他団体情報

Call for Papers (10th ICHC)

2015年9月にポルトガルで開催予定の第10回化学史国際会議(テーマ:21世紀における化学者の伝記)の発表者募集の案内を転載します(サイト管理人)。
締切:2015年3月31日

   *

Call for papers

10th International Conference on the History of Chemistry (10th ICHC)

CHEMICAL BIOGRAPHY IN THE 21ST CENTURY

University of Aveiro, Portugal, 9th to 12th September 2015

続きを読む »

公募情報:Chemical Heritage Foundation(リサーチフェロー)

米Chemical Heritage Foundatin(化学遺産財団)が,2014年秋に物質文化(Material Culture)に関する研究グループを立ち上げるため,3〜5名のリサーチフェローを公募しています。

詳しくはこちらの文書(pdf)をご覧ください。

公募情報:国立科学博物館 理工学研究部(研究員)

国立科学博物館が「科学技術史・産業技術史」を専門とする研究員(1名)を公募しています。

応募締切:2014年1月15日(必着)

詳しくは、下記国立科学博物館HPをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/disclosure/adoption/index.html#sci

2013.10.18掲載

東京電機大学所蔵特別コレクション「山岡文庫」展示(2013年7月東京電機大学)

東京電機大学所蔵特別コレクション「山岡文庫」展示(2013年7月東京電機大学)

2013年度の化学史学会年会開催に合わせて,2013年7月に東京電機大学所蔵特別コレクション「山岡文庫」展示が東京電機大学総合メディアセンター1階通路で開催されました。 続きを読む »

化学への招待―講演会 「元素の発見と同定―1世紀前,そして現在」

日本化学会関東支部が下記のような講演会を開催するそうです(事務局)。

化学への招待―講演会 「元素の発見と同定―1世紀前,そして現在」
会期 2013年2月2日(土)14時~16時15分
会場 日本化学会7階ホール(東京都千代田区神田駿河台1-5)
〔アクセス〕JR・地下鉄「御茶ノ水」徒歩3分

 先日の理研による113番元素検出に関する新しい報告が世界的に注目を集めています。新元素かどうかを判断する決定的な基準は,高校の化学でも早い時期に学ぶ「原子番号」ですが,これが実験的に確立されたのがちょうど1世紀前のことです。この機会に,新元素発見をテーマに取り上げ,約1世紀前になされた原子番号の確立に関連した話題とあわせて講演して戴きます。

①講演「化学元素の考え方の転換、原子番号の発見まで─ラヴォワジエ、メンデレーエフ、モーズレー」
東京工業大学 梶 雅範先生
(14時00分~15時00分)
化学の中心概念である化学元素の考え方の変遷について、歴史的に概観する。18世紀末にラヴォワジエが近代的な元素概念を提出してから、メンデレーエフによる元素の周期律発見を経て、20世紀初頭のモーズレーによる原子番号発見までの元素概念の歴史を、ラヴォワジエ的段階、メンデレーエフ的段階、モーズリー的段階と三段階で捉えてみる。

②講演「新発見の113番元素」
理化学研究所 森田浩介先生
(15時15分~16時15分)
原子番号が94を超える元素はすべて人工合成によって発見された。また地球上の物質から発見された94種類の元素のうち、天然の物質から発見される以前に人工合成によって発見された元素が5種類ある。現在は118種類の元素の存在が報告されているが、名前の付いている元素はそのうち114種類。1~112番までの元素と114、116番元素である。新元素はどのように作られるのか?元素の名前はどう決まっているのか?と言ったことをお話しする。

講演50分・質疑応答10分

対象  高校生,中学・高校教員,大学生・一般市民
参加費  無料
定員 120名(先着順)

