会員の出版物

会員の出版物を紹介します。会員の方で,図書を出版した方は学会編集委員会までお知らせください。

2024年

  • ロンダ・シービンガー『奴隷たちの秘密の薬——18世紀大西洋世界の医療と無知学』小川眞里子・鶴田想人・並河
    葉子訳,工作舎,2024,本体4500円+税
  • 小川眞里子・鶴田想人・弓削尚子編『ジェンダード・イノベーションの可能性』明石書店,2024,本体2700円+税
  • ジェンダー事典編集委員会編『ジェンダー事典』丸善出版,2024,本体24,000円+税

2023年

  • 中島秀人『科学者マイケル・ポランニー——暗黙知の次元を超えて』河出書房新社,2023,本体2700円+税
  • 古川安「髙木ミヱーーある女性物理学者の軌跡」『窮理』24号(2023):20-29.
  • 金山浩司編『ソヴィエト科学の裏庭——イデオロギーをめぐる葛藤と共存』水声社,2023,本体3500円+税(市川浩会員が寄稿)
  • ゲイリー・マッカロック/スティーヴン・コーワン(小川佳万・三時眞貴子監訳)『イギリス教育学の社会史ーー学問としての在り方をめぐる葛藤ーー』昭和堂,2023,本体3800円+税(三時眞貴子会員が監訳者の一人)
  • 藤本温・上原直人編著『工学系学生のための<リベラルアーツ>』知泉書館,2023,本体1800円+税(川島慶子会員が1章を執筆)
  • 大野誠『ニュートンのリンゴの木——科学の記念樹』南窓社,2023,本体1200円+税
  • 日本18世紀学会啓蒙思想の百科事典編集委員会編『啓蒙思想の百科事典』丸善出版,2023,本体20,000円+税(化学史学会会員多数寄稿)
  • 山中千尋『日本学術振興会の設立に関する研究—櫻井錠二のめざした学術研究体制』風間書房,2023,本体10,000円+税

2022年

  • 高分子学会編『高分子材料の事典』、朝倉書店、2022、本体16,000円+税 (後藤幸平会員の寄稿)
  • 市川浩『ソ連核開発全史』ちくま新書,筑摩書房,2022,本体860円+税
  • ロンダ・シービンガー(小川眞里子・藤岡伸子・家田貴子訳)『科学史から消された女性たちーーアカデミー下の知と創造性』改訂版,工作舎,2022,本体3800円+税
  • 坂野徹『縄文人と弥生人ーー「日本人の起源」論争』中公新書, 2022, 本体940円+税
  • Peter J. T. Morris and Alan J. Rock, eds., A Cultural History of Chemistry, 6 volumes, Bloomsbury, 2022(菊池好行会員がvol.5に、古川安会員がvol.6に寄稿)
  • 小澤健志編『江戸時代輸入蘭書要覧ーーオランダ船持渡書籍銘書による』全2巻,ネクパブ・オーサーズプレス,2022,本体各5000円+税
  • 松本悠子・三浦麻美編著『歴史の中の個と共同体』(中央大学人文科学研究所研究叢書77)中央大学出版部,2022,本体5800円+税(石橋悠人会員が寄稿)
  • 塚原東吾ら編著『よくわかる現代科学技術史・STS』ミネルヴァ書房,2022,本体3000円+税(編者の塚原氏のほか複数の会員が執筆)
  • 古川安『津田梅子ー科学への道、大学の夢』東京大学出版会,2022,本体2800円+税

