2026年度年会シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」講演者募集(最終回)

 本学会創立50周年記念事業の一つとして2022年度年会から4年間連続で開催してきましたシンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」ですが、来年度を最終回といたします。このシンポジウムでの講演を希望される方は、2025年12月末までに学会事務局へお知らせください。

(世話人:大野誠)

参考:このシンポジウムの趣旨については,こちらのアナウンスをご参照ください。(事務局)

2025年度(第57回)研究助成「倉田奨励金」募集概要

公益財団法人日立財団より,研究助成の募集案内が届きましたので,会員のみなさまにお知らせいたします。(事務局)

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2025年度(第57回)研究助成「倉田奨励金」募集概要
募集期間:2025年7月1日〜9月16日

自然科学・工学研究部門(省略)

人文・社会科学研究部門:
科学技術の進歩がもたらす社会の変容、その背景に潜む複合的な諸問題を人文・社会科学の視点(社会、文学、歴史、哲学、倫理、法制度、経済学、心理学、文化・芸術等)から読み解き、科学技術の発展の意味や価値と社会のあり方を探求する研究。

助成金額:100万円程度/件

詳しくは,ウェブサイトをご覧ください。
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/kurata/index.html

人文・社会科学研究部門募集要項:
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/kurata/data/S_ApplicationGuidelines_fy2025.pdf

『化学史研究』第52巻第2号(2025.6)

会誌『化学史研究』第52巻第2号(通巻第191号)が発行されました(2025.6.15発行)。

 目次

[論文]澤井優花「カールスルーエ化学者国際会議における化学表記法の問題」第52巻(2025): 67-78

[SYMPOSIUM] David Allen Cole「 “To Arouse A Spirit of Inquiry”: Rationales and Suggestions for Re-Integrating Historical Chemical Artifacts into Museum Exhibitions 」第52巻(2025): 79-94

[紹介] 遠藤瑞己・ 江頭和宏・澤井優花 「Ambix特集「1780年代から1960年代までのペーパーツール」 Ambix, 65 (2018) 」第52巻(2025): 95-98

[紹介] 内田正夫ほか「Ambix特集「書斎と実験室の往復」:科学史研究の道具としての実験」Ambix, 63 (2016) 」第52巻(2025): 98-103

[紹介] 溝口元「森澤正昭編『東京大学三崎臨海実験所』2023 」第52巻(2025): 104-108

[年会特集]「2025年化学史学会年会詳細プログラム」第52巻(2025): 109-110

[年会特集]菊池好行「日英交流史と科学技術史」第52巻(2025): 111-112

[年会特集]工藤璃輝「17世紀西欧における科学と音楽の歴史の展望:ニュートンの音楽研究を題材として」第52巻(2025): 113-114

[年会特集]小林真実子「近代日本の科学・技術史研究:国際的な研究動向」第52巻(2025): 115-116

[年会特集]江頭和宏「元素発見の歴史:古くて新しいテーマ」第52巻(2025): 117-118

[年会特集]渡部智博「中等教育現場の化学史と化学教育」第52巻(2025): 119-120

[年会特集]山口真「1920年代の四角錐炭素(2)」第52巻(2025): 121

[年会特集]遠藤瑞己「「一次標準物質」概念の形成過程におけるチェンバロ弦」第52巻(2025): 122

[年会特集]滝口泰之「糖質化学の黎明期の研究」第52巻(2025): 123

[年会特集]瀬戸口明久「猫いらずの世界史(亜砒酸編)―鉱山から農場まで」第52巻(2025): 124

[年会特集]黒田光太郎「日本最初のアルミニウム製錬:竹島安太郎と日本軽銀製造」第52巻(2025): 125

[年会特集]山中千尋「櫻井錠二の科学教育―その思想と活動に注目して」第52巻(2025): 126

[年会特集]古川安「理研のお茶博士―三浦政太郎と辻村みちよ」第52巻(2025): 127

[年会特集]八耳俊文「半谷高久と社会地球化学」第52巻(2025): 128

[年会特集]山口達明・尾上薫「化學機械協會(現・化学工学会)の設立―我が国への化学工学の導入」第52巻(2025): 129

[年会特集]谷口亜紳「超重元素発見史における超フェルミウム作業部会の役割について」第52巻(2025): 130

[年会特集]大野誠「工芸振興協会初期の「化学者」たち」第52巻(2025): 131

[年会特集]須田千晶「初期近代の英国における錬金術―アメリカ人錬金術師ジョージ・スターキーによるリプリー卿の受容」第52巻(2025): 132

[年会特集]澤井優花「シカゴ化学会議(1893):アメリカ国内の化学者コミュニティ形成の側面から」第52巻(2025): 133

[お知らせ]「(会長挨拶ならびに新しい事務局と編集委員会体制)」第52巻(2025): 134

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(2024年6月現在)

