2016年度化学史研究発表会(年会)

2016年度化学史研究発表会(年会)を7月9日(土)10(日)に三重大学で開催します。


2016年度年会ポスター

日 時 201679日(土)・10日(日)

場 所 三重大学総合研究棟Ⅱメディアホール

    (〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 年会準備委員:和田正法理事)

交 通 近鉄名古屋線津駅から三交バスで15分、「大学前」で下車。あるいは近鉄名古屋線江戸橋駅から徒歩15分。

参加費 3000円(学生1000円・要学生証)特別講演、シンポジウムは無料開放。

懇親会 5000円(学生1000円・要学生証)

連絡先 和田正法理事(年会準備委員)Tel059-231-9930 Emailwadamasanori@ars.mie-u.ac.jp

宿 泊 宿泊先は,各自予約をして下さい.津駅近くのホテルが便利です.

プログラム

201679日(土)

9:30 受付開始

9:55 開会の辞:会長挨拶

10:0012:00  一般講演

              座長:田中 浩朗(東京電機大学)

 伊藤 一男(京大アイソマーズ)「ドイツ化学史の旅(7)――リービッヒ学派と英国」

 寺山 のり子(奈良女子大学)「パウル・ヴァルデンの化学史――化学史家ヴァルデンの再評価」

 中辻 慎一(兵庫県立大学名誉教授)「ヘルマン・コルベの足跡とラーデボイルの化学史跡について」

 廣田 襄(京都大学名誉教授)「G.N. Lewisとアメリカ化学の発展(Ⅱ)」

13:0014:00  特別講演①

              座長:大野 誠(愛知県立大学)

 小川 眞里子(三重大学名誉教授)「19世紀イギリスの生理学や衛生学の発展に貢献した化学者」

14:1016:50  シンポジウム「近代イギリスにおける科学の制度化:専門分科と公共圏をめぐって」

              吉本 秀之(東京外国語大学)

 オーガナイザー:大野 誠(愛知県立大学)

 (1)伊東 剛史(東京外国語大学)「ロンドン動物園の設立:アマチュアと専門家」

 (2)川村 範子(愛知県立大学)「科学工芸局の設立」

 (3)松波 京子(中部大学)「1868年電信国有化法と公益性」

 (4)菊池 好行(東京外国語大学)「化学の制度化の重層性と国際的文脈

17:0018:00  総会

18:1520:15  懇親会

2016konshinkai

2016710日(日)

8:30  受付開始

9:0012:00  一般講演

              座長:梶 雅範(東京工業大学)

 堤 憲太郎(科学史技術史研究所)「フグ毒の有機化学研究史」

 黒田 光太郎(九州産業大学)「黒田チカにとってのケルチンCの開発」

 松本 邦男(神奈川工科大学)「東洋レーヨン(株)における国産ペニシリン開発史」

              座長:菊池 好行(東京外国語大学)

 松本 邦男(神奈川工科大学)「村尾澤夫と加藤嵩一の業績

           ――ペニシリンアミダーゼの発見とペニシリン母核存在の提唱」

 Yona SidererHebrew University of Jerusalem

     「Udagawa Youan’s Book Kouso Seimika光素舎密加 (1830) : A Study on His Sources

 山口 達明、金 賢雄、滝口 泰之(千葉工業大学)

     「日本初の有機電子論研究:戦時中(194045)の李泰圭(京都帝大)」

13:0014:00  特別講演②

              座長:新井 和孝(放射線医学総合研究所)

 武田 時昌(京都大学教授)「長生の煉丹術<アルケミー>」

14:1014:40  特別報告

              座長:内田 正夫(和光大学)

 大野 誠(愛知県立大学)・加藤 貴広(化学同人)「『化学史事典』の編集にたずさわって:今後の課題」

14:5016:20  一般講演

              座長:内田 正夫(和光大学)

 石田 純郎(岡山大学)「歴史的病院の諸相(2)――『大塚薬報』20154月~167月連載」

 井上 尚之(神戸山手大学)「高分子産業のオールジャパン体制を作った男――荒井溪吉」

 原 宏(東京農工大学名誉教授)「『社会問題 煙害論』を読む」

16:20  閉会の辞:副会長挨拶

201678日(金) エクスカーション

三菱化学四日市事業所見学、四日市公害と環境未来館観覧ほか

              12:30近鉄名古屋線「海山道(みやまど)駅」改札出口集合

              13:0014:30 三菱化学工場見学

              15:0016:00 「四日市公害と環境未来館」展示観覧

              16:0017:00 野田之一氏との懇談会

2016yokkaichi

              17:00 解散

201678日(金)

18:0020:30 理事・評議員会

 アストプラザ/アスト津4階会議室1(〒514-0009三重県津市羽所町700番地)

   *

会員の参加申込
6月に発行予定の会誌2号に綴じ込まれたハガキを用いて参加申込を行ってください。

非会員の参加申込
締切なし。当日参加も可能ですが事前の申込みをお奨めします。
申込先/問合先 514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 三重大学教養教育機構 和田正法 (化学史学会理事、年会準備委員)
電話(059)231-9930 E-mail: wadamasanori@ars.mie-u.ac.jp

一般講演申込締切 2016年2月20日(土)
講演希望者は、葉書に、講演題目、氏名、所属、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、
E-mail Address)を記して、下記住所にお送り下さい。
〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577 三重大学教養教育機構
和田正法気付 年会準備委員会

講演要旨締切   2016年3月19日(土)
講演要旨は、会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう、講演題目、講演者
名、図・表、本文あわせて2000字以内(本文のみでは1900字以内)で書き、
下記住所にお送り下さい。講演要旨は、できるだけワープロ書きで作成し、デジタルデータ
(電子メール、CD-Rなど)とプリントアウトしたものを同時に提出して下さい。
(*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意くだ
さい。)
講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお、要旨に関しては過去の
『化学史研究』を参照し、講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。
要旨送付先 〒183−8534 東京都府中市朝日町3−11−1
東京外国語大学 吉本秀之(気付)
化学史学会編集委員会

※なお、学生会員が発表される場合には、学会から総額10万円の範囲内で、交通費の実費もし
くはその一部が支給されますので、申込の際にあわせてお申し出ください。

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