2021年

  • Victoria Lee, The Arts of the Microbial World: Fermentation Science in Twentieth-Century Japan, Chicago and London: The University of Chicago Press, 2021
  • 河野銀子・小川眞里子編『女性研究者支援政策の国際比較:日本の現状と課題』明石書店,2021,本体3400円+税
  • 藤山知彦編『規範としての民主主義・市場原理・科学技術ーー現代のリベラルアーツを考える』東京大学出版会,2021,本体2600円+税(隠岐さや香会員、古川安会員が寄稿)
  • History of Universities, vol. XXXIV/1, “A Global History of Research Education: Disciplines, Institutions, and Nations, 1840-1950,” Oxford University Press, 2021 (Open Access)(菊池好行会員が寄稿)
  • 唐木田健一『科学・技術倫理とその方法』緑風出版,2021,本体2400円+税
  • 島原健三・滝口泰之『概説 生物化学』新版,三共出版,2021,本体3500円+税
  • 石田純郎『世界の美しい病院――その歴史』吉備人出版, 2021,本体2500円+税
  • ロアルド・ホフマン(訳:川島慶子,絵:東裏栄美)『ぼくとママは屋根裏に隠れたーーホロコーストを生きのびた小さな子どもの思い出ーーノーベル賞科学者の祈り』『ぼくとママは屋根裏に隠れた』制作委員会(古屋工業大学川島慶子研究室),2021,私家版
  • 桃木至朗・中島秀人編『ものがつなぐ世界史』 (MINERVA世界史叢書 5)ミネルヴァ書房, 2021, 本体5500円+税
  • 岡本拓司著『近代日本の科学論―明治維新から敗戦まで』名古屋大学出版会, 2021, 本体6300円+税
  • 川島慶子『拝啓キュリー先生ーーマリー・キュリーとラジウム研究所の女性たち』ドメス出版,2021,本体2200円+税
  • Shinzo Kohjiya and Yuko Ikeda, eds., Chemistry, Manufacture, and Applications of Natural Rubber, 2nd edn., Elsevier, 2021
  • Ochiai Hirofumi, A Philosophical Essay on Molecular Structure, Cambridge Scholars Publishing, 2021
  • 若尾祐司・木戸衛一編『核と放射線の現代史——開発・被ばく・抵抗』昭和堂,2021,本体5000円+税(市川浩会員が寄稿)
  • 藤田英夫『化学薬品の夜明け——理学所御備試薬品目録の復刻』22世紀アート,2021, 本体1200円+税(Amazonオンデマンド)
  • バーバラ・H.ロゼンワイン、リッカルド・クリスティアーニ(伊東剛史・森田直子ら訳)『感情史とは何か』岩波書店, 2021, 2700円+税
  • 大野誠編著『近代イギリス科学の社会史』昭和堂,2021,4,500+税
  • 西條敏美編『徳島科学史序章―石原侑遺稿集―』石原侑遺稿集刊行会, 2021

2020年

  • 藤野隆『日本のヨウ素の歴史』ヨウ素学会,2020,非売品(内容はウェブ https://fiu-iodine.org/history/ で公開されています)
  • 後藤幸平『企業技術者のためのポリイミド 高性能化・機能化設計』サイエンス&テクノロジー,2020,本体 60,000円+税
  • シャルル・ボネ/マリー・フランソワ・グザヴィエ・ビシャ 著,飯野和夫/沢﨑壮宏/小松美彦/金子章予/川島慶子 訳『生と死――生命という宇宙』国書刊行会,2020,12,000円+税
  • 小澤健志編『江戸時代輸入蘭医書要覧』青史出版, 2020, 7,500+税
  • 東慎一郎『ルネサンスの数学思想』名古屋大学出版会, 2020, 6,300円+税
  • 山口達明『有機化学の理論——学生の質問に答えるノート』第5版,三共出版,2020,3,000円+税
  • 馬場正昭・廣田襄『化学がめざすもの』京都大学学術出版会,2020,2,200円+税
  • 北原文雄『化学者ウィリアムソンと日本人留学生たち』東光社(印刷・製本),2020,私家版
  • 金凡性『紫外線の社会史——見えざる光が照らす日本』岩波新書,2020,880円
  • S. Kohjiya, A. Kato, Y. Ikeda, Reinforcement of Rubber: Visualization of Nanofiller and the Reinforcing Mechanism, Springer, 2020.

2019年

  • 児玉俊一『日本フッ素化学の源流をたずねて : 1830-1970年』児玉俊一,2018,非売品
  • アーロン・S・モーア著(塚原東吾監訳)『「大東亜」を建設する— 帝国日本の技術とイデオロギー—』人文書院,2019,4,500円+税
  • 岩村秀 (監修),原島広至 (著)『元素単——13ヵ国語の周期表から解き明かす』エヌ・ティー・エス,2019,2970円
  • 園部利彦『衣・食・住: 生活の中で知っておきたい科学者と科学史』22世紀アート,Kindle版,2019,550円
  • 斎藤憲・樫本喜一『奄美 日本を求め,ヤマトに抗う島―復帰後奄美の住民運動― 』 南方新社,2019
  • 坂野徹『〈島〉の科学者: パラオ熱帯生物研究所と帝国日本の南洋研究』勁草書房,2019
  • 唐木田健一『現代科学を背景として哲人たちに学ぶ――知の総合と生命』ボイジャー社(電子出版),2019,702円
  • Isabel Malaquias, Peter J. T. Morris (eds.), Perspectives on Chemical Biography in the 21st Century, Cambridge Scholars Publishing, 2019(Yona Siderer会員と故梶雅範氏が寄稿)
  • 田中祐理子『病む,生きる,身体の歴史——近代病理学の哲学』青土社,2019,2,600円+税
  • 粷谷信三・加藤淳・池田裕子『ゴムの補強——ナノフィラーの可視化による機構解析』朝倉書店,2019
  • ヒロ・ヒライ監修『ルネサンス・バロックのブックガイド:印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス』工作舎, 2019, 2,800円+税(菊地原洋平会員と山田俊弘会員が寄稿)
  • 化学史学会編『化学史への招待』オーム社,2019,2,500円+税

