2015年3月22日開催の理事会において,理事4名,監事1名の補充人事が決定されました。また,新たに3名の評議員委嘱が決定されました。その結果を受けまして,役員等名簿を更新しました(事務局)。

役員等名簿

実施日 3月27日(金) 13:30-17::00
会 場 日本大学理工学部船橋キャンパス 3号館341教室
   (千葉県船橋市習志野台7-24-1、日本化学会第95春季年会SB会場)
主催:日本化学会化学遺産委員会
    化学史学会(予定)
共催:日本化学工業協会(予定)

化学遺産委員会では、平成21年度から化学関連の学術あるいは化学技術遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な史料を認定する『化学遺産認定制度』を開始しこれまでの5回で28件をそれぞれ認定・顕彰した。平成26年度も前年度同様に化学遺産認定候補を一般市民・会員諸氏より公募するとともに、委員会でも認定候補として相応しいものを選定し、対象候補16件の調査・検証作業を行った。今回の市民公開講座では、本年度第6回化学遺産として認定予定の具体的内容を紹介する。

プログラム
司会 宮村 一夫(東理大)
13:30-13:40 開会挨拶(京大・名誉)植村 榮
13:40-14:10 早稲田大学所蔵 宇田川榕菴化学関係資料 弘前大教育学部教授 東 徹
14:15-14:45 現存する日本最古の高圧油脂分解器(オートクレーブ)-石けん工業への貢献- 元ライオンケミカル(株)社長 向山 恒治
14:50-15:20 工業用アルコール産業の発祥-昭和10年代にバイオ燃料であるとともにエチレン原料にもなっていた- 日本化学会フェロー 田島 慶三
15:40-16:10 Pioneer in Paint Industry ~近代日本における塗料工業の発祥 日本ペイントホールディングス (株)常勤監査役 金倉 顕博
16:15-16:45 日本の戦後復興・高度成長を支えた合成繊維ナイロンの発祥と足跡 東レ(株) 永安 直人
16:45-17:00 閉会挨拶 (横浜国大・名誉) 伊藤 卓

参加費: 無料。講演会資料代(予価)1,000円(当日徴収)。

詳しくは日本化学会のページをご覧下さい。

会誌『化学史研究』第42巻第1号(通巻第150号)が発行されました(2015.3.15発行)。

目次

[巻頭言]吉本秀之「150号刊行に際して」第42巻(2015): 1
[研究ノート]菊池好行「造幣寮硫酸技師フィンチの国際遍歴―系譜学的調査法による―」第42巻(2015): 2-8
[研究ノート]沖久也「グリフィスの福井日記中の”Misaki(三崎)”は誰か?」第42巻(2015): 9-20
[資料]東徹「早稲田大学図書館所蔵宇田川榕庵化学関係資料」第42巻(2015): 21-30
[紹介] 下野葉月「ヒロ・ヒライ&小澤実編著『知のミクロコスモス』中央公論社、2014」第42巻(2015): 31-34
[紹介]坂本邦暢・柴田和宏・中尾暁・住田朋久・中野弘喜「ISIS 特集「科学のグローバル・ヒストリー」ISIS 101(2010)」第42巻(2015): 34-37
[紹介]中尾暁・脇本圭輔・坂本邦暢・霜川優「ISIS 特集「科学のナショナル・ヒストリーにおける国際的動向」ISIS 104(2013)」第42巻(2015): 37-39
[紹介]園部利彦「ベルーベ『ナノ・ハイプ狂騒』上下、みすず書房、2009」第42巻(2015): 39-40
[紹介]吉本秀之「『現代科学史大百科事典』2014」第42巻(2015): 41-42
[紹介]山田理絵「平川秀幸『科学は誰のものか』NHK出版、2010」第42巻(2015): 42-44
[紹介]吉本秀之「『日独交流150年の軌跡』雄松堂書店、2013」第42巻(2015): 44-46
[紹介]内田正夫「遠藤正治・加藤僖重・幸田正孝・松田清(執筆)『杏雨書屋所蔵 宇田川榕菴植物学資料の研究』杏雨書屋、2014」第42巻(2015): 46-48
[追悼]古川安・亀山哲也・田島慶三「三浦勇一さんを悼む」第42巻(2015): 49-52

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価格は、国内の場合は送料込みで1部
 会員  1500円
 非会員 2500円
です。会員・非会員の別、送付先(海外の場合は送料別途)、必要部数を事務局に注文して下さい。

日 時 2015年7月4日(土)・5日(日)
会 場 総合研究大学院大学
 (〒240-0193 神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村) 年会準備委員:菊池好行理事)

一般講演申込締切 2015年2月21日(土)
    講演希望者は、葉書に、講演題目、氏名、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、
    E-mail Address)を記して、下記住所にお送り下さい。
    〒240-0193 神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村)総研大・学融合推進センター 菊池好行気付
    年会準備委員会

