第18回化学遺産市民公開講座(ハイブリッド)

■開催概要
日時:2025年4月5日 (土) 13:25 – 16:00
会場:ハイブリッド開催
   ・現地会場:化学会館(東京都千代田区神田駿河台1-5)
   ・オンライン:Zoom
対象:どなたでもご参加いただけます
参加費:無料
主催:日本化学会
共催:化学史学会

■企画概要
化学遺産委員会では、2009年度から化学関連の文化遺産あるいは産業遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な資料を認定する『化学遺産認定制度』を開始し、これまでに15回67件を認定・顕彰しました。2024年度も前年度同様に化学遺産認定候補を一般市民・会員諸氏より公募するとともに、委員会でも認定候補として相応しいものを選定し、対象候補件の調査・検証作業を行い、5件を認定することになりました。今回の市民講座では、本年度の化学遺産として認定した5件の具体的な内容を紹介します。

■お申込み
Peatixウェブサイト:https://dai18-kagakuisan.peatix.com/
初めてご利用の方は、こちら をご一読の上、お手続きをお願いいたします。お申込の際には、Peatixアカウントの作成か、Twitter、Facebook、Google アカウントのいずれかでログインが必要です。

■現地受付/視聴方法に関する重要なお知らせ
4月4日12:00までにご登録いただいた皆様には、peatixメッセージにて当日の現地受付のご案内やZoom参加の場合の視聴URLをお送りします。それ以降にお申込みの方につきましては、オンラインのみとしpeatixの本イベントチケットから視聴URLへアクセスください。

■プログラム
13:10- 開場

13:25-13:28 開会挨拶・司会進行
         宮村一夫氏(化学遺産委員会委員長/東京理科大学)

13:30-13:55 光学ガラス製造に貢献した高松亭の実験ノート
         本庄孝子氏(元産業技術総合研究所 関西センター 主任研究員)

14:00-14:25 国内初「トール油精留プラントの完成」に導いたパイロットプラント
         谷中一朗氏(ハリマ化成グループ株式会社 専務取締役兼専務執行役員、
               研究開発カンパニー長)

14:30-14:55 ピッチ系炭素繊維の開発物語
         尾崎純一氏(群馬大学理工学部 教授)

15:00-15:25 世界に先駆けた家庭用殺虫剤の展開
         田島慶三氏(日本化学会フェロー)

15:30-15:55 緒方洪庵の薬箱が語る世界:最先端医療への挑戦
          髙橋京子氏(大阪大学総合学術博物館・適塾記念センター 招へい教授)

15:57-16:00 閉会挨拶
         宮村一夫氏(化学遺産委員会委員長/東京理科大学)

※質疑応答は各講演後5分程度お時間をもうけさせていただきます。挙手、あるいはチャットにてご質問ください。

■禁止事項
本講座は,申込者本人のみの視聴に限らせていただきます。下記の行為は固く禁じます。
– Zoomの接続先URLの転送
– 視聴中の撮影・録音
– 資料の再配布

■お問い合わせ先
イベントの内容について:日本化学会事務局  田中/河瀬
E-mail:chemarch@chemistry.or.jp
取材希望の方は pr@chemistry.or.jp 宛にご連絡をお願いします。 担当 飛渡

チケットシステム(Peatix)について:
サポートダイヤル0120-777-581(土日祝日,年末年始,GWを除く10:00~18:00)もしくは、フォーム にて、お問い合わせください。

公開シンポジウム「アカデミアにおけるハラスメントを予防するには?」

化学史学会が加盟しているGEAHSSより,公開シンポジウムのご案内が届きましたので,会員のみなさまにお知らせ致します。(事務局)
 
   *
 

「アカデミアにおけるハラスメントを予防するには?」

日時: 2025年3月16日(日)13:00~16:30
場所: ZOOMによるオンライン開催
参加無料(※事前登録制)

主催: 人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)
企画: 日本認知・行動療法学会(第8期幹事学会)