2018年

  • 大山俊幸監修『耐熱性高分子材料の最新技術動向』シーエムシー出版, 2018, 本体76,000円+税(後藤幸平会員が寄稿)
  • 隠岐さやか『文系と理系はなぜ分かれたのか』星海社新書、2018, 980円+税
  • 西條敏美『理科教育研究実践報告集(一退職教員の歩んだ道)』私家版,2018,非売品
  • 中島秀人『ニュートンに消された男 ロバート・フック』角川ソフィア文庫,KADOKAWA,2018,1080円+税
  • Hiroshi Ichikawa, Soviet Science and Engineering in the Shadow of the Cold War, London & New York: Routledge, 2018
  • 古川安『科学の社会史ールネサンスから20世紀までー』ちくま学芸文庫,筑摩書房, 2018, 1,300円+税
  • 坂野徹・塚原東吾編著『帝国日本の科学思想史』勁草書房,2018
  • 有賀暢迪『オイラーと「力」概念の革新』名古屋大学出版会,2018
  • Shin Higashi, Penser les Mathématiques au XVIe siècle, Paris: Garnier, 2018
  • 唐木田健一『アインシュタインの物理学革命—理論はいかにして生まれたのか』日本評論社,2018,2400円+税
  • 吉原賢二『私のヒストリア—光る波のように』文芸社,2018,1200円+税
  • Seth C. Rasmussen (ed.), Igniting the Chemical Ring of Fire: Historical Evolution of the Chemical Communities of the Pacific Rim, New Jersey: World Scientific, 2018. (菊池好行会員,古川安会員,故梶雅範氏が寄稿)

2017年

  • 松本利彦監修『ポリイミドの機能向上と応用展開』シーエムシー出版, 2017, 本体74,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 柄山正樹ほか監修『みる、わかる、やってみたくなる、化学実験!』DVD全10巻,新宿スタジオ,各巻20,000円+税(渡部智博会員も監修者の一人)
  • 古川安『化学者たちの京都学派:喜多源逸と日本の化学』京都大学学術出版会,2017,3,600円+税
  • 大野誠『ワットとスティーヴンソン:産業革命の技術者』山川出版社(世界史リブレット人), 2017
  • Y. Ikeda, A. Kato, S. Kohjiya, Y. Nakajima, Rubber Science: A Modern Approach, Springer Nature, Singapore, 2017, ISBN 978-981-10-2937-0, ISBN 978-981-2938-7 (eBook)
  • ヴェルナツキイ(梶雅範訳)『ノースフェーラ ー惑星現象としての科学的思考ー』水声社,2017,4500円+税
  • 北原文雄『コロイド化学史』サイエンティスト社,2017,2500円+税
  • 江頭和宏『元素の名前辞典』九州大学出版会,2017,2400円+税
  • 橋本毅彦編『安全基準はどのようにできてきたか 』東京大学出版会, 2017
  • ロアルド・ホフマン『これはあなたのもの 1943ーウクライナ』川島慶子訳, アートデイズ, 2017, 1300円+税
  • 伊東剛史・後藤はる美編『痛みと感情のイギリス史』東京外国語出版会, 2017
  • 中島秀人編『ポスト冷戦時代の科学/技術』 (岩波講座 現代 第2巻), 岩波書店, 2017, 3400円+税
  • 井上尚之『日本ファイバー興亡史ー荒井渓吉と繊維で読み解く技術・経済の歴史』大阪公立大学共同出版会, 2017, 1890円+税
  • 山田俊弘『ジオコスモスの変容 : デカルトからライプニッツまでの地球論』勁草書房 BH 叢書, 2017, 4800円+税
  • 化学史学会編『化学史事典』化学同人,2017,22,000円+税

