お知らせ

第6回学会賞

2024年9月7日(土)、2024年度化学史学会総会において、河野洋人会員に第6回学会賞(論文賞)が授与されました。

学術賞

該当なし

論文賞

河野洋人「『物性論』の出現とその学説史的定位」『化学史研究』第 49 巻(2022):157–185

選考過程

 学会誌『化学史研究』2020年から2023年(170号から185号)に掲載されたものから,編集委員会より29本が候補として認められ,22名の評議員(全28名中,6人は候補者のため投票権なし)に審査が求められた。回答があったのは13名(全14回答中、1回答は無効)で,論文「『物性論』の出現とその学説史的定位」 (河野洋人)(181号・2022年)が最高得点を集め,選ばれた。

特別賞

該当なし

2025年度 通常総会 議題および委任状フォーム

2025年度化学史学会通常総会の議題を掲載します。(事務局)

第1号議案 2024年度会務および事業報告
1. 会員数動向
2. 会誌刊行状況
3. 会議および行事の開催状況
4. 役員選挙

第2号議案 2024年度会計報告
1. 2024年度決算
2. 2024年度会計監査報告

第3号議案 2025年度事業計画
1. 通常の事業
・『化学史研究』の刊行(年4回)
・年会・通常総会の開催
・化学史研修講演会の開催
・化学関係学協会など他団体との交流
・学会ホームページの運営
・オンライン研究会の開催
・FacebookおよびXの運用
・J-STAGEの導入検討(新規)
2. 特別事業
・〈化学史学会創立50周年記念事業〉シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」
・20世紀化学史ミニワークショップ:Jeffrey Seeman博士を囲んで(2025年3月22日開催)

第4号議案 2025年度予算

報告1 2026年度年会・通常総会について

報告2 会誌発行形態に関する小委員会の発足について


通常総会の委任状について

通常総会に出席できない会員の方は,下のボタンをクリックし,委任状を提出していただきたくお願い申し上げます。(事務局)

締切:2025年8月25日(月)23:59

2025年度化学史学会通常総会委任状フォーム(要ログイン)

2025度年会 一般講演およびシンポジウム発表者への連絡事項

2025度年会 一般講演およびシンポジウム発表者のみなさまへ発表に関する事項をお知らせします。(年会準備委員会)

1.使用機材について

 パワーポイントを利用する場合は,ファイルをUSBメモリに入れて持参し,セッションが始まる前に,こちらで用意したパソコンにファイルをコピーし,あらかじめテストしてください。

 あるいは,ご自分のノートパソコンかタブレットを持参し,発表開始時に会場のプロジェクタに接続してください。
 なお,接続はHDMIを用いますので、お持ちになる機器のHDMI接続を確認の上ご持参願います。
 ご自身の機器を持参される場合でも,念のためUSBメモリにファイルをいれてお持ちください。

 ポインターを使用される場合は、Zoom参加者に見えやすくするため、可能な限りパワーポイントのレーザーポインター機能をご使用ください。

【参考 パワーポイントのポインターの出し方】
1) パワーポイントのスライドショーを開始し、表示されたスライド上で右クリックし、「ポインターオプション」を選択します。
2) 表示された項目のうち「レーザーポインター」をクリックすると、ポインターが表示されます。

2.配付資料について

 配付資料がある場合は,参加者は多くて40名程度ですので,40部用意いただければ足りると思われます。

3.発表時間について

 【2025.8.18訂正】一般講演とシンポジウムでは質疑応答の時間が異なります。そのため,以下の通りに修正します。申し訳ありません。

◎一般講演

 講演時間は20分、質疑討論が8分、次の発表への移行時間を2分程度設けています。

  座長が次のタイミングでベルを鳴らします。
    開始から15分後(発表終了5分前)      1鈴
    開始から20分後(発表終了。質疑応答開始)  2鈴
    開始から28分後(持ち時間終了)      3鈴

◎シンポジウム

 講演時間は20分、質疑討論が18分、次の発表への移行時間を2分程度設けています。

  座長が次のタイミングでベルを鳴らします。
    開始から15分後(発表終了5分前)      1鈴
    開始から20分後(発表終了。質疑応答開始)  2鈴
    開始から38分後(持ち時間終了)      3鈴

 ※年会の円滑な運営のため,時間遵守になにとぞご協力ください。

IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウム

遠藤瑞己理事より,IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウムの情報を頂きましたので,会員のみなさまにお知らせいたします。(事務局)