詳しくは、日本化学会関東支部のウェブサイトをご覧ください。

第5回環境教育講演会

テーマ:東日本大震災にかかわる環境問題 ~子ども達に伝えたい今とこれから~
主催 日本化学会 環境・安全推進委員会
会期:平成 24 年 10 月 6 日(土)13:00~17:00
会場:化学会館会議室(東京都千代田区神田駿河台 1-5)
JR 御茶ノ水駅・丸ノ内線 御茶ノ水駅・千代田線 新御茶ノ水駅 下車徒歩 5 分
募集人員:100 名
趣旨
2011 年 3 月 11 日の東日本大震災によって,建物の倒壊,地盤沈下,耕作地の塩害など東北地方を中心に甚大な被害がもたらされました。また東京電力福島第一原子力発電所の事故によって環境に放出された放射性物質は広範囲にわたって拡散し,健康被害および生態系への影響が懸念されています。しかし一方で,これらの被害状況を正確に知り,今後の対策を行うことは難しいのが現状です。初中等教育現場においては,このような時代を生きこれからの将来を担う子ども達に,正確な情報を伝え,科学的根拠に基づいてどのように行動すべきかを考えさせることは,きわめて重要です。本講演会ではこのような現状をふまえ,各分野において最前線でご活躍されている先生方に,津波による塩害,瓦礫処理に伴うアスベスト飛散,環境中(陸域・海洋)での放射性物質の動向についてご講演いただき,この東日本大震災にかかわる環境問題の現状を学び,環境安全教育のあり方について考えていきたいと思います。

タイムスケジュール
13:00-13:05 はじめに
 環境・安全推進委員会教育小委員会委員長 大河内 博
13:05-13:55 講演 1『仙台平野穀倉地帯復活に向けて-塩害耕作地に対する地産地消型浄化資材の開発-』
 早稲田大学創造理工学部環境資源工学科教授 香村 一夫
14:05-14:55 講演 2『震災復旧・復興作業におけるアスベスト飛散状況の実態』
 早稲田大学創造理工学部環境資源工学科教授 名古屋 俊士
15:10-16:00 講演 3『環境中の放射線と福島第一原発事故の影響』
 放射線医学総合研究所福島復興支援本部 環境動態・影響プロジェクトプロジェクトリーダー 吉田 聡
16:10-17:00 講演 4『海洋の放射能汚染:過去の歴史と福島事故による放射能汚染の実態』
 埼玉大学地圏科学研究センター客員教授 上智大学理工学部物質生命理工学科客員教授 廣瀬 勝己

対象:初中等教育現場で環境教育を担う教員,環境問題に取り組む企業技術者・研究者,環境問題の最新情報を求める一般社会人,環境問題の全体像把握を目指す学生・生徒など。
参加費:無料。講演資料代 1,000 円(当日払い)。
申 込 方 法 : 日 本 化 学 会 環 境 安 全 推 進 委 員 会 の ペ ー ジ か ら お 申 し 込 み い た だ け ま す
http://www.csj.jp/es/index.html)。E-MAIL での場合は「10/6 環境教育講演会 出席」と表記し,氏名・所属・連絡先住所・電話番号・FAX 番号・E-mail・会員/非会員の別、
講演資料の要・不要を明記の上お申し込みください。なお,講演資料代の銀行払い・請求書をご希望の節は,その旨をお書き添えください。
申込先:日本化学会企画部 担当:美園・田中 E-mail:env_safe@chemistry.or.jp

上記情報のpdfファイル

サイエンス・カフェ「科学史サロン2012」

趣旨:ローマ神話の「ヤヌス」は2つの顔を持っていたと言う。片や過去を見つめ、片や未来を見つめた顔だったのであろう。科学史を語ることは過去の科学や技術の発展を見つめることによって、今後の科学や技術の発展の行く末を見通すことになるのではないでしょうか。そのような想いで、談論風発のサイエンス・カフェを企画いたしました。多くの方々にご参加頂き、自由に話し合っていただきたいと願っています。

場所:東京工業大学、南8号館、509号室 ←変更しました(4/9)
主催:東京工業大学 国際高分子基礎研究センター

スケジュール:
1. 4月20日(金) 17:00-19:00
 武山高之(京大アイソマーズ)「ドイツ化学史の旅 II」

2. 5月25日(金) 17:00-19:00
 堤 憲太郎(元セントラル硝子)「フッ素化学の発展史」

3. 6月29日(金) 17:00-19:00
 前田邦宏(元日立製作所)「セラミックスの開発史」

4. 7月20(金) 17:00-19:00
 田中浩朗(東京電機大学)「日本の毒ガス戦を振り返る」

5. 9月28日(金) 17:00-19:00
 弓削 耕(化学工学会 SCE Net)「いろはカルタで技術者倫理を語る」

情報源:金城会員

お雇い外国人教師 グリフィス展

W.E.グリフィス来福140年記念事業「福井のお雇い外国人 グリフィス展」

 [会期]平成23年11月22日(火)~平成24年1月10日(火)
 [会場]福井大学総合図書館 展示ホール
 [時間]平日   9:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
     土日祝日 13:00~16:00
 [休館日]12月29日(木)~1月3日(火)  
 [主催]福井大学附属図書館、グリフィス来福140年記念事業実行委員会
  ★展示目録(pdf)

