第20回化学史研修講演会(2023)

8/19(土)化学史研修講演会をオンラインで開催します。今回は,三輪紫都香先生と田中陵二先生にご講演いただきます。

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日 時 2023年8月19日(土)13:00~16:15
会 場 Zoomによるオンライン開催
主 催 化学史学会
後 援 (公社)日本化学会,日本基礎化学教育学会,日本理化学協会,東京都理化教育研究会

参加費 無料、参加登録が必要です。
参加申込方法 参加申込フォーム(下のボタン)からお申し込み下さい。

参加申込の受付は終了しました。

・参加登録者は無料で資料(pdf版)のダウンロードが可能(当日のみですが,冊子版資料代1000円と発送手数料300円を振り込んだ方へ,冊子版資料を開催(8月19日)前にお届けする予定です。ご希望の方は,送付先を明記の上,8月1日(火)までに郵便局備え付けの振替用紙を用いて次の振替口座へ1300円を送金して下さい
振替口座:00180-0-175468 加入者名:化学史学会
・開催後も1週間は録画視聴を可能とする予定です。
・研修講演会の修了証が必要な方は,参加申込の際にお知らせ下さい。終了後,修了証の電子ファイルをメールでお送りします。
参加申込締切 2023年7月24日(月) 締切り後も参加申込みは受け付けますが,要旨集の印刷・事前送付がありますので,お早目にお願いします。
問合先 〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 三重大学 全学共通教育センター 和田正法研究室内 化学史学会事務局(学会ホームページの問合フォーム) https://kagakushi.org/form

プログラム

13:00~14:30
三輪紫都香(理化学研究所)「飯盛里安・IM 泉効計 の化学遺産認定と財団理研史料に見る科学史」
 理化学研究所記念史料室では鈴木梅太郎,仁科芳雄,木村正路など当時第一線で活躍した科学者の資料を所蔵しています。近年,日本化学会化学遺産に認定されたものもあり,収蔵品の今後の整理による新たな発見が期待されています。本講演では,2021年度に化学遺産に認定されたIM泉効計をご紹介するとともに,記念史料室の活動と収蔵資料についてお話しします。

休 憩

14:45~16:15
田中陵二(相模中央化学研究所)「色材の歴史と化学」 
人類は自在な着色を求め,紀元前より様々な天然物から色の「もと」を取り出し,利用してきた。顔料(不溶性色材)は鉱物より生まれ,その後合成無機化合物に置き換わった。染料(可溶性色材)は生物性着色料を主とし,その研究から生まれた知見は,有機合成化学へと展開した。 これらの開発史についてレビューする。

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参考:これまでの化学史研修講演会