日本学術会議からのお知らせ(内閣総理大臣と会長の面談について)

化学史学会は,日本学術会議 協力学術研究団体となっていますが,同会議より「内閣総理大臣と会長の面談に関するご連絡」が届きましたので,会員のみなさまにお知らせします(2020.10.20, 事務局)。

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内閣総理大臣と会長の面談に関するご連絡

日本学術会議 学協会・会員・連携会員との対話WG
担当副会長 望月眞弓

10月16日(金)午後に行われた、菅義偉内閣総理大臣と梶田隆章会長との面談について、学術会議では会員・連携会員向けに以下の情報を発出しました。協力学術研究団体の学協会の皆様にお知らせいたします。


内閣総理大臣との面談に関するご報告

日本学術会議第25期会長 梶田隆章

1. 10月16日(金)午後に、菅義偉内閣総理大臣に会長就任のご挨拶にうかがい、面談をいたしました。本来、期の初めの任命式の機会などに、総理に会長就任のご挨拶をするのが通例ですが、今期はコロナ禍のため、それがかないませんでした。

2. まず会長就任のご挨拶をし、その後、10月2日に総会が決定した、105名の会員候補者のうち6名が任命されないことの理由を説明することと、任命されていない会員候補者を速やかに任命することを要望する内閣総理大臣宛の要望書をその場で総理に手渡しし、要望を直接伝えました。その場では要望について特段の回答はいただけませんでした。

3. また加えて、今期の抱負として、科学技術が発展した現代においては、科学技術が社会に与える影響も極めて大きくなり、日本の科学者の代表機関として、各国のアカデミーや国際学術団体等と連携して、諸科学の一層の向上発達を図り、こうした社会が直面する諸課題の解決に応えていく日本学術会議の役割が一層重要になっており、その役割をよりよく果していくようにしたいと伝えました。日本学術会議において作成した提言を社会や国に広く伝えるなど、今後さらに発信力を高めていくことも伝えました。そして、現在の会員選考方式についてもご説明し、この方式であるからこそ女性会員比率を約35%まで上昇させ、関東圏以外の研究者の割合を50%程度にまで高め、ジェンダーや地域のバランスを考慮し、多様な意見をくみ上げることができる会員構成となっていることも伝えました。総理からはしっかりその役割を務めてほしいとご発言がありました。また、政府側の窓口となる井上信治科学技術政策担当大臣とも連携してほしいとのことでした。

4. 日本学術会議としては、要望書に掲げた2点が実現されるよう引き続き求めてまいります。


注)「要望書」へのリンクは,化学史学会事務局が追加。