
[化学史と私]藤田英夫「『科学と青春の軌跡』の思い出」第47巻(2020): 186-188
[化学史と私]大沢眞澄「遍歴の跡を辿る」第47巻(2020): 189-193
[紹介]大野誠「エジャトン『戦争国家イギリス』」第47巻(2020): 164-195
[紹介]鶴田想人「Guy Crosby, Cook, Taste, Learn, 2019 」第47巻(2020): 195-197
[紹介]新井和孝「アン・ルーニー『化学と人類の歴史』 」第47巻(2020):197-199
[紹介]新井和孝「岩村秀監修,原島広至著『13カ国語の周期表から解き明かす元素単』」第47巻(2020): 199-201
[会報]「2020年度通常総会(書面議決)報告」第47巻(2020): 202-205
[会報]「次期役員選挙の結果」第47巻(2020): 206

第48巻第1号(2021.3.15)
[特集:化学企業における経営と研究]鎌倉夏来「日系化学企業における研究開発機能の空間的分業に関する経済地理学的考察」第48巻(2021): 1-13
[特集:化学企業における経営と研究]平野恭平「化学産業・化学企業をめぐる経営史研究—研究動向と若干の論点をめぐって—」第48巻第1号(2021): 14-23
[特集:化学企業における経営と研究]楠正夫「企業経営と研究開発」第48巻第1号(2021): 24-34
[シリーズ:図像科学史]橋本毅彦「W.L.ブラッグとL.ポーリングの分子構造研究と視覚表現技法」第48巻(2021): 35-47
[広場]新井和孝「化学遺産の模型制作―「ルブラン法炭酸ソーダ製造装置 石の塩酸吸収塔」の模型制作」第48巻(2021): 48-54
[科学史の名著]園部利彦「村上枝彦『化学暦』とScience誌 のMolecule of the Year」第48巻(2021): 182-183
[紹介]内田正夫「Annette Lykknes, and Brigitte Van Tiggelen, (eds.) Women in Their Element, 2019」第48巻(2021): 57-58
[紹介]上村大地・左高豊武・渡邊香里・奈須野文槻・杉本光衣・鶴田想人「 Isis特集「災害・科学・歴史」 」第48巻(2021): 58-61
[会報]「特別企画 認定化学遺産の解説セミナー」第48巻(2021): 62

