教育シリーズ

会誌『化学史研究』の連載。1981年から2003年までに23回。第16号(1981)に林良重氏によるシリーズの趣旨説明があります。

  1. 林良重「シリーズ「化学教育における化学史」を始めるに当たって 」第16号(1981): 28
  2. 藤井清久「原子量と原子構造 ―プラウトの仮説の誕生・没落・復活― 」第16号(1981): 29-38
  3. 川井雄「質量作用の法則に関するグルペルグとヴォーゲの研究」第17号(1981): 33-40
  4. 小塩玄也 「反応速度の認識と反応速度論の形成―ヴィルヘルミを中心として―」第18号(1982): 20-31
  5. 山口達明(訳)「ファラデー:講演者たちへのアドバイス 」第19号(1982): 88-92
  6. 柏木肇「化学史文献 ―その種類と利用法について―」第20号(1982): 104-113
  7. 日吉芳朗「有機酸の研究とシェーレのとりくみ」第21号(1982) : 143-153
  8. 村上嘉一「近代原子論の発展 ―Daltonと原子論―」第22号(1983) : 33-42
  9. 川井雄「金属触媒作用についてのテーラーの活性中心説 」第23号(1983) : 75-82
  10. 称宜田久男「化学親和力の概念 」第24号(1983): 111-115
  11. 廖正衡「化学史と化学教育の結合について」第25号(1983) : 154-160
  12. 藤井清久「化学における類比的想像力の働き―ファント・ホフと近代溶液理論の成立―」第26号(1984): 21-29
  13. 中川正澄「企業の研究者アービング・ラングミュア」 第27号(1984): 68-74
  14. 竹林松二「有機化合物に関する概念の発展 」第29号(1984): 156-160
  15. 大野誠「アヴォガドロの1811年論文の再検討 」第31号(1985): 95-107
  16. 藤井清久「ベルトゥレ―プルースト論争」考 ―定比例の法則の成立―」第32号(1985): 136-144
  17. 日吉芳朗・中山政紀「酒石酸とシュウ酸の単離実験 ―その歴史的実験から―」第42号(1988): 13-20
  18. 日吉芳朗・中辻慎一「赤血の発見をめぐって」第44号(1988): 112-118
  19. 日吉芳朗「発見時の方法によるMagnus塩とZeise塩の合成―教材化とZeise塩の発見における疑問点―」第16巻(1989): 97-103
  20. 柴田和子「化学における定量化問題―ラヴワジェの定量分析の手法とは―」第16巻(1989): 154-172
  21. 中原勝儼「酸と塩基 」第17巻(1990): 30-49
  22. 日吉芳朗「シューレにかかわる7つの疑問 」第18巻(1991): 11-18
  23. 河野俊哉「化学教育のための化学史」第30巻(2003): 177-183

 

出典:『化学史研究』ホームページ