2016年

  • Noboru Hirota, A History of Modern Chemistry, Trans Pacific Press, 2016, ISBN 978-1920901141
  • 池田裕子,加藤淳,粷谷信三,高橋征司,中島幸雄『ゴム科学ーその現代的アプローチー』朝倉書店,2016
  • 柿原泰・加藤茂生・川田勝編『村上陽一郎の科学論:批判と応答』新曜社,2016
  • 橋本毅彦『図説 科学史入門』ちくま新書,2016
  • 金森修・塚原東吾 編『リーディングス戦後日本の思想水脈2 科学技術をめぐる抗争』岩波書店 2016
  • スティーヴン・シェイピン&サイモン・シャッファー『リヴァイアサンと空気ポンプ:ホッブズ,ボイル,実験生活』吉本秀之監訳,柴田和宏・坂本邦暢共訳,名古屋大学出版会,2016
  • 小川眞里子『病原菌と国家:ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治』名古屋大学出版会, 2016, 6300円+税
  • 武田科学振興財団杏雨書屋編,宮下三郎著『本草・薬物の研究』武田科学振興財団,2016,非売品
  • 園部利彦『日本の鉱山を巡る<人と近代化遺産>(下)』弦書房, 2016, 3000円+税

2015年

  • 谷尾宣久監修『 透明ポリマーの材料開発と高性能化』シーエムシー出版, 2015, 本体70,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • Masanori Kaji, H. Kragh, G. Pallo (eds.), Early Responses to the Periodic Table, Oxford University Press, 2015.
  • 塚原東吾編著(三浦伸夫,中島秀人, 隠岐さや香,平岡隆二著)『科学機器の歴史:望遠鏡と顕微鏡』日本評論社,2015
  • 園部利彦『日本の鉱山を巡る<人と近代化遺産>(上)』弦書房, 2015, 2000円+税
  • 唐木田健一『ひとりで学べる一般相対性理論―ディラックの記号法で宇宙の方程式を解く』講談社,2015,3200円+税
  • 武田科学振興財団杏雨書屋編『曲直瀬道三と近世日本医療社会』武田科学振興財団,2015,非売品
  • 佐藤正弥『二つの大戦の裏面史ー日本が知らなかった世界ー』原書房, 2015, 3500円+税
  • Shinzo Kohjiya, Natural Rubber: From the Odessey of the Hevea Tree to the Age of Transportation, Smithers Rapra, 2015, £110

2014年

  • 山口達明『フロンティアオービタルによる新有機化学教程』三共出版,2014,3200円+税
  • 吉原賢二『卑弥呼から天武へー日本の古代史を見直すー』文芸社, 2014, 1300円+税
  • 斎藤憲『アルキメデス「方法」の謎を解く』岩波書店, 2014, 1300円+税
  • 岡本拓司『科学と社会—戦前期日本における国家・学問・戦争の諸相』サイエンス社,2014,2592円
  • 五島綾子『〈科学ブーム〉の構造—科学技術が神話を生みだすとき』みすず書房, 2014, 3000円+税
  • 堤憲太郎『スイスと日本の近代化学ースイス連邦工科大学と日本人化学者の軌跡ー』東北大学出版会, 2014, 3500円+税
  • 和田正法『作文がうまくなる訓練方法: 小論文でレポート・論文の基礎力をつける』Kindle版, 2014, 450円
  • Lawrence M. Principe(菅谷暁・山田俊弘訳)『科学革命(サイエンス・パレット)』丸善出版,2014,1000円+税
  • デイヴィッド・リヴィングストン(梶雅範・山田俊弘訳)『科学の地理学—場所が問題になるとき』法政大学出版局,2014, 3800円+税

2013年

  • 竹中幹人・長谷川博一監修『ブロック共重合体の自己組織化技術の基礎と応用』シーエムシー出版, 2013. 本体64,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • こうじや信三『天然ゴムの歴史ーヘベア樹の世界一周オデッセイから「交通化社会」へー』京都大学学術出版会, 2013, 2200円+税
  • Yoshiyuki Kikuchi, Anglo-American Connections in Japanese Chemistry: The Lab as Contact Zone (Palgrave Macmillan, 2013)
  • 廣田襄『現代化学史—原子・分子の科学の発展—』京都大学学術出版会,2013,4104円
  • 中村征樹編『ポスト3・11の科学と政治』ナカニシヤ出版,2013,2730円
  • 西條 敏美『知っていますか? 西洋科学者ゆかりの地 IN JAPAN PARTI 新しい世界を開いた西洋科学者』恒星社厚生閣,2013,2940円