第48巻第2号(2021.6.15)
[研究ノート]山中千尋「日本学術振興会の設立に関する資料の検討」第48巻第2号(2021): 63-73
[広場]山口達明・瀧口泰之「『日本化學總覧』で明治大正期日本の化学を発掘しましょう」第48巻第2号(2021): 74-78
[広場]吉原賢二「日本人の原子爆弾・原子力災害の体験の歴史」第48巻第2号(2021): 79-82
[科学史の名著]古川安「Thackray, Atoms and Powers, 1970」第48巻第2号(2021): 83-86
[科学史の名著]山口まり「Peter Galison, Image and Logic, 1997」第48巻第2号(2021): 87-88
[科学史の名著]小澤健志「下村寅太郎「精神史としての科学史」1955」第48巻第2号(2021): 89-90
[化学史と私]川島慶子「それは「『ヴェニスに死す』の想い出」から始まった」第48巻第2号(2021): 91-93
[化学史と私]隠岐さや香「パリ王立科学アカデミー財務主任ラヴォワジエ、その誠実さと知への愛」第48巻第2号(2021): 94-95
[化学史と私]八耳俊文 「地球化学から化学史の研究 」第48巻第2号(2021): 96-98
[紹介]小澤健志「木村光『発酵学の革命』2020 」第48巻第2号(2021): 99-101
[紹介]大野誠・倉橋七生・小川梨里香「金澤周作監修『論点・西洋史学』2020 」第48巻第2号(2021): 101-102
[年会特集]「2021年度化学史学会年会詳細プログラム」第48巻第2号(2021): 103
[特別講演]佐藤一信(愛知県陶磁美術館)「近代窯業の父としてのワグネルについて—ワグネルによる旭焼きの創出を中心に—」第48巻第2号(2021): 104-106
[特別講演]中野裕子(博物館明治村)「保存と活用の間で-歴史的建造物から歴史を伝えること—」第48巻第2号(2021): 107-109
[シンポジウム]菊池好行「シンポジウム「化学産業遺産・史跡の今-保存と活用の間で」趣旨説明」第48巻第2号(2021): 110
[シンポジウム]若林文高「国立科学博物館の理化学学史料と未来技術遺産登録」第48巻第2号(2021): 111-112
[シンポジウム]加藤玲子(花王ミュージアム) 「花王のアーカイブズ活動」第48巻第2号(2021): 113-115
[シンポジウム]新井和孝「山陽小野田市の化学産業アーカイブス活動」第48巻第2号(2021): 116-117
[一般講演]山口まり「ペーパークラフト分子模型-αケラチンの構造モデル」第48巻第2号(2021): 118
[一般講演]黒田光太郎「超高圧電子顕微鏡開発と名古屋大学」第48巻第2号(2021): 119
[一般講演]武山高之「産学共同医療用具開発事例(2)敗血症治療カラム“トレミキシン”」第48巻第2号(2021): 120
[一般講演]須田千晶「ジョージ・スターキー(1628-1665)のキミア研究」第48巻第2号(2021): 121
[一般講演]原宏「18世紀における空気の人体影響の認識」第48巻第2号(2021): 122
[一般講演]Yona Siderer「Western Sources Studied by Udagawa Youan (1798-1846) in his Chemistry (Seimi Kaisou) and Botany (Shokugaku Keigen) Books」第48巻第2号(2021): 123
[一般講演]山中千尋「 理化学研究所から日本学術振興会への継承と変容」第48巻第2号(2021): 124
[一般講演]滝口泰之,山口達明「ゲノム編集は化学か」第48巻第2号(2021): 125
[一般講演]中辻慎一「ドイツ化学会化学史跡プログラムについて」第48巻第2号(2021): 126
「会員の出版物 2020-2021」第48巻第2号(2021): 127
[会告]「今期(2021年4月1日〜2023年3月31日)の役員等について」第48巻第2号(2021): 128

第48巻第3号(2021.9.15)
[シリーズ:図像科学史] 吉本秀之「化学文献における図像:中世から初期近代まで」第48巻第3号(2021): 129-41
[広場] 江頭和宏「J. Sniadeckiによるポーランド語の元素名:チェコ語の化学命名法の先駆けとして」第48巻第3号(2021): 142-48  
[科学史の名著] 藤田英夫「廣田鋼蔵『化学者 池田菊苗 —漱石・旨味・ドイツ—』」第48巻第3号(2021): 149-150
[化学史と私] 堤憲太郎「化学史とのかかわり」第48巻第3号(2021): 151-155
[化学史と私] 伊藤良一「山岡 望と私」第48巻第3号(2021): 156-158
[紹介] 松本邦男「西川隆『東京帝国大学医学部薬学科−人物と事績でたどる「宗家」の責任と挑戦』2020 」第48巻第3号(2021): 159-161
[紹介] 小川眞里子「田中ひかる『明治を生きた男装の女医:高橋瑞物語』2020 」第48巻第3号(2021): 161-162
[紹介] 大竹七千夏「『科学の不安定性と社会:現代の科学リテラシー』2017」第48巻第3号(2021): 162-165
[解説] 新井和孝「化学遺産認定制度−日本の化学史の紹介−(英訳版)」第48巻第3号(2021): 166-181
[会告]「2022年度シンポジウム発表者募集」第48巻第3号(2021): 182

