2008年度総会報告
以下、会誌第35巻第4号(2008) 242-243頁に掲載された報告の抜粋です。
2008年度総会
2008年7月5日(土)13時から東京工業大学にて開催。出席者37名、委任状23名、計60名で定足数(34名)を超えたので、総会として成立した。議長に亀山哲也会長、書記に隠岐さや香理事を選出した。亀山会長からの挨拶の後、梶雅範事務局長から以下のような報告があった。
A 会務および事業報告
1 会員数動向 (2008年3月31日現在)
個人会員 331名 *昨年から4名減少
賛助会員 9 (23口) *増減なし
維持会員 4 (5口) *増減なし
2.会誌刊行状況 (2007年)
第34巻第1号(通巻第118号)2007年 3月25日発行
第34巻第2号(通巻第119号)2007年 6月 1日発行
第34巻第3号(通巻第120号)2007年 9月15日発行
第34巻第4号(通巻第121号)2007年12月20日発行
3.役員会および行事の開催状況 (2007年)
理事会 5回(東京工業大学、愛知県立大学)
編集委員会 9回(東京工業大学、愛知県立大学)
評議員会 1回(愛知県立大学)
総会 1回(愛知県立大学)
化学史研究発表会 1回(愛知県立大学)
化学史研修会 1回(東京工業大学)
B 会計報告
梶雅範事務局長より次表(省略)の通り、化学史学会2007年度決算(2007年4月1日〜2008年3月31日)についての報告があった。山口達明監事、大野誠監事から相違ないことが報告された。
C 議題
1 事業計画案
梶雅範事務局長から以下の事業計画案が提案され、いずれも承認された。
A) 従来からの事業
・『化学史研究』の刊行(年4回)
・研究発表会・総会の開催
・化学関係学協会など他団体との交流
・化学史研修会の開催
・学会名簿の発行
とくに昨年度の事業として、ルビア『化学史入門』翻訳、朝倉書店が2007年9月に出版(本体価格4,300円)されたことが報告された。
B) 新規事業
・学会40周年(2013年)事業の検討(40年史の編纂、化学史関係の欧文論集の出版の案などを検討中)
・新規学会ホームページ立ち上げ
2.2008年度一般会計予算案(省略)
3.次期年総会の件
2009年7月初旬に大阪大学で(年会準備委員:中村征樹会員(大阪大学))開催することが合意された。
4.その他
会場から、40年史の内容についての質問や提案があり、議論を継続していくことになった。また、賛助会員や維持会員を増やす方策についての議論があった。また適当なプロジェクトを立ち上げて寄付を募ったり、財団からの助成に応募するなどの提案もあった。
D 学会賞授賞式
以下の学会賞の表彰が行われた。
特別賞 芝哲夫名誉会員
学術賞 吉原賢二会員
論文賞 馬路泰蔵会員・川島慶子会員