2012年

  • 熊野谿從『漆のお話:21世紀を支える夢の物質』文芸社,2012,1260円
  • 橋本毅彦『飛行機の誕生と空気力学の形成: 国家的研究開発の起源をもとめて』東京大学出版会,2012
  • 唐木田健一『原論文で学ぶ アインシュタインの相対性理論』ちくま学芸文庫,2012,1300円+税

2011年

  • 古川安(楊艦・梁波訳)『科学的社会史ー從文芸復興到20世紀ー』科学出版社(北京),2011,39.00元(古川著『科学の社会史』の中国語訳)
  • 猪野修治『サイエンス・ブックレヴュー―科学技術は倫理を語りうるか』閏月社,2011,2940円
  • 隠岐さや香『科学アカデミーと「有用な科学」』名古屋大学出版会,2011,7770円
  • 金森修編著『昭和前期の科学思想史』勁草書房,2011
  • ジョーゼフ・ボーキン(佐藤正弥訳)『巨悪の同盟ーヒトラーとドイツ巨大企業の罪と罰ー』原書房,2011, 5700円+税
  • ダニエル・R. ヘッドリク(塚原東吾・隠岐さや香訳)『情報時代の到来 「理性と革命の時代」における知識のテクノロジー1700〜1850年』法政大学出版局,2011,4095円

2010年

  • 日本ポリイミド・芳香族系高分子研究会編『新訂 最新ポリイミド 基礎と応用』エヌティーエス, 2010, 本体51,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 橋本毅彦『〈科学の発想〉をたずねて 自然哲学から現代科学まで (放送大学叢書 12) 』左右社,2010,1700円
  • 川島慶子『マリー・キュリーの挑戦―科学・ジェンダー・戦争』トランスビュー,2010,1800円

2009年

  • 中根美智代・河野俊哉・隠岐さや香ほか『科学の真理は永遠に不変なのだろうか―サプライズの科学史入門』ベレ出版,2009,2100円
  • 酸素ダイナミクス研究会編『からだと酸素の事典』朝倉書店,2009,19950円(河野俊哉「酸素発見の歴史」を含む)
  • 大野誠編『近代イギリスと公共圏』昭和堂,2009,4200円
  • 西條敏美『理系の扉を開いた日本の女性たち―ゆかりの地を訪ねて』新泉社,2009,2100円
  • 西條敏美『単位の成り立ち』恒星社厚生閣,2009,2835円
  • 梶雅範・野原佳代子・西條美紀編『科学技術コミュニケーション入門―科学・技術の現場と社会をつなぐ』培風館,2009,2625円
  • 瀬戸口明久『害虫の誕生―虫からみた日本史』筑摩書房,2009,756円
  • 小林憲司・三五弘之・中村朝夫・南澤宏明・山口達明編著『化学の世界への招待』三共出版,2009,2520円

2008年

  • 橋本毅彦『描かれた技術 科学のかたち―サイエンス・イコノロジーの世界』東京大学出版会,2008,2940円
  • 中島秀人『社会の中の科学』放送大学教育振興会,2008,2415円
  • 原田馨『ドイツ科学史巡礼の旅①ベルリン』一二三書房,2008,3675円
  • 園部利彦『環境問題を考えるとき知っておきたい科学者と科学史』近代文芸社,2008
  • 園部利彦『資源問題を考えるとき知っておきたい科学者と科学史』近代文芸社,2008
  • 土井康弘『本草学者 平賀源内』講談社選書メチエ,2008,1575円
  • 中村邦光『世界科学史話』創風社,2008,1200円