第48巻第4号(2021.12.15)
[シリーズ:図像科学史] 田中祐理子「原子の可視化・再考―<原子の図像科学史>のために―」第48巻第4号(2021): 183-194
[技術史シリーズ]佐藤隆雄「純国産初の金属マグネシウム―閃光のごとき光芒の軌跡―」第48巻第4号(2021): 195-201
[紹介]山根伸洋「アーロン・S・モーア『「大東亜」を建設する―帝国日本の技術とイデオロギー―』2019 」第48巻第4号(2021): 206-208
[紹介]大野誠「石田純郎『世界の美しい病院ーその歴史』2021 」第48巻第4号(2021): 208
[紹介]田島慶三「岡本文一『日本近世・近代のガラス論考』2020 」第48巻第4号(2021): 208-211
[紹介]新井和孝「児玉俊一 『日本フッ素化学の源流をたずねて(1830〜1970)』2018 」第47巻(2020): 212-214
[紹介]新井和孝「藤嶋昭監修『すごい科学者のアカン話』2020 」第48巻第4号(2021): 214-215
[会報]「2021年度通常総会(書面議決)報告」第48巻第4号(2021): 216-219
[訂正]新井和孝「Errata」第48巻第4号(2021): 220-222
[会報]「投稿規程」第48巻第4号(2021): 223-224

第49巻第1号(2022.3.15)
[論文]山中千尋「日本学術振興会黎明期における軍産学の共同研究―特殊鋼製造のための第19小委員会の発足(昭和9年)に注目して―」第49巻第1巻(2022): 1-16
[シリーズ:図像科学史]河野俊哉「『舎密開宗』周辺の図像とラヴォワジエ前後の西欧化学史」第49巻第1巻(2022): 17-29
[シリーズ:図像科学史] 川島慶子「メトロポリタン美術館の大発見!―ラヴォワジエ夫妻の肖像画の真実―」第49巻第1巻(2022): 30-39
[化学史と私]吉原柚紀「伝記を読んで科学に憧れる」第49巻第1巻(2022): 40-43
[紹介]岡本拓司 「山本義隆『近代日本一五〇年――科学技術総力戦体制の破綻』2018 」第49巻第1巻(2022): 44-46
[紹介]中尾暁 「ジョン・ウォラー『サイエンス超簡潔講座 遺伝』2021 」第49巻第1巻(2022): 46-47
[会報]大野誠「2022年度年会シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」―シンポジウムの趣旨― 」第49巻第1巻(2022): 48-49
[会報]「会員の出版物」第49巻第1巻(2022): 50

第49巻第2号(2022.6.15)
[論文]工藤璃輝「ニュートンの音の協和概念の分析」第49巻第2号(2022): 51-65
[広場]新井和孝「町の中の化学遺産-山陽小野田市の化学産業遺産-」第49巻第2号(2022): 66-74
[紹介] 深谷舜 「エッセイレビュー:人間と技術:〈標準〉の歴史 」第49巻第2号(2022): 75-80
[紹介]内田正夫 「武雄市図書館・歴史資料館『武雄鍋島家資料 『長崎方控』・『當用控』」第49巻第2号(2022): 81-82
[紹介]安西なつめ「藤本大士『医学とキリスト教』2021 」第49巻第2号(2022): 82-84
[年会特集]「2022年度化学史学会年会詳細プログラム」第49巻第2号(2022): 85
[年会特集]須田千晶「初期近代ヨーロッパにおける化学史の研究動向-アメリカ人錬金術師ジョージ・スターキーによる「鍵」に関する分析から-」第49巻第2号(2022): 86-87
[年会特集]東徹「宇田川榕菴研究の現在」第49巻第2号(2022): 88-89
[年会特集]小澤健志「お雇い外国人教師研究の再活性化をめざして-母国の現地調査-」第49巻第2号(2022): 90
[年会特集]八耳俊文「川本幸民研究の現在」第49巻第2号(2022): 91-92
[年会特集]川島慶子「ジェンダーと化学史: 男女の関係性の未来へ」第49巻第2号(2022): 93
[年会特集]吉原柚紀「男性性と科学史」第49巻第2号(2022): 94-95
[年会特集]佐藤道洋「元素発見史:「発見」についての前提事項の検討」第49巻第2号(2022): 96
[年会特集]原宏「環境と科学の研究の化学史」第49巻第2号(2022): 97-98
[年会特集]黒田光太郎「電子顕微鏡の発達史: 化学研究の機器としても」第49巻第2号(2022): 99-100
[年会特集]亀井修「産業技術と産業技術史の博物館での扱われ方の変遷と展望について-博物館の視点から-」第49巻第2号(2022): 101-102
[年会特集]三輪宗弘「人造石油研究の広がりー日米開戦と及川海相、独の航空機用ガソリン製造とPBレポートー」第49巻第2号(2022): 103-104
[年会特集]山口真「量子化学の歴史研究の到達点と今後の課題」第49巻第2号(2022): 105
[年会特集]中辻慎一「ゲーテゆかりの化学史跡について」第49巻第2号(2022): 106
[年会特集]深谷舜 「インドにおける鉄道ゲージの多様性:帝国主義と技術史の間で」第49巻第2号(2022): 107
[年会特集]滝口泰之「明治初期の駒場農学校における化学教育」第49巻第2号(2022): 108
[年会特集]山中千尋「第3回汎太平洋学術会議の定量分析」第49巻第2号(2022): 109
[年会特集]中根美知代・菊池好行・雨宮高久「片山正夫門下生による1930年前後の量子力学の取り組み」第49巻第2号(2022): 110
[年会特集]Yona Siderer「Kuroda Chika (1884-1968): Pioneer Woman Chemist in 20th Century Japan」第49巻第2号(2022): 111
[年会特集]山根伸洋「戦時期における川崎京市の研究をめぐって」第49巻第2号(2022): 112
[年会特集]山口達明「Fukui-Woodward・Hoffmann則―電子論からオービタル論へ―」第49巻第2号(2022): 113
「第19回 化学史研修講演会案内」第49巻第2号(2022): 114