講演要旨締切   2015年3月21日(土)
    講演要旨は、会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう、講演題目、講演者
     名、図・表、本文あわせて2000字以内(本文のみでは1900字以内)で書き、
    下記住所にお送り下さい。講演要旨は、できるだけワープロ書きで作成し、デジタルデータ
    (電子メール、CD-Rなど)とプリントアウトしたものを同時に提出して下さい。
    (*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意くだ
     さい。)
    講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお、要旨に関しては過去の
    『化学史研究』を参照し、講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。
        要旨送付先 〒183−8534 東京都府中市朝日町3−11−1
              東京外国語大学 吉本秀之(気付)
              化学史学会編集委員会

 *なお、学生会員が発表される場合には、学会から総額10万円の範囲内で、交通費の実費もし
  くはその一部が支給されますので、申込の際にあわせてお申し出ください。

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これまでの化学史研究発表会(年会)

会誌記事検索に続いて,会誌33巻(2006)と34巻(2007)にそれぞれ掲載された「日本における化学史文献:世界篇」「同 日本篇」の検索ページを設置しました。検索システムは,会誌記事検索と同じものを使っています。

http://kagakushi.org/bsearch

これからもデータを追加して,より便利なデータベースを提供していきたいと思っています。

 会誌『化学史研究』の記事をキーワードで検索することができるようになりました。下記のページにアクセスし,入力欄にキーワードを入力して,検索ボタンをクリックしてください。キーワードは最大3つまで入力できます(検索は,すべてのキーワードを含むものが表示されます)。

http://kagakushi.org/jsearch

 キーワードは,書誌事項すべてが検索対象となりますので,たとえば,記事の区分(論文,総説など)や発行年(1974など)も検索対象となります。

2015年9月にポルトガルで開催予定の第10回化学史国際会議(テーマ:21世紀における化学者の伝記)の発表者募集の案内を転載します(サイト管理人)。
締切:2015年3月31日

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Call for papers

10th International Conference on the History of Chemistry (10th ICHC)

CHEMICAL BIOGRAPHY IN THE 21ST CENTURY

University of Aveiro, Portugal, 9th to 12th September 2015

» 続きを読む…

 11月上旬に,会員のみなさまに2015年度会費(有効期間2015年1月1日〜12月31日,前納制)の納入をお願いする文書を送付します。お手数ですが,同封の振替用紙にて,所定の会費を2015年1月末までに納入いただきたく,お願い申し上げます。また,未納会費がある場合は,それも合わせてお送りいただきたくお願い致します(未納会費については,今回お送りする文書でお知らせします)。

 また,個人からの寄付金(金額はいくらでも結構です)も受け付けております。会費と合わせてお送りいただければ,財政的に大変助かります。寄付をお送りくださる場合は,振替用紙に,その旨明記し,また会誌で報告する際に匿名希望かどうかを明記していただきたく存じます。なお,この寄付金は税金の控除対象とはなりませんのであらかじめご了承ください。

送付先
 郵便振替口座:00180-0-175468
 加入者名:  化学史学会

<年会費> 正会員: 7000円
      学生会員:3000円
      維持会員:1口(10万円)以上
      賛助会員:1口(1万円)以上

第11回化学史研修講演会
日時 2014年8月23日(土) 13:00 〜 16:15
場所 キャンパス・イノベーションセンター(CIC)東京  http://www.cictokyo.jp/
   〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
最寄駅: JR山手線・京浜東北線 田町駅(徒歩1分)、都営三田線・浅草線三田駅(徒歩5分)
主催 化学史学会
後援 (公社)日本化学会,(公社)新化学技術推進協会,日本基礎化学教育学会,日本理化学協会,東京都理化教育研究会

プログラム
12:30     受付開始
13:00~14:30 佐川眞人(インターメタリックス(株) 最高技術顧問) 「永久磁石の歴史とネオジム磁石の発明」

日本の磁石の研究開発は本多光太郎によるKS鋼の発明以来,世界をリードしてきました。佐川眞人博士は,「資源が豊富な鉄で、安くて強力な磁石」という難しいテーマに挑戦し,1982年に世界最強の永久磁石である「ネオジム磁石」を発明され,その後工業化にも成功されました。この磁石は,現在ではハイブリッドカー,携帯電話,エアコンのモータ等、非常に広い分野で使われ,現代社会に必須の材料になっています。この功績により2012年日本国際賞などの多くの賞を受賞しました。磁石の歴史と「ネオジム磁石」の開発経緯についてお話し頂きます。

14:45~16:15 菊池好行(国立大学法人 総合研究大学院大学特任准教授) 「幕末のロンドンにおける薩長留学生と化学の邂逅」

昨年は,日本から始めての英国留学生である長州藩留学生(長州ファイブ)がロンドンに到着した1863年から数えて150周年という記念すべき年でした。本講演では,2年後の薩摩藩留学生と合わせて,彼らのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)での化学を中心とする勉学,UCL化学者との親交の様子を紹介するとともに,その後の日本化学史へのインパクトについて,菊池好行博士にお話いただきます。