第9回化学遺産市民公開講座(2015)

実施日 2015年3月27日(金) 13:30-17::00
会 場 日本大学理工学部船橋キャンパス 3号館341教室
   (千葉県船橋市習志野台7-24-1、日本化学会第95春季年会SB会場)

主催:日本化学会化学遺産委員会
    化学史学会
共催:日本化学工業協会(予定)

化学遺産委員会では、平成21年度から化学関連の学術あるいは化学技術遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な史料を認定する『化学遺産認定制度』を開始しこれまでの5回で28件をそれぞれ認定・顕彰した。平成26年度も前年度同様に化学遺産認定候補を一般市民・会員諸氏より公募するとともに、委員会でも認定候補として相応しいものを選定し、対象候補16件の調査・検証作業を行った。今回の市民公開講座では、本年度第6回化学遺産として認定予定の具体的内容を紹介する。

プログラム
司会 宮村 一夫(東理大)
13:30-13:40 開会挨拶(京大・名誉)植村 榮
13:40-14:10 早稲田大学所蔵 宇田川榕菴化学関係資料 弘前大教育学部教授 東 徹
14:15-14:45 現存する日本最古の高圧油脂分解器(オートクレーブ)-石けん工業への貢献- 元ライオンケミカル(株)社長 向山 恒治
14:50-15:20 工業用アルコール産業の発祥-昭和10年代にバイオ燃料であるとともにエチレン原料にもなっていた- 日本化学会フェロー 田島 慶三
15:40-16:10 Pioneer in Paint Industry ~近代日本における塗料工業の発祥 日本ペイントホールディングス (株)常勤監査役 金倉 顕博
16:15-16:45 日本の戦後復興・高度成長を支えた合成繊維ナイロンの発祥と足跡 東レ(株) 永安 直人
16:45-17:00 閉会挨拶 (横浜国大・名誉) 伊藤 卓

参加費: 無料。講演会資料代(予価)1,000円(当日徴収)。

詳しくは日本化学会のページをご覧下さい。