第49巻第3号(2022.9.15)
[解説]小澤健志「江戸時代後期におけるオランダ語の化学書の輸入状況」第49巻第3号(2022): 115-121
[広場]江頭和宏・久松洋二・前野悦輝「Foundations of Chemistry 誌に掲載された論文“Ogawa’s nipponium and its re-assignment to rhenium”の執筆の経緯」第49巻第3号(2022): 122-125
[紹介] 加藤僖重「 佐野静代『外来植物が変えた江戸時代』2021」第49巻第3号(2022): 126-127
[紹介] 小川眞里子「香西豊子『種痘という〈衛生〉――近世日本における予防接種の歴史』2019 」第49巻第3号(2022): 127-129
[紹介] 小川眞里子「古川安『津田梅子:科学への道、大学の夢』2022 」第49巻第3号(2022): 129-131
[紹介] 杉山滋郎「 岡本拓司『近代日本の科学論――明治維新から敗戦まで』2021」第49巻第3号(2022): 131-134
[紹介] 新井和孝「 杉山滋郎『重水素とトリチウムの社会史』2021」第49巻第3号(2022): 134-136
[紹介] 林真理「唐木田健一『科学・技術倫理とその方法』2021 」第49巻第3号(2022): 136-138
[紹介] 大野誠「 池上俊一(監修)『原典ルネサンス自然学』上・下巻, 2017 」第49巻第3号(2022): 138-139
[紹介] 大野誠 「 Shapiro (ed), The Optical Papers of Isaac Newton, 2021」第49巻第3号(2022): 139-140
[紹介] 三時眞貴子「 安原義仁『イギリス大学史―中世から現代まで』2021」第49巻第3号(2022): 140-143
[紹介] 飯島亜衣「 川島慶子『拝啓キュリー先生―マリー・キュリーとラジウム研究所の女性たち』2021 」第49巻第3号(2022): 143-145
[紹介] 齊藤正巳「 坪子理美・石井健一『遺伝子命名物語』2021 」第49巻第3号(2022): 145-147
[紹介] 大野誠「アクセル・カーン他『薬学の歴史 くすり・軟膏・毒物』 2017 」第49巻第3号(2022): 147-149
[紹介] 櫻井文子「日本科学史学会編『科学史事典』2021 」第49巻第3号(2022): 149-151
[紹介] 「 A Cultural History of Chemistry, 6 vols, 2022 」第49巻第3号(2022): 151-154

