第3回学会賞
2013年7月6日(土)、2013年度化学史学会総会において、古川安会員に第3回学会賞が授与されました。
なお、本来なら2012年に選考・授与が行われるはずでしたが、事務局の手違いにより、1年遅れの授賞となりました(実際に授与されたのは2013年ですが、応募・選考における「授与年」は2012年としています)。次回学会賞は2016年に授与される予定です。
学術賞
該当なし
論文賞
古川安会員「喜多源逸と京都学派の形成」『化学史研究』第37巻(2010): 1-17
特別賞
該当なし
論文賞
古川安会員「喜多源逸と京都学派の形成」『化学史研究』第37巻(2010): 1-17
選考過程
今回の論文賞は、2008年から2011年の四年間、合計16号分の『化学史研究』に掲載された論文または諸論稿(特集などの論稿)で編集委員会が認定した作品を対象にして、評議員26名中、対象論文の著者を除く22名による郵送での投票で審査した。2012年12月初めに該当評議員22名に採点表を送付して、第1位5点、第2位3点、第3位1点で各論文の評点を記入の上、1月31日締切で返送してもらった。
期日中に過半数である11名を超える13名から応答があり、13名中1名は棄権、12名が有効票であった。評議会の申し合わせで過半数の有効投票をもって審査を有効とすることになっていたので今回の審査は有効となった。
その結果、上記の論文が26点を獲得して一位となり、理事会でこの論文を論文賞受賞論文とした。