若手研究発表会・科学史授業セミナー(2017)

10/8(日)東京・本郷にて, 日本科学史学会と化学史学会の共催企画,若手研究発表会・科学史授業セミナーを開催します。

日 時 2017年10月8日(日)10時〜16時45分
場 所 東京外国語大学本郷サテライト(文京区本郷2-14-10)アクセス
(東京メトロ「本郷三丁目」駅下車,2番出口から徒歩3分,JR「お茶の水」駅下車,お茶の水橋口から徒歩7分)
共 催 日本科学史学会,化学史学会
資料代 日本科学史学会,化学史学会の会員は無料。非会員は午前・午後それぞれ資料代500円
事前申し込み 必要(建物が施錠されております。科学史学会サイトのフォームからお申し込みいただくと,解錠方法を記したメールが届きます。)

<概要> 午前は博士論文準備中の若手研究者が研究テーマとその周辺について通常の学会発表よりも長い時間をとって発表します。午後のセミナーでは実際に大学でおこなっている科学技術史の授業を,通常の倍速で解説し,1時間半で2回分の授業(斎藤)または1回分の授業とシラバスの解説(田中)をおこないます。

昼休みの懇談会では,日本科学史学会の全体委員から学会の現状について説明し,会員からの意見・要望を伺います。お弁当を持参または近所のコンビニで調達してご参加いただければ幸いです。また,昼休みの懇談会に参加しない方も,会場でお弁当を食べたり,休憩したりすることができます。

<プログラム>

午前の部:若手研究発表会

10:00-11:00 工藤璃輝(東京工業大学大学院社会理工学研究科 博士後期課程)
「十七世紀科学者の音楽研究」

11:10-12:10 山口まり(新潟大学理学部 非常勤講師)
「原子・分子の顕微鏡観察の歴史:実験および画像解釈の信頼性について」

(昼休み 12時30分-13時00分:日本科学史学会懇談会)

午後の部:科学史授業セミナー

13:15-14:45 斎藤憲(大阪府立大学)
「古代ギリシャの物質論(原子論と四元素説)」「プトレマイオスの天動説モデルとコペルニクスの地動説モデル」

15:00-16:30 田中浩朗(東京電機大学)
「アメリカにおける工学教育の始まり」(「技術の社会史」シラバス解説を含む)

16:30-16:45 総括