会合・イベント

化学史学会2020年度年会の変更について

理事会メール審議の結果報告

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて,2020年度年会の開催について,2020年5月1日から5月5日まで,理事会のメール審議が行われました。その結果,以下の点が大筋で合意に達しました。(事務局,5/8掲載) 続きを読む »

2020年度化学史学会年会(当初の予定)

2020年度の化学史学会年会は,当初,広島大学東広島キャンパスで開催する予定でしたが,新型コロナウイルス感染拡大のため,オンライン開催に変更されました。記録のため,以下に当初の予定を掲載します。

日 時 2020年7月4日(土)、5日(日)
会 場 広島大学 東広島キャンパス 教育学部K棟K108
    〒739-8524 広島県東広島市鏡山1-1-1
年会準備委員会委員長 三時眞貴子会員

プログラム

7月4日(土)

8:30 受付開始

8:55 開会の辞:会長挨拶

9:00-12:00  一般講演 座長:菊池好行(愛知県立大学)

 ヴィクトリア・リー(オハイオ大学)「アフラトキシンと麹菌の分類学史」
 石田純郎(岡山大学)「ビルマ・バガン朝(850-1284)期の錬金術師 シン・イッサゴーナについて −ウェイザー(超能力者)信仰の一神」
 東 徹「宇田川榕菴における化学へのアプローチと温泉の泉質分析」

             座長: 内田正夫(立教大学)

 原宏(東京農工大名誉教授)「日本の「酸性雨対策調査」」
 滝口泰之(千葉工業大学)・山口達明(千葉工業大学)「戦前の我が国おける核酸化学研究」
 山口真   「F.ラゼッティとラマン分光」

12:00~13:00 評議員会

13:00-14:00  特別講演   座長:大野誠(立正大学)

 若尾祐司(名古屋大学名誉教授)「ロベルト・ユンクの日本とヒロシマ—1940~1993年」

14:15-16:45  シンポジウム「やっかいな随伴者:世界史における放射線、放射性物質の扱われ方」

         座長:和田正法(三重大学)     

 北村陽子(名古屋大学)「世界大戦期ドイツにおける戦場医学とX線」
 市川 浩(広島大学)  「1950年代ソ連における放射線影響研究」
 小島智恵子(日本大学)「フランスにおける放射性廃棄物再処理の歴史」
 和田喜彦 (同志社大学) 「アメリカのウラン鉱山・製錬所とナバホ先住民居留地」

17:00-18:00  総会

18:10-20:00  懇親会

7月5日(日)

8:30  受付開始

9:00-10:00  一般講演  座長:田中浩朗(東京電機大学)

 松本邦男(神奈川工科大学名誉教授)「国産ペニシリン開発史−重要科学技術史資料への登録」
 武山高之(元・東レ) 「産学共同医療用具開発事例(1)高機能透析膜」

10:00-12:00   シンポジウム「化学企業における経営と研究」

                    座長:堤 憲太郎(科学史技術史研究所)

 大野誠(立正大学)「趣旨説明」
 楠正夫(トクヤマ) 「企業経営と研究開発」
 鎌倉夏来(東京大学)「日系化学企業における研究開発機能の空間的分業に関する経済地理学的考察」
 平野恭平(神戸大学)「化学産業・化学企業をめぐる経営史研究の現状と展望」

13:00-14:00 一般講演  座長: 新井和孝

 中辻慎一(兵庫県立大学名誉教授)「エドモン・ベクレルとガストン・プランテの研究と生涯について」
 山口まり(日本大学)「それははたして原子像なのかーミュラー型放射顕微鏡によるバリウムの観察」

14:00-16:30    シンポジウム「科学史における図像」

                座長:古川 安(総合研究大学院大学)

 吉本秀之(東京外国語大学)「化学文献における図像:中世からラヴォワジェまで」
 河野俊哉(東京大学)   「『舎密開宗』周辺の図像とラヴォワジエ前後の西欧化学史」
 田中祐理子(京都大学)  「原子の可視化・再考:理論負荷性から直観の復権へ?」
 橋本毅彦(東京大学)   「L.ポーリングとW.L.ブラッグの分子構造研究と視覚表現技法」