第49巻第4号(2022.12.15)
[論文]河野洋人「「物性論」の出現とその学説史的定位 」第49巻第4号(2022): 157-185
[科学史の名著]山田俊弘「山田慶児『混沌の海へ:中国的思考の構造(筑摩書房,1975)』の読み方」第49巻第4号(2022): 186-187
[紹介] 八耳俊文「 小澤健志編『江戸時代輸入蘭書要覧』全2巻, 2022 」第49巻第4号(2022): 188-190
[紹介] 新井和孝「青木歳幸、大島明秀、W・ミヒェル『天然痘との闘い 九州の種痘』2018」第49巻第4号(2022): 191-193
[紹介] 田中祐理子「上山明博『北里柴三郎 感染症と闘いつづけた男』2021」第49巻第4号(2022): 193-195
[紹介] 横井謙斗・柳下壱靖・猪鼻真裕・西山竜一・左高豊武・鶴田想人「 「Isis特集「人新世における科学史」Isis 113 (2022) 」第49巻第4号(2022): 196-199
[会報] 「2022年通常総会(書面議決)報告」第49巻第4号(2022): 200-203
[会報] 「オープンアクセス方針」第49巻第4号(2022): 204-205
[会告] 「 次期役員選挙について 」第49巻第4号(2022): 206

第50巻第1号(2023.3.15)
[シンポジウム]八耳俊文「川本幸民研究の現在―化学的業績を中心に―」第50巻第1号(2023): 1-20
[シンポジウム]川島慶子「ジェンダーと化学史――男女の関係性の未来へ――」第50巻第1号(2023): 22-33
[科学史の名著] 和田正法「加茂儀一『榎本武揚――明治日本の隠れたる礎石』(中央公論社,1960年)」第50巻第1号(2023): 34-36
[紹介] 堀田恭子「 中島貴子『科学技術のリスク評価:森永ヒ素粉乳中毒事件を中心に』(編集工房球、2021年) 」第50巻第1号(2023): 34-36
[紹介] 小林真実子、胡藝澤、坂田正治、横井謙斗「 Victor Seow, Carbon Technocracy: Energy Regimes in Modern East Asia, Chicago: The University of Chicago Press, 2022」第50巻第1号(2023): 39-42
[紹介] 江川陽「 小山慶太『高校世界史でわかる科学史の核心』(NHK出版、2020年)) 」第50巻第1号(2023): 42-44
[追悼] 久松洋二「吉原賢二先生を偲ぶ」第50巻第1号(2023): 45-48

