『化学史事典』の刊行計画について
会 告
『化学史事典』の刊行計画について(お願いとともに)
本学会は2013年末に創立40周年を迎えます。これまで、理事会を中心にそのための記念事業の企画を検討してきましたが、この4月株式会社化学同人からこの記念事業の一つとして『化学史事典』を刊行したいとの提案をいただきました。これを受けて、理事会と総会において協議の結果、学会としてこの提案を受諾することを正式に決定いたしましたので、会員の皆様にご報告申し上げます。 続きを読む »
会 告
『化学史事典』の刊行計画について(お願いとともに)
本学会は2013年末に創立40周年を迎えます。これまで、理事会を中心にそのための記念事業の企画を検討してきましたが、この4月株式会社化学同人からこの記念事業の一つとして『化学史事典』を刊行したいとの提案をいただきました。これを受けて、理事会と総会において協議の結果、学会としてこの提案を受諾することを正式に決定いたしましたので、会員の皆様にご報告申し上げます。 続きを読む »
2011世界化学年記念 第5回『化学遺産市民公開講座』─化学遺産認定と化学史映像─
日時:2011年10月27日(木)10:30-16:45
場所:学術総合センター
2階会議室 (東京都千代田区神田一ツ橋2-1-2) 続きを読む »
会誌『化学史研究』第38巻第3号(通巻第136号)が発行されました(2011.9.15発行)。
目次
[シリーズ 日本の化学者]伊藤良一「旧制高校最後の生徒から見た創造的化学教育者 山岡望」第38巻(2011): 115-124 [表紙絵解説]金城徳幸「キュリー夫妻の描かれたフランス紙幣」 第38巻(2011): 125 [総説]金城徳幸「科学者の写真を用いた科学教育に関する一考察」第38巻(2011): 126-142 [総説]大野 誠「ニュートン錬金術手稿の研究現状」第38巻(2011): 143-153 [広場]渡邊慶昭「化学啓蒙書の系譜:19世紀フランスの啓蒙書」第38巻(2011): 154-157 [広場]河野俊哉・渡部智博「第7回化学史研修会報告」第38巻(2011): 158-160 [紹介]金城徳幸「石原あえか『科学する詩人ゲーテ』」第38巻(2011): 161-162 [紹介]田中浩朗「藤井浩樹『ドイツ化学教授学の成立に関する研究』」第38巻(2011): 163 [資料]「博士号リスト(国内) 博士号リスト(海外)」第38巻(2011): 164-166 [資料]「博士論文概要(隠岐さや香、河野俊哉)」第38巻(2011): 167-172期 間 2011年9月23日(金・祝)~12月11日(日)
会 場 国立科学博物館(東京・上野) 日本館1階企画展示室
休館日 毎週月曜日および10月11日(火)
※ただし、10月10日(月・祝)は開館
開館時間 午前9時~午後5時
※入館は閉館時刻の30分前まで
※今後の諸情勢により、開館日時等について変更する場合がありますので、ホームページ等でご確認ください。
入館料 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生:600円(団体300円)
高校生以下および65歳以上無料
※団体は20名以上
主 催 国立科学博物館
後 援 日本化学会
資料協力 味の素株式会社、石川県立歴史博物館、大阪大学総合学術博物館、武田科学振興財団杏雨書屋、東北大学史料館、日本化学会、日本学士院、日本学術振興会、理化学研究所(五十音順)
お問合せ ハローダイヤル 03-5777-8600
展示概要