情報源:http://www.flib.u-fukui.ac.jp/news/detail.html?id=390

日本の科学者技術者展シリーズ 第9回 化学者展

期 間 2011年9月23日(金・祝)~12月11日(日)
会 場 国立科学博物館(東京・上野) 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日および10月11日(火)
    ※ただし、10月10日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
    ※入館は閉館時刻の30分前まで
    ※今後の諸情勢により、開館日時等について変更する場合がありますので、ホームページ等でご確認ください。
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
    一般・大学生:600円(団体300円)
    高校生以下および65歳以上無料 
    ※団体は20名以上
主 催 国立科学博物館
後 援 日本化学会
資料協力 味の素株式会社、石川県立歴史博物館、大阪大学総合学術博物館、武田科学振興財団杏雨書屋、東北大学史料館、日本化学会、日本学士院、日本学術振興会、理化学研究所(五十音順)
お問合せ ハローダイヤル 03-5777-8600

展示概要
 日本のノーベル化学賞受賞者は、1981年に福井謙一博士が初めて受賞してから昨2010年の鈴木章・根岸英一両博士まで7名に上ります。しかも2000年以降の受賞者が6名で、日本の化学研究および化学工業は、今では世界トップクラスと言えます。幕末のころに西洋の化学を取り入れ始め、明治30~40年には世界一流の化学研究がされるようになっています。日本の化学研究の本格的な開花は第2次世界大戦後になりますが、このように急速に進歩した背景には、先人たちのたゆまぬ努力がありました。本企画展では、明治から昭和初期にかけて日本の近代化学、さらに日本の学術研究体制を築き上げた4人の化学者の軌跡をたどります。(4人とは,桜井錠二,池田菊苗,鈴木梅太郎,真島利行のこと)

情報源:http://www.kahaku.go.jp/event/2011/09chemistry/index.html

鈴木梅太郎博士ビタミンB1発見100周年祝典・記念シンポジウム

日時:2011年11月25日(金)13:00~18:00
会場:東京大学 安田講堂
主催:日本農芸化学会
共催:東京大学農学部・東京農業大学・理化学研究所・日本化学会・日本薬学会・日本ビタミン学会・静岡県牧之原市

一般公開・入場無料 ※事前申込は不要です。(収容数 約1,100席)

プログラム:

開会の辞/本会会長・東京大学大学院教授 太田 明徳

挨拶/東京大学総長 濱田 純一、東京大学農学部 長澤 寛道

祝辞

 東京農業大学学長・理事長 大澤 貫寿
 静岡県牧之原市長 西原 茂樹
 日本化学会会長 岩澤 康裕
 日本薬学会会頭 西島 正弘
 日本ビタミン学会会長 福澤 健治
 理化学研究所理事長・ノーベル化学賞受賞者 野依 良治

記念シンポジウム「農芸化学の伝統と先端生命科学の進展」

1. はじめに—栄養科学から食品機能論・味覚分子論への推移を辿って/本会監事・東大名誉教授 阿部 啓子

2. 新時代の脂溶性ビタミン研究/東京大学大学院教授 加藤 茂明

3. 健康をまもるABCタンパク質—ビタミンとトランスポーター/京都大学大学院教授 植田 和光

4. 鈴木梅太郎研究室を引き継いで、広がる生物化学—匂い・フェロモンの生命科学—/本会理事・東京大学大学院教授 東原 和成

5. 理研時代の鈴木梅太郎博士/理化学研究所和光研究所長 小川 智也

6. 微生物が支えるビタミン類の工業生産/本会前会長・京都学園大学教授・東レ(株)専任理事 清水 昌

閉会の辞/本会副会長・協和発酵キリン(株)代表取締役社長 松田 譲

情報源:http://www.jsbba.or.jp/news/umesan_vitaminb1_100thanniv.html