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第2回人文社会科学系研究者の男女共同参画実態調査 ご協力のお願い

本学会も加盟する人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)では、人文社会科学系の学協会に所属している方々を対象に、男女共同参画の実態を明らかにするための第2回調査を実施いたします。人文社会科学系の学協会に所属している方々であれば、現在のご職業等は問いません。本調査の結果をもとに政策提言を行う予定です。政策提言を行うためにはより多くの万単位の回答数が必要なため、皆様にはぜひご協力をいただけますと幸いです。

GEAHSS加盟学協会以外の人文社会科学系の学協会にご所属の方にも本調査をぜひご紹介ください。

調査期間は、8月18日(金)~10月15日(日)です。※締切が半月延長されました!

以下のURLから詳細をご覧の上、ぜひご協力をお願いいたします。 

https://jmb-svy.com/GEAHSS/

※本調査は、JSPS科研費 JP22H01026の助成を受けて行われます。

『化学史研究』第50巻第3号(2023.6)

会誌『化学史研究』第50巻第3号(通巻第184号)が発行されました(2023.9.15発行)。

 目次

[論文] 山中千尋「第3回汎太平洋学術会議(1926)の参加および発表にかかる定量分析」第50巻(2023): 113-129

[シンポジウム]亀井修「産業技術と科学系博物館の変遷と展望」第50巻(2023): 130-143

[科学史の名著] 菊地原洋平「ベルトルト・ラウファーの世界」」第50巻(2023): 144-148

[追悼] 内田正夫「 Trevor Levere氏逝去」第50巻(2023): 149-150

[紹介] 八耳俊文「 西嶋佑太郎『医学をめぐる漢字の不思議』」第50巻(2023): 151-153

[紹介] 武山高之「藤原雅俊、青島矢一著『イノベーションの長期メカニズム-逆浸透膜の技術開発史』2019」第50巻(2023): 153-155

[会報] 「2023年通常総会報告」第50巻(2023): 156-160

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 会員  1500円
 非会員 2500円
です。会員・非会員の別、送付先(海外の場合は送料別途)、必要部数を事務局に注文して下さい。

日本学術会議会長メッセージ「第25期日本学術会議を終えるにあたって」(2023.9)

化学史学会が協力学術研究団体となっている日本学術会議より,梶田会長のメッセージが届きましたので,会員の皆様にお知らせします。(事務局) 続きを読む »

ライブ配信 「研究出版における査読の課題と未来:IOP Publishing、Taylor & Francis、Wileyの専門家を招いて」(2023.9.27)

本学会賛助会員のクリムゾンインタラクティブ様より,9/27に開催される下記ライブ配信(無料)のご案内をいただきましたので,会員のみなさまにお知らせします。(事務局)

   *

この度、クリムゾンインタラクティブが運営する研究支援エナゴでは、
Charlesworth Author Servicesとの共催で、IOP Publishingなど著名学術出版社の
専門家をパネリストとして招待するオンラインイベント
「研究出版における査読の課題と未来―IOP Publishing、Taylor & Francis、Wileyの専門家を招いて―」
(セッション言語:英語)を2023年9月27日(水)20時30分から開催いたします。 続きを読む »

オンライン研究会を始めます

今後の予定
 現在のところ,以下のような予定があります。リンクをクリックすると,詳細情報と参加申込フォームボタンが現れます。


今年度から,化学史学会では,Zoomを利用したオンライン研究会を始めます。この企画については,7月に開催された総会で事業計画の一つとして提案され,了承を得ました。その概要を紹介します。(化学史学会オンライン研究会担当理事:田中浩朗)

目的と目標:学会活動の活性化のため,Zoomを用いたオンライン研究会を開催します。具体的には,①会員間のつながりを広げ,深める,②会員の研究活動を支援する,③化学史研究者の後継者を育成する,といったことを目指します。

開催の背景:学会活動のコアとなる化学史研究者が先細りすることが懸念されるため,化学史研究者を増やす必要があります。しかし,現在,化学史に関心のある人が,化学史の研究を行ってみようと思ったときに気軽に参加でき,研究の仕方を学び,自らの研究の支援を受けられるような場は多くありません。そこで,時間と空間の制約がなく,気軽に参加できるオンライン形式の研究会を開催することにしました。

研究会の内容:オンライン研究会で行うこととしては,読書会,研究の各段階(構想段階,中間,原稿執筆時など)での発表会・相談会,基本的な研究ツールの紹介,自分が行った研究の解説(この論文はどうやって書いたか),キャリアを語る会・聞く会(各研究者がどのようなキャリアを歩んできたか),科学史の教え方(若手が教職につく時の準備),など様々なものが考えられます。特定の分野やテーマの研究会でも結構です。

開催形態:1回の研究会の開催時間や開催頻度は,研究会ごとに決めます。インフォーマルな雰囲気の会合にして,気軽に参加できるようにします。

運営方法運営委員(研究会企画者)が,自分のやりたい研究会を立ち上げ,興味のある人が自由に集まる形で開催します。運営委員は,初めは理事が務めますが,軌道に乗れば会員からも募集します。オンライン研究会全体の運営・管理は,学会の担当理事が行います。

参加方法:学会ウェブサイトに開催案内を掲載し,そこに参加申込フォームを設置しますので,そこから申し込みます。後日,参加のためのZoom URLがメールで通知されますので,当日Zoomで参加します。


すでに活動している研究会(かっこ内は運営委員=研究会企画者):

  1. 化学切手と化学史(新井和孝理事)
    「化学切手と化学史」では、化学(科学)切手などを介し歴史に係わるテーマで皆で話をします。主な話題提供者は決めて開催します。化学史学会会員の幅広い参加で視野が広まるとよいと考えています。
  2. 科学史授業交流会(田中浩朗理事)
    科学史(技術史やその他の関連分野を含む)の授業について,経験や情報を共有するとともに,科学史の授業について自由に語り合います。教員でない方も気軽にご参加ください。
  3. 研究発表会(土曜ゼミ)(大野誠会員)
    発表者が自分の研究に関わる報告を行い,参加者と討論します。報告内容は,学会発表などの前に行う予行発表,研究文献や史料の紹介など。
  4. Ambix読書会(大野誠会員)
    Ambixは欧米圏の代表的な化学史(+錬金術史)研究の定期刊行誌(年4冊刊行)。これに掲載された論文を読むことで,個々のテーマについて最新の成果や化学史研究の国際的な動向を理解できます。最近10年間くらいの論文を取り上げます。論文のPDFは大野が用意します。当番は2頁くらいについて,事前に予習してきますが,厳密な翻訳文まではつくらず,概要を理解できる程度に訳すだけ。
  5. 研究相談会(大野誠会員)
    研究上の問題について,相談者と回答者がZoomで話し合います。研究上の問題とは,例えば,
     A) 化学史上の◇◇という概念や事象について,どのように考えたらよいのか。
     B) ○○についてどのような研究文献,あるいは史料を見たらよいのか
     C) △△について,どの研究者に尋ねたらよいのか
     D) ××について,今後研究をどのように進めたらよいのかわからないので,助言してほしい などなど