第3回市民公開講座(2009)

戦後日本の技術革新と化学産業の発展—われわれの暮らしをいかに変えたか—

日 時 2009年3月29日(日)13時〜17時35分
会 場 日本大学理工学部船橋キャンパス14号館1423教室(千葉県習志野市)
主 催 日本化学会・化学史学会
共 催 国立科学博物館・日本化学工業協会・化学技術戦略推進機構・千葉県教育委員会ほか

 我が国における化学に関する貴重な資料・史料の調査と収集、また、そのデータベース化を目指して、平成17年3月、日本化学会内に「化学アーカイブズ小委員会」(現:化学遺産委員会)を立ち上げ活動しています。この事業へのさらなる協力と理解を得るため、我が国の化学史・化学工業史に関する第3回市民公開講座を開催いたします。また、講演内容に関連する歴史的に貴重な史料の展示会を下記により展示いたします。ぜひふるってご参加をお願い申しあげます。

プログラム

総合司会: (日本化学会化学遺産委員会顧問/㈱トクヤマ相談役) 三浦勇一

(13:00〜13:05)

開会挨拶 (日本化学会平成21年度会長) 中西宏幸

(13:05〜13:20)

日本化学会化学遺産委員会の活動について 

(日本化学会化学遺産委員会委員長) 植村榮

(13:20〜14:00)(座長 芝哲夫委員)

基調講演『20世紀の化学技術:21世紀が見えてくる』 

(化学史学会会長・日本化学会化学遺産委員会委員/名古屋都市産業振興公社産学連携コーディネータ) 亀山哲也

(14:00〜14:50)(座長 伊藤卓委員)

講演1『繊維技術をべ一スとした技術開発』 

(東レ㈱繊維研究所所長) 笹本太氏

休憩(10分)

(15:00〜15:50)(座長 山本明夫顧問)

講演2『ハプニングとセレンディピティから生まれた技術革新=ポリオレフィン製造技術』 

(三井化学㈱シニアリサーチフェロー) 柏典夫氏

(15:50〜16:40)(座長 御園生誠委員)

講演3『化学が支える電気分解技術の進化:水銀法からイオン交換膜法へ』 

(旭硝子㈱取締役常務執行役員CTO) 加藤勝久氏

(16:40〜17:30)(座長 山本勝巳委員)

講演4『JSR㈱の事業構造の変革と今後の日本化学産業』 

(JSR㈱専務取締役) 小柴満信氏

(17:30〜17:35)

閉会挨拶 (日本化学会化学遺産委員会委員) 岡崎廉治

 

【史料展示会】

日時:3月27日(金)午後〜29日(日)

会場:日大理工学部船橋キャンパス理工スポーツホール

展示候補:講演内容に関する写真・説明用パネル・製品展示ほか

 

●参加費:無料。市民公開講座資料代1,000円(予価)

●申込方法:①氏名、②所属・役職、③連絡先(〒、住所、電話番号、FAX番号、e-mai1)を 明記し、e-mai1で下記あてお申し込みください。申込者には参加証を送付します。当日会場でも参加申込みができます。

●申込先:101-8307東京都千代田区神田駿河台1-5 (社)日本化学会企画部太田(電話:東京(03)3292-6163、FAX:東京(03)3292-6318,e-mail:oota@chemistry.or.jp)

※本企画に関する日本化学会の告知ページはこちら