第4回化学遺産市民公開講座(2010)

日時:平成22年3月28日(日)13時~16時40分
会場:近畿大学本部キャンパス(東大阪市小若江、日本化学会第90春季年会会場)
企画:日本化学会化学遺産委員会
主催:日本化学会・化学史学会 
共催(予定):日本化学工業協会・化学技術戦略推進機構ほか
協賛(予定):近畿大学・大阪市教育委員会ほか

趣旨: 日本化学会化学遺産委員会では、これまで春季年会会期中に化学遺産市民公開講座を開催し好評を博していますが、今回の第4回化学遺産市民公開講座では、日本化学会が本年度から開始し第1回化学遺産として認定された学術および産業関係の6件の歴史的・技術的な意義を中心にご紹介いたします。お誘いあわせのうえ奮ってご参加ください。

プログラム
総合司会:亀山哲也(化学遺産委員会委員・化学史学会会長)
開会挨拶・紹介(13:00~13:15)

『日本化学会化学遺産委員会事業のいま、これから』
(日本化学会化学遺産委員会委員長/岡山理科大学教授・京都大学名誉教授)植村榮氏

講 演
1.『喜多源逸-京都大学に工業化学の伝統をつくった男』(13:15~13:55)
(日本大学生物資源科学部教授)古川安氏

2.『化学遺産:日本の化学の開拓者-宇田川榕庵・高峰譲吉・池田菊苗』(13:55~14:35)
(日本化学会化学遺産委員会委員/大阪大学名誉教授)芝哲夫氏

3.『化学遺産:ルブラン法炭酸ソーダ製造装置塩酸吸収搭』(仮題)(14:35~15:05)
(日産化学工業㈱小野田工場総務課長)北嶋昭氏

–休憩–

4.『化学遺産:ビスコース法レーヨン工業の発祥が教えること』(15:35~16:05)
(日本化学会化学遺産委員会委員/日本化学会フェロー)田島慶三氏

5.『化学遺産:旭化成と延岡市-カザレー式アンモニア合成が遺したもの』(16:05~16:35)
(旭化成株式会社上席執行役員延岡支社長)水永正憲氏

閉会挨拶(16:35~16:40) (化学遺産委員会顧問/東北大学名誉教授) 荻野博氏

http://www.chemistry.or.jp/archives/kouza2010.pdf