第14回化学遺産認定と第16回化学遺産市民公開講座(2023)
日本化学会で行われている化学遺産認定とそれに関連する市民公開講座の情報を掲載します。これらの事業には化学史学会も協力しています。(事務局)
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【お知らせ】第14回化学遺産認定~新たに4件を認定します~
2023年3月1日
公益社団法人日本化学会(菅裕明会長)は化学遺産に新たに4件を認定いたしますので、以下の通りお知らせいたします。(認定日は表彰楯授与日の3月23日)なお、4月8日 (土) 13:30 – 16:00にはオンラインZoomにて無料の市民公開講座を開催いたします。こちらもぜひご参加ください。
【第14回化学遺産認定(詳細はリーフレットPDFをご参照ください)】
認定化学遺産 第061号 アジア初のノーベル化学賞:福井謙一関係資料
(所 蔵:京都大学 福井謙一記念研究センター、京都大学 大学文書館)
認定化学遺産 第062号 群馬大学理工学部染料コレクション
(所 蔵:群馬大学理工学部)
認定化学遺産 第063号 京都舎密局 関連資料
(所 蔵:京都府(京都文化博物館)、国際日本文化研究センター)
認定化学遺産 第064号 日本の無機フッ素化学品製造関係資料
(所 蔵:森田化学工業株式会社)
※日本化学会では、化学と化学技術に関する貴重な歴史資料の保存と利用促進を目的として、化学遺産委員会(委員長・宮村一夫東京理科大教授)を設置し、活動を行っております。化学遺産認定はこの活動のひとつで、歴史資料の中でも特に貴重なものを認定することによって、文化遺産、産業遺産として次世代にお伝えするとともに、化学に関する学術と教育の向上、化学工業の発展に資することを目的としております。
【第16回化学遺産市民公開講座】
■プログラム
13:15- 開場
13:30-13:40 開会挨拶・司会進行 宮村一夫(化学遺産委員会 委員長/東京理科大学)
13:40-14:10 アジア初のノーベル化学賞:福井謙一関係資料について 田中一義(京都大学福井謙一記念研究センター)
14:15-14:45 群馬大学理工学部染料コレクション 海野雅史(群馬大学)
14:50-15:20 京都舎密局と明石博高の生涯 田島慶三(日本化学会フェロー)
15:25-15:55 日本の無機フッ素化学品製造関係資料の紹介 新井和孝(化学遺産委員会 委員)
15:55- 閉会挨拶 宮村一夫 (化学遺産委員会 委員長/東京理科大学)
■開催概要
日時:2023年4月8日 (土) 13:30 – 16:00
会場:オンラインZoom
対象:どなたでもご参加いただけます
参加費:無料
申込方法:peatixよりお申込みください(https://dai16-kagakuisan.peatix.com)
主催:日本化学会
共催:化学史学会
以 上
■お問合せ先
公益社団法人日本化学会 広報 飛渡(ひわたり)
E-mail:pr@chemisry.or.jp
情報源:日本化学会ウェブサイト