Ambix読書会(オンライン研究会)
開催日時:2025年12月27日(土)10:00-11:30
研究会の趣旨:Ambixは欧米圏の代表的な化学史(+錬金術史)研究の定期刊行誌(年4冊刊行)。これに掲載された論文を読むことで、個々のテーマについて最新の成果や化学史研究の国際的な動向を理解できます。最近10年間くらいの論文を取り上げます。論文のPDFは大野が用意します。当番は2頁くらいについて、事前に予習してきますが、厳密な翻訳文まではつくらず、概要を理解できる程度訳すだけ。
文献と分担者:2025年度の特集”Constructing Naturalness”を読んでいきます。工業製品である化学物質はしばしば天然や自然と対置されます。では、「自然らしさ」とはどういうことでしょうか。本特集では、香料規制、生体模倣プラスティクッス、避妊ホルモン、スキンケアを主要なトッピクスとして取り上げ、「自然らしさ」との関係などについて考察しています。締めくくりの論文は「化学物質は自然でありうるか?」です。今回は特集全体の序文である第1論文を読みます。
<文献> P. S. Gennermann, G. M. Klein and S. Wagemann, ‘Constructing Natralness in Industrial Settings: A Transdisciplinary Exploration’, Ambix, 72-1 (2025): 1-9
<分担者>大野誠、内田正夫、江頭和宏、遠藤瑞己、谷口亜紳、原田英範、小林真実子、澤井優花、井高直輝
研究会企画者:大野誠(愛知県立大学名誉教授、化学史学会前会長)
参加を希望する方は,下の参加申込フォーム(会員限定,ログインが必要です)から申し込みをお願いします。後日,参加用のURLをお知らせ致します。
申込締切:2025年12月24日(水)
参加者は,原則として化学史学会の会員に限りますが,会員の紹介があれば非会員でも参加できます。非会員の方は,お知り合いの化学史学会会員に相談し,研究会企画者(大野会員)への紹介をその会員にお願いしてください(紹介者の会員はこちらのフォームから非会員の紹介をしてください)。
オンライン研究会「Ambix読書会」参加申込フォーム(会員限定)
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