月: 2011年9月

2011世界化学年記念 第5回化学遺産市民公開講座(2011)

2011世界化学年記念 第5回『化学遺産市民公開講座』─化学遺産認定と化学史映像─
日時:2011年10月27日(木)10:30-16:45
場所:学術総合センター
   2階会議室 (東京都千代田区神田一ツ橋2-1-2) 続きを読む »

『化学史研究』第38巻第3号(2011.9)

会誌『化学史研究』第38巻第3号(通巻第136号)が発行されました(2011.9.15発行)。

目次

[シリーズ 日本の化学者]伊藤良一「旧制高校最後の生徒から見た創造的化学教育者 山岡望」第38巻(2011): 115-124

[表紙絵解説]金城徳幸「キュリー夫妻の描かれたフランス紙幣」 第38巻(2011): 125

[総説]金城徳幸「科学者の写真を用いた科学教育に関する一考察」第38巻(2011): 126-142

[総説]大野 誠「ニュートン錬金術手稿の研究現状」第38巻(2011): 143-153

[広場]渡邊慶昭「化学啓蒙書の系譜:19世紀フランスの啓蒙書」第38巻(2011): 154-157

[広場]河野俊哉・渡部智博「第7回化学史研修会報告」第38巻(2011): 158-160

[紹介]金城徳幸「石原あえか『科学する詩人ゲーテ』」第38巻(2011): 161-162

[紹介]田中浩朗「藤井浩樹『ドイツ化学教授学の成立に関する研究』」第38巻(2011): 163

[資料]「博士号リスト(国内) 博士号リスト(海外)」第38巻(2011): 164-166

[資料]「博士論文概要(隠岐さや香、河野俊哉)」第38巻(2011): 167-172

日本の科学者技術者展シリーズ 第9回 化学者展

期 間 2011年9月23日(金・祝)~12月11日(日)
会 場 国立科学博物館(東京・上野) 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日および10月11日(火)
    ※ただし、10月10日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
    ※入館は閉館時刻の30分前まで
    ※今後の諸情勢により、開館日時等について変更する場合がありますので、ホームページ等でご確認ください。
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
    一般・大学生:600円(団体300円)
    高校生以下および65歳以上無料 
    ※団体は20名以上
主 催 国立科学博物館
後 援 日本化学会
資料協力 味の素株式会社、石川県立歴史博物館、大阪大学総合学術博物館、武田科学振興財団杏雨書屋、東北大学史料館、日本化学会、日本学士院、日本学術振興会、理化学研究所(五十音順)
お問合せ ハローダイヤル 03-5777-8600

展示概要
 日本のノーベル化学賞受賞者は、1981年に福井謙一博士が初めて受賞してから昨2010年の鈴木章・根岸英一両博士まで7名に上ります。しかも2000年以降の受賞者が6名で、日本の化学研究および化学工業は、今では世界トップクラスと言えます。幕末のころに西洋の化学を取り入れ始め、明治30~40年には世界一流の化学研究がされるようになっています。日本の化学研究の本格的な開花は第2次世界大戦後になりますが、このように急速に進歩した背景には、先人たちのたゆまぬ努力がありました。本企画展では、明治から昭和初期にかけて日本の近代化学、さらに日本の学術研究体制を築き上げた4人の化学者の軌跡をたどります。(4人とは,桜井錠二,池田菊苗,鈴木梅太郎,真島利行のこと)

情報源:http://www.kahaku.go.jp/event/2011/09chemistry/index.html

鈴木梅太郎博士ビタミンB1発見100周年祝典・記念シンポジウム

日時:2011年11月25日(金)13:00~18:00
会場:東京大学 安田講堂
主催:日本農芸化学会
共催:東京大学農学部・東京農業大学・理化学研究所・日本化学会・日本薬学会・日本ビタミン学会・静岡県牧之原市

一般公開・入場無料 ※事前申込は不要です。(収容数 約1,100席)

プログラム:

開会の辞/本会会長・東京大学大学院教授 太田 明徳

挨拶/東京大学総長 濱田 純一、東京大学農学部 長澤 寛道

祝辞

 東京農業大学学長・理事長 大澤 貫寿
 静岡県牧之原市長 西原 茂樹
 日本化学会会長 岩澤 康裕
 日本薬学会会頭 西島 正弘
 日本ビタミン学会会長 福澤 健治
 理化学研究所理事長・ノーベル化学賞受賞者 野依 良治

記念シンポジウム「農芸化学の伝統と先端生命科学の進展」

1. はじめに—栄養科学から食品機能論・味覚分子論への推移を辿って/本会監事・東大名誉教授 阿部 啓子

2. 新時代の脂溶性ビタミン研究/東京大学大学院教授 加藤 茂明

3. 健康をまもるABCタンパク質—ビタミンとトランスポーター/京都大学大学院教授 植田 和光

4. 鈴木梅太郎研究室を引き継いで、広がる生物化学—匂い・フェロモンの生命科学—/本会理事・東京大学大学院教授 東原 和成

5. 理研時代の鈴木梅太郎博士/理化学研究所和光研究所長 小川 智也

6. 微生物が支えるビタミン類の工業生産/本会前会長・京都学園大学教授・東レ(株)専任理事 清水 昌

閉会の辞/本会副会長・協和発酵キリン(株)代表取締役社長 松田 譲

情報源:http://www.jsbba.or.jp/news/umesan_vitaminb1_100thanniv.html