日本のノーベル化学賞受賞者は、1981年に福井謙一博士が初めて受賞してから昨2010年の鈴木章・根岸英一両博士まで7名に上ります。しかも2000年以降の受賞者が6名で、日本の化学研究および化学工業は、今では世界トップクラスと言えます。幕末のころに西洋の化学を取り入れ始め、明治30~40年には世界一流の化学研究がされるようになっています。日本の化学研究の本格的な開花は第2次世界大戦後になりますが、このように急速に進歩した背景には、先人たちのたゆまぬ努力がありました。本企画展では、明治から昭和初期にかけて日本の近代化学、さらに日本の学術研究体制を築き上げた4人の化学者の軌跡をたどります。(4人とは,桜井錠二,池田菊苗,鈴木梅太郎,真島利行のこと)
情報源:http://www.kahaku.go.jp/event/2011/09chemistry/index.html
日時:2011年11月25日(金)13:00~18:00
会場:東京大学 安田講堂
主催:日本農芸化学会
共催:東京大学農学部・東京農業大学・理化学研究所・日本化学会・日本薬学会・日本ビタミン学会・静岡県牧之原市
一般公開・入場無料 ※事前申込は不要です。(収容数 約1,100席)
プログラム:
開会の辞/本会会長・東京大学大学院教授 太田 明徳
挨拶/東京大学総長 濱田 純一、東京大学農学部 長澤 寛道
祝辞
東京農業大学学長・理事長 大澤 貫寿
静岡県牧之原市長 西原 茂樹
日本化学会会長 岩澤 康裕
日本薬学会会頭 西島 正弘
日本ビタミン学会会長 福澤 健治
理化学研究所理事長・ノーベル化学賞受賞者 野依 良治
記念シンポジウム「農芸化学の伝統と先端生命科学の進展」
1. はじめに—栄養科学から食品機能論・味覚分子論への推移を辿って/本会監事・東大名誉教授 阿部 啓子
2. 新時代の脂溶性ビタミン研究/東京大学大学院教授 加藤 茂明
3. 健康をまもるABCタンパク質—ビタミンとトランスポーター/京都大学大学院教授 植田 和光
4. 鈴木梅太郎研究室を引き継いで、広がる生物化学—匂い・フェロモンの生命科学—/本会理事・東京大学大学院教授 東原 和成
5. 理研時代の鈴木梅太郎博士/理化学研究所和光研究所長 小川 智也
6. 微生物が支えるビタミン類の工業生産/本会前会長・京都学園大学教授・東レ(株)専任理事 清水 昌
閉会の辞/本会副会長・協和発酵キリン(株)代表取締役社長 松田 譲
情報源:http://www.jsbba.or.jp/news/umesan_vitaminb1_100thanniv.html
日時 2011年8月20日(土)13:00 〜 17:00
場所 CIC(キャンパス・イノベーションセンター東京)多目的室2
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
最寄駅: JR山手線・京浜東北線 田町駅(徒歩1分)、都営三田線・浅草線三田駅(徒歩5分)
後援 公益社団法人日本化学会,日本基礎化学教育学会,日本理化学協会,東京都理化教育研究会
続きを読む »
日 時 2011年7月2日(土)・3日(日)
会 場 弘前大学 教育学部
( 〒036-8560 青森県弘前市文京町1 年会準備委員:東徹会員)
交 通 JR弘前駅から 徒歩約20分 バス約10分 タクシー約10分 続きを読む »
会誌『化学史研究』第38巻第2号(通巻第135号)が発行されました(2011.6.15発行)。
目次
[シリーズ 明治・大正・昭和の化学]亀山哲也「日本の化学工業と試験研究機関の役割」第38巻(2011): 55-65 [シリーズ 明治・大正・昭和の化学]植村榮・田巻博「日本化学会の歴史」第38巻(2011): 66-73 [表紙絵解説]金城徳幸「Arthur Rudolf Hantzsch (1857-1935)」 第38巻(2011): 73 [研究ノート]北原文雄「セルミの擬似溶液とその時代」第38巻(2011): 74-84 [紹介]東徹「『緒方洪庵全集 第1巻 扶氏経験遺訓 上』『緒方洪庵全集 第2巻 扶氏経験遺訓 下』」第38巻(2011): 85-86 [紹介]東慎一郎「金森修編著『科学思想史』」第38巻(2011): 86-88 [紹介]内田正夫「加藤僖重『シーボルトが蒐集したシダ標本』 」第38巻(2011): 87 [年会特集] 「2011年度化学史研究発表会(年会)詳細目次」第38巻(2011): 89 [年会特集:特別講演] 松木明知「空白の27時間-歩兵第五連隊八甲田雪中行軍遭難事件の謎- 」第38巻(2011): 90-91 [年会特集:特別講演] 吉原賢二「 原子核分裂の夜明けから-木村健二郎の足跡- 」第38巻(2011): 92-93 [年会特集:シンポジウム] 吉田忠「蘭学とLavoisier 化学」第38巻(2011): 94-95 [年会特集:シンポジウム]米田該典「緒方洪庵と門下生に見る舎密と究理」第38巻(2011): 96-97 [年会特集:シンポジウム] 石田純郎「19世紀の来日オランダ医自身が医学校で受けた化学教育について―シーボルトからハラタマまで―」第38巻(2011): 98-99 [年会特集:シンポジウム]八耳俊文「川本幸民とオランダ化学書」第38巻(2011): 100-101 [年会特集:シンポジウム] 東徹「宇田川榕菴の自筆稿本」第38巻(2011): 101-102 [年会特集:一般講演] 大野誠「ニュートン『光学』の成立について」第38巻(2011): 104 [年会特集:一般講演] 宮崎和英「元寇の化学技術史的一考察」第38巻(2011): 105-6 [年会特集:一般講演] 武山高之「ドイツ化学史の旅(2)―リービッヒ一門の発展と文部科学政策―」第38巻(2011): 107 [年会特集:一般講演] 北原文雄「グレアムとWo.オストワルトの狭間:19世紀末のコロイド研究」第38巻(2011): 108 [年会特集:一般講演] 内田正夫「三崎嘯講述『新式近世化学』(明治6年)について」第38巻(2011): 109 [年会特集:一般講演] 和田正法 「工部大学校における化学科の位置付け:実地教育の分析から」第38巻(2011): 110 [年会特集:一般講演] 原宏「外国人が見た日本の酸性雨の科学と政策:“Acid Rain Science and Policy in Japan”を読む」第38巻(2011): 111 [年会特集:一般講演] 伊藤良一「旧制六高科学会とそのOB会の会誌『六稜科学』の96年」第38巻(2011): 112 [年会特集:一般講演] 金城徳幸「紙幣に登場した科学者たち」第38巻(2011): 113高峰譲吉の伝記映画「さくら、さくら」の第二弾「TAKAMINE~アメリカに桜を咲かせた男~」が全国で上映中です。また,「さくら、さくら」も上映されています。
映画「TAKAMINE」
http://j-takamine.com/ および
映画「さくら、さくら」
http://sakurasakura.jp/
で、上映館の最新情報がわかります。
・最新情報
6月10日で有楽町スバル座の公開が終了、
6月11日から銀座シネパトスで引続き「TAKAMINE」上映。
6月11日(土)主題歌の白井貴子さん、市川監督の舞台挨拶あり。
(11:00~の回終了後)
参考記事1:映画「さくら,さくら」今春東京等で上映
参考記事2:高峰譲吉を主人公とする映画「さくら、さくら」が間もなく公開
ローマ神話の「ヤヌス」は2つの顔を持っていたと言う。片や過去を見つめ、片や未来を見つめた顔だったのであろう。科学史を語ることは過去の科学や技術の発展を見つめることによって、今後の科学や技術の発展の行く末を見通すことになるのではないでしょうか。そのような想いで、談論風発のサイエンス・カフェを企画いたしました。多くの方々にご参加頂き、自由に話し合っていただきたいと願っています。
場所:東京工業大学、南8号館、623号室
主催:東京工業大学 国際高分子基礎研究センター 続きを読む »