2007年

  • 熊野谿從『漆:古代から現在-未来,そしてアジアから世界へ』熊野谿從,2007
  • 唐木田健一『生命論―生命は宇宙において予期されていたものである』批評社,2007,2000円
  • 中村邦光『江戸科学史話』創風社,2007
  • 馬路泰蔵・馬路明子『床下からみた白川郷 焔硝生産と食文化から』風媒社,2007,6000円
  • 梶雅範編著『科学者ってなんだ?』丸善,2007,1500円
  • 日本産業技術史学会編『日本産業技術史事典』思文閣出版,2007,12000円
  • 梶雅範『メンデレーエフ』東洋書店,2007,600円
  • 五島綾子『ブレークスルーの科学:ノーベル賞学者・白川秀樹博士の場合』日経BP社,2007
  • 東徹『エレキテルの魅力―理科教育と科学史―』裳華房,2007,1600円
  • 石田純郎『オランダにおける蘭学医書の形成』思文閣出版,2007,7140円
  • ロンダ・シービンガー(小川眞里子,弓削尚子訳)『植物と帝国―抹殺された中絶薬とジェンダー』工作舎,2007
  • リービッヒ『有機化学主要論文集』横田徳郎訳,横田徳郎,2007
  • C. ラッセルほか(大谷隆昶,成定薫訳)『科学革命とキリスト教(1) 宇宙の秩序』すぐ書房,2003,2007
  • R.ホーイカース(藤井清久訳)『科学革命とキリスト教(2) 理性と信仰』すぐ書房,2003,2007
  • J.H.ブルック(鈴木善次,里深文彦訳)『科学革命とキリスト教(3) 創造と進化』すぐ書房,2006

2006年

  • 柿本雅明監修『最新ポリイミド材料と応用技術』シーエムシー出版, 2006, 本体65,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 芝哲夫『日本の化学の開拓者たち(ポピュラー・サイエンス279)』裳華房,2006,1575円
  • 中島秀人『日本の科学/技術はどこへいくのか』岩波書店,2006,2310円
  • 吉原賢二『化学者たちのセレンディピティー―ノーベル賞への道のり―』東北大学出版会,2006,1500円
  • ウィリアム・H・ブロック(大野誠,菊池好行,梅田淳訳)『化学の歴史 II』朝倉書店,2006,5600円

2005年

  • 唐木田健一『エクセルギーの基礎』オーム社,2005,2800円
  • 土井康弘『日本初の理学博士伊藤圭介の研究』皓星社,2005
  • 藤垣裕子編『科学技術社会論の技法』東京大学出版会,2005,2800円
  • 西條敏美『理科教育と科学史』大学教育出版,2005,2200円
  • 島尾永康編・解説『ディドロ『百科全書』産業・技術図版集』朝倉書店,2005,12600円
  • 芝哲夫『ポンペ化学書:日本最初の化学講義録』化学同人,2005,5250円
  • 川島慶子『エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジエ:18世紀フランスのジェンダーと科学』東京大学出版会,2005,2800円
  • 私魯以斯(スロイス)氏口述,藤本純吉筆記『舎密学』金沢大学資料館資料叢書1,板垣英治翻刻・解説,金沢大学資料館,2005
  • 橋本毅彦,梶雅範,廣野喜幸監訳『科学大博物館 ―装置・器具の歴史事典―』朝倉書店,2005,27300円
  • 久保田尚志『日本の有機化学の開拓者 眞島利行』東京化学同人製作,2005,92頁(非売品)
  • 高橋幹男『ホルマリンの生涯:ルーツと100年の歩み』 文芸社,2005,1400円

2004年

  • 日本表面科学会編『新訂版 表面科学の基礎と応用』エヌティーエス, 2004, 本体52,200円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 井出文雄監修『光時代の透明性樹脂』シーエムシー出版, 2004, 本体65,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 唐木田健一『1968年には何があったのか』批評社,2004,2000円
  • 化学史学会編『20世紀の日本の化学技術―21世紀が見えてくる―』TIC,2004,3000円
  • 日本化学会化学教育評議会化学アーカイブズ成立準備WG『化学アーカイブズ―化学総合資料館設立へ―『化学と教育』誌からの抜粋』日本化学会,2004
  • 西條敏美『東国科学散歩』裳華房,2004
  • 三輪宗弘『太平洋戦争と石油―戦略物資の軍事と経済』日本経済評論社,2004,5670円
  • 五島綾子,中垣正幸『NANO ナノの世界が開かれるまで』海鳴社,2004,2500円
  • 小菅隼人編『腐敗と再生―身体医文化論3』慶應義塾大学出版会,2004,4200円
  • ニコラウス・ステノ『プロドロムス:固体論』山田俊弘訳・解説,東海大学出版会,2004,4500円
  • イアン・G. バーバー(藤井清久訳)『科学が宗教と出会うとき―四つのモデル』 教文館,2004,2415円