▼お申込みはこちらから
https://forms.gle/r9cUJVi1wTvc8r5w5

第1部では、ジェンダー平等を実現する上で極めて重要であるハラスメント防止について、法律の知識、心理学からの知見、
人文社会系と理工系それぞれにおける課題と対応について、シンポジストからお話しいただきます。
各学協会におけるハラスメント防止のため、実効性のある対策や意識改革について考えていきましょう。
第2部では、ルームに分かれて、学協会のハラスメント防止やアーリーキャリア、男性育休・介護をめぐる問題などをディスカッションします。
ぜひ多くの方にご参加いただき、学協会の垣根を越えて、交流しましょう。

▼プログラム

第1部(13:10~15:20)シンポジウム
司会:稲田尚子(GEAHSS幹事、日本認知・行動療法学会、大正大学)
趣旨説明:松永美希(GEAHSS委員長、日本認知・行動療法学会、立教大学)

登壇者(発表順)

内藤忍(労働政策研究・研修機構、日本学術会議)
小林敦子(ジェンダー・ハラスメント研究家)
塩満典子(山陽小野田市立山口東京理科大学、日本工学アカデミー理事)
椎野若菜(東京外国語大学、前GEAHSS委員長)
コメンテーター
戸ヶ崎泰子(日本認知・行動療法学会 副理事長、宮崎大学)

第2部(15:40~16:20)参加者によるディスカッション
各ルームに分かれ、参加者同士での情報交換・ディスカッションを行います。

ディスカッションテーマ

Room1:学協会のハラスメント防止の取り組みの情報交換
Room2:男性の育児・介護等にまつわる問題
Room3:アーリーキャリアに関する問題
Room4:学生・PDの研究と子育ての両立にまつわる問題

シンポジウムに関するお問い合わせは、以下までご連絡ください。

 

次期役員選挙の結果(公示)

選挙管理委員会による公示を掲載します。(事務局)

   *

次期役員選挙の結果(公示)

 2024年8月12日付選挙管理委員会公示に基づき,次期役員立候補者の推薦を受け付け,立候補者が確定しました。立候補者は,会長1名(定数1名),理事14名(定数12 名),監事2名(定数2名)となりました。
 役員選挙に関する内規第2条に従い,会長と監事は,立候補者の数が定数と同じであるため無投票当選となりました。
 理事については,2024年11月13日付選挙管理委員会公示に基づいて投票を実施し(投票期間:2025年1月10日〜1月30日),2025年2月12日に開票を行いました。開票の結果理事に当選した人は次の通りです。無投票当選となった会長・監事と併せて掲載します(役職別50音順)。
  会長:菊池好行
  理事:新井和孝,遠藤瑞己,楠 正夫,工藤璃輝,河野俊哉,小林真実子,田中浩朗, 
     山口まり,山中千尋,吉本秀之,渡部智博,和田正法
  監事:小澤健志,須田千晶
    2025年2月12日
                      選挙管理委員会(飯島亜衣,内田正夫)

(事務局注)次期役員の任期は,2025年4月1日から2027年3月31日までです。なお,開票結果は会員専用ページに掲載しています(本サイトへのユーザー登録が必要)。

化学史学会によるSNS運用開始のお知らせ

化学史学会では2025年1月より、X(旧Twitter)及びFacebookの化学史学会公式アカウントを開設し、
SNSによる広報活動を開始いたしました。
X及びFacebookでは、主にホームページに掲載されている新着情報をお知らせしております。
各SNSのアカウントをお持ちの方は、下記URLより化学史学会公式アカウントをご覧になれます。
ぜひご利用ください。

化学史学会X公式アカウント
https://x.com/bakegakushi

化学史学会Facebook公式アカウント
https://www.facebook.com/profile.php?id=61571368963010

20世紀化学史ミニワークショップ:Jeffrey Seeman博士を囲んで

主催 化学史学会  
後援(独)日本学術振興会外国人招へい研究者事業(S24068)