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【日本開催記念シンポジウム】
今年の9月1-5日にIUPACの原子量委員会を日本で初めて開催致します。この会議では、関連分野の世界の研究者20人程度が2年に1度集まり、最新の研究成果に基づき各元素の同位体比の妥当な値を議論した上で、それによる原子量の決定を行います。それは最終的に日本化学会原子量専門委員会が毎年出している原子量表にも反映されます。
基本的にこの会議自体は委員のみで行いますが、この会議の日本開催を記念して、9月5日(金)の午後に、この委員会の活動と、それに関連した講演を含むシンポジウムを企画しました。参加は無料で、会場は東大本郷キャンパスを予定しております。どなたでも参加可能ですので、是非ご参加頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
講演会のプログラムは以下を予定しております。講演は英語ですが、Zoom利用の日本語訳および日本語での解説を付ける予定です。

【IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウム】
日時:2025年9月5日(金) 13:30~15:40
場所:東京大学本郷キャンパス 理学部化学本館5階講堂https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_07_j.html

【追加情報】希望が多かったリモート接続も準備しました(https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/88111361312)。

【プログラム】
13:30-13:50:
Johanna Irrgeher (Montanuniversität Leoben, Austria)、IUPAC Commission on Isotopic Abundances and Atomic Weights (CIAAW)(IUPAC原子量委員会の歴史と役割)
13:50-14:20:
Philip Dunn (LGC Limited, UK) and Manfred Gröning (IAEA, Austria)、Recent Activities of IUPAC-CIAAW(IUPAC原子量委員会の最近の活動)
14:40-15:10:
遠藤 瑞己 (武蔵大学)、The Discovery of Np (Nipponium) in the History of Chemistry(化学史におけるニッポニウム(Np)の発見)
15:10-15:40:
羽場宏光(理化学研究所)、Nihonium and the Challenges of Expanding the Periodic Table(ニホニウム(Nh)と周期表拡大への挑戦)

https://iupac.org/event/ciaaw-2025-symposium/
http://www-gbs.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~environ/CIAAW.pdf

2025年度(第57回)研究助成「倉田奨励金」募集概要

公益財団法人日立財団より,研究助成の募集案内が届きましたので,会員のみなさまにお知らせいたします。(事務局)

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2025年度(第57回)研究助成「倉田奨励金」募集概要
募集期間:2025年7月1日〜9月16日

自然科学・工学研究部門(省略)

人文・社会科学研究部門:
科学技術の進歩がもたらす社会の変容、その背景に潜む複合的な諸問題を人文・社会科学の視点(社会、文学、歴史、哲学、倫理、法制度、経済学、心理学、文化・芸術等)から読み解き、科学技術の発展の意味や価値と社会のあり方を探求する研究。

助成金額:100万円程度/件

詳しくは,ウェブサイトをご覧ください。
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/kurata/index.html

人文・社会科学研究部門募集要項:
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/kurata/data/S_ApplicationGuidelines_fy2025.pdf

ウェビナー:デスクリジェクトを回避する: 投稿要件と倫理基準を満たすためのヒント

化学史学会賛助会員のクリムゾンインタラクティブ様より,以下の情報をいただきましたので,会員のみなさまにお知らせ致します。(事務局)

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クリムゾンインタラクティブが運営する研究支援エナゴでは、6月25日(水)20時30分より
論文の投稿要件と倫理基準を満たし、論文のデスクリジェクトを回避するめのヒントを提供する無料ウェビナー
を開催いたしますのでご案内申し上げます。
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「フィールドワークと性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」の報告書<第一報>がWEB公開されました

以前,化学史学会も協力した「フィールドワークと性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」の報告書<第一報>がWEB公開されたという連絡が届きましたので,会員の皆様にお知らせ致します。(事務局)

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共同研究グループ「フィールドワークとハラスメント(Harrassment in Fieldwork, HiF)」の実施した「フィールドワークと性暴力・セクシュアルハラスメントに関する実態調査アンケート」の報告書<第一報>がWEB公開されました
https://safefieldwork.live-on.net/survey/report1-jp/
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アンケートの実施からすでに3年となりました。センシティブな内容のため、分析結果の解釈やその公開方法、報告書の細かい文章表現まで、検討と推敲のために長い時間を要しました。ご協力いただきながら、結果の公開・ご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。ぜひ内容をご覧いただけますと幸いです。

なお、本報告書の公開に際しまして、周知にご協力いただいた学協会の名称一覧の掲載を予定しておりましたが、プライバシーに関わる下記の理由から、掲載を取りやめることにいたしました。

今後、第一報に引き続き、分析角度を変えつつ報告書の二報・三報を作成し順次公開していく予定です。そのなかでは、上記アンケートにおいて個別事例の使用に承諾を得られた回答に限り、「学問分野」「身分」「調査地域」などを記号化・抽象化する等、匿名性を厳重に確保した上で、具体的な被害事例も掲載する予定です。この際、アンケートの周知協力学協会の一覧が公開されていた場合、情報を突き合わせることによって回答者が特定されてしまうリスクが高まる可能性があります。
このような可能性を考えた結果、掲載すべきではないという判断に至りました。