第50巻第2号(2023.6.15)
[巻頭言] 菊池好行「新会長に就任して」第50巻第2号(2023): 49
[広場]川島慶子・内田正夫「マリー・キュリーによるラジウムの原子量決定実験 」第50巻第2号(2023): 50-60
[紹介] 林眞一郎「 ウィリアム・F・バイナム『若い読者のための科学史』 」第50巻第2号(2023): 61-62
[紹介] 内田正夫「 江頭和宏『元素に名前をつけるなら』オーム社、2022」第50巻第2号(2023): 62-63
[紹介] 小林亨「 M. Hunter, The Decline of Magic, 2020 」第50巻第2号(2023): 63-65
[紹介] 鶴田想人「 シービンガー『科学史から消された女性たち 改訂新版』2022 」第50巻第2号(2023): 65-68
[紹介] 横井謙斗「リンディー『軍事の科学』2022年 」第50巻第2号(2023): 68-70
[年会特集] 「2023年度化学史学会年会 詳細プログラム」第50巻第2号(2023): 71-72
[年会特集] David Cole,“Restoring the ‘Objects’ of Chemistry: Pedagogical Rationales and Strategies for Re-Integrating Historical Chemical Artifacts into Museum Exhibitions”第50巻第2号(2023): 73
[年会特集] 亀山哲也「化学史研究会ができたころ」第50巻第2号(2023): 74-75
[年会特集] 齊藤正巳「科学技術の急速な進歩 人類の未来への期待と不安」第50巻第2号(2023): 76-77
[年会特集] 後藤達乎「化学物質・製品の安全性史―回顧と展望―」第50巻第2号(2023): 78-79
[年会特集] 後藤幸平「宇宙開発からのポリイミド:高性能材料から機能材料に至る半世紀の技術開発の歴史」第50巻第2号(2023): 80-82
[年会特集] 平野恭平「化学繊維産業史の到達点と現在」 第50巻第2号(2023): 83-84
[年会特集] 若林文高「科学・技術分野の遺産活動」 第50巻第2号(2023): 85-87
[年会特集] 新井和孝「高峰譲吉研究の半世紀と現在」第50巻第2号(2023): 88-90
[年会特集] 松本邦男「日本初の抗生物質・ペニシリンの開発史を振り返る」第50巻第2号(2023): 91-92
[年会特集] Alan Rocke, “After Fifty Years, So Much Learned, but So Much Still to Learn: On the Laws of Combing Gas Volumes and Atomic Heats”第50巻第2号(2023): 93
[年会特集] Mari Yamaguchi, “On the Instrumental Revolution in Chemistry: Retrospect and Prospect”第50巻第2号(2023): 94
[年会特集] Karoliina Pulkkinen, “Integrating History and Philosophy of Chemistry: The Case of Bonifatii Kedrov and History of Chemistry in the Soviet Union ”第50巻第2号(2023): 95
[年会特集] Masanori Wada, “History of Chemical Engineering in Japan: From the Establishment of a Society to Overcoming Environmental Pollution” 第50巻第2号(2023): 96
[年会特集] Brigitte van Tiggelen, “Hidden Figures: Why We Need More History of Women in Chemistry but Also New Narratives for History of Chemistry” 第50巻第2号(2023): 97
[年会特集] Yasu Furukawa,“A Century of Women Chemists in Japan: A Historical Perspectives on Gender and Chemistry” 第50巻第2号(2023): 98
[年会特集] 小林亨「ジャン・ボダンの『魔術師の悪魔熱狂』」第50巻第2号(2023): 99
[年会特集] 澤井優花「カールスルーエ国際会議での議論の再検討:化学量論と構造論の側面から」 第50巻第2号(2023): 100
[年会特集] 長谷川健司「『人新世』のアルケオロジー:ドクチャーエフの土壌研究からヴェルナツキイの生物地球化学へ」 第50巻第2号(2023): 101
[年会特集] 醍醐龍馬、沼田ゆかり「榎本武揚の化学者的特性-「石鹸製造法」を中心に-」 第50巻第2号(2023): 102
[年会特集] 熊澤恵里子「欧米農学導入期における農芸化学」第50巻第2号(2023): 103
[年会特集] 滝口泰之「明治初期の駒場農学校における化学教育2-日本人による初めての農芸化学実験書-」第50巻第2号(2023): 104
[年会特集] 武山高之「産学共同医療用具開発事例(3)心臓血管系」第50巻第2号(2023): 105
[年会特集] 中辻慎一「Karl ZieglerとMülheim/Ruhrの化学史跡について」 第50巻第2号(2023): 106
[年会特集] 原宏「大気化学の歴史(4) Christian Jungeの再評価」 第50巻第2号(2023): 107
[年会特集] Yona Siderer, “Professor Shin Sato (1928-2022), Physical Chemist and My Teacher for 50 Years”第50巻第2号(2023): 108
[年会特集] 山口達明「”混成軌道”はもう止めたら?:論評「化学教育」」第50巻第2号(2023): 109
[年会特集] 山中千尋「文部省自然科学研究奨励費発足の背景」第50巻第2号(2023): 110
[年会特集] 黒田光太郎「黒田チカ資料の化学遺産認定から10年を経て」第50巻第2号(2023): 111
[会告]「公示 次期役員選挙の結果」第50巻第2号(2023): 112
[会告]「第6回学術賞候補著作の推薦について」第50巻第2号(2023): 112

