2018年度化学史研究発表会(年会)

2018年度の化学史研究発表会(年会)は,7月7日(土)8日(日),中央大学後楽園キャンパスで開催します。詳細プログラムを掲載しました(4/17)。

プログラム変更:石田会員の都合により,8日(日)午前新井会員の一般講演と同午後石田会員の一般講演を入れ替えました(6/25事務局)。

日 時 2018年7月7日(土)、8日(日)
会 場 中央大学 後楽園キャンパス 5号館 5234教室
    〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27 アクセスマップ
交 通 東京メトロ 丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩約4分
都営地下鉄 三田線・大江戸線「春日駅」徒歩約6分
JR中央・総武線「水道橋駅」徒歩約14分
参加費 3000円(学生1000円,要学生証)
※一般公開プログラム(特別講演とシンポジウム)のみの参加は,参加費無料です。
懇親会費 5000円(学生1000円,要学生証)
※会誌2号では懇親会費学生3000円となっていますが,ミスプリントです。
主 催 化学史学会
後 援 中央大学,公益社団法人 日本化学会
年会準備委員  石橋悠人会員

プログラム

7月7日(土)

9:00 受付開始
9:25 開会の辞: 会長挨拶

9:30-12:00 一般講演  座長:菊池好行(名古屋経済大学)
山口達明「有機化学教科書の進化」
松本邦男(神奈川工科大学名誉教授)「国産ペニシリン製造第1号」
戸田 準「平賀義美博士—「石松」の時代」
Yona Siderer(ヘブライ大学)「Japanese Scientific Language Studies: Examples from Udagawa Youan Publication 1830-1846」
黒田光太郎(名古屋大学)「日本の女性科学者の先駆け」

12:00-13:20 評議員会・理事会

13:30-14:20 特別講演  座長:大野誠(立正大学)※一般公開プログラム
菊池好行(名古屋経済大学)「日米英化学交流史と明治維新150年」

14:30-17:00 シンポジウム「日本化学史—史料の調査法」 座長:大野誠(立正大学)※一般公開プログラム
大野 誠(立正大学)「シンポジウム趣旨」
八耳俊文(青山学院女子短期大学)「江戸の化学と史料調査」
水沢 光(国立公文書館)「公文書の探し方—主要文書館の資料概要およびデジタル化の現状」
亀井 修(国立科学博物館)「化学工業史料についての博物館の調査方法 ー現代の史料を中心としてー」
古川 安(総合研究大学院大学)「化学史研究におけるオーラルヒストリー」

17:10-18:30 総 会
18:40-20:40 懇親会

7月8日(日)

9:30-12:00 一般講演   座長:田中浩朗(東京電機大学)
石田純郎(岡山大学)「バルト3国の医薬学系博物館とラトビア化学史博物館」 ※講演時間を変更しました
武山高之(東レ(株)OB)「高分子新製品開発と物性研究」
堤憲太郎(科学史技術史研究所)「天然有機化合物研究と分離分析技術」
北原文雄(東京理科大学名誉教授)「戦中戦後のミセルコロイドの発展」
西村三千男(京大アイソマーズ)「ドイツ化学史の旅(9)—総集&補遺 その2」

13:00-14:00 特別講演  座長:大野誠(立正大学)※一般公開プログラム
長尾伸一(名古屋大学)「早すぎた宇宙時代 18世紀の複数世界論」

14:10-16:40 一般講演  座長:吉本秀之(東京外国語大学)
中辻慎一(兵庫県立大学名誉教授)「トロンムスドルフとメルクの仕事と生涯について」
新井和孝(放射線医学総合研究所)「日本の化学起業家の先駆け 高峰譲吉」 ※講演時間を変更しました
落合洋文(名古屋文理大学)「化学認識論における affordance 概念の有効性と歴史的背景」
原  宏(東京農工大学名誉教授)「湿性大気汚染(酸性降水)」
多久和理実(東京工業大学)「ニュートンが実験に使ったプリズムの材質について」

16:40  閉会の辞:副会長挨拶

★石田会員の要請を受け,理事会の承認を得て,石田純郎会員の一般講演と新井和孝会員の一般講演を入れ替えました。(6/25)

☆詳細プログラムや地図を含め詳しくは第2号に掲載します。
※宿泊先は各自予約でお願いします。

一般講演申込締切 2018年2月17日(土)
講演希望者は、葉書に、講演題目、氏名、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、E-mail Address)を記して、下記住所にお送り下さい。
〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1
中央大学文学部 石橋悠人(気付) 化学史学会年会準備委員

講演要旨締切   2018年3月17日(土)
講演要旨は、会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう、講演題目、講演者名、図・表、本文あわせて2000字以内(本文のみでは1900字以内)で書き、下記住所にお送り下さい。講演要旨は、できるだけワープロ書きで作成し、デジタルデータ(CD-Rあるいは電子メール添付)とプリントアウトしたものを同時に提出して下さい。(*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意ください。)講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお、要旨に関しては過去の『化学史研究』を参照し、講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。
要旨送付先
〒183−8534 東京都府中市朝日町3−11−1
東京外国語大学 吉本秀之(気付)
化学史学会編集委員会
(編集委員会のメールアドレスは,会誌巻末の編集後記が掲載されているページに記載されています)

*なお、学生会員が発表される場合には、学会から総額10万円の範囲内で、交通費の実費もしくはその一部が支給されますので、申込の際にあわせてお申し出ください。