掲載をご希望いただいた学協会の皆様には、ご期待に沿うことができず、申し訳ございません。回答者の方のプライバシー保護のため、何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

上記アンケート周知へのご協力、重ねてお礼申し上げます。
報告書<第二報>、<第三報>を公開いたしましたら、改めてご連絡いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
フィールドワークとハラスメント(HiF)企画者一同

杏雨書屋特別展示会・研究講演会(2025.4)

本学会賛助会員の武田科学振興財団から杏雨書屋の展示会・講演会の案内が届きましたので,ご紹介します。(事務局)

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「杏雨書屋の宗教文献Ⅱ―多言語・多宗教の世界」をテーマに、第80回特別展示会を以下のとおり開催いたします。
ご多用中とは存じますがご来場くださいますようご案内申し上げます。

◆第80回特別展示会「杏雨書屋の宗教文献Ⅱ―多言語・多宗教の世界」
期間:2025年4月7日(月)~4月28日(月)【土日祝は休館】
時間:10:00~16:00
場所:大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 1階 杏雨書屋 特別展示室
会期終了後に見学を希望される方は、杏雨書屋事務局に見学の可否をお問い合わせください。
連絡先:06-6233-6108 kyou@takeda-sci.or.jp

◆第51回 研究講演会
日時:2025年4月12日(土)13:00~15:30
場所:大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 5階ホール
演題・講師:
「古代チベット帝国と敦煌の漢人たち―杏雨書屋所蔵羽77Rと羽689を中心に―」
 龍谷大学文学部 准教授 岩尾 一史 先生
「モンゴル時代の敦煌とシルクロード─杏雨書屋所蔵羽776-13とその周辺─」
 大阪大学大学院人文学研究科 教授 松井 太 先生
「特別展示会の見どころ」
 三谷 真澄 杏雨書屋運営協議員
申込受付期間:3月14日(金)~4月9日(水)
申込方法:電話/06-6233-6108、E-mail/kyou@takeda-sci.or.jp
注意事項:電話は平日10:00~16:00のみ可能、E-mailは受信日時順での受付けとなります。
*今回のご予約もE-mail、電話にてのみ受け付けます。連絡先電話番号を必ずお知らせください。
*ご予約は受付順で、本会場・サテライト会場が満席となった場合はキャンセル待ちとなります。

特別展示会チラシ(pdf)

こちらもご覧ください:
https://www.takeda-sci.or.jp/kyou/#Special

第18回化学遺産市民公開講座(ハイブリッド)

■開催概要
日時:2025年4月5日 (土) 13:25 – 16:00
会場:ハイブリッド開催 続きを読む »

次期役員選挙開票結果(報告)

 先にご報告した通り,2024年8月12日付選挙管理委員会公示に基づき,次期役員立候補者の推薦を受け付け,立候補者が確定しました。立候補者は,会長1名(定数1名),理事14名(定数12名),監事2名(定数2名)となりました。
 役員選挙に関する内規第2条に従い,会長と監事は,立候補者の数が定数と同じであるため無投票当選となりました。
 会長・監事に当選した人は,次の通りです。

  会長: 菊池好行
  監事: 小澤健志,須田千晶

 理事については,2024年11月13日付選挙管理委員会公示に基づいて投票を実施し(投票期間:2025年1月10日〜1月30日),2025年2月12日に田中浩朗事務局担当理事立ち会いのもと開票を行いました。開票結果は次の通りです。

  投票総数:  93
  有効投票数: 92
  無効投票数:  1
  立候補者数: 14
  当選者数:  12

  理事
   当選 田中 浩朗  82票
   当選 吉本 秀之  80票
   当選 河野 俊哉  73票
   当選 和田 正法  73票
   当選 新井 和孝  72票
   当選 山口 まり  70票
   当選 工藤 璃輝  68票
   当選 楠  正夫  65票
   当選 渡部 智博  64票
   当選 山中 千尋  63票
   当選 小林 真実子 54票
   当選 遠藤 瑞己  47票
      松岡 雅忠  40票
      平野 恭平  35票

 これにより,理事の当選者を次の通り確定しました。

  理事:新井和孝,遠藤瑞己,楠 正夫,工藤璃輝,河野俊哉,小林真実子,
     田中浩朗,山口まり,山中千尋,吉本秀之,渡部智博,和田正法

  2025年2月12日
                  選挙管理委員会(飯島亜衣,内田正夫)