2003年

  • 柿本雅明・江坂明編『耐熱性高分子電子材料』シーエムシー出版, 2003, 本体65,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 『プラスチック機能性高分子材料事典』産業技術調査会, 2003, 税込24,400円 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 猪野修治『科学を開く 思想を創る-湘南科学史懇話会への道』つげ書房新社,2003,3200円
  • 日吉芳朗『足跡(あしあと)』私家版,2003
  • ウィリアム・H・ブロック(大野誠・菊池好行・梅田淳訳)『化学の歴史I』朝倉書店,2003,5000円

2002年

  • 日本ポリイミド研究会議編『最新ポリイミド 基礎と応用』エヌティーエス, 2002 (中国語訳版, エヌティーエス, 2003) 本体37,200円+税.(後藤幸平会員が寄稿)
  • 林真理『操作される生命―科学的言説の政治学』NTT出版,2002,2800円
  • 廣野喜幸,市野川容孝,林真理編著『生命科学の近現代史』勁草書房,2002,3400円
  • 松下至『クロマトグラフィーの創始者 M.S.ツウットの生涯と業績』恒星社厚生閣,2002,3000円
  • 小林傳司編『公共のための科学技術』玉川大学出版部,2002,3500円
  • 島尾永康『人物科学史―パラケルススからポーリングまで―』朝倉書店,2002,3900円
  • 橋本毅彦『<標準>の哲学:スタンダードテクノロジーの三〇〇年』講談社選書メチエ,2002,1500円
  • 金森修,中島秀人編著『科学論の現在』勁草書房,2002,3500円
  • P.J.ボウラー(小川真里子,森脇靖子,財部香枝,桑原康子訳)『環境科学の歴史』I,II,朝倉書店,2002,各4800円

2001年

  • 吉原賢二『科学に魅せられた日本人―ニッポニウムからゲノム,光通信まで―』岩波ジュニア新書,岩波書店,2001,780円
  • 小川眞里子『フェミニズムと科学/技術』岩波書店,2001,2100円

2000年

  • 化学教育研究会編『教育化学への道(林良重先生遺稿集)』化学教育研究会,2000(私家版)
  • 古川安『科学の社会史―ルネサンスから20世紀まで』増訂版,南窓社,2000
  • 島尾永康『ファラデー―王立研究所と孤独な科学者―』岩波書店,2000

1999年

  • 阪上正信『恩故巡訪』1999(私家版)
  • 石田純郎『アジア医科学史散歩--アジア9カ国文化の旅ガイド』考古堂,1999
  • 西条敏美『虹―その文化と科学』恒星社厚生閣,1999

1996年

  • 石田純郎『ヨーロッパ医科学史散歩:医史跡・医科学史博物館25カ国ガイド』考古堂書店,1996,3500円

1995年

  • 日本ゴム協会編『ゴム工業便覧(第4版)』日本ゴム協会, 1995, 本体35,000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 唐木田健一『理論の創造と創造の理論』朝倉書店,1995,2800円
  • エドアール・グリモー(田中豊助,原田紀子,牧野文子訳)『ラボアジェ  1743–1794』内田老鶴圃,1995,3914円

1993年

  • 大柳康編『実践ポリマーアロイ』アグネ承風社, 1993 (中国語訳版, 吉林科学技術出版, 1996) 本体3800円+税 (後藤幸平会員が寄稿)

1991年

  • 高分子学会編『先端高分子材料シリーズ3 高性能ポリマーアロイ』丸善, 1991, 本体9000円+税 (後藤幸平会員が寄稿)
  • 桂愛景『サルトルの饗宴―サイエンスとメタサイエンス』サイエンスハウス,1991,3200円(唐木田健一のペンネームによる著作)

1988年

  • 日本化学会編(島原健三,武藤伸,井上弘幸,藤井清久,大野誠,小塩玄也,竹林松二,西尾成子,渡部正利,矢野敬幸,唐木田健一,柏木肇著)『化学史・常識を見直す―教科書の誤りはなぜ生まれたか?』講談社,1988,640円
  • 桂愛景『基礎からの相対性理論―原論文を理解するために』サイエンスハウス,1988,4800円(唐木田健一のペンネームによる著作)

1982年

  • C.F.カールソン/桂愛景訳『戯曲アインシュタインの秘密』サイエンスハウス,1982(新装版1991),1950円(3200円)(唐木田健一のペンネームによるオリジナル著作)