『化学史研究』第45巻第2号(2018.6)

会誌『化学史研究』第45巻第2号(通巻第163号)が発行されました(2018.6.5発行)。年会の発表要旨が掲載されています。

目次

[総説] 堤憲太郎「フグ毒の有機化学研究の歴史―テトロドトキシンの構造決定― 」第45巻(2018): 53-69

[教育シリーズ] 佐藤道洋「デイヴィは何個の元素を「発見」したと言えるのか? ―元素発見の概念上の整理とともに― 」第45巻(2018): 70-79

[紹介] 寺山のり子「フィリップ・ボール『ヒトラーと物理学者たち』」第45巻(2018): 80-81

[紹介] 寺山のり子「ヒルマン、エルトル=ヴァグナー、ヴァグナー『アインシュタインとヒトラーの科学者』 」第45巻(2018): 81-83

[紹介] 内田正夫「江頭和宏『元素の名前辞典』 」第45巻(2018): 83

[紹介] 新井和孝「太田浩司、勝盛典子、酒井シヅ、鈴木一義監修『江戸の科学大図鑑』 」第45巻(2018): 84

[年会特集] 第45巻(2018): 85-115

[特別講演]菊池好行「日米英化学交流史と明治維新150年」 第45巻(2018): 86-87

[特別講演] 長尾伸一「早すぎた宇宙時代 18世紀の複数世界論」第45巻(2018): 88-90

[シンポジウム] 大野誠「シンポジウム趣旨」第45巻(2018): 91

[シンポジウム] 八耳俊文「江戸の化学と史料調査」第45巻(2018): 92-93

[シンポジウム] 水沢光「公文書の探し方―主要文書館の資料概要およびデジタル化の現状」第45巻(2018): 94-95

[シンポジウム] 亀井修「化学工業史料についての博物館の調査方法 ー現代の史料を中心としてー」第45巻(2018): 96-98

[シンポジウム] 古川安「化学史研究におけるオーラルヒストリー」第45巻(2018): 99-100

[一般講演] 山口達明「有機化学教科書の進化―亀高徳平著『有機化學』(明治34年)から『理論應用有機化學』(昭和2年)」第45巻(2018): 101

[一般講演] 松本邦男「国産ペニシリン製造第1号―森永食糧工業(株)と三島高等女学校学徒動員―」第45巻(2018): 102

[一般講演] 戸田準「平賀義美博士―「石松」の時代」第45巻(2018): 103

[一般講演] Yona SIDERER 「Japanese Scientific Language Studies: Examples from Udagawa Youan Publications 1830-1846」第45巻(2018): 104

[一般講演] 黒田光太郎「日本の女性科学者の先駆け―明治150年に考える―」第45巻(2018): 105

[一般講演] 新井和孝「日本の化学起業家の先駆け 高峰譲吉」第45巻(2018): 106

[一般講演] 武山高之「高分子新製品開発と物性研究―私の身近な事例―」第45巻(2018): 107

[一般講演] 堤憲太郎「天然有機化合物研究と分離分析技術―核磁気共鳴(NMR)の進歩―」第45巻(2018): 108

[一般講演] 北原文雄「戦中戦後のミセルコロイドの発展―『コロイド化学史』の補遺として―」第45巻(2018): 109

[一般講演] 西村三千男「ドイツ化学史の旅(9)―総集と補遺その2」 第45巻(2018): 110

[一般講演] 中辻慎一「ヨハン・トロンムスドルフとエマニュエル・メルクの仕事と生涯について」第45巻(2018): 111

[一般講演] 石田純郎「バルト3国の医薬学系博物館とラトビア化学史博物館」第45巻(2018): 112

[一般講演] 落合洋文「化学認識論における affordance 概念の有効性と歴史的背景」第45巻(2018): 113

[一般講演] 原宏「湿性大気汚染(酸性降水)」 第45巻(2018): 114

[一般講演] 多久和理実「ニュートンが実験に使ったプリズムの材質について」第45巻(2018): 115

「化学史学会会員の出版物2015-2018」 第45巻(2018): 116

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