第50巻第3号(2023.9.15)
[論文] 山中千尋「第3回汎太平洋学術会議(1926)の参加および発表にかかる数量的研究」第50巻(2023): 113-129
[シンポジウム]亀井修「産業技術と科学系博物館の変遷と展望」第50巻(2023): 130-143
[科学史の名著] 菊地原洋平「ベルトルト・ラウファーの世界」」第50巻(2023): 144-148
[追悼] 内田正夫「 Trevor Levere氏逝去」第50巻(2023): 149-150
[紹介] 八耳俊文「 西嶋佑太郎『医学をめぐる漢字の不思議』」第50巻(2023): 151-153
[紹介] 武山高之「藤原雅俊、青島矢一著『イノベーションの長期メカニズム-逆浸透膜の技術開発史』2019」第50巻(2023): 153-155
[会報] 「2023年通常総会報告」第50巻(2023): 156-160

第50巻第4号(2023.12.15)
[シンポジウム]山口真「量子化学の歴史研究の到達点と今後の課題」第50巻(2023): 161-169
[シンポジウム]三輪宗弘「人造石油研究の広がり–日米開戦と及川海相,独の航空機用ガソリン製造とPBレポ-ト–」第50巻(2023): 170-172
[シンポジウム]東徹「宇田川榕菴研究の現在」第50巻(2023): 183-196
[広場] 内田正夫「天保十年の気温測定」第50巻(2023): 197-198
[広場] 新井和孝「「東京大学理学部化学科誕生の地」プレートの設置」第50巻(2023): 199-201
[紹介] 田中祐理子「月澤美代子『ツベルクリン騒動 明治日本の医と情報』2022 」第50巻(2023): 202-204
[紹介] 松山裕貴・荒木裕太・猪鼻真裕・柳下壱靖・渡邊香里「Isis特集「教育学」 」第50巻(2023): 204-208

第51巻第1号(2024.3.15)
[論文]遠藤瑞己「ミハエリスからブレンステッドへ⎯酸塩基理論の変容と発展⎯」第51巻(2024): 1-16
[シンポジウム]吉原柚紀「男性性と科学史:「なぜ男性は科学/技術者を目指したのか?」を共通課題とするために」第51巻(2024): 17-35
[科学史の名著]中辻慎一「山岡望『化学史伝』」第51巻(2024): 36-41
[紹介] 伊藤憲二「エッセイレビュー:山本義隆『ボーアとアインシュタインに量子を読む』2022」第51巻(2024): 42-46
[紹介] 大野誠「日本18世紀学会編『啓蒙思想の百科事典』2023 」第51巻(2024): 47-48
[紹介] 小川眞里子「『医学史事典』2022 」第51巻(2024): 48-51
[紹介] 菊地原洋平「カンパネッラ『事物の感覚と魔術について』2022 」第51巻(2024): 51-52
[紹介] 新井和孝「鈴木淳編著『高峰譲吉文集 いかにして発明国民となるべきか』2022」第51巻(2024): 52-54

