会合・イベント

第20回化学史研修講演会(2023)

8/19(土)化学史研修講演会をオンラインで開催します。今回は,三輪紫都香先生と田中陵二先生にご講演いただきます。 続きを読む »

オンライン研究会を始めます

今後の予定
 現在のところ,以下のような予定があります。リンクをクリックすると,詳細情報と参加申込フォームボタンが現れます。


今年度から,化学史学会では,Zoomを利用したオンライン研究会を始めます。この企画については,7月に開催された総会で事業計画の一つとして提案され,了承を得ました。その概要を紹介します。(化学史学会オンライン研究会担当理事:田中浩朗)

目的と目標:学会活動の活性化のため,Zoomを用いたオンライン研究会を開催します。具体的には,①会員間のつながりを広げ,深める,②会員の研究活動を支援する,③化学史研究者の後継者を育成する,といったことを目指します。

開催の背景:学会活動のコアとなる化学史研究者が先細りすることが懸念されるため,化学史研究者を増やす必要があります。しかし,現在,化学史に関心のある人が,化学史の研究を行ってみようと思ったときに気軽に参加でき,研究の仕方を学び,自らの研究の支援を受けられるような場は多くありません。そこで,時間と空間の制約がなく,気軽に参加できるオンライン形式の研究会を開催することにしました。

研究会の内容:オンライン研究会で行うこととしては,読書会,研究の各段階(構想段階,中間,原稿執筆時など)での発表会・相談会,基本的な研究ツールの紹介,自分が行った研究の解説(この論文はどうやって書いたか),キャリアを語る会・聞く会(各研究者がどのようなキャリアを歩んできたか),科学史の教え方(若手が教職につく時の準備),など様々なものが考えられます。特定の分野やテーマの研究会でも結構です。

開催形態:1回の研究会の開催時間や開催頻度は,研究会ごとに決めます。インフォーマルな雰囲気の会合にして,気軽に参加できるようにします。

運営方法運営委員(研究会企画者)が,自分のやりたい研究会を立ち上げ,興味のある人が自由に集まる形で開催します。運営委員は,初めは理事が務めますが,軌道に乗れば会員からも募集します。オンライン研究会全体の運営・管理は,学会の担当理事が行います。

参加方法:学会ウェブサイトに開催案内を掲載し,そこに参加申込フォームを設置しますので,そこから申し込みます。後日,参加のためのZoom URLがメールで通知されますので,当日Zoomで参加します。


すでに活動している研究会(かっこ内は運営委員=研究会企画者):

  1. 化学切手と化学史(新井和孝理事)
    「化学切手と化学史」では、化学(科学)切手などを介し歴史に係わるテーマで皆で話をします。主な話題提供者は決めて開催します。化学史学会会員の幅広い参加で視野が広まるとよいと考えています。
  2. 科学史授業交流会(田中浩朗理事)
    科学史(技術史やその他の関連分野を含む)の授業について,経験や情報を共有するとともに,科学史の授業について自由に語り合います。教員でない方も気軽にご参加ください。
  3. 研究発表会(土曜ゼミ)(大野誠会員)
    発表者が自分の研究に関わる報告を行い,参加者と討論します。報告内容は,学会発表などの前に行う予行発表,研究文献や史料の紹介など。
  4. Ambix読書会(大野誠会員)
    Ambixは欧米圏の代表的な化学史(+錬金術史)研究の定期刊行誌(年4冊刊行)。これに掲載された論文を読むことで,個々のテーマについて最新の成果や化学史研究の国際的な動向を理解できます。最近10年間くらいの論文を取り上げます。論文のPDFは大野が用意します。当番は2頁くらいについて,事前に予習してきますが,厳密な翻訳文まではつくらず,概要を理解できる程度に訳すだけ。
  5. 研究相談会(大野誠会員)
    研究上の問題について,相談者と回答者がZoomで話し合います。研究上の問題とは,例えば,
     A) 化学史上の◇◇という概念や事象について,どのように考えたらよいのか。
     B) ○○についてどのような研究文献,あるいは史料を見たらよいのか
     C) △△について,どの研究者に尋ねたらよいのか
     D) ××について,今後研究をどのように進めたらよいのかわからないので,助言してほしい などなど

2023年度化学史学会年会

日 時 2023年7月8日(土)、9日(日)
会 場  一橋大学一橋講堂
https://www.hit-u.ac.jp/hall/ 
    〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター2階
     地下鉄神保町駅から徒歩4分、地下鉄竹橋駅から徒歩4分 →行き方(周辺地図) 続きを読む »

第19回化学史研修講演会(2022)

8/20(土)化学史研修講演会をオンラインで開催します。今回は,中辻慎一先生と渡部智博先生にご講演いただきます。 続きを読む »

第15回環境教育講演会(2022.8)

河野俊哉理事から下記情報が寄せられましたので,会員のみなさまにお知らせいたします。(事務局) 続きを読む »

2022年度化学史学会年会

日 時 2022年7月2日(土)、3日(日)
形 式 Zoomによるオンライン開催
    (年会準備委員会委員長:大野誠会長、年会準備委員:和田正法理事) 続きを読む »

第15回化学遺産市民公開講座(2022)

今年の第13回化学遺産認定に関連して,第15回化学遺産市民公開講座がオンラインで開催されます。

今回認定された化学遺産3件について,詳しくはリーフレット(pdf)をご参照ください。 続きを読む »

環太平洋国際化学会議2021 (Pacifichem 2021) のお知らせ

2021年12月16日〜21日の6日間,「環太平洋国際化学会議2021 (Pacifichem 2021)」が完全オンラインで開催されます。

この国際会議は当初,2020年12月15日〜20日にハワイ・ホノルルで開催予定でしたが,新型コロナウイルス感染拡大の影響により1年延期され,さらに完全オンラインで開催されることになりました。詳しくは,こちらへ。

日本を含む環太平洋7か国の化学会が主催し,5年ごとに開催され,次回(第8回)は日本化学会がHost Societyです。なお,化学史学会は前回に引き続きOfficial Participating Organizationです。

この国際会議は,化学一般を対象としたものですが,化学の歴史も含まれます。古川安前会長がオーガナイザーの一人となっている「Hands across the Pacific: History of Collaborations and Exchange Programs between Countries of the Pacific Rim (Organizers: Rasmussen, Seth C; Furukawa, Yasu; Rae, Ian D; Patterson, Gary)」というシンポジウムも計画されています。

10/30追加:

Pacifichem2021における化学史のセッションのプログラムが発表されました。→プログラムはこちら
 日時:日本時間 12月21日(火)午前3時〜正午
 発表:virtual (online)
 本会の河野洋人会員, Victoria Lee会員、古川安会員が発表します。

Pacifichem 2021公式サイト

日本化学会のPacifichem 2021サイト

参考:前回のPacifichem 2015 (PDF Program Book)では,「Historical Evolution of the Chemical Community in the Countries of the Pacific Rim」というシンポジウムが開催され,古川安・菊池好行・故梶雅範の各会員が発表しました。

第18回化学史研修講演会(2021)

8/21(土)化学史研修講演会をオンラインで開催します。今回は,吉本秀之先生と後藤達乎先生にご講演いただきます。 続きを読む »

2021年度化学史学会年会

日 時 2021年7月3日(土)、4日(日)
会 場 オンライン開催
    年会準備委員会委員長 菊池好行理事

★2021年度年会は,当初愛知県立大学で行う予定でしたが,2021年3月20日開催の理事会で全プログラムをオンライン(Zoom)で行うことが決定されました。 続きを読む »