16:30  閉会の辞:副会長挨拶 

一般講演申込締切 2020年2月15日(土) ※締め切りました。
 講演希望者は、化学史学会公式サイト(本サイト)の一般講演申込フォーム(https://kagakushi.org/application-form)から申し込んで下さい。(旧来の方式がよい方は,葉書に,講演題目,氏名,所属,連絡先(郵便番号,住所,電話番号,E-mail Address)を記して,上記の年会準備委員会までお送り下さい。メールでの申込も可とします。なお,年会準備委員会のメールアドレスは会誌46巻4号に掲載しています。)

講演要旨締切   2020年3月14日(土)
 講演要旨は,会誌『化学史研究』で刷り上がり1頁に収まるよう,講演題目,講演者名,図・表,本文あわせて2000字以内(本文のみでは1900字以内)で書き,化学史学会公式サイトの投稿フォーム(https://kagakushi.org/journal-submission-form)から投稿して下さい。なお,会誌46巻4号では,講演要旨は「下記住所にお送り下さい」と書かれていますが,できるだけウェブでの投稿をお願いします。(旧来の方法,すなわち,編集委員会宛,CD-ROM等でデジタルデータを付して,印刷物を編集委員会宛に郵送する場合も受け付けますが,できるだけ投稿フォームからお願いします。)
(*上記の分量を超える場合には書き直しをお願いすることもありますのでご注意ください。)
 講演要旨の到着をもって講演申込手続きの完了とします。なお,要旨に関しては過去の『化学史研究』を参照し,講演内容を具体的に記すとともに文献も記載して下さい。

*講演日時に関する希望は原則として受け付けられませんが,やむを得ない事情がある場合は,考慮する場合がありますので,一般講演申込時にその旨をお知らせ下さい。

*なお、学生会員が発表される場合には、学会から総額10万円の範囲内で、交通費の実費もしくはその一部が支給されますので、申込の際にあわせてお申し出ください。

第14回化学遺産市民公開講座 中止のお知らせ

本学会も共同主催者となっている第14回化学遺産市民公開講座は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため日本化学会第100春季年会が中止になったことに伴い,中止となりました。参考のため,開催案内を掲載します。(事務局) 続きを読む »

第16回化学史研修講演会(2019)

8/24(土)東京・本郷の東京外国語大学本郷サテライトにて,化学史研修講演会を開催します。今回は,小澤健志先生と隠岐さや香先生にご講演いただきます。 続きを読む »

年会 一般講演発表者への連絡事項

化学史学会年会 一般講演発表者のみなさまへ

 年会準備委員会より,一般講演の発表に関する情報をお伝え致します。

1.使用機材について

 パワーポイントを利用する場合は,ファイルをUSBメモリに入れて持参し,セッションが始まる前に,こちらで用意したパソコンにファイルをコピーし,あらかじめテストしてください。

 あるいは,ご自分のノートパソコンを持参し,発表開始時に会場のプロジェクタに接続してください。なお,接続はVGAケーブルのみ対応します(HDMIケーブルは不可)。

 レーザーポインターは学会が用意します。

2.配付資料について

 配付資料がある場合は,一般講演の参加者は多くて50名程度ですので,50部用意いただければ足りると思われます。

3.発表時間について

 一般講演の一人の持ち時間は,質疑応答を含めて30分です。ベルは,
  終了15分前に 1鈴
  終了10分前に 2鈴
  終了時刻に   3鈴
を鳴らします。発表は終了10分前くらいで終わるようにしてください。

化学史学会 2019年度 通常総会議題

2019年度通常総会の議題を掲載します。(事務局) 続きを読む »

2019年度年会2日目(日曜日)の会場(立正大学構内)への入り方

第2日目の日曜日は、正門や会場の9号館の入り口が閉鎖されてしまいますので、正門右脇のスロープから構内に入ることになります。その入り口付近の様子と進路を示したのが2枚の画像です。スロープの途中で左に曲がりますが、それ以後は案内表示に従っていけば会場につきます。

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2019年度化学史研究発表会(年会)

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2019年度の化学史研究発表会(年会)は,2019年6月29日(土)30日(日),立正大学品川キャンパスで開催します。本年会は,国際周期表年2019の記念イベントです。 続きを読む »

第13回化学遺産市民公開講座(2019)

第13回化学遺産市民公開講座(2019)

化学遺産市民公開講座が3/17(日)に甲南大学岡本キャンパスで開催されます。化学史学会も主催団体です。(事務局) 続きを読む »

シンポジウム「周期表が拓く科学と技術 国際周期表年を迎えて」(2019)

新井理事より寄せられた2/23の国際周期表年記念シンポジウムの情報をお知らせします(事務局)。 続きを読む »