2024年度化学史学会年会
日 時 2024年9月7日(土)、8日(日)
会 場 甲南大学 岡本キャンパス 6号館 4階 644講義室
〒658-8501 兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1
阪急電鉄「岡本」駅から徒歩約10分、JR「摂津本山」駅から徒歩約12分 →行き方(周辺地図)
開催方式 対面(海外在住の方や対面参加が難しい方のため,オンライン配信を予定。ただし,発表は原則として現地対面のみ)
主 催 化学史学会
年会準備委員会委員長:平野恭平理事
参加費等
【対面参加】
参加費 3000円(学生1000円)
※一般公開プログラム(特別講演・シンポジウム)のみの参加は、参加費無料です。
懇親会費 5000円(学生2000円)
※非会員の方も、当日に懇親会参加を申し込むことができます。
※参加費・懇親会費は、当日会場の受付にて、現金でお支払いください。
【Zoom参加(視聴のみ)】
参加費 無料
※非会員の方は、7日午後の一般講演プログラムのみ視聴可能です。
※2024年9月2日までに、入力されたメールアドレスへ事務局より、Zoom参加URLおよびミーティングIDとパスコードをお知らせします。9月3日以降になってもURL等が届かない場合は、問い合わせフォームでご連絡ください。
参加申込み 当学会サイトの申込フォームにてお手続きをお願いします(下の「年会参加申込フォーム」をクリックすると申込フォームが表示されます)。
年会参加申込締切 2024年8月23日(金)
※参加申込は締め切りました。なお,事前の参加申込がなくても,現地での対面参加は可能です。
プログラム
2024年9月6日(金)エクスカーション(要事前申込)
〇 設備規模にかんがみ円滑な見学のため、15名程度の参加者を予定しています。年会参加申込フォームからお申し込みください。
集 合: 13:15
集合場所: ポートライナー「医療センター」駅改札口 (改札は1か所)
13:30~15:30:鈴木薄荷の見学
・ホームページ:https://www.suzuki-menthol.com/
・住所:兵庫県神戸市中央区港島南町3-2-12
・ハッカ油の製造工程の見学
※ メントールにアレルギーのある方はご遠慮ください
15:30~16:00:神戸酒心館へ移動
16:00~17:00:神戸酒心館の見学
・ホームページ:https://www.shushinkan.co.jp/
・住所:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-8-17
・福寿蔵の自由見学
17:30~19:30:神戸酒心館内さかばやしにて食事
・ホームページ:https://www.shushinkan.co.jp/sakabayashi/
・住所:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-8-17
2024年9月7日(土)
9:00 受付開始
9:55~10:00 開会の辞:会長挨拶
10:00~12:00 一般講演(1)
座長:和田正法(三重大学)
東徹(元弘前大学)「緒方洪庵の「舎密全書」」
Yona Siderer(Edelstein Center for the History and Philosophy of Science, Technology and Medicine)「Kawamoto Kōmin 川本幸民 (1810-1871) – Research on his Chemistry Books」
黒田光太郎(名古屋大学名誉教授) 「日本における電気製鋼技術の嚆矢」
山口達明・尾上薫(千葉工業大学名誉教授)「小林久平:酸性白土、草炭、そして化學機械協会」
12:10~12:50 評議員会
13:00~14:30 シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」(8) ※一般公開プログラム
座長:古川 安(総合研究大学院大学)
大野誠(愛知県立大学名誉教授)「18世紀イギリスの化学をどう捉えるか―ECCOの化学書の分析から―」
菊地原洋平(広島工業大学)「本草誌から生物多様性へ ―化学と植物研究―」
小川眞里子(公益財団法人東海ジェンダー研究所)「科学史とジェンダー:新潮流から30年を経て」
14:40~16:10 シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」(9) ※一般公開プログラム
座長:菊池好行(愛知県立大学)
小風綾乃(東京大学史料編纂所)「パリ王立科学アカデミー史の50年:アーカイブズの整備からデータ化の
時代へ」
山中千尋(名古屋工業大学)「学術体制史の到達点と課題―日本の場合」
楠正夫(徳山科学技術振興財団)「工場排ガスからの高純度CO2、N2の回収」
16:20~17:20 特別講演 ※一般公開プログラム
座長: 平野恭平(甲南大学)
齋藤尚文(兵庫県立東灘高等学校)「鈴木商店と化学工業」
17:30~18:20 総会
18:30~20:00 懇親会
9月8日(日)
8:45 受付開始
9:00~10:30 一般講演(2)
座長: 山中千尋(名古屋工業大学)
中辻慎一(兵庫県立大学名誉教授)「Dresdenの化学史跡について」
中根美知代(成城大学)・菊池好行(愛知県立大学) 「ユーバーシャールと1920-30年代の日独学術交流:科学
史の視点から」
小林真実子(東京大学大学院)「Fritz Haberが見た大正期の日本ー1924年の訪日旅行を辿ってー」
10:40~12:10 一般講演(3)
座長:山口まり(立教大学)
山根伸洋(早稲田大学)「東京工業大学染料化学科一期生 川崎京市の「戦後」」
滝口泰之(千葉工業大学)「日本におけるキチン・キトサン研究の歴史―大正初期に行われたキチンの
化学構造の研究―」
原宏(東京農工大学名誉教授)「「環境庁酸性雨対策調査」のはじまり」
13:00~15:00 一般講演(4)
座長:吉本秀之(東京外国語大学)
石田純郎(中国労働衛生協会)「ミャンマー・バガンの中世の錬金術師伝説」
須田千晶(東京大学大学院)「初期近代ヨーロッパにおける医化学派の動向―アメリカ人錬金術師ジョージ・
スターキーのキミア研究より―」
澤井優花(一橋大学大学院)「カールスルーエ化学者国際会議における表記法の問題」
山口真「1920年代の四角錐炭素」
15:00~15:05 閉会の辞:事務局長挨拶
*
一般講演申込締切 2024年2月17日(土)
講演希望者は、化学史学会公式サイト( https://kagakushi.org/) の一般講演申込フォームから申し込んで下さい。(旧来の方式がよい方は、葉書に、講演題目、氏名、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、E-mail Address)を記して、学会事務局宛にお送り下さい。)
講演要旨締切 2024年3月16日(土)
講演要旨は、会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう、講演題目、講演者名、図・表、本文あわせて1,600字以内(本文のみでは1,500字以内)で書き、化学史学会公式サイト( https://kagakushi.org/) の投稿フォームから投稿して下さい。
(郵送方式、すなわち、CD-ROM等でデジタルデータを付して、印刷物を事務局に郵送する場合も不可とはしませんが、できるだけサイトの投稿フォームからお願いします。)
(*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意ください。)
講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお、要旨に関しては過去の『化学史研究』を参照し、講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。