日時:2025年3月22日土曜日 14:00~16:20(13:30開場)
場所:東京大学山上会館-本館001会議室(地下1F)
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1(東京大学本郷キャンパス構内)
本郷地区キャンパスマップ 山上会館
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

Working title: “Revolutions in Chemistry in the 20th Century” (使用言語:英語)
20世紀化学史、特に有機化学史・量子化学史の研究で世界的に有名なJeffrey I. Seeman博士に最新の研究内容についてご講演いただき、質疑応答とディスカッションを行います。活発な議論のため、参加者はあらかじめSeeman博士の論文に目を通していただく予定です(参加者には後日、論文リストをお送りいたします)。

Seeman博士 リッチモンド大学ウェブサイト
https://chemistry.richmond.edu/faculty/jseeman/

参加申込期限:3月7日23:59 (参加定員数(20名)に達した時点で締め切ります)
申込フォームから参加申込をお願いします。
懇親会を予定しています(懇親会費5000円を予定)。参加登録の際、懇親会への出席の有無にチェックを入れてください。

参加申込フォーム

当ワークショップに関する問合せ
化学史学会事務局(担当:山口) office@kagakushi.org

2025年度化学史学会年会

日 時 2025年8月26日(火)、27日(水)
会 場  広島大学 東千田キャンパス
 SENDALAB(総合校舎L棟 5階)
     〒730-0053 広島県広島市中区東千田町1-1-89
              〔交通〕JR広島駅からバスおよび市内電車「日赤病院前」下車 徒歩2分 →行き方(周辺地図)

    (海外在住の方や対面参加が難しい方のため,オンライン配信を予定)

主 催 化学史学会
年会準備委員会委員長:三時眞貴子会員

   *

一般講演申込締切 2025年2月15日(土)
 講演希望者は、化学史学会公式サイト( https://kagakushi.org/) の一般講演申込フォームから申し込んで下さい。(旧来の方式がよい方は、葉書に、講演題目、氏名、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、E-mail Address)を記して、学会事務局宛にお送り下さい。)

講演要旨締切   2025年3月15日(土)
 講演要旨は、会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう、講演題目、講演者名、図・表、本文あわせて1,600字以内(本文のみでは1,500字以内),シンポジウム要旨は,刷り上がり2頁に収まるよう,講演題目、講演者名、図・表、本文あわせて3,200字以内(本文のみでは3,100字以内)で書き、化学史学会公式サイト( https://kagakushi.org/) の投稿フォームから投稿して下さい。
(郵送方式、すなわち、CD-ROM等でデジタルデータを付して、印刷物を事務局に郵送する場合も不可とはしませんが、できるだけサイトの投稿フォームからお願いします。)
(*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意ください。)
講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお、要旨に関しては過去の『化学史研究』を参照し、講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。

*なお、学生会員が発表される場合には、学会から総額10万円の範囲内で、交通費の実費もしくはその一部が支給されますので、申込の際にあわせてお申し出ください。

『化学史研究』第51巻第4号(2024.12)

会誌『化学史研究』第51巻第4号(通巻第189号)が発行されました(2024.12.15発行)。

 目次

[論文]遠藤瑞己「明治期の訳語選定事業における「翻訳の文化」―bondの訳語「価標」を例に」第51巻(2024): 189-203

[SYMPOSIUM] Karoliina J. Pulkkinen「Bonifatii Kedrov’s methodological essays: Marxist histories of chemistry, science, and technology」第51巻(2024): 204-221

[研究ノート]山中千尋「理化学研究所所蔵資料にみる黎明期の様相」第51巻(2024): 222-233

[解説]大野誠「18世紀末の化学革命論:Thomas Peters Smith, A Sketch of the Revolutions in Chemistry, 1798」第51巻(2024): 234-240

[紹介] 深谷舜「エッセイレビュー:「化学の社会史」という企て:地球の汚染の歴史 F. Jarrige et T. Le Roux, La contamination du monde, 2017」第51巻(2024): 241-248