次期役員選挙の結果(公示)

選挙管理委員会による公示を掲載します。(事務局)

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次期役員選挙の結果(公示)

 2024年8月12日付選挙管理委員会公示に基づき,次期役員立候補者の推薦を受け付け,立候補者が確定しました。立候補者は,会長1名(定数1名),理事14名(定数12 名),監事2名(定数2名)となりました。
 役員選挙に関する内規第2条に従い,会長と監事は,立候補者の数が定数と同じであるため無投票当選となりました。
 理事については,2024年11月13日付選挙管理委員会公示に基づいて投票を実施し(投票期間:2025年1月10日〜1月30日),2025年2月12日に開票を行いました。開票の結果理事に当選した人は次の通りです。無投票当選となった会長・監事と併せて掲載します(役職別50音順)。
  会長:菊池好行
  理事:新井和孝,遠藤瑞己,楠 正夫,工藤璃輝,河野俊哉,小林真実子,田中浩朗, 
     山口まり,山中千尋,吉本秀之,渡部智博,和田正法
  監事:小澤健志,須田千晶
    2025年2月12日
                      選挙管理委員会(飯島亜衣,内田正夫)

(事務局注)次期役員の任期は,2025年4月1日から2027年3月31日までです。なお,開票結果は会員専用ページに掲載しています(本サイトへのユーザー登録が必要)。

化学史学会オンライン研究会

今後の予定
 現在のところ,以下のような予定があります。リンクをクリックすると,詳細情報と参加申込フォームボタンが現れます。



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「フィールドワークと性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」の報告書<第一報>がWEB公開されました

以前,化学史学会も協力した「フィールドワークと性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」の報告書<第一報>がWEB公開されたという連絡が届きましたので,会員の皆様にお知らせ致します。(事務局) »

化学史学会によるSNS運用開始のお知らせ

化学史学会では2025年1月より、X(旧Twitter)及びFacebookの化学史学会公式アカウントを開設し、SNSによる広報活動を開始いたしました。 X及びFacebookでは、主にホームページに掲載されている新着情報をお知らせしております。各SNSのアカウントをお持ちの方は、下記URLより化学史学会公式アカウントをご覧になれます。ぜひご利用ください。 »

次期役員選挙について(会告)

選挙管理委員会による会告を掲載します。(事務局)    * 次期役員選挙について  2024年8月12日付選挙管理委員会公示に基づき,次期役員立候補者の推薦を受け付け,立候補者が確定しました。立候補者は,会長1名(定数1名),理事14名(定数12名),監事2名(定数2名)となりました。 »

Share Your Storyのご紹介

化学史学会の賛助会員であるクリムゾンインタラクティブ様より,以下の情報を頂きましたので,会員の皆様にご紹介します。(事務局)    * この度、クリムゾンインタラクティブが運営する研究支援エナゴでは、 新たな情報発信サイト「Share Your Story」をローンチいたしました。 »

日本学術振興会への学会推薦候補者募集

毎年,化学史学会には,日本学術振興会から日本学術振興会賞と育志賞の受賞候補者推薦の依頼が来ます。会員の皆様から受賞候補者推薦(自薦を含む)の情報を頂けましたら,理事会で検討させて頂きます。日本学術振興会賞の締切が毎年4月初め頃,育志賞の締切が毎年5月末頃ですので,2か月くらい前までに事務局までお知らせ頂ければ幸いです。 »

シリーズ「科学史の名著」「化学史と私」の原稿を募集しています

2020年の会誌第3号から,新シリーズ「科学史の名著」と「化学史と私」の連載が始まりました。化学史学会編集委員会では,会員の皆様からこれら新シリーズの原稿を募集しています。 »

実施済のイベント

第22回化学史研修講演会(2025)

8/23(土)化学史研修講演会を対面で開催します(ただし,オンライン配信も予定)。今回は,遠藤瑞己先生と楠正夫先生にご講演いただきます。 »

2025年度化学史学会年会

日 時 2025年8月26日(火)、27日(水) 会 場  広島大学 東千田キャンパス SENDALAB(総合校舎L棟 5階) »

第18回化学遺産市民公開講座(ハイブリッド)

■開催概要 日時:2025年4月5日 (土) 13:25 – 16:00 会場:ハイブリッド開催 »

20世紀化学史ミニワークショップ:Jeffrey Seeman博士を囲んで(2025.3)

日時:2025年3月22日土曜日 14:00~16:20(13:30開場) 場所:東京大学山上会館-本館001会議室(地下1F) »

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International Workshop for the History of Chemistry 2015 Tokyo

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