第51巻第2号(2024.6.15)
[論文]横井謙斗「電気試験所における黎明期の真空管製作 --東京帝国大学電気工学科の卒業論文・実習報告の分析を通じて--」第51巻(2024): 55-73
[科学史の名著]山中千尋 「廣田鋼蔵『明治の化学者―その抗争と苦渋―』 」第51巻(2024): 74-78
[化学史と私]新井和孝「肥料屋の子」第51巻(2024): 79-82
[紹介] 松田清「洋学史研究事典』2021」第51巻(2024): 83-84
[紹介] 塚原東吾「中澤聡『近世オランダ治水史』2023」第51巻(2024): 84-87
[年会特集] 「詳細プログラム」第51巻(2024): 88-89
[年会特集:特別講演] 齋藤尚文「鈴木商店と化学工業」第51巻(2024): 90-92
[年会特集:シンポジウム] 大野誠「18世紀イギリスの化学をどう捉えるか—ECCOの化学書の分析から—」第51巻(2024): 93-94
[年会特集:シンポジウム] 菊地原洋平「本草誌から生物多様性へ —化学と植物研究—」第51巻(2024): 95-96
[年会特集:シンポジウム] 小川眞里子「科学史とジェンダー:新潮流から30年を経て」第51巻(2024): 97-98
[年会特集:シンポジウム] 小風綾乃「パリ王立科学アカデミー史の50年:アーカイブズの整備からデータ化の時代へ」第51巻(2024): 99-100
[年会特集:シンポジウム] 山中千尋「学術体制史の到達点と課題—日本の場合」第51巻(2024): 101-102
[年会特集:シンポジウム] 楠正夫「工場排ガスからの高純度CO2、N2の回収」第51巻(2024): 103-105
[年会特集:一般講演] 東徹「緒方洪庵の「舎密全書」」第51巻(2024): 106
[年会特集:一般講演] Yona Siderer「Kawamoto Komin 川本幸民 (1810-1871) – Research on his Chemistry Books」第51巻(2024): 107
[年会特集:一般講演] 黒田光太郎「日本における電気製鋼技術の嚆矢」第51巻(2024): 108
[年会特集:一般講演] 山口達明・尾上薫「小林久平:酸性白土、草炭、そして化學機械協会」第51巻(2024): 109
[年会特集:一般講演] 中辻慎一「Dresdenの化学史跡について」第51巻(2024): 110
[年会特集:一般講演] 中根美知代・菊池好行「ユーバーシャールと1920-30年代の日独学術交流:科学史の視点から」第51巻(2024): 111
[年会特集:一般講演] 小林真実子「Fritz Haberが見た大正期の日本ー1924年の訪日旅行を辿ってー」第51巻(2024): 112
[年会特集:一般講演] 山根伸洋「東京工業大学染料化学科一期生 川崎京市の「戦後」」第51巻(2024): 113
[年会特集:一般講演] 滝口泰之「日本におけるキチン・キトサン研究の歴史—大正初期に行われたキチンの化学構造の研究—」第51巻(2024): 114
[年会特集:一般講演] 原宏「「環境庁酸性雨対策調査」のはじまり」第51巻(2024): 115
[年会特集:一般講演] 石田純郎「ミャンマー・バガンの中世の錬金術師伝説」第51巻(2024): 116
[年会特集:一般講演] 須田千晶「初期近代ヨーロッパにおける医化学派の動向—アメリカ人錬金術師ジョージ・スターキーのキミア研究より—」第51巻(2024): 117
[年会特集:一般講演] 澤井優花「カールスルーエ化学者国際会議における表記法の問題」第51巻(2024): 118
[年会特集:一般講演] 山口真「1920年代の四角錐炭素」第51巻(2024): 119
「化学史学会2024年度年会エクスカーションのご案内」第51巻(2024): 120
[論文]醍醐龍馬・沼田ゆかり「榎本武揚の化学者的特性―石鹸製造への関心を中心に―」第51巻(2024): 121-142

第51巻第3号(2024.9.15)
[論文]醍醐龍馬・沼田ゆかり「榎本武揚の化学者的特性―石鹸製造への関心を中心に―」第51巻(2024): 121-142
[SYMPOSIUM]Yoshiyuki Kikuchi & Brigitte Van Tiggelen「Introduction to ‘A Half-Century of the History of Chemistry: Past, Present and Future’ 」第51巻(2024): 143-145
[SYMPOSIUM]Alan J. Rocke「New Perspectives on Gay-Lussac and the Law of Combining Volumes of Gases」第51巻(2024): 146-164
[SYMPOSIUM]Yasu Furukawa「The Emergence of Women Chemists in Prewar Japan」第51巻(2024): 165-181
[紹介] 杉山滋郎「伊藤憲二『励起⎯⎯仁科芳雄と日本の現代物理学』2023 」第51巻(2024): 182-186
[紹介] 八耳俊文「齊藤正高『方以智の物理探索-十七世紀中国の自然学とイエズス会の学術』2023 」第51巻(2024): 186-188