[紹介] 山口真「中島秀人『科学者マイケル・ポランニー』2024」第51巻(2024): 249-250

[会報]「2024年度通常総会報告」第51巻(2024): 251-254

   *

※バックナンバーをご注文頂けます →バックナンバーの総目次はこちら
価格は、国内の場合は送料・税込(海外の場合は送料別途)で1部
 会員  1500円
 非会員 2750円
です。会員・非会員の別、送付先、必要部数を事務局に注文して下さい。
(2024年6月現在)

化学史学会オンライン研究会

今後の予定
 現在のところ,以下のような予定があります。リンクをクリックすると,詳細情報と参加申込フォームボタンが現れます。



続きを読む »

展覧会「ベル・エポック-美しき時代」のお知らせ

川島慶子会員より,展覧会の情報を頂きましたので,会員の皆様にお知らせ致します。なお,川島会員(マリー・キュリーの研究者)は,カタログの技術部門のページを執筆されたとのことです。

   *

ベル・エポック-美しき時代
パリに集った芸術家たち ワイズマン&マイケル コレクションを中心に
会期 2024年4月20日(土)~6月16日(日)
場所 山梨県立美術館
*詳細は,同美術館ウェブサイトをご覧ください。

以降,下記の美術館で巡回展示されるそうです。

栃木県立美術館     2024年7月13日〜9月8日
パナソニック汐留美術館 2024年10月5日〜12月15日
岡山県立美術館     2025年4月11日〜5月18日

次期役員選挙について(会告)

選挙管理委員会による会告を掲載します。(事務局)    * 次期役員選挙について  2024年8月12日付選挙管理委員会公示に基づき,次期役員立候補者の推薦を受け付け,立候補者が確定しました。立候補者は,会長1名(定数1名),理事14名(定数12名),監事2名(定数2名)となりました。 »

役員選挙日程の公示

 次期役員選挙の日程が決まりましたので,お知らせいたします。 1)立候補者推薦の受付期間: 2024年10月2日(水)~15日(火)必着 »

Share Your Storyのご紹介

化学史学会の賛助会員であるクリムゾンインタラクティブ様より,以下の情報を頂きましたので,会員の皆様にご紹介します。(事務局)    * この度、クリムゾンインタラクティブが運営する研究支援エナゴでは、 新たな情報発信サイト「Share Your Story」をローンチいたしました。 »

日本学術振興会への学会推薦候補者募集

毎年,化学史学会には,日本学術振興会から日本学術振興会賞と育志賞の受賞候補者推薦の依頼が来ます。会員の皆様から受賞候補者推薦(自薦を含む)の情報を頂けましたら,理事会で検討させて頂きます。日本学術振興会賞の締切が毎年4月初め頃,育志賞の締切が毎年5月末頃ですので,2か月くらい前までに事務局までお知らせ頂ければ幸いです。 »

シリーズ「科学史の名著」「化学史と私」の原稿を募集しています

2020年の会誌第3号から,新シリーズ「科学史の名著」と「化学史と私」の連載が始まりました。化学史学会編集委員会では,会員の皆様からこれら新シリーズの原稿を募集しています。 »

実施済のイベント

杏雨書屋特別展示会・研究講演会(2024.10)

本学会賛助会員の武田科学振興財団から杏雨書屋の展示会・講演会の案内が届きましたので,ご紹介します。(事務局) »

2024年度化学史学会年会

日 時 2024年9月7日(土)、8日(日) 会 場  甲南大学 岡本キャンパス 6号館 4階 644講義室 »

第21回化学史研修講演会(2024)

8/17(土)化学史研修講演会を対面で開催します(ただし,オンライン配信も予定)。今回は,齊藤幸一先生と橋本毅彦先生にご講演いただきます。 »

第15回化学遺産認定と第17回化学遺産市民公開講座(2024)

日本化学会で行われている化学遺産認定とそれに関連する市民公開講座の情報を掲載します。これらの事業には化学史学会も協力しています。(事務局) »

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International Workshop for the History of Chemistry 2015 Tokyo

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