月: 2025年8月

2026年度年会シンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」講演者募集(最終回)

 本学会創立50周年記念事業の一つとして2022年度年会から4年間連続で開催してきましたシンポジウム「化学史研究の半世紀:回顧と展望」ですが、来年度を最終回といたします。このシンポジウムでの講演を希望される方は、2025年12月末までに学会事務局へお知らせください。

(世話人:大野誠)

参考:このシンポジウムの趣旨については,こちらのアナウンスをご参照ください。(事務局)

第22回化学史研修講演会(2025)

(クリックで拡大)

8/23(土)化学史研修講演会を対面で開催します(ただし,オンライン配信も予定)。今回は,遠藤瑞己先生と楠正夫先生にご講演いただきます。 続きを読む »

第6回学会賞

2024年9月7日(土)、2024年度化学史学会総会において、河野洋人会員に第6回学会賞(論文賞)が授与されました。

学術賞

該当なし

論文賞

河野洋人「『物性論』の出現とその学説史的定位」『化学史研究』第 49 巻(2022):157–185

選考過程

 学会誌『化学史研究』2020年から2023年(170号から185号)に掲載されたものから,編集委員会より29本が候補として認められ,22名の評議員(全28名中,6人は候補者のため投票権なし)に審査が求められた。回答があったのは13名(全14回答中、1回答は無効)で,論文「『物性論』の出現とその学説史的定位」 (河野洋人)(181号・2022年)が最高得点を集め,選ばれた。

特別賞

該当なし

2025年度 通常総会 議題および委任状フォーム

2025年度化学史学会通常総会の議題を掲載します通常総会に出席できない会員の方は,委任状を提出していただきたくお願い申し上げます。(事務局) 続きを読む »

2025度年会 一般講演およびシンポジウム発表者への連絡事項

2025度年会 一般講演およびシンポジウム発表者のみなさまへ発表に関する事項をお知らせします。(年会準備委員会) 続きを読む »

IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウム

遠藤瑞己理事より,IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウムの情報を頂きましたので,会員のみなさまにお知らせいたします。(事務局)

   *

【日本開催記念シンポジウム】
今年の9月1-5日にIUPACの原子量委員会を日本で初めて開催致します。この会議では、関連分野の世界の研究者20人程度が2年に1度集まり、最新の研究成果に基づき各元素の同位体比の妥当な値を議論した上で、それによる原子量の決定を行います。それは最終的に日本化学会原子量専門委員会が毎年出している原子量表にも反映されます。
基本的にこの会議自体は委員のみで行いますが、この会議の日本開催を記念して、9月5日(金)の午後に、この委員会の活動と、それに関連した講演を含むシンポジウムを企画しました。参加は無料で、会場は東大本郷キャンパスを予定しております。どなたでも参加可能ですので、是非ご参加頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
講演会のプログラムは以下を予定しております。講演は英語ですが、Zoom利用の日本語訳および日本語での解説を付ける予定です。

【IUPAC原子量委員会2025日本開催記念シンポジウム】
日時:2025年9月5日(金) 13:30~15:40
場所:東京大学本郷キャンパス 理学部化学本館5階講堂https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_07_j.html

【追加情報】希望が多かったリモート接続も準備しました(https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/88111361312)。

【プログラム】
13:30-13:50:
Johanna Irrgeher (Montanuniversität Leoben, Austria)、IUPAC Commission on Isotopic Abundances and Atomic Weights (CIAAW)(IUPAC原子量委員会の歴史と役割)
13:50-14:20:
Philip Dunn (LGC Limited, UK) and Manfred Gröning (IAEA, Austria)、Recent Activities of IUPAC-CIAAW(IUPAC原子量委員会の最近の活動)
14:40-15:10:
遠藤 瑞己 (武蔵大学)、The Discovery of Np (Nipponium) in the History of Chemistry(化学史におけるニッポニウム(Np)の発見)
15:10-15:40:
羽場宏光(理化学研究所)、Nihonium and the Challenges of Expanding the Periodic Table(ニホニウム(Nh)と周期表拡大への挑戦)

https://iupac.org/event/ciaaw-2025-symposium/
http://www-gbs.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~environ/CIAAW.pdf

2025年度化学史学会年会

日 時 2025年8月26日(火)、27日(水)
会 場  広島大学 東千田キャンパス
 SENDALAB(総合校舎L棟 5階) 続きを読む »