総説・解説
会誌『化学史研究』に掲載された「総説」(特定のテーマに関して幅広い観点から展望したもの)と「解説」(特定のテーマに関して会員の理解に資するよう平易に説明したもの)の一覧です。
総説
- W.H.ブロック(板垣良一 訳・解説)「リービヒ研究の現状」第23号(1983年) : 61-74
- 島尾永康「中国化学史研究の展望 」第35号(1986年): 72-81
- 藤井清久「ドールトン原子論の形成過程 ―「ドールトンの謎」をめぐって― 」第45号(1988年) : 163-184
- 島尾永康 「下村孝太郎―その先駆的業績と人物像―」第18巻(1991): 197-210
- 山寺秀雄「配位結合の理論の変遷 」第21巻(1994): 219-233
- 立花太郎・北原文雄・妹尾学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第1部」第29巻(2002): 237- 246
- 立花太郎・北原文雄・妹尾学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第2部」第30巻(2003): 26-35
- 立花太郎・北原文雄・妹尾学「日本におけるコロイド・界面化学の歴史的変遷 第3部」第30巻(2003): 84-92
- 山本明夫「フリッツ・ハーバーとその時代 第1回 ハーバーの栄光と悲劇」第35巻(2008): 129-153
- 山本明夫「フリッツ・ハーバーとその時代 第2回 窒素固定法の発明が世界に与えた影響」第35巻(2008): 154-165
解説
- 大岩正芳「上野彦馬の『舎密局必携』」第4号(1975): 20-28
- 廣田鋼蔵「物理化学の研究から見た日本化学の成長」第5号(1976): 36-43
- 東健一「量子化学50年の進歩―有機電子説の発展への寄与― 」第6号(1977): 29-32
- 久保田尚志「小竹無二雄先生の業績リストと経歴」第7号(1978): 34-45
- 肱岡義人・内田正夫・徳元琴代・小峯としえ「John Dalton(1766―1844)研究の展望」第7号(1978): 46-52
- 立花太郎「鮫島実三郎の業績目録とその解説 第1部 研究業績」第9号(1979): 23-36
- 立花太郎「鮫島実三郎の業績目録とその解説 第2部 学会活動 著書 教育」第10号(1979): 39-47
- 後藤良造「久原躬弦の経歴と業績(I)」第12号(1980): 20-30
- 後藤良造「久原躬弦の経歴と業績(II)」第13号(1980): 14-36
- 山崎一雄「柴田雄次先生の業績とその解説(第一部) 」第19号(1982): 81-87
- 山崎一雄「柴田雄次先生の業績とその解説(第二部)」第20号(1982): 97-103
- 水渡英二「堀場信吉の業績と経歴 」第22号(1983) : 19-32
- 橋本哲太郎・加藤秋男・山岡正和 「油脂化学者辻本満丸先生 ―人となりと研究業績―」第25号(1983) : 140-153
- 柏木肇 「プリーストリーは何故に化学への道を歩んだか」第26号(1984): 31-39
- 川井雄「非化学量論化合物の展開 -原子価制御理論を中心に― 」第30号(1985): 47-56
- 木下圭三・後藤良造「吉田彦六郎と彼の研究」第31号(1985): 86-94
- 矢部一郎「宇田川榕菴と生化学」第33号(1985): 178-185
- 畑晋「飯盛里安先生の業績とその解説」第34号(1986): 21-31
- 川井雄「常磁性緩和 ―核磁気共鳴への発展―」第39号(1987): 77-85
- 丹羽淳「分子軌道法への大型コンピュータの導入と有機化学方法論の新しい展開」第42号(1988): 21-28
- 川井雄「古くて新しき問題―ガラスの構造について― 」第16巻(1989): 11-19
- 藤井清久「非国教徒学校における化学教育 」第16巻(1989): 55-71
- 田中泰夫「工業化学会満洲支部と「満洲」における化学工業 I 」第19巻(1992): 282-289
- 田中泰夫「工業化学会満洲支部と「満洲」における化学工業 II」第20巻(1993): 25-36
- 藤瀬裕「貝紫と生物」第26巻(1999): 34-44
- 園部利彦「Science の “Breakthrough of the Year”」第34巻(2007): 79-84
- 林真一郎「ライプニッツ-クラーク往復書簡」第35巻(2008): 210-224